オズワルド魔法学院には名物令嬢が存在している。
妖精学の権威であるテルフォード教授のひとり娘アルマだ。
頭脳明晰で魔法の知識も豊富な彼女の元には、たびたび厄介な相談事が持ち込まれる。
「私、もっと研究をしていたいのだけれど……」
もて過
ぎて人間関係を壊しがちな少年。
行方不明になった姉を探している少女。
禁術にハマってしまった友達を止めたい後輩……。
仲間と一緒にそれらの事件の調査をしていくうちに、自然とアルマは、自分自身と向き合うこととなる。
調査からはじまる、恋と呪いと祝福の話。
サイト、カクヨムにて先行公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-26 07:00:00
140682文字
会話率:49%
エヴァンスは孤児。王立冒険者学園の「孤児枠」でいじられる、悲惨な境遇だ。今日は一生に一度、自分だけのダンジョンガチャを引く日。金持ち貴族連中が金にあかせてリセマラしSRやSSRダンジョンを引きまくる一方、無一文のエヴァンスは生涯ただ一度のチ
ャンスに「N-」を引いてしまい、ノーマル以下と馬鹿にされる。
だが、どハズレのはずの「エヌマイナス」ダンジョンは、美少女モンスターしかいない謎の世界だった。友達になった美少女スライム「リアン」と共に、エヴァンスはダンジョン探索を始めるが、それが王国全土を揺るがす史上最高超速成り上がりの始まりとは、本人すらまだ知るよしもなかった……。
第一話から「ざまぁ」展開! すっきりノンストレス異世界冒険です。
――これは、孤児の身に落ちながらも人生を諦めず心のままに生きる男が、ダンジョンと現実世界で報われていく物語――
●登場人物(第一部:登場順)
エヴァンス:主人公。孤児。王立冒険者学園コーンウォールの底辺Zクラス所属。大事なダンジョンガチャで「エヌマイナス」を引き周囲に馬鹿にされまくるが、自分だけのダンジョンで次々奇跡を起こし、周囲を見返していく。
リアン:スライムだが、美少女の見た目をしている。髪も瞳も青い。エヴァンスになつき、冒険について回る。謎のウルトラレアアイテムをエヴァンスに与える。
バステト:ケットシーだが、ネコミミ少女にしか見えない。ダンジョンには存在しない「男」の匂いに惹かれ、エヴァンスと行動を共にする。
アンリエッタ:貴族令嬢。学園トップクラス「SSS」所属。とある願いを胸に、エヴァンスに近づいてくる。
カイラ先生:学園養護教諭。エヴァンスを気に掛け、なにくれとなく面倒を見てくれる。
イドじいさん:学園用務員。年齢不詳のじいさん。エヴァンスに色々なことを教えてくれる。
グリフィス学園長:ハーフエルフ。大戦の英雄。なにか秘密を知っているらしい。
近衛兵パーシヴァル:国王側近。エヴァンスの力をいち早く認め、対等の友として扱う。
タラニス国王:若くして王位を継ぎ、王国を切り盛りしてきた苦労人。歴史的経緯から、アンリエッタの実家に、微妙に屈折した思いを抱いている。
マリーリ王女:13歳の才女。タラニス国王のひとり娘。自分の立場を知り、政務を卒なくこなすが、心の底になにか熱い願いを隠しているようだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 16:32:38
226839文字
会話率:62%
高木美苗と吉原紗季は女流作家としてデビューし今年で10周年。だがかつての勢いはなく32歳でバツイチ子持ちという属性が響き、街コンで30連敗を喫した。2人はたまたま入った魔法戦士の試着会で久々に女に戻った。美苗たちはまだリアルで知名度のない新
興国のミナセ公国に惹かれていく。美苗のひとり娘の玲子。紗季のひとり娘の理恵も萃香女学院中等部で晩秋を持て余していた。ミナセ公国は聖天使プロジェクトを発足させ、美苗たちを異世界へ参戦させようと画策する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 22:30:17
4000文字
会話率:0%
柏木花苗と宮内沙恵は悪魔の残暑に疲弊していた。ひとり娘の深紅と那美も文化祭のないこの時期を持て余し気味。2組の美人母娘は謎の新国家ナミキリ公国を知る。異世界のエージェントはみんなムッチョンと呼ばれる名古屋の夏のせいで壊滅。営業中の国がひとつ
しかない。花苗たちはまずエージェントから始め、それから折を見て異世界への参戦を目論む。ナミキリ公国も快諾し、両者の思惑が一致。4人は同国のマルス改革に期待を寄せた。「お姉ちゃんみたいな人に訓練されたら弱くなるかも」悪くない流れ。前代未聞のマルス改革はうまくいくか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 17:26:30
