【全年齢版】伯爵家次男のマリンは、公爵家嫡男のミシェルの婚約者として一緒に過ごしているが、実際はお飾りの存在。そんなマリンは池に落ちたショックで前世は日本人の男子で今この世界が小説の中なんだと気付いた。マズい!このままだとミシェルから婚約破
棄されて路頭に迷う未来だけだ…
僕はそこから前世の特技を活かしてお金を貯め、ミシェルに愛する人が現れるその日に備えだす。2年後、万全の備えと新たな朗報を得た僕は、もう婚約破棄してもらっていいんですけど?ってミシェルに告げた。それなのに…僕に未練たらたらなのはどうして?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 08:00:00
67562文字
会話率:20%
「完全無欠の悪女、デステージョに転生してる!?」
家族に搾取され過労で死んだ私が目を覚ますと、WEB漫画世界に転生していた。
「悪女上等よ! 悪の力で、バッドエンドを全力回避!」
前世と違い、地位もお金もあり美しい公爵令嬢となった
私は、その力で大好きなヒロインをハッピーエンドに導きつつ、自分のバッドエンドを回避することを誓う。
婚約破棄を回避するためヒーローとの婚約を回避しつつ、断罪にそなえ富を蓄えようと企むデステージョだが……。
不仲だったはずの兄の様子がおかしくない?
ヒロインの様子もおかしくない?
敵の魔導師が従者になった!?
自称『完全無欠の悪女』がバッドエンドを回避して、ヒロインを幸せに導くことはできるのか――。
「カクヨム」「アルファポリス」でも連載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 21:20:00
66180文字
会話率:38%
地味で人見知りなアイドルオタク、佐伯晴歌は、異世界に聖女として召喚されてしまう。
けれど力は目覚めず、幽閉された薄明竜との静かな日々が始まる。
そんな中、彼から教わった“魔法”を通して、かつてライブで感じた感動を再現できると気づいた晴歌。
魔法×音楽で演奏会の演出を手がけ、第一王子アレクシウスとの出会いをきっかけに、舞台は華やかに動き始める――
やがて聖女の力は、国を巻き込む陰謀にまで光を当てていく。
光の魔法でステージを照らす、異世界ファンタジー開幕!
人見知りのドルオタ、音楽を“魔法”で彩ります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 21:10:00
23956文字
会話率:14%
裕福な商家の一人娘・オレリーは、家業の発展のため、貴族のルドヴィク・ド・セルジ子爵と結婚する。
けれども、美貌の夫は地味なオレリーに興味を示さず、華やかな愛人を侍らせては散財する日々。
執事シルヴァンの支えを受けながら、オレリーは静かに
屋敷を守っていた。
そんなある日、彼女の運命を揺るがす“出会い”が──。
※毎日19時更新予定(全8話予約投稿済・完結)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 19:00:00
8328文字
会話率:35%
嫁ぎ先の王から「愛することなどない」と言われ、
周囲からは「お飾り王妃」と侮られる――。
それでも、帝国の皇女クリスベルタは微笑んだ。
寵姫がいる? 民に歓迎されない? 上等ですわ。
ならばこの王国、まるごといただきましょう。
冷遇・陰謀・
嘲笑? すべてを跳ねのけ、
策略と知略で王国を手中に収めていく“嫌われ王妃”。
ただ「国を獲る」ために嫁いだ皇女が、
冷たい玉座を笑顔で乗っ取る、孤高の王妃の征服譚!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 12:30:00
88764文字
会話率:22%
就職して2年目の松本夏美は、人生を平穏無事に過ごしたいだけの24歳。
日本語堪能な、欧州系私企業のお飾り日本支店長(イケメン御曹司?)は、どうやら高名な錬金術師の子孫らしいです。謎の『宝珠』に反応する人を探しに来た彼に、その宝珠の関係者と言
われてしまった夏美は戸惑いつつも、その『宝珠』の謎を一緒に解くことにしたのですが…。
