雪国暮らしの子爵令嬢ミシャは、突然婚約者から「彼女のお腹に僕の子がいる」と宣言された。
呆れたことに、婚約破棄するつもりはなく、ミシャを第二夫人とし、子どもは未来の子爵に、さらに結婚資金は教育費にしたいとまで言いだす始末。
その発言を聞いて
前世の記憶が甦ったミシャは、ワンパンで婚約者を懲らしめ、見切りを付けた。
かねてから憧れていた魔法学校に入学し、身を立てる決意を固める。
魔法学校に願書を出したのはよかったものの、過去に魔法学校に通っていた叔父のやらかしにより、奨学金制度で通うことができなくなってしまう。
平々凡々な魔法使いであるミシャは魔法学校へ通うことを諦めかけるが、薬学科の教師から学費を払ってあげる代わりに、授業で使う薬草の管理をしないか、と持ちかけられる。その結果、魔法薬が栽培されている温室の管理の近くにある小屋での暮らしを命じられる。
全寮制の学校なのに、ミシャは寮母がいない、炊事洗濯をセルフで行う小屋での暮らしが始まった。
そこに監督生長であり、未来の大公である公子がやってきたり、ツンデレ公爵令嬢に懐かれたり、珍しい宝石スライムを使役したりする、楽しい魔法学校生活が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 00:00:00
372811文字
会話率:42%
「昔、三人の女神に求婚をして殺された、愚かな男がおりました」
そんな昔話に語られる〝愚かな男〟は、百年後、公爵家の三男へと転生する。
『テオドア』と名付けられた彼には、前世と同様に、魔力がなかった。
貴族の家に生まれたからには、魔力は必須
である。
公爵家を取り仕切る第一夫人と異母兄たちは、「魔力無し」が家にいることが許せないらしい。
テオドアは幼い頃から、平民出身の第二夫人である母とともに、公爵家の敷地の隅に建つボロ小屋へ追いやられていた。
この世界には、『神』はいるが、『最高神』がいない。
遥か昔、最高神が消滅したとき、世界は大混乱に陥った。
ゆえに、神々は、自分たちが選び出した人間を〝依代〟とし、今は亡き最高神の権能を譲り渡すことによって、世界の均衡を保っていた。
〝依代〟は、選ばれれば大変な名誉だ。百年に一度、『光の女神』が選んだ五人の少年候補者が、〝依代〟の座を賭けて争う。
だが、〝依代〟候補に選ばれるには、魔力が必須。
魔力の無いテオドアには、関係の無い話だ。
――そのはずだったのに。
何故か『光の女神』に見出され、成り行きで〝依代〟候補者となったテオドアは、さまざまな人と出会い、あらゆる女性(人外含む)と恋愛フラグを立てつつ、心身ともに成長していくこととなる。
これは、「一族の恥」とまで言われて虐げられた転生公爵子息が、成り上がって世界を統べるまでの物語である。
※第一部完結までは毎日更新、その後は隔日更新か曜日固定更新に切り替わる予定です。
※構成では、全四部(+α)になる予定です。
※〝徐々に〟ハーレムです。ハーレムになることは確定しています。
フラグは比較的すぐに立ちますが、それぞれとくっつくまでの過程はじっくり描かせていただきます。お気を長くしてお待ちください。
※カクヨム様にも投稿させていただいております。カクヨム版が先行です。
題名:『最高神の〝依代〟』(副題なし)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 20:43:26
371712文字
会話率:34%
フェリシアとルーカスは幼い頃からの婚約者だった。家ぐるみで付き合いがあり、ルーカスのことはずっと兄のように思っていたが、王立学校に行ってからルーカスはフェリシアに素っ気なくなっていった。
互いの領のことを思い、かける言葉もルーカスには通じ
ず、同じ学校に通うようになっても自分がないがしろにされていると実感するだけ。
ルーカスの卒業パーティに呼ばれたフェリシアは、そこで婚約破棄を突きつけられる。
婚約者の心変わりに翻弄され、さらに婚約破棄後も翻弄されるフェリシアの話。
全6話
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-19 00:00:00
16183文字
会話率:38%
主人公「ルイス・グレア」は順調な人生を送ってきた。
由緒正しいグレア家に生まれ、育ちも良く、妻達二人も美人で評判も良い。ましてや家族仲も良い。これぞ順風満帆だ。
しかし、妻達二人は家族として仲がいいわけではなかった。”恋人” として仲が良
かったのだった。
この事実を知ってしまったルイス。
まだ世間的に同性愛が認められていないこの時代。バレたら妻達だけでなく、グレア家が終わる。周りの人に迷惑がかかってしまう。そう考えたルイスはこの事実を隠し通すことにした。
しかし!!ルイスはまぁまぁなポンコツだった。そんなルイスに降りかかる災難の数々。どうするルイス!?
本作が初めての未熟者ですので、お手柔らかにお願い致します。
感想、ご意見お待ちしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-21 19:05:03
2738文字
会話率:36%
気が付けば、辺境伯夫人として転生していた。
前世でも夫だった元勇者と既に結婚済みって……しかも、今世でも彼はまた浮気を繰り返している。
え? 前世で不倫相手だった、元パーティーメンバーの聖女を第二夫人に迎えるですって!? ふざけないで!!
