★ご報告★
【ヒストリアノベルズさまより、2020年2月15日に書籍化いたしました】
古代中国、殷王朝中後期。
王の妃でありながら、武器を取り、戦いに明け暮れた女性が実在した。
彼女の名は婦好(ふこう)。
婦好は女性でありながら、高い戦闘
能力と統率力をもつ英雄である。
このころ『文字』は王室の秘密だった。
十四歳の乙女サクは幼少より『文字』を学ぶ。
サクは『文字』を覚えた罪を問われて婦好軍に入隊する。
やがて婦好とサクは中華の命運を握る存在へ──。
古代文字誕生の秘密。そして、誰も語ることのなかった英雄譚。
◇…挿絵あり(自作しています)
◇同時代の戦記化の前例なし(国内商業作品含む)。いままで語られなかった時代の巾幗小説です。ありがたいことに、大河ドラマのよう、という感想をいただいています。
※マグネット版は毎話挿絵あり。なろう版は先行更新。
※不定期更新
※無断転載は固く禁じます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-02 21:23:58
376658文字
会話率:35%
クレトス王国、ハイドフェルト・琴乃葉王女は、血も涙もない冷血な王女ですが、世界を救うという強い誓約を立てた王女です。そんな王女に忠誠を誓う、王室警護・青い薔薇隊、隊長である、黒群遥(くろむれはるか)は、ハイドフェルト・琴乃葉王女より、琴乃葉
王女の弟である、オズ・雄二朗王子に謀反の疑いがあるとして暗殺を命じられます。
オズ・雄二朗王子は、かつて黒群遥の恋人でしたが、今は事故により不自由な体で毎日絵を描いている世捨て人になっています。わずか原稿用紙10枚のシナリオ形式の物語です。何卒よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-22 12:03:01
2644文字
会話率:36%
聖女は公職。
本来なら未婚の王族が結婚までの期間任命される名誉職。
しかし今代、めぼしい王族や血縁の公爵家には該当者が居なかったため、やむをえず白羽の矢が立ったのがわたくしレテシア・マクレーンでした。
わたくしの実家マクレーン公爵家は一
応公爵という爵位は頂いているものの、百年ほど前に断絶した当時の王家の某系で、現在の王室とは直接の繋がりの無い家柄。
お飾りではあったけれどとりあえずは食べるのに困らないし落ち目で貧乏な実家の助けになるかと引き受けたのですが……。
なんと、聖女は恋愛禁止なのです!? 恋愛すると聖女の力が弱まるからダメですと?
でもわたくし、魔力特性が無いのでもともと聖女の力は使えないのですけど……。
そんな折、聖女庁を統括するマクシマム王太子がわたくしの目の前で宣言します。
「聖女レテシアよ、本日この時をもって貴様は解任だ。聖女の位は剥奪、この聖女庁より追放する!」
と。
冷たい視線をこちらに向ける王太子。
はう。急に一体何が?
そう思って首をかしげていると。
「お前のそういうとこ所が私はずっと気に入らなかったのだ。聖魔法も碌に使えない半人前のくせに。お前のような者を聖女として迎えた事自体が誤りだったのだ!」
そう怒鳴るマクシマム殿下。
「まあいい。真の聖女が見つかった今となってはお前はもう用済みだ。荷物を纏めてとっとと実家に帰るといい!」
まあでも。
それなら。
ええ、望むところです!
このまま恋愛も出来ず干物のような人生を送るくらいなら、貧乏にだって耐えて見せますわ!