サブタイトルに☆が付してある部分の後書きには、タロットカード語りがあります。
また、文中において、ドラゴン、龍、竜という名称が混在しておりますが、その種族由来、その地方由来の呼称を優先しておりますので、ご了承ください(白銀龍、白蛇竜等)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 12:23:06
902982文字
会話率:30%
子爵家令嬢グラディス・シャムロックは、結婚式を目前にしてバセット子爵家嫡男の婚約者・アーロンが出奔したため、捨てられ令嬢として社交界の評判になっていた。
しかも婚約はアーロンの未婚の兄弟のうち「一番出来の悪い」弟・ヴィンセントにスライド
して、たった数日で結婚する羽目になったのだから尚更だ。
「いいか、お前はお飾りの花嫁だ。これは政略結婚で、両家の都合に過ぎず……」
「状況認識に齟齬がなくて幸いです。それでは次に、建設的なお話をいたしましょう」
哀れなお飾り妻――そんな世間の噂を裏付けるように、初夜に面倒くさそうに告げるヴィンセントの言葉を、グラディスは微笑んで受けた。
そして代わりに差し出したのは、いつか来る離婚の日のため、お互いが日常を取り戻すための条件を書き連ねた、長い長い契約書。
「こちらの契約書にサインをどうぞ、旦那様」
勧められるままサインしてしまったヴィンセントは、後からその条件を満たすことに苦労――する前に、理解していなかった。
契約書の内容も。
そして、グラディスの真意も。
この作品はカクヨムにも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 09:11:16
21497文字
会話率:53%
――あなたのために杉(仮)を伐る。新婚伯爵の別居婚、標高差1000メートル
散々結婚を先延ばしにされた挙句、ついに婚約破棄された男爵家の令嬢・ヘルミーナはとうに行き遅れ。
厳格な父親は家の恥さらしだと、彼女を老貴族の後妻として嫁がせよ
うと画策していた。
老貴族の名を聞き、前世の日本人としての記憶がぼんやりとあったヘルミーナは確信する。
ここは乙女系領地運営シミュレーションゲーム『黒薔薇姫のシュトラーセ』エンディング終了直後の世界で、彼女はこの後夫の不正に巻き込まれて没落するのだと。
抗う彼女の窮地を偶然救ってくれたのは、病のせいで顔をくまなく覆った貴族、「お花畑伯爵」ウィルヘルム。
瘴気漂う領地のせいで滅多に領外に出ないとあって、長らく独身だった。
ウィルヘルムが事情でお飾り妻を必要としていると知ったヘルミーナは、彼に結婚と領地運営の手助けを申し出る。
たとえ彼が「二週目フリーモード以降選択可能な、高難易度領地持ちPC」であろうとも。
しかし手助けしようにもコミュニケーションはままならない。
瘴気を徹底的に避けるため、彼は森林限界の上に建てた別邸で一年の大半を過ごしているのだった。
「あなたの暮らす屋敷からは大よそ1000メートルといったところですね。……標高で、ですが」
1000メートルの別居婚を提案されたヘルミーナは、花粉に似た瘴気をまき散らす森を前に決意する。
登山をして会いに行き、政治的パートナーとして距離を詰めることを。
でなければ、また実家に戻されてしまうだろう。
もう後がないヘルミーナは、伯爵とともに領地を繁栄させることができるのか……?
この話はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-13 09:22:26
194053文字
会話率:35%
ローズ・レナルド侯爵令嬢は王命の政略結婚で政敵のヘンリー・ディクソン辺境伯に嫁ぐことが決まった。結婚式の直後にヘンリーに「君を愛することはない」と言われ、婚姻後もお飾りでいいから離れで暮らすようにと告げられたローズはそれでも辺境伯夫人として
できることをすると決め、使用人の労働環境を改善し、野菜を栽培したり、炊き出しをしたり、裁縫をしたりして暮らし始め、周囲にはいつの間にか夫人として認められるようになっていく。
一方でヘンリーは初恋をこじらせていてややこしいことになっているのだが…さてこの二人の関係は変わっていくのか?
