名もない村できこりをする父親を持つ少年グレン。
母は昔に亡くなり二人で暮らしていた。
一日のわずかな時間だけ働き、得た金で安酒を飲む日々を送る父親。
そんなある日、村が魔物襲撃の被害に遭う。
人的被害は幸いにも出なかったもの
の、家屋に被害が出た村の復興には時間がかかった。
襲撃以降、少年に剣の訓練をつけるようになった父親は村の復興の目処がある程度立つとやることがあると少年を村に残してどこかに旅立つ。
残されたのは少年と一振りの剣。
父親が使っている剣とは別であったが、いつも磨いていた剣だった。
預けられた剣を使って父親直伝の訓練をこなしていた少年だったが三年経っても帰ってこない父親に痺れを切らし、探しに出ることにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 03:00:00
2164文字
会話率:25%
魔女のヘレンは婚約していた。相手はヘレン一筋で、ヘレンの実家へ婿入りし、代々の家業である樵(きこり)も継いでくれるという。ヘレンの父親は喜んで婚約からずっと婿(候補)に付きっきりで仕事を教えこんでいた。母は娘の婚約と頼りがいのある若い男手に
笑顔が絶えない。魔女のヘレンは幸せだった。村の魔女として誰かを助け、喜ばれる日々にやりがいを感じていた。そんなある日。北部辺境の晩冬の寒さを我慢しながら庭の薬草を世話していた時に、面倒がやってきた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 10:35:08
5699文字
会話率:10%
グリム童話、「ヘンゼルとグレーテル」の新釈童話。
ノベルアッププラスの「新釈グリム童話フェア」参加作品です。
青空文庫の「ヘンゼルとグレーテル」を参考にしています。
最終更新:2023-12-08 16:11:55
3232文字
会話率:31%
貧乏子爵家の次男ソリティアンは転生者だ。ひきこもりだった前世と決別すべく頑張ろうと思うが、心折れ今世でもひきこりとなり、心を閉ざしてしまう。それをガミガミと追及してくる両親。両親といつもの言い合いをしていたところ、両親が正体不明の怪物へと
変貌する。
なんだ、これは?
抵抗しようとするが、ずっとひきこもっていた彼の足は動かない。絶望しかけたとき、ソリティアンはひとりの少女に助けられる。不思議な力で聖剣を呼び出し、片翼を生やした女の子。
その美しさに憧れたソリティアンはひきこもりを止め、学園に復帰することを決意する。その少女に会うために。
だけど、その少女も彼と同じく迫害され、心を閉ざした者だった。
そんなふたりが、世界を革命するストーリー。
**カクヨム様でも連載させていただいています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-21 12:00:00
61104文字
会話率:36%
邪悪な魔術師が迷宮を作り上げ、世界中の冒険者がその迷宮に挑み続ける世界。
冴えないきこりであったレベル1冒険者ウイルは、とある事件からスキル メイズイーターを手に入れる。
謎が多く誰も保有することのなかったスキルであったが、一つ分か
ることは誰にも壊せないとされていた迷宮の壁を破壊することができるということであり、それはつまりいしのなかにいるもの全てを手に入れることができるということだった。
決して壊すことのできない迷宮の壁を壊すことができるようになったとき、
最弱の冒険者は迷宮の全てを手に入れる!
いしのなかにいる冒険者も、アイテムも、伝説の武器も!
全てが全部彼のもの!
9月15日(木) アーススターノベルより、書籍版発売!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-04 08:00:00
1503703文字
会話率:48%
とある村から外れた森の奥深い地に一人の樵(きこり)が住んでいました。
最終更新:2023-07-11 09:00:00
3745文字
会話率:31%
高校生の小野望希湖浬(おのもち きこり)は、彼女である泉落澪乃(いずみおち みおの)という黒髪ツインテール美少女と一緒に突然異世界転移したら、彼女はつい森の中の泉に落ちてしまった。
「あなたが落としたのは金髪の彼女ですか? それとも銀髪の
彼女ですか?」
と、泉から出てきた青髪女神は手のひらサイズの金髪と銀髪2人の彼女を両手で持ち、彼に質問をした。
ここで「どっちでもない。オレが落としたのは『黒髪の彼女』」と答えるのが正解のはずだが、魔が差した彼は『銀髪の彼女』を欲して、つい嘘ついてしまった。
その結果は……
『金の斧銀の斧』というイソップ寓話のパロディーですが、斧ではなく『彼女』を落としたら? というifの話。
注意:TS(♂ → ♀)ものです。
全部6話で、すでに最後まで書いたので、完結確約です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-21 19:17:36
15563文字
会話率:54%
あなたが落としたのは金銀銅の懐中時計のどれか?