100000文字
会話率:0%
新沼奈月と森田楓は名古屋市在住のエージェント。ひとり娘の柚子とみやびもエージェントの道を選んだ。2組の美人母娘は魔法戦士として異世界へ参戦するよう誘われてきたが、男社会の抜けきらない国とは関わりたくなかった。それ以前にこの日本が誰よりもイヤ
すぎたのだ。でもカルーン公国は違った。数少ないマルス制度を採用し、いち早く彼らの女装化を推進していく。トップが女性なのも極めて異色。奈月と柚子は[シオン]。楓とみやびは[ニンフォ]というコンビ名を与えられた。奈月たちは満を持して異世界へ参戦し、マルスと呼ばれる少年兵士と対戦した。2組の美人母娘は彼らの手で女として磨き抜かれ、奈月たちは戸惑いながらも成長していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-21 22:27:30
100007文字
会話率:0%
ヴァンゾルクというかもう蛮族――
ヴァンゾルク、それは武名を誇る辺境伯家だ。
魔物の猛攻から国を守る盾と尊敬されている。
ルーカスは、婿探しにやってきたヴァンゾルク家のひとり娘クリスティナを遠くから眺める。
彼女の婿に選ばれた者は大変だ
、きっと剣を持ち魔物と戦うことを求められる。
武力の武の字もない自分には関係ないことだが――
そう思っていたのに、「結婚してください!」と自分に向かって可憐に微笑むクリスティナにルーカスは戦慄する。
なぜか起こる決闘騒ぎ。
明らかとなってゆくクリスティナの猛者猛者の猛者っぷり。
ルーカスは心の底から叫ぶ。
「なんでだよ!!!!!」と。
全四話、完結まで毎朝七時更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 07:00:00
16194文字
会話率:46%
うだつの上がらない中間管理職の俺こと|佐伯 翔太郎《サエキ ショウタロウ》は、ブラックな職場と妻の|佐伯 瑞穂《サエキ ミズホ》との関係性に悩んでいた。
そんな翔太郎の唯一の希望はひとり娘の|依知佳《イチカ》だけ。
依知佳のおかげで何とかメ
ンタルを保てていた翔太郎だが、ある日突然、妻の瑞穂から浮気の告白と離婚を言い渡される。
失意の中、翔太郎は追い打ちをかけるように何者かによってマンションから落とされてされて・・・
気付けば20年前の世界。高校生の時代にタイムリープしていた。
記憶がまばらな状態となった翔太郎。心が身体に引っ張られいくことにも気づかず、日々奔走迷走する。
高校の同級生である瑞穂と1からやり直せるのか、少しずつ戻っていく未来の記憶で、今度こそ全部取り戻せるのか・・・
ヘタレ主人公が綴るやり直しの物語のはじまりです。
***************
主人公は無双しません。。。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-24 07:00:00
246427文字
会話率:43%
帝国東部貴族のティリーは、東の地で『赤狼騎士団』を率いるフェッツナー男爵家のひとり娘である。
男爵家は東部に現れる魔物を狩り、賊を排除することを東の辺境伯により任せられていた。
将来、父の跡を継ぎ、赤狼騎士団を率いることになるティリー。
彼女は貴族の義務により十六歳になる年の春、帝都の帝国学園の騎士科に悪友たちを引き連れて入学した。
騎士科の男女比率は9:1。なかなか過ごしにくい環境である。絡まれることも、東の辺境伯(主君筋)の孫に邪険にされることも、母方の伯母(ほぼ他人)の政争に巻き込まれそうになることもあるけれど、ティリーは意に介さない。
チカラ・イズ・パワー。
ティリー=フェッツナーは脳筋であった。
かわいい女の子のお友達を作り、美味しい料理に舌鼓を打ち、問題は暴力で解決。悪友たち(内1名後方彼氏面幼馴染み)と過ごす、でんじゃらすな学園生活の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 12:00:00
199498文字
会話率:49%
明治中期。
いまだ幕末の昏さを残す、帝都郊外。
瑞香は町外れの、小さな貸本屋のひとり娘。
生まれつき身体が弱い彼女は、店番をしながら少しずつ物語を綴り続けてきた。
あるとき、憧れの作家に送った原稿が文芸同人誌に掲載されることになった。
あ
あ、冬には、あの文士さまと、同じところに……。
だが、彼女は知っていた。
身体は秋までもたないと、医者が言っていることを。
生きたい。生きていたい。
はじめて心から願う彼女に、父親はある決断をした。
瓦斯灯がほのかに照らす明治の夜を。