マイペースな侯爵令嬢と不器用な辺境伯の夫婦関係はいったいどうなる?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 21:00:00
13250文字
会話率:47%
……長い眠りから覚めた気がした俺が見たのは、見慣れない石造りの天井と、心配そうに俺をのぞき込んでいる綺麗なお姉さん。
そして小さくなってしまった子供の体と、二つの記憶。
一つは日本で冴えないアラフォーサラリーマンをやっていたもので
、もう一つはアムルサール帝国の26代皇帝、アムルサール26世。11歳のもの。
幼い皇帝の記憶によると熱病に罹って死んでしまったらしく、そこに俺の魂が入って生き返ったらしい。
――大国の皇帝とか人生勝ち確なのではと舞い上がったのも束の間、すぐに様子がおかしい事に気付く。
皇帝の死に際だったというのに、殺風景な部屋には付き添いが一人だけ。医者も大臣もいない。そんな事ってあるのだろうか?
不審に思って情報を集めた俺は、間もなく知ってしまう。
この国は宰相によって牛耳られており、皇帝はただのお飾り。宰相の意に添わなければ簡単に挿げ替えられてしまい、その数はこの40年で21人。皇帝の平均寿命は15歳という、まさに使い捨ての存在である事を。
――勝ち確人生のはずが一転、命の危機に瀕した俺はなんとか生き延びる方法を。
できれば王宮から多少の資産と、美人なお姉さんを連れて逃げる方法を探す事を決意する。
この物語はそんな打算に満ちた俺が、恩人の少女と幼い皇帝の記憶に残っていた望みを叶えるために。平凡な人生経験と読書好きだった知識を活かして国を取り戻し、恋した女の子と一生を添い遂げる。そんな純愛帝国再建記……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 06:10:00
707937文字
会話率:18%
家を救うため、公爵家の一員であり冷徹と噂される宮廷魔術師団のエース、セドリック・アシュフォードに「お飾り」として嫁ぐことになった没落伯爵令嬢のリリアナ。彼は研究にしか興味がなく、屋敷では会話すらない毎日。
魔術の素養もない彼女は、彼や周囲
から「無能」と見下されていた。だが彼女には、今では「非科学的な迷信」とされ、魔法使いの誰もが見向きもしなくなった、古い魔法を知っていた。
やがて王国を、最新魔術が一切通じない天の災厄が襲う。
数多の貴族達が絶望する中、最後に希望の光を灯したのは、彼女だけが知っている『秘密の魔法』だった。
※微ざまぁ展開ありです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 07:01:06
10888文字
会話率:33%
「妃なのに、毒の成分調べてますけど?」
──後宮の“異物”、今日も薬と事件に首を突っ込む。
薬と毒の都・景梁(けいりょう)。
その煌びやかな後宮に、異例の女がいた。
名を清蘭(せいらん)。もとは市井の薬師の娘。
ひょんなことから皇帝の命を
助け、なぜか「妃」という肩書で後宮に押し込まれた。
だが彼女にとって、豪奢な衣も美食もどうでもいい。
興味があるのはただ一つ──人の体と毒の反応。
「どう見ても香炉から毒が出てるのに、誰も騒がないって何?」
「これ、忘魂香じゃなくて“混合型”かも。って、何で私が解析してんだよ……」
殺意、嫉妬、毒と策略。
化粧と笑顔の裏には、必ず“病”が潜んでいる。
お飾りの妃? ただの毒女?
