祖母のもとで育ち、動物病院で受付をしていた亜加里だったが、急な閉院で職場を失い、住んでいたアパートも火事になってしまう。
途方に暮れて神社でお参りしていると、華虫と名乗る青年が、住み込みでうちの旅館で仲居として働きませんか、と声をかけてきた
。
助かったと喜んだ亜加里だったが、新しい職場の温泉旅館はどこかおかしい。やがてやってきた宿泊客は、長いこと幽界へ行けず、
俗世をさまよっている幽霊たちだった──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 23:06:15
18897文字
会話率:42%
意外な結末がありクスッと笑える、少し不思議なショートショート。そのショートショートと巡り合う鉢嶺愛の物語。
それは、ARが発達した近未来の日常で、VRによる別世界の旅の中で繰り広げられる。ただのおしゃべりの中で生まれることもあるが。
「神様に世界平和を願っているのにもかかわらず、叶わないでしょ」
神社でお参りをするときに受験だとか明確な願いが思い浮かばなければ、とりあえず世界平和を願っていると言うのに。一向に叶いやしない。
「世界のどこかには世界中の不幸を願っている人もいるからじゃないですか」
後輩の花が悲しいことを言う。
「私個人の幸せを頼んでも叶わないことがあるよ」
「それは世界中のすべての人が不幸になってほしいと願っている人がいるんですよ」
「反する二つのお願いをされて、パラドックスでダメになってるってこと?」
「そうですね。世界には嫌な奴もいるのですよ。まぁそんなことにも対応できないなんて神様もたいしたことないですね」
「もし花が神様だったら世界の幸福と不幸そのニつの反する願いに対してどう答えるの」
どうすると言うのだろう。大丈夫だろうか、神様に大したことないとまで言ってしまっていたが。
「悪い奴と良い人の世界の二つに分けますね。天国と地獄みたいに」
「今の神様と同じじゃん」
(他のサイトにも掲載しております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 16:31:59
60255文字
会話率:46%
曾祖父ちゃんが亡くなった。
地域で守ってきたお稲荷さんの社にお参りするのは俺しかいないらしい。祖父ちゃんはそういうものだと言うし、父さんはいいから行ってみろとしか言わない。
何も知らずに足を踏み入れ、それまでとは違う世界を知った主人公の物語
。
*この小説はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 15:07:56
132993文字
会話率:36%
神社でお参りする前に、手や口を水で清める。
皆さんも体験したことのある、周知の作法かと思います。
ではその作法を間違えてしまった場合、どうなってしまうのでしょうか?
この話は、そんな日常に潜む恐怖を題材とした怪談話です。
はたして実話か、
それとも作り話なのかーーー
皆さんのご想像にお任せします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 10:42:02
3746文字
会話率:10%
東京の大学に進学した夏休み、君は久しぶりの里帰りをした。
「昔は色々あったこの風景も懐かしいなぁ。少しも変わってないや。」
そう呟きながら昔よく通った通学路を歩く。
そんな片隅にある小さな神社で足を止めた。
「そういえば昔はよくここに来たな
。久々にお参りして行くか。」
階段を上ると君はそこで足を止めた。
そこには風になびく長い黒髪に、白いワンピース姿の女性が立っていた。
姿はもう大人びていて分かりずらかったが、君にはすぐあの子だと分かった。
「久しぶりだね」
と最初に笑顔で声をかけて来たのはあの子だった。
君はその言葉を聞いてやっと
「うん。久しぶり」
と返事を返した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 18:00:00
10572文字
会話率:18%
赤間日和、31歳、女性。無職。ボロアパート住まいの人生積んでいる人間。
就活中の日和は、お参りに行った神社で呪いの儀式を見つけてしまう。
そこで『呪いの一族』と出会い、様々な呪いや前世からの因縁に関わっていく。
※pixivにも同じ小説を投
稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 00:00:00
1216676文字
会話率:37%
時代は令和。
悪霊に取り憑かれやすい中学生、瀬田守は平安時代に活躍した巫女が眠ると言われる巫女塚にお参りに来ていた。
言い伝えでは悪霊を退治した後、巫女は崇められ死後この場所に埋葬されたと言われている。
だからこの場所でお参りをすれば厄
祓いになると信じられていたが、そこは巫女が生涯をかけて悪鬼を封じ込めたいわく付きの屋敷跡だった。
そうとは知らずに守は誤って封印の一角であった西側の杭を抜いてしまう。
ビビり散らかして逃げていった守の前に、夜現れたのは角と牙を生やした巫女だった。
そんなビビり中学生の守ともう一度封印を試みる半妖巫女、椿の令和日常ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 18:07:01
1519文字
会話率:58%
恩返しでも嫁が来ない又八は、えんむすびを求めて、初瀬の長谷寺の観音様にお参りに行きましたが……。
第2章では不運だった又八に幸せは来るのか?