おうちに帰ればわたくしの愛しいティア(猫)も待っている筈。
彼女の真っ白なもふもふの毛並みを堪能して、にくきゅうをもみもみして。
ああもう考えるだけで幸せな気持ちに浸れます。
さあさ帰りましょうと荷物を纏めていたわわたくしでしたがなんだか様子がおかしくて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-01 21:51:34
7173文字
会話率:18%
空腹で眠くて怠い中、王室からの呼び出しを受ける聖女アルム。
そして民衆の集まる広場で告げられたのは、新しい聖女の出現。そして、暇を出すから還俗せよと、事実上の解雇通告。
新しい聖女は公爵令嬢。そんなお嬢様に、聖女が務まるのか? と思った
瞬間、アルムは眩い閃光に包まれ――――
自身がぼろぼろになるまで使い潰された挙げ句、処刑される未来を視た。
アルムはそんな未来に対し、天啓です! と――――喜んで自らにセルフ追放を課し、馬に乗って国境までぶっち切ることにした。
わたしがいなくなった後の国がどうなるか? そんなの知らん。
アルファポリス・カクヨムに掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-26 10:05:12
3409文字
会話率:15%
コンビニ強盗に襲われた拓也は異世界に転生した。
イリスヴァンと名付けられ第2の人生を歩むことになる。
魔術、剣術などの才能に恵まれ、何不自由なく暮らすイリスヴァンだったが、5歳の誕生日にホーエンハイム王国からの迎えがくる。
イリスヴァンの母
親はホーエンハイム王国の現国王の妹だった。
こうして王室で王族としてイリスヴァンは暮らすことになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-16 21:25:28
1522文字
会話率:26%
生まれの経緯から、聖女に列せられた伯爵令嬢クリスティアナ・ディ・アストリア。
彼女は世界を滅亡から救うために大地に降臨した女神ディアナであった。
大地に暮らす人々のため、来たるべき破滅に備えようとしていたが、権威を欲した王室に妃候
補にされ、学園に通わせられる。
さらに卒業の式典で王太子と恋仲になった男爵令嬢殺害に濡れ衣を着せられ、偽聖女として断罪されそうになる。
クリスティアナは、人々を救うために貯めた力を行使せざるを得なかったため、地元の領地しか守る事が出来なくなった。
世界の破滅とは裏腹に、大発展を続ける領地。
王太子たちはクリスティアナに今までを詫び救済を求めるが、もはやクリスティアナにもどうすることもできないのであった。
短めの作品となりますが、よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-07 22:41:05
63910文字
会話率:35%
国王の弟の息子である尊人は、英国留学から帰国し、公務を始める。まもなく思わぬ事態となり、22歳の若さで国王となる。尊人は「この国にはもはや国王は必要ない」と思っており、この国の王室制度を終わらせようと画策する。様々な命の危険を冒し、やっと
自由を手に入れるが、今度は尊人のクローンが・・・。ともに留学していた二人の近衛兵との三角関係も目が離せない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-28 18:23:06
100547文字
会話率:50%
終戦から復興の途中にある、ダービシャー王国。
そこで王族御用達の高級カーペット店を営むペトロッシ家のひとり娘、サルシャンは、突然王国の第3王子、ドレイクから婚約を申し込まれ、そして婚約を破棄されてしまう。
この背景には、弱気なドレイクの
性格と、孫の結婚を心待ちにする余命僅かの祖母の存在があり、元来その気もないサルシャンは、偽装の結婚式に無理やり参加させられることに。
悲しい過去を持つサルシャンの顧客、カートや、ドレイクを慕う王室メイドのミラを交えながら、それぞれの幸せを探し求める偽装結婚式が、今幕を開ける……。
*前編、後編の2部構成となります。
悪意のあるキャラクターや展開はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-16 15:24:18
11775文字
会話率:30%
私の名はイルク公爵家の長女アロンザ。
卒業パーティーで王太子のハインツ様に婚約破棄されましたわ。王太子の腕の中には愛くるしい容姿に華奢な体格の男爵令嬢のミア様の姿が。
国王と王妃にハインツ様が卒業パーティーでやらかしたことをなかったこと
にされ、無理やりハインツ様の正妃にさせられましたわ。
ミア様はハインツ様の側妃となり、二人の間には息子が生まれデールと名付けられました。
私はデールと養子縁組させられ、彼の後ろ盾になることを強要された。
