亡国の「たらいまわし王女」ことチカ・シャウマンは、諸国をたらいまわしにされた挙句に二十五歳年長の「獅子帝」へ嫁がねばならなかった。新しい夫には、チカよりも年長の双子の息子たちと年長の嫁たちがいる。超大国を支配する「獅子帝」とその息子夫婦たち
の怖ろしい噂ばかりを耳にしたチカは、すべてを諦め「獅子帝」に嫁いだ。しかし、彼女を待っていたのは……。「チカ、笑顔が素敵すぎる。そんなおまえを愛している」「義母上、お守りします」「お義母様、可愛らしすぎます」熱烈な歓迎、そして超がつくほどの溺愛だった。「え、私ってちんちくりんの『メガネザル』よ。しかも、何の利用価値もないのに何かの間違いか人違いじゃないの? 大丈夫なのかしら」自分に自信がなく幸せと縁のなかったチカは、戸惑いながらも武闘派夫と息子やその嫁たちの愛とやさしさに包まれる。その愛に応える為に自分を変えようとするチカを待っていたのは、「獅子帝」をモノにしたい貴族令嬢たちや彼の政敵たちだった。
※ハッピーエンド確約。ゆるゆる設定、ご容赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-03 20:14:13
140749文字
会話率:29%
サラボ王国の王太子の側妃として人質同然で嫁ぎ、虐げられている間に祖国タルキ王国が侵略されて滅んでしまった!
もう我慢することはない。だったら、逃げよう。そして、男装をしてタルキ王国の王女であることも隠してどこか安全な場所でひっそりと暮らすの
よ。
ミヤ・ベルトーニが決断をしてから実行に移したのは早かった。
逃げだし、その逃避行中にある国の軍人たちと出会う。
この出会いが、運命をかえ、望みとはまったく逆に突き進んでいくことをミヤは知る由もない。
なぜか彼女は敵国のソルダーノ皇国に導かれ、皇国の皇太子や将軍に寵愛されることに。しかも、厄介ごとが次から次へとやってくる。
ミヤの類まれな社交性や洞察力によって、様々なピンチを切り抜けてゆく皇太子。彼女は、しだいに皇太子や将軍にとってなくてはならぬ存在になってゆく。
女性であること、タルキ国の王女であることがバレた時、皇太子や将軍はどうするのか。彼女はどうなるのか……。
そして、ミヤはそのときどうするのか。
皇太子の政敵、他国との外交、メイドたちの確執、ミヤの周囲は今日もトラブルだらけ。
亡国の末っ子王女が、敵国で能力を開花させ大活躍する。
※拙作へのご訪問、誠にありがとうございます。ハッピーエンド確約です。ざまぁ要素有ります。サクッとお読みいただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-21 22:35:40
252317文字
会話率:35%
荒廃した王都から、鄙びた村にやって来た女神は、村民の信仰心に感謝して、村に住む人々に加護を与える。僻地にある村のため、王都の政争とは無縁であったが、ある日訳ありの、どう見ても高い身分の少年と、そのお付きのメイドがやって来た。少年はハルディ
。少女はミーナ。二人とも女神の加護の恩恵を受けるが、ハルディの加護は『くくる』、ミーナの加護は『鎖つき』という加護の内容はなんだかよく分からないものだった。月日を経て成長した二人の前に、現れる魔獣と兵隊。彼らはハルディを捕らえに来たのだという。ミーナはハルデイを守ろうとする。
些か戦闘シーンがあります。苦手な方はご無理なさらずに。
本作は、ひだまりのねこ様主催の「つれないメイド企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-29 14:14:35
7058文字
会話率:22%
「(あ、私、ジョブチェンジ(転生)してる)」
そう認識したのは、三歳の頃。
血の繋がりがある「陛下」三人と、皇子女「殿下」方が五人。
そこに混じる、忠臣の娘というだけで義理の子になった娘が一人。
どう考えても、私が異分子である。
私が悪役だったら、真っ先に目をつけて政争に利用する。
賭けたって良い。
だから、汚れた心の持ち主である私は、「その機会」を見つけた瞬間、母と同じ様にその身を投げ出して、「陛下」をお守りすることを、躊躇わなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-13 17:00:00
2637文字
会話率:22%
小田鉄馬は36歳独身サラリーマン。1度目の親ガチャでは最低の親の家に生まれ、それでも健気に生きて来た。強度の武器オタクの彼はある日目覚めるとアウステルリッツ王国の商人の息子ベルンハルトとして生まれ変わっていた。