巨大な月が運命を削りだす、激動の時代を。
そのあやかしは、生まれ出でて、跳んだ。
ねえ、あたしの喉を噛み切っておくれよ。
あんたの肝を喰ろうてやるからさぁ。
*完結済、最終話投稿済です。
*毎日正午に更新。
*最終回は2024/7/2となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 12:00:00
103123文字
会話率:39%
わたしと妻とひとり娘の3人のかたちを螺旋階段を巡るように編み込みました。わたしだけが彷徨い、四世代に渡る織柄の中のメッセージをお受け取りください。
最終更新:2024-04-06 05:44:39
4029文字
会話率:5%
母と娘、幼い兄弟それぞれが抱える球体に宿るものは。
✳︎✳︎
《球体に宿る鬼》
親に置いてきぼりにされた幼い兄弟との出会いによって生まれた、私の中の鬼。その鬼の存在に気づかず、私はひとり娘を育ててしまった。
《球体に宿るheaven》
児童
養護施設で育った俺ら兄弟は『オレンジナッツ』というお笑い芸人となり、ある思い出を胸に、今を精一杯生きる。
《球体に宿る、愛》
束縛する母から逃れるため、家を飛び出した私。母を傷つけてまで得た自由。そこで母が幼い頃に寄り添った、兄弟の行く末を知る。
✳︎✳︎
お読みいただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-18 15:36:53
9887文字
会話率:37%
ひとり娘ミミの誕生日パーティーは、可愛くてキラキラで完璧でなくてはいけない。それは幼いころに一度だけ行った自分の誕生日会の思い出が、その後トラウマになるほど、悲しく辛いものだったからなのかもしれない。
✳︎✳︎✳︎
お読みいただければ幸いで
す。他サイトさんにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-18 15:36:29
10236文字
会話率:31%
遠井moka さま主催の「あたたか企画」参加作品です。
✳︎✳︎
シングルマザーの私は陶器のネットショップで働きながら、ひとり娘のリサを育てている。ある日、結婚式の引き出物にと注文のあった品の発送日を、勘違いにより間違えてしまった。仕事帰り
に電話をもらい、慌てて会社に戻るが。
✳︎✳︎
お読みいただければ、幸いです。この度は企画に参加させていただき、ありがとうございました。
またエブリスタさんにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-13 23:28:48
6614文字
会話率:29%
異世界転生したはいいけど、わたしナイナイ尽くしの凡人令嬢なので、無双どころか婚約だって破棄されちゃいました!!でも伯爵家のひとり娘、家のために婿殿が必要。だけど婚活市場は、新卒もとい新人レディじゃないと狭き門ですって、四年ものは古すぎるっ
て、そんなあー!!!と思ったら、目の前で婚約破棄??え、うそ、この殿方が、いらないのですって!? 散々使い倒して、こき使ってポイですか? じゃあうちの婿殿にしますね。勝手にしろ、ハイ勝手させていただきます!!!!
そんな訳で、お世話したらメキメキ健康になりました。しかも頭脳明晰商売上手、品行方正清廉潔白、眉目秀麗文武両道の史上最高の婿殿に大変身!!! いいえ、これが真の姿で彼の生まれついての能力なのです!!!!!!
今更返せーとか寄越せーとか狡いーとか、困ります。彼だって嫌がってます!!!
まあ、でも、バチくそ悔しがるくらいは、許可してあげますね!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 19:00:00
262534文字
会話率:38%
あたしは、悪代官とつるんで悪どい商売をするのはもうやめる。
最終更新:2024-02-04 07:00:00
603文字
会話率:0%
大企業社長の鬼ヶ崎剣蔵(58歳)は部下に盛られた毒で倒れ、転生してしまう。
今現在倒れたところに。美少女の姿で。
ひとり娘の寧々(30歳)の養女として引き取られた元剣蔵のラム。
鬼ヶ崎ラムは義母(娘)が元自分の莫大な遺産を継いだためにセクシ
ー系美少女として自重しない青春を謳歌する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-23 10:00:00
101728文字
会話率:39%
3才の時、アズナヴール公爵家のひとり娘であるシャルロットは前世の記憶を思い出した。
TS転生とか最悪!美人の公爵家令嬢なんて悪役令嬢のテンプレかよ!
