沼の貴公子とあだ名され、遠巻きにされている令息フィル・オスニエルはそもそも蔑称のように沼を使用されることに憤っていた。
故郷の領地の良さを世間に知らしめて沼を蔑称として使えなくさせたい。自分の婚約者が見つからない問題は二の次だ。
そんなフィ
ルに協力するのは新聞部の眼鏡女子セアラ・ロードリック。素直で裏表のない彼女だが、本人も知らない秘密があるようで周囲は二人の交流にやきもきしていく……が、そんなことはまったく知らず、二人は親しくなっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 23:05:30
20059文字
会話率:61%
遠見久良《とおみ・くろう》。
彼は眼鏡女子を尊ぶ、ゲーム好きだけが取り柄の、冴えない高校一年の眼鏡男子である。
青藍高校に入学した彼の隣の席の女子、近間海笑瑠《ちかま・みえる》は、彼からすると珍しく感じる、クラスでも人気の眼鏡ギャルだった
。
とはいえ、陰キャで友達もいない久良にとって、彼女と大した接点など生まれないと思っていたのだが。
ある日、久良は学校でバイトが禁止されているにも関わらず、ファーストフード店で働く海笑瑠にばったり出くわしてしまう。
後日、彼女にその事をみんなに黙っていてほしいと懇願された久良は、ひとつなら何でも言う事を聞くという彼女に、眼鏡女子好き故のある不満を話そうとしたのだが。結果として海笑瑠もまた、眼鏡男子好きの同類だったと知る事になる。
意外な共通点から、海笑瑠の提案で友達となった二人。
とはいえ、人気者のギャルらしい積極さを見せる陽キャの海笑瑠に対し、初めてまともに友達ができた陰キャの久良。
そのギャップ故に、海笑瑠に振り回される久良だったが、そんな中でも少しずつ彼女の魅力や優しさを感じ、心惹かれていくのだが……。
特別な友達という関係と、海笑瑠という人気者相手ゆえに感じ始める葛藤。
そんな中にあっても、時に近づき、時に離れながら。二人の心の距離は変わっていく──。
どこか優しい対照的な二人。
眼鏡だからこその楽しみや葛藤もある、彼等の案外ピュアなラブコメを是非お楽しみください!
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カクヨム、ノベルアッププラスでも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-08 09:00:00
327973文字
会話率:39%
とある理由から伊達眼鏡を肌身離さず使用している華井まり。
そんなまりが入学した林高校。
ボッチ学校生活を送っていたまりはある眼鏡男子に出会うのだが……。
目立たない伊達眼鏡女子と瓶底眼鏡男子による惹かれ合う(?)ラブストーリー!
◎この連
載作品は、高取和生様主催企画『眼鏡ラブ企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 07:12:34
19059文字
会話率:32%
自称不遇な令嬢リンナは、学園の食堂で、婚約者のゼノン伯爵令息から、いきなり婚約破棄を宣言された。リンナは別に構わなかったが、リンナの身内とゼノンの家は慌てる。どうやらリンナの亡き父は舅(リンナの爺さん)と共に、国家機密となるようなモノを作り
上げていたらしい。そのためリンナも陰謀やら犯罪に巻き込まれてしまう、のか!? リンナを助けるために、同級生のキュプロスは、階段を駆け上がって行く。
※本作は、高取主催の「眼鏡ラブ企画」参加作品です。
※どちらかと言えばギャグ系。安定のハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 10:48:48
8148文字
会話率:26%
昔好きだった乙女ゲームのアプリを再インストールしたら、なぜかゲーム内の芋臭サポート令嬢に転生してしまった…!!
※一人称小説の練習として書いてみた短編です。いかにも「これはプロローグ、今から始まるよ!」みたいなところで終わってますが、こ
の一話で完結扱いといたします。
一人称、難しかったです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-14 10:38:42
8616文字
会話率:20%
伯爵家のひとり娘、アルドンサ・リブレは"人の死期"がわかる。
死が近づいた人間の体が、色あせて見えるからだ。
母に気味悪がれた彼女は、「眼鏡をかけていれば見えない」と主張し、大きな眼鏡を外さなくなった。
無骨な眼鏡で&q
uot;ブサ令嬢"と蔑まれるアルドンサだが、そんな彼女にも憧れの人がいた。
王女の婚約者、公爵家次男のファビアン公子である。彼に助けられて以降、想いを密かに閉じ込めて、ただ姿が見れるだけで満足していたある日、ファビアンの全身が薄く見え?
「ファビアン様に死期が迫ってる!」
王女に新しい恋人が出来たため、ファビアンとの仲が危ぶまれる昨今。まさか王女に断罪される? それとも失恋を嘆いて命を絶つ?