2度目の親ガチャはレアを引い
たのか、大金持ちの家庭でのうのうと暮らす人生かと思ったが、実の母親に殺されそうになるわ、家が政争に巻き込まれて破産すわと波瀾万丈な人生となる。また、人種差別が激しい世界に対して憤る。それでも女神様からもらった12のタレントを使い、家の再興と世界の平和。そして自分を慕うヒロインたちと優雅なセレブ生活を送るために奮闘する転生少年の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-11 20:56:06
276360文字
会話率:35%
カナリア・ミュリーは、噂好きで、目立たない少女。
今日も誰かの耳元で、そっと囀ってみせる。
それは水面に投じた一石。波紋は広がる。
最終更新:2022-10-11 20:21:00
2334文字
会話率:2%
神の末裔が治めるエルトリア王国の第二十九代国王の名はタルキウス。十一歳という幼さながら、全知全能の神の血を色濃く継ぐ彼は“黄金王”と呼ばれて絶対君主として君臨している。
だが、国内には黄金王の政策に反発する貴族達、国外には世界の覇権を懸けて
争う大国と敵ばかり。
それでも幼い王には微塵の不安もない。なぜなら傍らには常に最愛の女性、聖女リウィアがいるからだ。
「タルキウス様は最強ですから絶対、誰にも負けません!」
「リウィアが信じてくれる限り、俺は誰にも負けないよ!」
これは世界最強の少年王による政争と戦争の物語。
そして彼を甘やかしがちで過保護な聖女との甘々な物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-09 13:39:24
279834文字
会話率:41%
ある日、聖都アキバに発生した"リアルの裂け目"!
異次元人、時空海賊、科学ギャングの侵略が始まる!
秋葉原の危機に立ち上がる美アラサーのスーパーヒロイン。
ヲタクの聖地、秋葉原を逝くスーパーヒロイン達の叙事詩。
ヲトナのジュブナイル第9
5話"孤独のエレベーター"。さて今回はサイキック女子とエレベーターに閉じ込められます。
実は盗聴業者だった彼女は強欲な管理者の下で政争に利用されていた事が判明、死者を出す事なく投降するのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-21 18:00:52
17338文字
会話率:73%
「俺が貴方を愛する事はない」
婚約者との顔合わせ初日。
ミレニアム公爵家の長女であるメル・ミレニアムは己の婚約者である第三王子レイ・カルサスからそう告げられる事となった。
かくして、お飾りの婚約者となったメルだが、彼女には人に言えない秘密
が一つあった。
それは、かつて〝魔女〟と呼ばれていた存在であり、政争によって国を追われた幼き頃のレイ・カルサスに手を差し伸べ、一年の時を共に過ごした人物である事だった。
公爵家の令嬢に転生を果たしたメルは、己の正体を隠してレイのお飾りの婚約者として過ごすと決めたのだが─────!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-26 17:14:35
18274文字
会話率:29%
その者は、己の前世の記憶を持っていた。
王位継承権を巡る政争にて、側室の子であるからと真っ先に貴族諸侯から見限られた第三王子。
その護衛役として役目を全うした女騎士としての記憶を所持したまま転生を果たした者が、いた。
そんな彼女が転生し
たのは生前と同じ世界。
それも、己が死んだその直後に赤ん坊として再び生を受けていた。今度は、伯爵令嬢————フローラ・ウェイベイアとして。
17を迎えた誕生日。
生家から半ば強制的に国王陛下の甥にあたる公爵殿の花嫁選びの為に開催されるパーティーに参加しろと言いつけられ王宮に向かう事になってしまったフローラ。
今生は平凡に生きるんだ、などと考える彼女であったが、王城に向かったその瞬間、平凡に生きられたであろう未来は見事に歪んでしまう。
何がどうあってか、知らないうちに国王陛下まで上り詰めていた元護衛対象による執着心によって。
書籍化&コミカライズ企画進行中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-08 20:55:54
272119文字
会話率:31%
血で血を洗う政争によって追放された王族の少年クロードを助けるべく奔走した魔法使い。
それが私だった。
けれど、度重なる刺客の凶刃によって私は命を落としてしまう事に。