ってか、この美貌が激ヤバすぎる!これでは傾国の美女じゃねーか。
ハッ!そっちの破滅回避の
が重要じゃね?!
婚約も結婚もダメ絶対。男との恋愛がムリ!イケメンとか要らんねん。マジで。
いや、そもそも男に抱かれるとか考えただけでもゾッとする。
王子との婚約断固拒否!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-22 12:00:00
24899文字
会話率:30%
辺境伯のひとり娘のシャンディは、見目麗しい婚約者ペイトン様がいる。
しかし、王宮での年1回の舞踏会で彼の浮気現場に居合わせてしまった。
彼の浮気相手である公爵令嬢アドニス様の婚約者である第三殿下のクリス様もなんとその場に居合わせてしま
う。
お互いの婚約者が浮気をしていては、4人共が不幸になるだけ。
ここはクリス殿下とシャンディのふたりで力を合わせて、お互いの婚約者に振り向いてもらう努力をしようということなった。
あれやこれやと涙ぐましい自己研鑽の努力と作戦を実行していくが、果たして作戦通りにクリス殿下とシャンディは婚約者の愛を掴み取れるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-13 22:22:07
102179文字
会話率:28%
明治16年初夏。
呉服屋のひとり娘、御園文子(みそのふみこ)は、かねてからの婚約者、幼なじみの九堂聖人(くどうまさと)との婚約を解消した。
そんな時、道で異世界から来た巫女、フィーネと出会い、共に暮らすようになる。
この世界でいう
西洋人のフィーネには和食が口に合わず、やがて自分で食べるためのパンを作るようになる。
材料やフィーネの口に合う西洋菓子を買いに外国人居留地に通う文子は、洋服の魅力に目覚める。
ミシンを手に入れてフィーネを着飾り、腕を見込まれて、洋服店の工場責任者になって、夢を叶えようとしていた。
フィーネは異世界にいた時、妊娠中の親友に取り憑いた悪魔を祓うため、聖槍という力を使った。その聖槍の力は、今は文子の中にある。
文子には力の自覚はなく、今のところ使いこなすこともできない。
元婚約者の聖人は、文子に秘められた力に寄ってくる妖怪を祓って守っていた。
その役目をフィーネが代わりにするようになって、文子が病に倒れたことで、聖人の文子への想いはだんだんと歪んでゆく…。
ご先祖さまがみてる 本編のサブキャラクターが登場しますが、時代違い&登場人物が一部リンクしている番外編です。
本編を読まなくても大丈夫です。本編にて少女たちのその後が読めたりします。
※注 本編はガールズラブ要素ありです。
↓↓↓
ご先祖さまがみてる 最愛のお姉さまを探して異世界に飛ばされたらご先祖様が憑いてきてしまったんですが…
https://syosetu.com/userwrittingnovelmanage/top/wno/16054601/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-09 11:00:00
12559文字
会話率:17%
わたくしの名前は、日本舞踊を代々受け継ぐ如月家のひとり娘、如月 怜奈。
ある日道路に飛び出した子どもを庇って事故に遭ってしまいました。
父上様は幼い頃に亡くなり、母上様ひとりを残して死んでしまうのは、とても心苦しいですが、母上様ならきっと褒
めてくれるでしょう。
ああでも、わたくしも両親のように、愛し愛される恋がしてみたかった。
そう思いながら意識を手放したのですが、目を覚ましてみれば、ここはどこでしょう?
混乱するわたくしの前には、わたくしを睨みつける王子風の青年とかわいらしいご令嬢が。
いえ、そうです、わたくしはセレナ・リュミエール公爵令嬢でしたわ!
「あんたなんか!悪役令嬢なら悪役令嬢らしく、毒々しい見た目で嫌われ役やってれば良いのよっ!」
悪役令嬢……?
なんですのそれ、素敵ですわ!!
おふたりの恋が成就した暁には、わたくしは平民になって自由に生き、恋の相手も見つけます!
有能だけどちょっぴりズレたお嬢様が転生して、相思相愛カップル(王子は自分の婚約者)を応援するために立派な悪役令嬢になることを決意。
でも家族はそうはさせてくれなくて……?