そんな童話のような話から、正直者の男子生徒が、
時間の流れを操作する魔法の時計を手に入れることになった。
自分の時間の流れを早くすれば、速く走ることができるようになる。
自分の時間の流れを遅
くすれば、つまらない時間をやり過ごすことができる。
そうしてその男子生徒にとって、時間の流れを操作する時計は、
生活に必要不可欠な存在になっていく。
しかし、その時計が操作しているのは体感時間のみだった。
そのことに気が付かない男子生徒は、永遠とも思える苦痛を味わうことになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-29 04:42:29
6951文字
会話率:8%
雪の中に探すのは誰の影か──
養和の飢饉や源平の乱で人々が疲れていた時代の、ある雪の日。
樵(きこり)の爺さんが連れてきた男は、傀儡師(くぐつし)の持つ木偶(でく)人形のように何も話さない男だった。
変わり者の男に話しかけるのは、爺さんの
他には幼い兄弟二人だけで──。
「雪」をテーマに書いた短編小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-14 09:58:10
3582文字
会話率:28%
【これは、魔王の首に金の斧と銀の斧をブチ込む為に旅する、泉の女神様の物語である】
【あらすじ】
正直者のきこりに金と銀の斧を与えという伝説が残る泉の女神――ノルン。
しかしある日、泉に妙な気配の剣が落ちてきた。
「なんでしょうか、これ」
それは、魔王が伝説の<闇竜>を丸ごと一体素材にして作った、世界最強の魔剣<ダスク>だった。
これをうっかり触ってしまったノルンは呪われてしまう。
「剣が手から離れないんですけど……」
呪いによりダスクを手放せなくなったノルンは、魔剣を泉に落とした主を探しに、何より呪いを解く為に、魔王を倒す旅に出ることにしたのだった。
魔剣から生まれた<闇竜の子ディール>を相棒に、世間に疎いノルンは知らず知らずのうちに冒険者になってしまう。
「その剣といい、オーラといい……あんた只者じゃねえな」
本人は、のほほんと旅をしているつもりだが、女神ゆえの<水の神性:SSS>によって、見るだけであらゆる武技・魔術を瞬時に真似ることができ、さらに魔剣ダスクの<闇:SSS>の特性のおかげで超火力を得た彼女は、無自覚に最強の存在となっていた。
「おい、知ってるか。光と闇、どちらの力も駆使する最強の冒険者がいるって話を」
「あらあら……それは怖いですね」
「いや、多分ノルンのことだぞ……」
こうしてノルンは無自覚ながらも、光と闇を操る最強の冒険者として魔王討伐へと旅立つのであった。
これはのちに伝説と呼ばれた、一柱の女神の一匹の竜の物語である。
*他所にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-03 12:00:00
11430文字
会話率:57%
この作品はBLです。
きこりのサクは町への仕事の帰り道で、倒れている悪役令嬢を見つけた。国じゅうに配られた手配書に悪役令嬢フローリアの悪行が書き連ねてあったのだ。いくら悪者でもぼろぼろで可哀想だと家に連れて帰った。背負った感じに違和感を覚え
てちょいと失礼してみると……令嬢って女じゃなかったのか!?