──いいえ、彼女は“金針の寵妃”。
この後宮、何があっても私が看破してみせる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 08:21:53
12031文字
会話率:35%
魔王を倒して用済みとされた勇者は、例のごとくその力を危険視した悪徳貴族たちの策略により排除されそうになる。
そんな悪徳貴族たちの企みを、お飾りの国王は制止するが強行される。
これはそんな勇者にとってはありふれた、悪徳貴族たちにとっては上手
くいくはずの、国王にとっては災難なお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 23:10:00
15995文字
会話率:65%
すでに寵愛する人がいる、殿下の婚約候補決めの舞踏会を開くと、王家の勅命がドーリング公爵家に届くも、姉のミミリアは嫌がった。
公爵家から一人娘という言葉に、舞踏会に参加することになった、ドーリング公爵家の次女・ミーシャ。
家族の中で
“役立たず”と蔑まれ、姉の身代わりとして差し出された彼女の唯一の望みは――「舞踏会で、美味しい料理を食べること」。
だが、そんな慎ましい願いとは裏腹に、
舞踏会の夜、思いもよらぬ出来事が起こりミーシャは前世、読んでいた小説の世界だと気付く。
他サイトでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 08:44:18
11742文字
会話率:35%
好きな人のお嫁さんになる。シャノンのその夢はあっけなく打ち砕かれた。
どうやら自分は和平交渉のために帝国の皇帝と結婚するらしい。世界の血統のいいとこどりとも言えるシャノンの結婚は、ペットの子どもをあげるかのようにあっさりと決まった。
それな
りにショックを受け、泣き暮らしたシャノンは皇国に向かう道中魔獣に襲われて死にかける。だがその時、シャノンの中に流れる古代神聖王国の血が目覚めて―――
そして、一度死にかけたシャノンは悟った。
「やっぱ命あっての物種よね。お飾りの皇妃? なにもしないのに養ってもらえるなんて天職では!? 体も強くないし、帝国でぬくぬくさせてもらおう!!」
一転、お飾りの皇妃に前向きになったシャノンだったが、結婚式の後問題が生じた。
「……侍女が、誰も来ない……」
まずは侍女を探さないといけないようだ。
〈楽して生きたいシャノンが頑張らないために頑張るお話。〉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-09 22:06:48
645572文字
会話率:46%
カステヘルミは公爵家の次男オリヴェルの元へ嫁ぐことになったけれど、オリヴェルは幼い時から共に育ったユリアナへの恋慕でこちらを見ようともしない。公爵家の長男もユリアナに夢中なようで、初夜で放置をされたカステヘルミは、ユリアナを間に挟んでお茶を
楽しむ公爵家の兄弟を見て、自分が窮地に追い込まれていることに気が付いた。これはユリアナと一言でも話せば、ないことないこと言われることになり、やってもいないことをでっち上げられることになるだろう。公爵家の人々はユリアナを溺愛しているので、誰を信じるってユリアナを信じるのは目に見えているもの!!しかも!しかも!ユリアナは公爵家の二人の息子に対して、恋人のような妻のような素振りで接しているの。ユリアナ様は恐らく『一妻多夫』を望んでいるのでしょうし、公爵家の二人もそれで良いと考えているのでしょう。真実の妻がいると言うのに、お飾り程度の女なんか抱けるか!!ということで放置されたということでしょう。それなら私、是非とも皆様を応援したいと思います!!一妻多夫大いに結構!!今、カステヘルミの大逆襲が始まる。完結お約束! カクヨムにも更新しております!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-09 17:00:00
453033文字
会話率:49%
侯爵家に嫁ぐことになった子爵令嬢のグレタは、結婚式の日に、侯爵の義妹に突き飛ばされて頭を打ち、前世の記憶を取り戻す。ああ、私って結婚したくて仕方がなかったのに、結局未婚。最後はタクシーに轢かれて死んで、異世界転移してしまったのね!それで?念