結婚して十八年、ハインツ様とミア様とデールの尻拭いをさせられてきた。
十六歳になったデールが学園の進級パーティーで侯爵令嬢との婚約破棄を宣言し、男爵令嬢のペピンと婚約すると言い出した。
私の脳裏に十八年前の悪夢がよみがえる。
デールを呼び出し説教をすると「お前なんか母親じゃない! 俺の母親は俺を生んでくれた母上だけだ! 俺はペピンとの真実の愛に生きる!」と怒鳴られました。
この瞬間私の中で何かが切れましたわ。
「昔から仏の顔も三度までって言うでしょう? 当時王太子だったハインツ様からの卒業パーティーで婚約破棄され恥をかかされる。前国王陛下と王太后陛下から、卒業パーティーでハインツ様がしたことをなかったことにされ正室になり仕事だけするように言われ、誇りを傷つけられる。現国王陛下とミアさんの息子であるデールを、強制的に私の養子にさせられる。これまで私は王室に三度煮え湯を飲まされてきました。……そして四度目がデールと侯爵令嬢の婚約破棄。もうこれ以上は面倒を見切れませんわ」
十八年かけて全権を握った私は、ハインツとミアとデールを見捨てることにした。
※ヒロインは気が長いです。
「Copyright(C)2021-九頭竜坂まほろん」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 12:22:38
12618文字
会話率:38%
羽根を広げた天使の後ろ姿のような大陸『天使の背中』。
その東大陸北西部に位置するエスペーシア王国にて、コリアンダー騎士団長はカステーラ博士のお茶会にお呼ばれする。
ひょんなことから、話は6年前の王室専属医決定時の頃へ。
カステーラ博士が王室
専属医の就任を断った理由が、コリアンダー騎士団長の言葉とともに明らかになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-17 00:07:33
5029文字
会話率:32%
建築家を夢見るトニア・マビリオは留学先のソグラツィオで建築について学んでいる。
トニアは慣れない文化と言語の中、夢中で勉強をする日々を送っていた。
しかし学院の敷地内にある古い屋敷を見学しようとしたその日、トニアは偶然ソグラツィオ王室の王子
に出会う。
出会い頭に、今見た光景は秘密にして欲しいと王子から懇願された彼女は断る間もないまま二人だけの秘密を共有することになる。
警戒心の強い彼と歪な関係を結ぶことになったトニア。
とにかく無事に留学生活を送りたいトニアだったが、事態は思わぬ方向へと進んでいく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-09 18:32:16
265701文字
会話率:43%
リラクレア王国では十数年前に流行った恋愛小説の影響で年に数回、婚約破棄事案が発生する。
年々減っては来たものの、未だに年間二桁は起こる婚約破棄をなんとかすべく王室は秘密裏に調査・処理を行なっていた。
現在、婚約破棄対策室を任されているのは第
三王子であるヨハン・リラクレア殿下。
側近でもあり副室長の侯爵家次男ミカエル・ブラウニーは21歳という適齢期でありながら婚約者もいないし継ぐ領地もない事を良い事に毎日仕事に励んでいる。
そんな彼らの元に新たな婚約破棄事案が発生…しかも何故か仮面舞踏会で行うという情報が!
顔も身分も名前すら偽る仮面舞踏会で婚約破棄とは、余程の馬鹿がいたものだ。
職務に従順なミカエルは被害者である令嬢に扮装し、仮面舞踏会に潜入するがーーーーーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-04 16:14:24
7130文字
会話率:12%
ティンクは幼い頃に両親を亡くし、父の上司であるお兄さんことルセフレット家の養女として迎えられた。
あの日、ティンクの幸せな生活が終わった日に拾った猫と共に一日一日を過ごしていたティンクだったが、ルセフレット家はまあまあの高位貴族だった為に学
園に通うように王室から要求される。
ルセフレット家の人間以外と碌に話せないティンクは学園に通うも、“殺人犯の娘”という目で見られ、なかなか友人ができず。
そんなある日、ティンクは美しい銀髪を持つ青年と出会う……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-08 22:07:13
3412文字
会話率:45%
日本では15歳の沢田和弘君が精神的に追い詰められて自殺しました。
しかし、彼は女神によって異世界に転生させられ、2度目のチャンスを与えられました。
426年、フェルウェイシュ王国で、王室の兵士と魔術師の戦争の渦中に身を置くことになった。&
quot;魔術師の最後 "という名前が付けられていた。
この世界の魔術師は差別の犠牲者であり、その力は人間を恐怖に陥れる。