寂しいきこりと、帰る場所をなくした元悪役令嬢が成長していく話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-11 19:00:00
33333文字
会話率:51%
セレティアは違う世界で引きこもりをしていた記憶を持っていた。異世界転生しても性根が変わることもなく、コミュ障の引きこもり志望者のままの彼女が出会った天職は『聖女』だった。この世界の聖女の仕事は祈りの塔で生活し心から世界の安寧を祈るというもの
。ただの二酸化炭素製造機が世界の役に立つなんてまさに天職と日々ひきこり生活を満喫しているセレティアだったが、気づけば『聖女の中の聖女様』と呼ばれるようになっていた。脳内は常に賑やかなのに、コミュ障ゆえに外面は無表情、無口のセレティアとそんな彼女と会話ができる護衛騎士アレンたちのとある日。
前回上げた短編から半年後の話。前作はシリーズから確認できます。
未読の方は読まれた方がよりわかりやすいと思います。
近日中に他視点の短編、アレン編とジュライ編を投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-28 18:53:32
7139文字
会話率:65%
セルティアは違う世界で引きこもりをしていた記憶を持っていた。異世界転生しても性根が変わることもなく、コミュ障の引きこもり志望者のままの彼女が出会った天職は『聖女』だった。この世界の聖女の仕事は祈りの塔で生活し心から世界の安寧を祈るというもの
。ただの二酸化炭素製造機が世界の役に立つなんてまさに天職と日々ひきこり生活を満喫しているセルティアだったが、気づけば『聖女の中の聖女様』と呼ばれるようになっていた。脳内は常に賑やかなのに、コミュ障ゆえに外面は無表情、無口のセルティアとそんな彼女と会話ができる護衛騎士アレンたちのとある日。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-20 19:56:45
6430文字
会話率:40%
超短編で、すぐ読み終わります。
ちょっとした言葉遊びです。
キーワード:
最終更新:2021-02-26 17:52:04
366文字
会話率:0%
平凡な村で平凡に生まれ育ったジャック。
両親も亡くなり天涯孤独となったジャックは生まれ育った村を旅立ち、どんな経歴や理由であろうと腕さえあれば成り上がれる「冒険者」になろうとしたものの、初めてのクエストで先輩の冒険者達からの理不尽な仕打ち、
両親の形見である『斧』に対する偏見……様々な要素が重なった結果、彼は森にたどり着きそこで最強となるのだった!
これは斧を極めた彼が、最強と知らしめる伝説である!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-24 11:14:12
4227文字
会話率:55%
ある森に、機械のきこりが一人で住んでいました。
彼は鼻歌を歌うのが好きで、森の世話をするのが仕事でした。
そんな彼の元に、ある日青い小鳥が訪れます。
「やあやあ、君は素敵な鼻歌を歌うもんだね」
小鳥に褒められたきこりは、嬉しくなって彼の
言うまま、話を聞くことになったのです。
これは、そんな森のきこりと小鳥のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-15 00:12:53
7996文字
会話率:19%
幼くして両親を失った主人公は、弟二人と妹三人を養うために懸命にきこりの仕事に励んでいた。
村での収入では生活ができず、一ヶ月に一回ほど街へ大量の木材を運んでいた。
そんな時、待ち伏せていた盗賊に襲われ咄嗟に斧を振るい、剣を奪う。
主人公は必
死に抵抗したが、谷に落ちてしまった。
命は助かったが、大切なものを失った主人公は———。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-04 18:00:00
15744文字
会話率:42%
まともに魔法を使えない少女に召喚された異界の少年は、転移の特典としてとても良い眼を与えられた。その眼が図らずも少年を戦禍へと巻き込んでいく。少年は次々と訪れる試練を、与えられた力と仲間の支えによって乗り越えていく。
最終更新:2020-10-11 00:48:00
701文字
会話率:10%
ツッコミが池に魚釣りをしに来ました。実はそこはキコリの泉で……
最終更新:2020-07-19 12:00:00
1278文字
会話率:55%
ハンスは森の奥深くに一人で住むきこりだ。ある日男の子が尋ねてくる。男の子は大事な星をなくしてしまったので一緒に探して欲しいとハンスに頼む。毎日午前7時最新話をアップします。
最終更新:2020-07-09 07:00:00
6957文字
会話率:25%
女神ルーシェルはうんざりしていた。それはもう、うんざりしていた。
神々の住む天界では「自分は何個の世界を救ったー!」だ、「私はあの難しい世界を救ったのよ!」だ、「吾輩だって何人の勇者を育てた!」と常にマウント合戦。神々にとって世界救済
の成果はステータスであり、自慢すべきものであり、神々は常に世界を救うことに全力だった。
しかしルーシェルは別だ。いくつの世界を救おうとも、結局、神々はマウント合戦をやめない。そこでルーシェルは思いつく。「そうよ、天界にいるから疲れるのよ! その辺の世界に引きこもっちゃえば他の神に会わないじゃない!」
天界のマウント合戦から逃れるため、ルーシェルは平凡な勇者を選び、平凡な世界に行って、さっさと勇者を見捨てる。
こうしてルーシェルは絶対に救済されることのない世界で悠々自適に引きこり生活を始める……はずだった。しかし一人の少年レクト・ラスカルとの出会いにより、ルーシェルの運命は大きく変わる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-11 21:07:03
53025文字
会話率:52%