やがて十数年と時が過ぎ。
王位を得るべく争っていた兄弟達が哀れにもお互い
に命を落としてしまった事により、追放されていたクロードが残された貴族達に懇願され、半ば無理矢理に即位をしてから十数年。
ひょんな事から、前世の記憶を持ったまま転生を果たしてしまっていた私は、両親と姉に言われるがままやって来た王宮にて、一人の青年と出会う。
これは、かつて助けた少年が、色々と重めのヤンデレになっていた事を身を以て知る事となる元魔法使いのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-06 06:25:01
18553文字
会話率:23%
特定のアイテムと『共鳴(レザナンス)』を起こすことで、そのアイテムの持つ特性を超能力レベルで発揮できる能力者がいる世界。
独立国家・クォンタム王国は古来から激しい政争によって王位が変遷してきた島国だった。
時は現代、王妃デルガネードは我が
子カイザーが王位を継承するのに『障害』となるアルベルト第二王子の暗殺を画策するも、これに失敗してアルベルトは国外へ失踪してしまう。
そして6年後。
王としての資質を問われたカイザーは『王位を賭けて力のある者同士でバトルロイヤルを行う』と宣言する。そして、それに呼応するように『その男』は祖国に戻って来た。
各々がそれぞれの複雑な思惑を抱えながら今、決戦の幕が開こうとしている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-18 18:47:20
2565文字
会話率:33%
(第二部開始しました)
その晩、帝都は一夜のうちに制圧された。奇襲を仕掛けた軍を率いていたのは、かつて王女の奴隷として帝都にて飼われていた経歴を持つ青年だった。
奴隷の身に落とされた少年は、いかにして復讐を遂げたのか?
……少女は愚
鈍と無邪気を装い、幼い頃から周囲の目を欺いてきた。少年は復讐の矛先を据えかねていた。二人の主従は一つの目的のもとに手を結ぶ。すなわち――帝国を、滅ぼせ。(他サイトにも転載しています)
第一部
【表層編】若き将軍の視点から帝国で起こる数々の事件が語られる出題編。
【深層編】帝都で暗躍する主従と、その策略を紐解きながら描く解答編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-14 18:58:08
1359477文字
会話率:40%
身を呈して守るはずの主人を亡くし、影武者は存在意義を失った。主人の遺志を継ぐべく、彼女は王女に成り代わって敵国の後宮で生活を始めるが……。すべてを失った少女が、自分の意思で未来を掴んでゆくための物語。
最終更新:2020-06-13 18:12:59
130434文字
会話率:46%
「そなたは私の妻として、侯爵夫人として相応しくない!よって婚約を破棄する!」
愛する令嬢を傍らに声高にそう叫ぶ婚約者イグナシオに伯爵家令嬢セリアは誤解だと訴えるが、イグナシオは聞く耳を持たない。それどころか明らかに犯してもいない罪を挙げら
れ糾弾され、彼女は思わず彼に手を伸ばして取り縋ろうとした。
「触るな!」
だがその手をイグナシオは大きく振り払った。振り払われよろめいたセリアは、受け身も取れないまま仰向けに倒れ、頭を打って昏倒した。
「突き飛ばしたぞ」
「彼が手を上げた」
「誰か衛兵を呼べ!」
騒然となるパーティー会場。すぐさま会場警護の騎士たちに取り囲まれ、彼は「違うんだ、話を聞いてくれ!」と叫びながら愛人の令嬢とともに連行されていった。
そして倒れたセリアもすぐさま人が集められ運び出されていった。
そして誰もいなくなった。
彼女と彼と愛人と、果たして誰が悪かったのか。
これはとある悲しい、婚約破棄の物語である。
◆全5回(予定)。3月中の完結を目指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-27 18:00:00
36689文字
会話率:32%
政争に敗れ、左遷されたケントが訪れた場所は領民ゼロの呪われた大地を抱く廃城。
彼は瓦礫に埋もれた城に、夢も希望も埋めることにした。
野心を捨て、畑を耕し、釣りをして、のんびり暮らす。
世界で唯一無二の不思議な銀眼を持つ男は、その謎と共に朽
ち果てるつもりでいた。
だが、運命のいたずらか、彼のもとに素晴らしき仲間が集う。
彼らの力を借り、様々な種族と交流し、やがては呪われた大地の浄化を目指す。
その過程で、肉体を僅かに強くする程度だと思っていた銀眼の本当の力を知る。