無自覚な魅力で周囲の人々を魅了し、新しい家族や友人達と助け合いながら、ちょっと思っていた方向とは違うけれど幸せになるお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-22 20:06:49
233028文字
会話率:33%
ワインを飲みながら残酷なニュースを読むのが日課だった。あの日までは。
最終更新:2023-08-25 22:09:59
2994文字
会話率:0%
銀座の老舗高級テーラーのひとり娘である「わたし」は、離婚を契機に実家に戻って以来、家業を手伝いながら子育てをする生活が気付けば10年以上続いている。自分の人生が良くも悪くも定まったのを感じるこの頃、突然店に現れたひとりの青年から、ある奇妙な
仕事を引き受けることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 20:00:00
14043文字
会話率:58%
伯爵家のひとり娘、アルドンサ・リブレは"人の死期"がわかる。
死が近づいた人間の体が、色あせて見えるからだ。
母に気味悪がれた彼女は、「眼鏡をかけていれば見えない」と主張し、大きな眼鏡を外さなくなった。
無骨な眼鏡で&q
uot;ブサ令嬢"と蔑まれるアルドンサだが、そんな彼女にも憧れの人がいた。
王女の婚約者、公爵家次男のファビアン公子である。彼に助けられて以降、想いを密かに閉じ込めて、ただ姿が見れるだけで満足していたある日、ファビアンの全身が薄く見え?
「ファビアン様に死期が迫ってる!」
王女に新しい恋人が出来たため、ファビアンとの仲が危ぶまれる昨今。まさか王女に断罪される? それとも失恋を嘆いて命を絶つ?
慌てるアルドンサだったが、さらに彼女の目は、とんでもないものをとらえてしまう──。
不思議な力に悩まされてきた令嬢が、初恋相手と結ばれるハッピーエンドな物語。
幸せな結末を、ぜひご確認ください!!
※高取和生様の個人企画「眼鏡ラブ企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-11 11:11:15
10264文字
会話率:21%
2015年、私は妊娠していた。初めての出産。その第一子誕生の日、早朝の出来事。子どもを産む前に、秘密を生んでしまった。 (実話エッセイ・そしてコメディ)
※のんきものの脱力系エピソードです。安心してお読みください。
【ひとり娘を育ててい
ます。そんな娘もじき5歳。 親バカ全開で、自分の中で誕生日企画をたてました。 こちらはその一環で投稿した短編です】
※カクヨム様にも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-28 19:22:22
1694文字
会話率:0%
冒険と発見は地理上のみに留まることなく、知的・精神的にも視野が広がろうとしていた時代――
宝石商を営んでいるジョゼフは、ひとり娘ソフィの結婚相手を探していた。財産目当ての23人を追い払って、24番目にやってきたのはローアン公爵の跡取りである
アラン。公爵家の嫡男なら金銭目当てではないだろうと思ったら、アランは「養ってください!」と開口一番ぶっちゃけてジョゼフを呆れさせた。
アランの趣味は数学で、家督は弟に譲って学問に専念したいのだという。研究を続けるためのパトロン探しなら、実家に残るなり他にいくらでも方法があるだろうと訝るジョゼフと、じつは数学好きなので興味津々なソフィに対し、アランは宝石商の入婿になろうと考えた理由を語りはじめ……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-25 21:04:57
12028文字
会話率:37%
リーファは騎士隊の宿舎に住んで、管理人の両親の手伝いをしながら商会にも勤めている頑張り屋だ。
そんな彼女の楽しみは、騎士のケニスとの朝の語らい。だけどリーファの片想い。ケニスは侯爵家の三男で自分は平民、身分違いも甚だしいからだ。
しかもケニ
スが好きなのは、リーファの務める商会のひとり娘のマリルだという事をリーファは知っている。
しかしそのマリルには好きな相手がおり、リーファはケニスの辛い心を思って胸を痛める。
そんな中、マリルは全く別の相手と結婚してしまう。その結婚式でケニスと久しぶりに顔を合わせたリーファは想像もしなかった話を聞くのだった。
悪意のない嘘と勘違いからすれ違ってしまったリーファと、自己肯定感の低い彼女を一途に想うのんびり屋の騎士とのラブストーリーです。
出だしはシリアスっぽいけど、ハッピーエンドです。
(みんなハッピーエンドになります)
商会のお嬢様は自分勝手ですが、反省してちゃんと謝れる子です。
緩い設定ですので気楽にお読みいただければ嬉しいです。
あとがきに本編には載っていない設定を載せております。
ご参考までに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-05 12:00:00
12415文字
会話率:37%