多くの人が戦争で生きたまま焼かれ、他の人たちは平等のために戦おうとするが、フェルウェイシュの王はそれを許さない。
事情を知った青年は決心して魔導師を助けますが、重傷を負った人間を見つけて助けます。しかし、彼女を襲う魔導師たちを見て、彼女を守ろうと決意し、追放された魔導師となったのです。
彼は、より平等な世界に変えるために協力してくれた若い人間とともに、新たな冒険に出発した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-25 08:00:00
23094文字
会話率:21%
「双子は災いをもたらす」
そんないい伝えがはるか昔からあるドーウ王国の王室に双子の赤ちゃんが産まれた。
国王も王妃も、国に災いをもたらしてはならないと考え、王宮に隣接した未開の森で2人を育てる決断をくだした…。
マイペースで無意識に周
りを振りまわす王女と、王女を守ることに闘志を燃やす王子。
そんな2人が聖女と守護騎士へと成長していく…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-12 22:03:57
2562文字
会話率:37%
父が再婚した。しかも相手は侯爵夫人だった人。
子爵家のマリアにできた新しい姉と兄は、伯爵夫人に、侯爵さま。それでもなんとかうまくやっている。
そんなある日、王室主催の夜会の招待状を義姉が持ってくる。
その夜会は王太子の花嫁候補を選ぶ
という噂の夜会。マリアは、エスコートをしてくれる人がいないことを理由に断ろうとする。でも、義兄がエスコートをしてくれることになってしまい……
「冬のシンデレラ」企画、企画参加作品です。
12/19~12/22間 9時、17時の二回更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-02 11:08:34
20216文字
会話率:39%
イギリスに王室がない世界線に行くにはどうしたらいいのか考えていたら、長文になってしまった。備忘のために書き残し。
最終更新:2021-09-27 00:33:59
2981文字
会話率:0%
終章前に伴い改稿を掛けております。内容が多少ずれており負重をお掛けしております。
先王の忘れ形見である公爵は黒獅子公と呼ばれ、数々の武勲をあげ、叔父である現王の内政も助けるなど、生来の顔の良さも手伝って完璧王子の名を欲しいままにしている。一
方、名門筆頭侯爵家の娘でやはり完璧なザ・令嬢の名を轟かせていながら社交界に全く興味がなく、魔術の向上に余念がないアリアンナ。二人とも結婚には興味がないものの、周囲からの圧は重く、いつの間にか花嫁選抜が始まり否応なく距離が縮まっていく内に、お互いを意識するようになっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-18 16:45:24
125654文字
会話率:34%
21歳フィオリアは在位2年目のカルディア国女王だ。連日煩く王配を決めるよう言われ、とりあえず近場で済まそうと幼馴染で現女王付き近衛騎士長のリードを婚約者にする。だが、現実は甘くなく仮の夫は正式な手順を踏んで盛大にフィオリアの本当の夫となって
しまった。結婚すれば収まるはずだった話が今度は次代を望まれる。その上リードは溺甘な夫になって昼夜を問わず自分を蕩けさせる。────こんなはずじゃなかった!! フィオリアの叫びは今日もリードのキスで塞がれる。
※ 『黒獅子公爵の悩める令嬢』のスピン・オフです。
大きなあらすじと思って読んで頂ければ嬉しいです。後々加筆します。黒獅子と合流もしたいです。
※ 『アルファポリス』様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-11 00:31:17
8715文字
会話率:46%
リリアーネは王室に仕える使用人の一人だ。そして、リリアーネのお世話をする担当は次期皇帝の地位が約束されているレオ・リグネロス王太子。だが、そのレオは政略結婚によって、性根の腐った悪役令嬢と政略結婚させられそうになっていた。レオはどうにかして
婚約を阻止しようとするも、なかなかうまくいかず……。そこでリリアーネは余りにも不憫なレオを見かねて、ティーカップを持って彼の部屋へ。優しく相談に乗ってあげていたら気付けばリリアーネはレオの心を射止めていた。
そして舞台は変わり、悪役令嬢とリリアーネとの全面対決がはじまる…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-10 18:08:20
5080文字
会話率:48%
キリスト教歴二千年の切りのよい年に、古典文学の棘姫(いばらひめ)を私なりにアレンジしたものです。
前千年紀の遺物となります。
最終更新:2021-08-28 22:17:04
11323文字
会話率:18%