左遷王と揶揄された若き青年は、銀眼と仲間の力を得て、本物の王となる。
※アルファポリス様・掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-28 16:11:35
956809文字
会話率:53%
政争に巻き込まれ、致命傷を負った魔導師の少女、ミリシャ・エンドルフ。
偶然保護していた子犬を巻き込んでしまい、怪我を負わせてしまったために、ミリシャは最後の力を振り絞って、子犬の傷を癒す。
元気になった子犬を見送ると、そのままミリシャは息絶
えた――はずだった。
しかし、目を覚ますと、そこにいたのは見知らぬ犬耳尻尾の美少女。
女性の名前はルマ。彼女が助けてくれたのかと思えば、何故か彼女が助けられた、という。
困惑するミリシャに対し、ルマは衝撃的な言葉を口にする。
「五百年前に、あなたに治癒していただいた『フェンリル』です。どうしても、助けていただいたお礼が言いたかったので、先日習得した『蘇生魔法』を使わせていただきました」
――ルマは、死に際に治癒を施した子犬で、しかもその正体は白狼とも呼ばれる伝説の魔獣、フェンリルであった。
五百年も月日が経っていることにも驚きだが、蘇生魔法というとんでもない手法で恩返しをしてきたルマ。
それも、彼女はこれからずっとミリシャと一緒にいるつもりのようで。
人に懐くはずのないフェンリルなのに、物凄く懐いてしまい……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-21 11:44:11
12883文字
会話率:42%
侍女アメリアは王宮勤め。宰相の息子のルイスに恋心を抱いていたが、それが叶ってルイスよりプロポーズされた。それを王太子に伝えると、王太子はルイスへは渡さないとさらって軟禁してしまう。アメリアは軟禁先より抜け出そうと苦心する。
※この作品は
自身の「知略企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-24 08:00:00
28223文字
会話率:46%
王太子の第二夫人が子どもを宿した。
愛する彼女を妃としたい王太子。
本妻である第一夫人は政略結婚の醜女。
そして国を奪い女王として君臨するとの噂もある。
あやしき第一夫人をどうにかして廃したいのであった。
※これは自身の「あやしい企画」
参加作品です。
※この作品は「王太子さま、側室さまがご懐妊です」から改題し、ストーリーを大きく展開しております。幼少期の王太子、さらにそれから広がるストーリーをお楽しみ下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-12 20:43:11
55476文字
会話率:42%
瑞穂国の没落した武人貴族である老齢の梓弓行武は、若い頃の政争に敗れて中級職に据え置かれて30年、瑞穂の国が草創期における剣と弓の時代から、安定した筆と紙の時代に移りつつある中、時の大王が死病に見舞われて明日をも知れぬ状態となる。
大王の
友でもあった梓弓行武は、北で起こった反乱の鎮圧を行うという名目で征討軍の将軍に任じられて都から遠ざけられることとなった。
長年勤めた瑞穂の国に対する最後のご奉公と思い定める行武であったが、しかし時代は彼を埋もれさせることはなかったのである。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-05 22:23:12
391423文字
会話率:33%
帝国将軍の家系ロガ家の嫡子ベルシスは、幼い頃から社畜なる労役者として生活する妄想を抱えていた。
そんな彼は若くして将軍の座を引き継がねばならず、四苦八苦しながらその役目を全うしようとする。
人と出会い、努力を重ねた結果、親友カルーザスと共に
帝国の両翼と呼ばれるほどの将軍に成長を遂げた。
だが、皇帝が崩御し、第三皇子が皇帝となってから雲行きが変わる。
徐々に諫めを聞かなくなる新皇帝、諸国を暗躍する異大陸の大国の影、そして敗戦国から連行したはずの王妃がいつの間にか皇后に成り上がった事から閑職に回される。
新皇帝が外交の席で魔王を侮辱し、戦に発展。
親友の活躍で被害は最小限に抑えられたが、今度はそのカルーザスが投獄の憂き目にあう。
ベルシスの激しい諫言でカルーザスの投獄は解かれたが、ベルシスは完全に新皇帝に疎まれてしまう。
そして、魔王との戦いに和平をもたらした勇者一行の凱旋式の際にも、新皇帝が傍若無人な振る舞いをしたことにベルシスが激怒。