慌てるアルドンサだったが、さらに彼女の目は、とんでもないものをとらえてしまう──。
不思議な力に悩まされてきた令嬢が、初恋相手と結ばれるハッピーエンドな物語。
幸せな結末を、ぜひご確認ください!!
※高取和生様の個人企画「眼鏡ラブ企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-11 11:11:15
10264文字
会話率:21%
付き合い始めて一年になる女性が、僕にはいる。平たく言えば恋人なのだが、身体の触れ合いはまるでない。僕ももう二十六になる。だったらそろそろ結婚をと考えなくもないのだが……何事も順調にということはないらしい。
彼女は細い赤いフレームの眼鏡をか
けている。ほんとうに「いざっ」というときには、僕は眼鏡を取り上げても、いい? ――現状、不明だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-11 05:52:46
4982文字
会話率:51%
大人気ロックバンド『歌ウ蟲ケラ』擁する音楽レーベル、ヴィベックスから1人の女性アイドルが爆誕した――
これはそのお話。
高取和生さま主催「眼鏡ラブ企画」参加作品。
最終更新:2023-08-08 18:00:00
3287文字
会話率:77%
主人公の進藤咲空(しんどうさく)やそれぞれが片思いをしている。それぞれが抱える問題や、過去を乗り越えて未来へと進んでいく。
恋愛作品ですが、単なる恋愛作品ではなく、人間関係のもつれや、複雑さ、醜さがだんだんと現れる。登場人物達は悩みを抱えつ
つも、最後は前を向きます。
苦しみの中にも幸福の種がある事を気づいて欲しい。そんな思いを込めた小説です。是非、読んで頂けると嬉しいです。
ちなみに!
第一話は完全なる作者の愚痴です笑
若干のネタバレも入ってます。
二話目以降から作品がちゃんと始まりますのでご安心を!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-23 10:00:00
199619文字
会話率:41%
高校1年男子の八代(やしろ)は、クラスメイトの眼鏡女子、藤宮(ふじみや)にひそかに片思いをしていた。
しかしある日、藤宮から「ずっと見ているよね」と指摘される。
気持ちがバレたとあせる八代だったが、藤宮は八代が「眼鏡が好きだから自分を
見ていた」と勘違いしていた。ホッとした八代に藤宮は「よかったら眼鏡ショップを巡りながら、一緒に眼鏡について語りませんか?」と迫る。
実は藤宮は無類の眼鏡好きだった。しかしそれを今まで周りに隠していたのだ。八代のことは眼鏡を語れる仲間だと思って正体を明かしたらしい。
八代は誤解を解かないまま、今度は眼鏡の聖地・鯖江へ藤宮と一緒に旅行へ行くことになったのだが……。
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第29回電撃大賞で三次落ちだった短編を途中までアップしました。
よかったら夏休みのおともにどうぞ。
※ラストは書き直そうか悩んでいます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 00:00:00
17992文字
会話率:46%
一ツ橋美兎(ミウリ)は中学生になり反抗期に入っていた。クラスでは態度の悪さから評判が悪い。そんなミウリに手紙が届いた。それが下駄箱の中にひっそりと入っていたのだ。差出人は書かれていない。
手紙には意味ありげなことが書かれていた。気になった
ミウリは犯人捜しを始めるが、そのタイミングでクラスで人気者の女子が急接近。更にひょんなことから成績優秀な眼鏡女子と、秘密の文通がはじまる。
手紙の差出人は誰なのか? 女子たちとの交流はどうなる? シャイな男子中学生の青春物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-16 17:00:00
32114文字
会話率:45%
高校一年も終わりの春先、僕は一通の手紙を受け取った。
その手紙には、一部の人しか知らないある種の秘密が書いてあって――?