最終更新:2025-06-22 11:00:00
15822文字
会話率:68%
高校入学式の前日、近所の神社にお参りに行ったショウは
その場にいたカイとヒナと一緒に異世界に召喚されてしまう。
その世界はあまり発展していなくて治安も悪いようだ。
国同士の争いも多く国も民も疲弊していたところに、魔界と通じる亀裂が発生。
魔物や魔族が侵入してきては悪さをするので世界を救ってくれる存在を召喚しようということになったらしい。
自分には戦うことは無理だと思ったショウは
大好きなモノ作りをしながらのんびり暮らそうと考えた。
この物語は、そんなのほほんとしたショウの異世界日記である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 16:00:00
67188文字
会話率:27%
※完結まで毎日投稿中
奇人? 変人? 否、天才である!!
変人すぎて誰とも仲良くなれない自称天才の花凪圭太は、大学1年の春に恋に落ちた。
お相手は目も眩むような黒髪の美女。彼女は孤独な花凪をサークルに勧誘し──姿を消した。
黒髪の美女
──山田花子(仮称)の情報を追い求めた花凪は、サークルの皆と親交を深める必要に駆られる。
「今こそ、お土産の貴公子と言われた私の才能を見せつける時であるっ!」
お土産を駆使して“皆と仲良し大作戦”を決行する彼の行く手を阻むは、サークルの女帝“金髪貞子”。
花凪のライバル(一方的)であるイケメン天狗の大河内埴太郎。
そして──廃社をお参りした時に取り憑いてきた“空中幼女”!?
神を名乗る幼女と天才を自称する花凪が織りなす、お土産を駆使した大逆転ラブコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 19:30:00
131389文字
会話率:44%
住宅街にひっそりと挟まれる古びた神社へ、日課のお参りにきた香(かおる)。そこで神主の甥だというクスネに出会い、ひと夏の思い出を、つくるし、つくらない、し?
それは神社の神様である「クスノキ様」に、聞いてみてのお楽しみ。
最終更新:2025-05-03 18:42:56
9936文字
会話率:52%
――煙の中は、神の領域。
「文明開化」と呼ばれた時代。西洋文化が流入し始め、目まぐるしく変わる東京。そこでは少しずつ、時代の流れによって、神や妖といった人ならざるモノの存在が薄れ始めていた。
そんな中、警視庁に所属する寒川と柴に
、『呪いの振袖』なる奇怪な事件が舞い込んだ。
商家の娘・綾子が、見合いで袖を通した振袖を着てから高熱に侵され、まるで呪われたかのように衰弱していくのだ。
寒川たちは、不思議な力を操る紙縒神社の巫女・椿姫の力を借りる事になる。
「ようこそ、お参りくださいました。絵馬、お守り、おみくじ、縁に関するご相談。何をお求めですか?」
見えない糸で結ばれし人とモノの縁。
和洋の文化が混じり合う動乱の時代に、神と人と妖と、モノもが織りなす、不思議なお話。
※カクヨム様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 10:46:41
62009文字
会話率:41%
コンちゃんは、きつねである。きつねと言っても、動物のキツネでは無いし、うどんでもそばでも無い。そう、彼は神様の使いなのだ。
ある日、稲荷神社をお参りしたら、頭の中に声が聞こえる様になった、主人公。平凡で、だけど少しだけ大変な日常を、何
とかしたい。困った時には神頼み。さあ、どうなる?
ホラーは、ありません。
自覚の無い霊能力者の日常を、淡々と綴る様に書けたらと思います。
ファンタジーや恋愛要素が将来入る時は、ジャンル・キーワードを変えるかも知れません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-11 15:44:18
33670文字
会話率:45%
合格祈願をしに神社にお参りに来た男子高校生の陽は、突然異世界の迷宮に転移した。転移した直後、ウサギの魔物に襲われるが真紅の瞳をした銀髪の少女フェイの魔法により助けられる!
