――この世界は美しくもない。愛おしくもない。――
妖精、魔獣、人間が台頭する世界。魔獣は他種族を滅ぼそうとしていた。互いに殺されないために、魔力はあるが治癒魔法しか使えない妖精は人間と協定を結び、魔獣と対峙していた。しかし、人間は魔力
を持つ者と持たざる者に分かれており、戦地に行く者は限られていた。無差別に蹂躙してくる魔獣、かすり傷程度のみ治せる妖精、戦いの有無で二極化された人間が混沌と入り混じる。
そんな世界で、戦闘の才に恵まれた人間の少女・ライナは命を奪うことへの抵抗感から魔獣を「殺す」ことを恐れていた。だが、逃れることはできず、生死を賭ける日々を過ごしていた。ある戦地で特殊な能力を持つ青年・アルドと出会うまでは……
彼女は彼と出会うことで日々に変化が現れ、徐々に変わっていく。「他傷」、「生に対する廃頽」……さまざまな想いを抱えた者たちとも出会い、傷つきながらも世界を広げていくダークファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-05 02:19:25
13198文字
会話率:13%
―この世界は美しくもない。愛おしくもない。―
妖精、魔獣、人間が存在する世界で、魔獣は他種族を滅ぼそうとしていた。対抗するために、魔力はあるが戦えない妖精は人間と協定を結び、人間が魔法を使い、魔獣と対峙していた。
戦いを拒みながらも戦
闘の才に恵まれた、とある人間の少女はそんな世界をどう生きていくのか…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-05 02:40:22
10063文字
会話率:16%
"刻越 藍"は修学旅行でとある遺跡に訪れていた。
友人達、クラスメイト達とも楽しい修学旅行を満喫していたはずだった。
クラスが選んだ遺跡観光巡り、その最後の集合写真が行われた時、刻越藍含めたクラス全員が見知らぬ場所
に転移させられてしまった。
見知らぬ場所、空気、全てがここは自分達が居た世界で無いと戸惑う。
そして考える暇を与えないかのように、一人のクラスメイトが死んだ。転移してきたのは自分達だけでは無く、その世界の化け物、モンスターも一緒だった。
逃げ惑うクラスメイト達、そんな中、藍は襲い掛かるモンスターに対峙した瞬間、頭が真っ白になり白昼夢を見た。
藍は親友の"安堂透"と共に自分が見た白昼夢の情報を使いモンスターを撃退したが、それが引き金になったかのように次々とモンスターが姿を見せ始めて行く。
突然現れたモンスターの攻撃で藍は、致命傷を負うも再び白昼夢を見せられ回復魔法を扱い一命を取り留めた。
絶対絶命に陥った時、親友の透が右腕を光らせ藍を攻撃したモンスターを一撃で撃退した。
自分達は力を授かった。転移者達の反撃が始まる。
そんな中、藍は一人その波に乗れなかった。その理由は、"自分だけ"にはみんなと同じ力が無い事、その印が右腕には無かったからだ。
それでも共に戦おうと奮闘する藍。だが一人の男子が藍に向けて告げた。
「”ニセモノ"」
その言葉で藍は、同じクラスメイト達から無慈悲な暴力を受けるのであった―――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-31 18:00:00
116488文字
会話率:29%
全ての始まりは1人の人生の終わりから始まった。
新婚生活を送っていた九条 凛と、その旦那である九条 智史は、凛の母親の死をきっかけに明かされていく秘密と向き合うために、それぞれが自分の過去と今と対峙していく物語。
最終更新:2021-05-31 02:49:56
1618文字
会話率:50%
むかしむかし、あるところにおじいさんと、おばあさんがいて、桃から出てきた赤子を育てて、成長した赤子が鬼と対峙し、退治する話。その裏側には、こんな『面接』がありました。
最終更新:2021-05-29 11:09:50
2601文字
会話率:84%
狂宴の世界で
あなたは何を思う?