これは僕の、初恋の続きの話。
この作品は、武 頼庵(藤谷 K介)様企画『春企画 第3回『初恋企画』』参加作品
です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-24 17:30:28
3067文字
会話率:32%
体育祭にて集中して見つめる先。
一人の女の子が出場する借り物競走。
特殊なそのレースに期待を寄せる主人公だが――。
そんなどこにでもありそうな1コマだけの恋愛ストーリー。
パート3。
「第4回下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ大賞
」
この作品は参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-04 15:25:28
997文字
会話率:8%
眼鏡が存在しない世界で主人公が無双する話。
主人公はアラサー眼鏡女子のカケルさん。
商売・店舗経営ものです。
貧乏からの成り上がり系でもあります。
恋愛要素はありません。
10代の少女がヒロイン?として出てくるので百合っぽく見えるかもし
れませんが、妹のような感じです。
男いらないよ!の人は安心してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-27 20:26:26
9586文字
会話率:59%
何しちゃうかわからないけど、絶対逃げちゃダメだからね。
私立山之上高校に通う丸眼鏡の少女、丸井絵美は、ある台風の日、誤って学年一の美少女と名高い茅原杏奈を階段から突き落としてしまう。軽いけがをした杏奈が償いとして絵美に要求したのは『ひどい
ことをしてもいい権利』で――。
ちびで友達が少ない絵美と、スタイルが良くて誰にでも好かれる杏奈。2人を巻き込んで、人間関係は複雑に絡み合っていく。
この作品はカクヨムにも同時掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-10 12:07:17
45530文字
会話率:55%
なんだよ。たいして可愛くねぇじゃねえかよ。。
俺はがくっと項垂れた。
もともと期待はしていなかった。
親の再婚で突然できた
俺の義妹。
外見はたいしたことなかった。地味眼鏡女子だった。
ただ、俺と高校が同じだった。
でも、俺はそいつの存
在を認識していなかった。だって、空気みたいなんだもん。
学園のマドンナとかじゃない。
目立たない空気のような女だった。「橘ヒナタです。宜しくお願いします」
義妹になる女の名前。
ヒナタ。
名前はかわいいけど、印象がいまいち。
自分で言うのもなんだけど、イケメンだと周りからチヤホヤされてる陽キャな俺はいつだってモテて女に不自由していなかった。
だから、目が肥えてる。
義妹とは言え、同級生になる。
俺のが早生まれだ。
「こちらこそ、よろしく」
形ばかりの挨拶。
本当はかわいい義妹がほしかったが、
これじゃ、陰キャ義妹だよ。同居後は、義妹に対して素っ気ない態度をとった。
可愛い子であれば、一緒に買い物とか行きたいし、外食もしたいけど、これじゃあな。
可もなく不可もなく、ただ接してるだけだな。おはようとかの挨拶程度。
別段、他のことはなにもない。
ただひとつ、俺は義妹に伝えておいた。
伝えた、といっても約束をさせたんだ。
同居が決まってすぐに。
俺の家に、新しい父親とともに義妹が転がり
こんできてすぐに、陰キャ義妹にこんな約束をさせた。
「あのさ、俺らが義理の兄妹になったことは
高校のやつらには絶対内緒な。
いいか、口が裂けてもいうんじゃねぇぞ」
他の人にとっては俺らの同棲は格好の話題になりかねなかったからだ。
「は、はい。。こちら、はなからそのつもりでした。シンジくんはイケメン過ぎるから、
そんなイケメンとこんな地味な見た目の私が兄妹になったなんて、恥ずかしいですもんね?」
「そうだ。その通りだ」
我ながらキツイことを平気で言ってると思う。
まぁ、でも、眼鏡をかけてる地味子、
もとい、ヒナタが顔色ひとつ変えないので
別にこいつは、なにを言っても傷つかないのかもな、と思ったりもした。
「わかりました。約束します。
私としても、シンジくんに迷惑はかけられませんし...」
「おう。頼むぞ。絶対に俺らの関係性を周りにはバレないようにしてくれよな?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-14 17:41:31
4154文字
会話率:20%
放課後、空き教室で一人たたずんでいた女子高生・柳瀬。
突然騒がしいギャルとおとなしそうな眼鏡女子が現れて…
いじめかな?
いじめじゃないよ善意だよ?
最終更新:2021-12-26 19:17:54
2789文字
会話率:47%
今日は中学の同窓会。そこで桜木は、憧れだった男子に再会する。
最終更新:2021-09-16 17:37:29
1342文字
会話率:38%
ある日、三年四組C班は担任から『竜退治』の宿題を出されてしまった。なんでも『まとまりがないから』という理由らしい。なんだって!! と反論するも、C班は異世界の孤島に飛ばされてしまう。各々1つだけ個性を活かしたスキルが与えられたが、竜を倒す事
はできず絶望してしまう。C班は竜を退治し、無事、元の世界に帰る事ができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-13 21:00:00
5047文字
会話率:50%
「私たち今日から共犯者ね……よろしくね白銀くん、いえ……悠くん」
「ああ、よろしく。黒崎……いや、美波」
その日、白銀悠と黒崎美波は恋人となった。
片や学年でも人気者の男子、片やクラスでも地味な眼鏡女子。そんな俺らがとある理由をきっ
かけにお互いに納得の上で恋人となる。
そんな傍目から見たら格差カップルにも映る俺らにも色々な思いもあって。
人気者ゆえの悩み、逆に人気者ではないはずの彼女の悩み。
そんな俺らの故意に恋するエピソード。
――俺にとって初めてのキスは……甘く甘く、危ない恋の味がした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-10 18:45:34
714文字
会話率:17%