願叶って結婚できたのに?お飾りの妻?本命は義妹? とりあえず、結婚生活については放棄を選び、自分の選んだ道を突き進み出したグレタ。だと言うのに、行く先には夫が居て?夫相手に商談しなくちゃならないわけ?紅茶の生産を失敗?知ってる、知ってる、だけど、紅茶によって引き起こされようとしている戦争を阻止したいって? これは結婚式から失敗をした夫婦が戦争を防ぐために、趣味と実益を兼ねて共同戦線を張るお話。果たして二人に溺愛生活は待ち受けているのか? カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 16:00:00
317027文字
会話率:47%
私の母はお飾りの妻でした。
王女殿下に婚約者を奪われ、望まぬ結婚を強いられた母。
父と愛人に疎まれ、『お飾りの妻』と呼ばれながらも、当主夫人と当主の仕事を毅然と熟す母の元で育った私は、やがてその母の跡を継ぎ――
母と同じく皆に疎まれ、見
目も悪く可愛げもなく、『お飾り』にもなれぬ私の、その半生の物語。
*ハッピーエンド折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 21:09:19
17830文字
会話率:17%
「むすめの世話をして欲しい」
夫からの求婚の言葉は、愛の言葉では無かったけれど、幼い娘を大切にする誠実な人だと思い、受け入れる事にした。
結婚前の顔合わせを「疲れて出かけたくないと言われた」や「今日はベッドから起きられないようだ」と
、何度も反故にされた。
それでも、本当に申し訳なさそうに謝るので、「体が弱いならしょうがないわよ」と許してしまった。
結婚式は、お互いの親戚のみ。
なぜならお互い再婚だから。
そして、結婚式が終わり、新居へ……?
一緒に馬車に乗ったその方は誰ですか?
※他サイトで公開していたものになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 18:30:00
38106文字
会話率:18%
恋愛ゲーム世界のモブに転生した麻倉美玲は、ガチのモブだったためルートに入れず、忸怩たる思いを抱えていた。そこへ青天の霹靂のように訪れた、異国のハイスぺ公爵からの求婚。結婚式後に「私が君を愛することはない」と言われてしまうも、自分を「放置妻か
ら溺愛され妻になる系ストーリーの主人公」だと信じて疑わない。テンプレに従って行動してみるも、事態はハンナの意図しない方向へ…
ガチのモブ・ハンナの思い込みが引き起こす、恋の奇跡!
※「モブだと信じない女(転生者・麻倉美玲の場合)」の続編になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 11:46:37
6285文字
会話率:43%
――目が覚めたら十年前。まだ幸せだったころでした。
ヴェッセル王国の「お飾り王妃」と呼ばれていた女性フライアは、二十五歳の若さで亡くなった。
夫である国王陛下やその寵妃、王宮の大臣や使用人たちに虐げられてきたフライアの死因は過労死。
そ
して、フライアが次に目を覚ますと何故か十年前に時間が巻き戻っていた。それを知った時――フライアは決心する。
――もう、あんな奴らのために働いて命を落とすことはしない、と。
フライアは元旦那との婚約解消に動き出す。すると……何故か、たくさんの事件に巻き込まれていく。
隣国からの留学生。裏表の激しい侯爵家の次男。幼馴染の辺境伯の令息に、フライアの心の支えだった『彼』。さらには魔界の魔王様。
ちょっとワケアリな人たちや騎士団の人たちと関わっていく内に……フライアは、自分の幸せを見つけ出す。
――今度は、自由に生きてみせる。
愛されなかったお飾り王妃が、やり直しの二度目の人生で自分の幸せを見つけ出すラブファンタジー。
※マルチエンディングです。エンド数は5+9です。
※リメイクバージョンです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 20:30:00