最終更新:2021-05-28 14:43:02
1145文字
会話率:0%
西暦2999年 地球に住む人々の生活は豊かになり便利な世の中になった。
そんな主人公七星拳矢は突然事件に巻き込まれ、敵の組織破落戸(ごろつき)と対峙したことがきっかけで古えの古代武器(アンティークファクト)と呼ばれる武器の力が解放されること
となる。
この事件がきっかけにその少年にどう影響していくこととなるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-24 13:05:29
890文字
会話率:11%
国語辞典というあだ名の男の子、夜風(よかぜ)君に「君は偽善者だね」と言われたことがずっと棘になって残っていた灯(あかり)、それからできる限り避けてきたのだけど、中学卒業間近、くじびきで揃って卒業文集の係になってしまう。このまま卒業まで逃げ切
れると思ったのに、ついに苦手だった夜風くんと灯は対峙することになってしまって---折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-23 21:53:10
4920文字
会話率:65%
世界の秩序を人知れず保っている種族、ユグドラシルの民。彼らは世界とは関りを持たず、独自の技術を保有している種族であり、世界を救った大勇者や改革を行った大魔導士はほとんどがユグドラシルの民であるほど、ユグドラシルの民は人類と一線を画していた。
その秘境であるユグドラシルに一人の青年、トール・ミッドガルドはユグドラシルの主神であるオーディンより強くなる可能性を秘めているとされている。
ある日、オーディンの元にフランク王国の国王から第二王女が呪いにかけられて解呪と護衛のお願いの手紙が届いた。オーディンはそれをトールに任せ、トールは嫌々ながらもそれを引き受け、フランク王国に向かうことになる。
フランク王国の第二王女、シヴの解呪を行ったトールはシヴの護衛がしやすいように王立の魔導学園に入学することになった。
魔導学園ではフランク王国で根付いている魔法に関する闇が潜んでおり、トールはその闇から真っ当から対峙することになる状況になっていた。
これはトールがシヴの護衛を行うと同時に、フランク王国の魔法に革命を起こす話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-12 17:28:25
54394文字
会話率:65%
手のひらサイズの騎士と、メイド服を着た魔女と、記憶をなくした王様の「ぼく」が、王であることを取り戻す話です。
「ぼく」が目を覚ましたのは、豪華な部屋の大きなベッドの上でした。サイドテーブルの上に跪いた小さな騎士は「ぼく」を王と呼びます。で
も、「ぼく」は自分の名すらわからない。
騎士によるとそこは、王に「名」を呼ばれたものは、すべてが従う国。そして、その巨大な力を行使するため、ルールが張り巡らされた国でした。
自分のことも、国のことも、王のことも分からない。しかも、王の偽物が出て、味方は騎士と魔女のふたりだけ。
それでも「ぼく」は記憶を取り戻すべく、偽物と対峙していく、そんなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-09 14:00:00
29045文字
会話率:44%
幾度となく勇者と魔王の戦いが繰り広げられる世界。
世界に選ばれ、その使命を帯びたものは、やがてその因縁のもとに対峙する。
・・・はずなのだが
このたび世界が選んでしまった新しい勇者と魔王は、その使命を忌避してしまった。
勇者と魔王の使命を伏
せながら気ままに行く、二人の少女の旅物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-05 19:00:00
33895文字
会話率:35%
ふと気付くとそこは面接会場のような場所だった。創造神ディーネに頼まれ二度目の人生魔王ヨハネとして勇者に討伐されるまでの1000年君臨することになった神代 彗(かじろ すい)は勇者と対峙し二度目の死を迎える。1000年ぶりにディーネと再会した
彗は、褒美として3度目の人生をプレゼントされる。だが元いた世界の輪廻には戻れなくなった今、ディーネの統べるこの世界は力なくては自由に生きにくい。魔王の力を宿したまま彗は三度目の人生を始める。幼女として…
この話は元魔王の幼女が三度目の人生を楽しむ物語である///
初投稿です、小説も書き始めたばかりなのでおかしな点が多々あるとは思いますがよろしくお願いします(´・ω・`)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-04 10:00:00
109135文字
会話率:33%
しがないサラリーマン斉藤義房は三百匹のペット達を救助中、火事に巻き込まれて異世界へ転生していた。
モンスターテイマーの学園生、ナタク・オルナダークとして。そんな彼はモンスターと対峙する。魔物使い検定試験だ。結果はぼろ負け。
成績は最高
クラスだが、学園創立以来初の劣等生、または公爵家の失敗作と揶揄されていた。全身包帯グルグル巻きも相まって当然全学園の嫌われ者。
決して能力が低い訳ではない。修業して卓越した力が備わっていた。それでも彼が認められないのは、この世界がモンスターテイマー至上主義であるからだ。
使役出来ない者は経典によると悪魔の使い奴隷以下なのである。なので、仮にも王国四大の一角ゴルディオン公爵家二五男だが、モンスターレスというだけで生徒どころか教師にさえ人間扱いされない。
それでもナタクがここにいる理由は、ひとえに動物が好きだからだ。
だから生徒達から馬鹿にされながらもモンスター達と仲良くなることを夢見て静かに過ごしていた。