結果、無能の上に口数が多い奴はいらんと帝国を追放される。
しかし、それも帝国の力を削ごうとした異大陸の大国が仕掛けた策略だった。
しかし、勇者一行には感謝され、親族は反帝国を誓い、かつては争っていた筈の他国や部族までが力を貸してくれるようになる。
最終的には魔王とも盟約を結び、異大陸の策謀をはるかに超えた速度で帝国を脅かす覇者へと成長したベルシス。
彼は忠誠と現状の狭間で悩みながらも、帝都を攻略する決断を下す。
全ての戦いの終わりに待つのは、真に倒すべき敵の姿と数百年後の未来。
それはより複雑化した民族主義と近代戦略が跋扈する戦いの世界であった……
三日に一回更新予定
カクヨムでも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-19 23:07:10
347753文字
会話率:28%
日本にて定年まで勤めあげた女性が死を自覚する事なく転生したのは、魔法が存在する世界。
第二の人生を謳歌してやるぜと思っていたはずが、本当に第二の人生を生きる事に。
だがその世界、日本で生まれ暮らした記憶のある主人公にはとてつもなくきつい世界
だった。
都市部のトイレ事情は想像を絶する酷さ。
水に対する恐怖心のせいで清潔を保つ事すらままならない。
嫌だ。こんな衛生環境耐えられない。ならば変えるしかないではないか!
奮起する主人公が過去の聖女の再来と呼ばれ、政略結婚、政争にと巻き込まれながらも図太く生き抜く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-12 13:00:00
480253文字
会話率:40%
異世界ヨーロッパ(中世)の森の中から異世界日本(鎌倉時代)の農村に転生してきたエルフの話。
目覚めた自分は人間の農夫、”持ち”が良過ぎれば村には居られなくなるが、元服した息子はともかく、嫁さんと娘には何かを残してから去りたい。
天災・政争・
魑魅魍魎溢れる世界で、和弓を携えたオッサンが生き抜く話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-10 09:00:00
774文字
会話率:25%
転生したら白雪姫のモデルとなった神聖ローマ帝国貴族令嬢――マルガレータ・フォン・ヴァルデックだった。
しかしそこは優しい物語の世界ではなく、宗教対立による泥沼の抗争とオスマン帝国の脅威に渦巻く16世紀欧州。父がプロテスタントであることを
理由に白雪姫を亡き者にしようとする継母、助けてくれるはずの王子は後に『太陽の沈まない国』を築き上げるカトリックの盟主ことフェリペ2世。
日本の戦国時代の知識はあれど西洋史に詳しくない主人公は、陰謀と政争の濁流に巻き込まれながらも、未来を知っている戦国日本を目指して欧州脱出を図るグローバル逃避行物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-03 19:06:06
571501文字
会話率:24%
帝都を震撼させた二・二六事件からおよそ一年。陸軍予備役大将・宇垣一成は、次期首相候補に任命される。
陸軍の最長老とも言える宇垣が他大臣の選定に着手したその時、最大の敵として立ちはだかったのは、他ならぬ陸軍であった。
政界・財界・大衆・
宮中の全てに待望された宇垣内閣は、果たして組閣を実現することが出来るのか。
本作は、次期首相候補に選ばれてから『最初の9日間』にのみ焦点を絞った内閣の組閣に奮闘する、戦車も戦艦も空母も予算案でしか出てこない戦争要素皆無の仮想昭和政治物語である。
※宇垣内閣流産事件をベースとしているものの、史実通りではないフィクション小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-27 10:07:33
134345文字
会話率:32%
「この地の頂」セパタン山を中央に有する、北の大地から熱帯にまで伸びる大きな半島があった。そこには5つの国がひしめき合い、多くの戦いが起こっていた。。それぞれの欲が絡み合うこの地において、最後に彼らが手にするものとは何なのか。はるか遠くのこの
土地で人々が綴る物語。
Tende toddo, Cepathan pamior, Jall hebe ve cocu, Muimui cuencha, Rebem piguma ve Ramatha.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-29 20:03:37
1468文字
会話率:0%