転移時になぜか魔眼になった目には、命の危機、人の感情、物の状態が
見えるようになっていた!
突然転移した世界で戸惑いつつも仲間になった腹ペコ魔法少女フェイと魔眼と料理の腕しかない主人公、陽はダンジョンに入り生きようと奮闘する!
処女作です!是非、読んでみてください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 18:00:00
19700文字
会話率:42%
さてさて、皆さま。
日本には八百万の神様がおりまして、そのひとりに住吉命(すみよしのみこと)という冴えない神様がおりました。
金色だった髪はくすみ、神社はボロボロ、お参りするのは高校生の田中くらい。
そんな住吉命が、ひょんなこと
から神無月の伊勢参りに巻き込まれたから、さぁ大変。
神々の因縁、信仰を失った神たち、そして叶えたいひとつの願い。
逃げるに逃げられず、気づけば運命の渦のど真ん中。
それは、こんなおっちょこちょいな神様の、ほんの与太話……いいえ、狂詩曲(ラプソディ)でございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 18:25:36
135549文字
会話率:36%
ものには流行り廃りがある。
それは神・仏の信仰にも当てはまるようです。
太郎稲荷のそばに茶店を構える老夫婦。お稲荷様への参詣客が無いせいで店は閑古鳥。
一日暇をしている爺さんに、婆さんはお稲荷様にお参りしてくるよう勧めるが…。
最終更新:2025-02-13 20:19:36
6937文字
会話率:1%
現代日本の片田舎、七五三で氏神様にお参りするため観魂神社へと向かう少女・鈴鹿千歳と両親は神社のある山に到着した。
麓で車を停め、先に母と千歳の二人で神社までの石階段を登っていく。
その途中、千歳は忽然と姿を消してしまう。必死に探す母の努力虚
しく、千歳の姿はどこにもない。
千歳は山にいたが、同じ世界の山にはいない。千歳は神隠しに遭ってしまったのだ。
不気味で人も動物の気配もない木々生い茂る森に放り出され、不安に押し潰されそうになる千歳の前に、一人の少年が姿を現す。
怪我をしていた少年を介抱してあげると、二人で不気味な森から出ようと試みる。
脱出を目指す二人に迫る恐ろしい人ならざる〝影〟から逃げる内に、神社に潜む〝おぞましき存在〟を知ることになるのだった。
これは日常と非日常が交錯する、家族の記念日から始まる恐怖奇譚――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-17 20:10:00
29316文字
会話率:31%
辺り一面の銀世界。
お参りと称し、夜に人気のない神社へ向けて階段を上る『俺』と『アイツ』。
行きはよいよい。帰りはこわい。
そんな話。
最終更新:2025-01-01 00:00:00
2573文字
会話率:27%
「願いを叶えるよ。ただ、僕の願いも叶えて」
将棋の大会を控えている大翔(やまと)は願掛けのために小さい神社にお参りへ行く。そこで謎の声を聞いた大翔は、願いを叶えてもらう代わりに神の願いを叶えることになる。自由奔放に振る舞う神の本当の目的と
は...?
日常に彩りを与える些細なきっかけになれば幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 06:10:00
1320文字
会話率:26%
2005年平成17年。ある夏祭りの日。小さなボロいお社でお参りをした時、彼女は名前を失った。■■■■。彼女の名前は己の口からも、他者の口からも自分の名前は聞こえなかった。やがて彼女の明るさに影がかかっていく。あれから五年後。夏の日、中学三年
生となった彼女■■はある怪異と遭遇。その怪異と遭遇した後、男性に助けられる。彼は直文と名乗り、持てる力を持って彼女を守ろうとする。
これは守り守ろうとする半妖と少女の物語。
簡潔なあらすじ
狙われる少女を彼ら半妖が守るお話です。
※カクヨムと重複投稿
※創作怪談があります。怖くないと思います(主観)
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません
※筆者の調査不足により、なんちゃって平成時代になっている可能性おおいにあり(捏造とも言う)
※まだ未熟な部分がありますが、楽しんで読んでくれると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 13:43:41
551142文字
会話率:38%