季節は冬季から春期へ入れ替わったばかりの頃、事件が勃発し始める。
純血貴族絶対主義派と名乗っている集団の暴動騒ぎだ。
神の系譜、純血ではないと、現王家に反発する分を弁えない純血派貴族達が魔物で暴動を起こす。
ほぼスーパーレアクラスで構成されていたので、使役しているテイマーの能力同期化もあって、守備兵のコモンやノーマルクラスではとても太刀打ち出来なかった。
しかし、彼らの所業が実を結ぶ事はなかった。何故なら、巷を賑わしている謎の魔物と、それを使役するダークナイトと呼ばれている謎のヒーローが暗躍しいているからだ。
そんな世間の騒動とは無縁のナタクは日々、学業以外は大抵地下のラボにいた。日課の魔物の死骸いじりだ。朝狩ってきた野生モンスターの素材となる箇所を切り取ってスキルの冷凍アイテムボックスへ保管している。
常人ならモンスターの力を使わないと出来ない狩りをナタクは単独でこなすことが出来る。
協力者白夜から研究と死霊術を伝授された。
そう、モンスターを従わせられないのなら、自分で作ればいいのだという発想のもと、魔物の素材を組み合わせて最強の人造モンスター「シルヴァーナ」を完成させる。世間を騒がしている魔物はシルヴァーナで、ダークナイトとは操縦者のナタクであった。
出来るだけ毎日更新します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-30 13:23:14
76726文字
会話率:44%
雪がしとしと降る夜のこと。1匹の猫が川に流された。10年後、王女様が生んだばかりの娘が一晩で姿を消した。リンゴのように美しいくちびるをした女の子、という意味をこめて紅姫様と呼ばれていた。王女様は変わり果てた王様の姿を発見する。獣のように荒
れ狂った王様は「お前たちがしたことを決して忘れはしない。氷の谷に来たらすべて教えてやろう。氷の谷に来なければ娘の命はない」と言う。
王女様は1人で氷の谷に向かうが、飼い猫のサリがこっそりついてきていた。しかし、寒さのあまり遭難し気を失ってしまう。目が覚めると、すべてが猫サイズの部屋の中で横になっていた。人のように歩き話す2匹の白い猫が現れて、「あなたも、娘さんも、お城に帰してあげます」という。片方の猫は一緒に来た飼い猫サリだった。
王女様は猫の国に入り込み、娘を探すために猫の王女様と対峙する――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-30 11:57:57
7907文字
会話率:56%
1本の畦道で野良犬と夏服の少女が対峙している。。
この作品はショートショートガーデンに投稿済みです。
https://short-short.garden/S-uCTpbt
最終更新:2021-04-23 22:48:42
401文字
会話率:0%
聖騎士であるロイドは森奥の館にて、《鮮血の魔女》と称される、美しくも恐ろしき吸血鬼、リーゼロッテと対峙する。戦いの末に彼女に敗れ、捕虜として館に囚われるロイド。だが、どうやらリーゼロッテはプライドが高く素直でないだけの、人好きの寂しがり屋
のようで……。
高貴でクールなポンコツツンデレ吸血鬼のリーゼロッテと、融通の利かない堅物聖騎士のロイドの人外ラブコメディー。
※本作は他サイト様でも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-22 16:00:00
18526文字
会話率:27%
人間を脅かす存在――魔物。毎年魔物による被害は絶えず、人々は魔物に対し恐怖を抱いていた。過去、魔王と対峙し、これを討伐したとされるロバート・ランベールは無くなることはなかった魔物の脅威に対抗するべく団体を組織し、今日までそれは存続している
。
その名をランベール騎士団と、人々はそう言った。
現在、共に学院を卒業した級友同士のアルス・ランバートとクロム・ナッサウは進路としてランベール騎士団レグルス支部の入団を考えてた。
二人は世界で最難関とされるレグルス支部の入団試験に挑む。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-11 21:09:32
26161文字
会話率:26%
RPGの世界で、ラスボスの魔神とユウシャが対峙している。魔神を倒すために伝説の武器を集めてきたユウシャが、どの武器を使おうかと選び始めるが・・・
※コントの台本です。ゲラゲラコンテスト3応募作品。
最終更新:2021-04-04 13:00:00
1872文字
会話率:99%
十七歳の僕は、ある女性と出会う。
美しい彼女に惹かれ、のめり込んでいくが、ある日女性の秘密と対峙してしまう。性別、性愛。何処かが可笑しい彼女に、僕の青春は喰いつくされる。
最終更新:2021-03-30 21:02:13
4737文字
会話率:37%
電車で巻き起こる通り魔による虐殺に巻き込まれた僕と、虐殺犯が対峙する。
最終更新:2021-03-28 22:10:37
1589文字
会話率:15%
産業革命を経て資本主義が台頭してきた近代中央ヨーロッパ。
ひっそりと息づいてきた”神に祝福されなかった者達”は、電気が発明され、夜の闇が世界の片隅に押しやられる中、棲む世界を奪われることを怯えるように、近年活動が活発化してきている。彼らと対
峙するのは、奇跡をまとう少女たち。
彼女たちが生活する全寮制の女学院。そこに転入してきたのは東洋人の少女。
神秘的な雰囲気をまとう彼女はとても変わっていて……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-27 23:32:07
85277文字
会話率:41%