プロローグ
九原悠斗(くはらゆうと)16歳は、いつものように薄暗い部屋で本を読みふけっていた。彼は人付き合いを避ける陰キャで、人前に出ることを極度に恐れていた。しかし、その静かな日常は突如、まばゆい光に包まれた。光の中で意識を失い、目を覚ま
すと見知らぬ世界に立っていた。
目の前には美少女が居た。
「あなたがダンジョンマスターですね。これから私、ハルがサポートします。どうぞ、よろしく」
「よ・よろしくお願いします」
とっさに目をそらしてしまうがやはり男の子なので美少女は気になるからチラチラと見てしまう。身長は150cmくらいだろうか銀髪ツインテールに肌は色白で金色の瞳が目を引くクール系な印象の美少女だ。
「その・サポートしてくれるのは嬉しいんだけど何が起こったのか教えてもらえるかな?」
そして分かったのは悠斗は死んでしまった事
異世界に転生した事
その時の願いでダンジョンマスターとなった事
転移場所は辺境を希望した事
以上になる
当時の僕は絶対に、なーろっぱを想定してたんじゃないか?
じゃないと、このSFファンタジーの世界でダンジョンマスターとか意味不明なものになるはずがない。けどなってしまったものは仕方ない何とかして生き延びなければならない。
「つぎに現状の確認をします」
「はい。お願いします」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 17:01:50
29032文字
会話率:53%
高校生の小野望希湖浬(おのもち きこり)は、彼女である泉落澪乃(いずみおち みおの)という黒髪ツインテール美少女と一緒に突然異世界転移したら、彼女はつい森の中の泉に落ちてしまった。
「あなたが落としたのは金髪の彼女ですか? それとも銀髪の
彼女ですか?」
と、泉から出てきた青髪女神は手のひらサイズの金髪と銀髪2人の彼女を両手で持ち、彼に質問をした。
ここで「どっちでもない。オレが落としたのは『黒髪の彼女』」と答えるのが正解のはずだが、魔が差した彼は『銀髪の彼女』を欲して、つい嘘ついてしまった。
その結果は……
『金の斧銀の斧』というイソップ寓話のパロディーですが、斧ではなく『彼女』を落としたら? というifの話。
注意:TS(♂ → ♀)ものです。
全部6話で、すでに最後まで書いたので、完結確約です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-21 19:17:36
15563文字
会話率:54%
退廃的な生活を送る武内日真理は、ある雨の夜、全裸の美少女・シャロを発見する。
目覚めたシャロは、外の何もかもに興味津々。
日真理が趣味のメイドコスを渡すと、シャロは喜んでそれを正装としてしまった。
銀髪ツインテールメイドとの奇妙な生活に戸惑
う日真理だったが、その中で、親友・吉岡夏海に裏切られ心を閉ざしていた彼女は、どこまでも純真なシャロに惹かれ、徐々に心を開いていく。
これは厳しい環境の中でも懸命に生きる3人の少女の鮮烈な物語。
生きるのって、難しいけれど、悪くない。
読了後にそう思ってもらえるような作品作りを目指していきます。
【追記】
おかげさまで完結いたしました! 応援してくださった方々、どうもありがとうございました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-06 16:54:24
121809文字
会話率:33%
聖・フェレス学院で魔法部所属の高校生になると、魔法猫(メージ・キャット)という猫と契約を交わさなければならない。高一になった北澤透弥は、幼馴染の清水玲奈に賭けゲームをやらされる。
多種多様の魔法猫が預けられている『保健所』に着くと、
透弥は一人の少女と出会った。銀髪ツインテールにサファイアブルーの瞳を持つ、神秘的な印象を受けるその少女は透弥に契約を促す。混乱する透弥だったが『保健所』に爆弾が落とされ、透弥は少女と契約する。
そしてその少女、スイレンは自分の所属するSPI本部の秘宝『クリユプタスの魔導書』を敵の対SPI本部から取り返すために透弥に協力を求める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-21 17:25:14
9519文字
会話率:28%