88324文字
会話率:44%
「あぁ、なんて可哀想な旦那さまなのかしら」
気弱な伯爵夫人リゼットは夫に恋い焦がれる貴族令嬢により、夜会の場でバルコニーから突き落とされる。そして、前世の記憶を思い出した。
リゼットの前世は、この国で『稀代の悪女』とまで呼ばれたアレイナ・
バルフという女性。数々の男を手玉に取り、破滅に導いてきた正真正銘の『悪女』だった。
アレイナとしての記憶を思い出したリゼットは、『とある目的』のために動き出す。それこそ――前世で見つけられなかった自身の理想の男を探すというものだった。
「哀れで、可哀想で。救いようのない目をした男がいい」
そう思っていたリゼットは出逢った。
――昏い目を持ち、なにもかもをあきらめたような男――自身の夫アーレン・ギル・グランディエに。
孤独で愛を知らない英雄と、哀れな男しか愛せない前世稀代の悪女。ふたりの関係は――動き出す。
「リゼットのこと、殺したいほど愛しているんだ」「本当、可哀想な旦那さま」
――
▼掲載先→小説家になろう、エブリスタ、アルファポリス(葉山よつば名義)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 13:23:31
7534文字
会話率:29%
「アマンダに子が出来た。だから、もうエレノアとは夫婦関係を続けられない」
そんな言葉と共に、エレノアの一度目の結婚生活は幕を閉じた。
エレノアが二十歳の時に婚姻した夫ネイサンは婚姻当初から異国の踊り子だった愛人を囲っており、エレノアとは紛
れもない白い結婚。そんな結婚生活を特に悲観することもなかったエレノアだが、二十二歳のある日。愛人アマンダに子が出来たことをきっかけに離縁を言い渡される。
それから半年後。二十三歳になったエレノアは実家の伯爵家に戻りのびのびと生活をしていた。いずれは修道院にでも行こうかな。そう思っていたエレノアの元に、まさかの二度目の婚姻話がやってきて――!?
しかも、相手は辺境にある侯爵家の当主で、年齢は三十歳。そして、よくよく話を聞いてみるとこの婚約は世に言う『お飾りの婚約』になるらしく……。それでも、報奨金に目がくらんだエレノアは了承。辺境侯爵家の当主カーティスの元で花嫁修業(偽装)に励むことになって……。
カーティスと自由気ままに過ごす日々は、とても心地いい。しかし、この関係に恋愛感情は持ち込まない。そのはずだったのに――この気持ちは、何?
「俺は、エレノアの本当の婚約者になりたい」
西の辺境侯爵家の当主(30)×一度離縁された出戻り娘(23)の偽装婚約から始まる、年の差ラブ。
※『年の差十五の旦那様~』と同じウィリス王国が舞台のお話です。
※エブリスタ、アルファポリスにも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-20 20:00:00
105326文字
会話率:33%
ここはステイプルドン王国。エッジ男爵家は領民に寄り添った暮らしを心がける、堅実で家族仲のよい一族だった。長女ジャネットは、貴族学園でも優秀な成績を収め卒業しており、妹や弟の面倒もみる評判のよい令嬢。アンドレアス・キーリー公爵は深紅の髪と瞳を
もつ美貌の騎士団長。属性は火魔法で圧倒的な魔力を誇り、四万の敵をひとりで蹴散らしたほどの英雄。アンドレアスは女嫌いで一度は結婚したものの、離婚した過去がある。しかし、翌年に控える隣国マルケイヒー帝国の皇帝夫妻の公式訪問に備えて、形式だけでいいから再婚するよう王から言われる。選ばれたのはジャネットで、初夜に言った言葉は「君を妻として愛するつもりはない」と「跡継ぎなら、既にいる。……だから子供も、必要ない」だったのだが……次第にジャネットを愛するようになり……。
これは、はじめはお飾りの妻として迎えられたジャネットが前妻の子を愛し、公爵とも心を次第に通わせる愛の物語であり、そこに至るまでの波乱の恋愛小説です。※こちらはアルファポリスでは、作風を分けるため香坂凛音の名前で投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 07:00:00
115589文字
会話率:39%