あなたの悪事を暴き、その立場、丸ごと奪ってやりますわ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-02 20:40:45
33343文字
会話率:24%
「もう絶対に逃げませんから…
神様…」
アーデルハイトはグランツ帝国唯一の王女様
しかし皇帝の第二夫人の子であることを理由に、皇后から常に命を狙われて、王族らしい生活を享受することは出来なかった。
ついに皇后の子である第一王子が皇帝に
即位すると、悪政に民が反発し、クーデターが起こる。数日後には王宮を追い出されるはずだったアーデルハイトと弟の第二王子フェルディナントもクーデターに巻き込まれ、命を落としてしまう。
「もう他人には何も望まない」
意識を手放した次の瞬間、アーデルハイトは18歳から、10歳の時の自分へと戻っていた。
弟と自分を守るため、そして皇后や第一王子、自分たちを見捨てた皇帝やその他の貴族達全てへの復讐のため、アーデルハイトは第二の人生で皇太子…ひいては皇帝の座を目指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-19 16:45:29
25404文字
会話率:35%
第一夫人を妻に迎えて経った二ヶ月で第二夫人を迎えてしまう。
第二夫人を迎えた後も直ぐに第三夫人を迎えるが、妻達の中で夫の愛を自分に向けようと諍いを起こしてしまう。
それを見た夫は・・・。
醜く歪んだ夫の愛のお話です
最終更新:2023-08-20 11:08:24
2950文字
会話率:0%
とある夜会での出来事。
月明りに照らされた庭園で、女性が男性に抱きつき愛を囁いています。
ところが相手の男性は、私リュシュエンヌ・トルディの婚約者オスカー・ノルマンディ伯爵令息でした。
けれど私は、お二人が恋人同士という事は婚約する前から
存じておりましたの。
ですからオスカー様にその女性を第二夫人として迎えるようにお薦め致しました。
愛する方と過ごすことがオスカー様の幸せ。
オスカー様の幸せが私の幸せですもの。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-04 17:27:51
29013文字
会話率:33%
「ディアーナ・イグレシア!
下らない嫉妬は止めてもらおう!
このミリアーナ・ナーテルニは弁えた女性だ。
第二夫人で構わないと言ってくれている。
ミリアーナへの嫌がらせはよせ!」
王子による、婿入りなのに愛人認めろ発言からの、ざまぁ
飛び越して革命になった話。短いんで設定ふわっと気楽にお読み下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-26 15:00:00
3687文字
会話率:20%
異世界転生しました。貴族の末っ子に生まれたけど、複雑な家庭環境です。
母親は第二夫人。伯父は侯爵家に婿養子に入った逆玉の輿。父は大手柄を立てて出世した軍人。
ちょっと待って。父が出征した戦争の敵国、前世で知ってた乙女ゲームの攻略対象の
出身地ですよね。
連載している話の主人公の息子視点で書いてみました。うう、短編にまとめるって難しいです。これ以上書くと、長編になりそうなので、自重しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-05 23:33:32
2977文字
会話率:19%
平民であった第二夫人から生まれた侯爵家次男イゼールは、自分の過去から他人を信用していない。婚約を打診した唯一家族枠として考えていた男爵家シルヴィアにも、こっそりと隷属魔法をかけてしまった。隷属を強いられることにより命を削られるシルヴィアと、
シルヴィアを失った後のイゼールの一人語り。そして、それを見ていたものの話。
…すみません。ヤンデレが書きたかったんです。ただそれだけだったんです(^^;折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-15 17:00:00
17233文字
会話率:3%
――貧乏だから不幸せ❓ いいえ、求めているのは寄り添ってくれる『誰か』。
◆
第二夫人に最愛の旦那様も息子も奪われ、挙句の果てに家から追い出された伯爵夫人・フィーリア。
両親も既に事故で亡くなっており帰る場所もない彼女は、なけなしの
餞別だけを持って大雨の中を歩き続けていた。
しかし目的地も希望も生きる理由さえ見失いかけた時、とある男の子たちに出会う。
言葉汚く直情的で、だけど決してフィーリアを無視したりはしない、ディーダ。
喋り方こそ柔らかいが、その実どこか冷めた毒舌家である、ノイン。
10歳前後に見える彼らにとっては、親がいない事も、日々食べるものに困る事も、雨に降られる事だって、すべて日常なのだという。
そんな彼らの瞳に宿る強い生命力に感化された彼女は、気が付いたら声をかけていた。
「ねぇ君たち、お腹空いてない?」
まるで野良犬のような彼らと、貴族の素性を隠したフィーリアの三人共同生活。
平民の勝手が分からない彼女は、二人や親切な街の人達に助けられながら、自分の居場所を見つけていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-08 22:00:00
22338文字
会話率:28%
中華風異世界で、黄愛凛は幼馴染のところに、第二夫人として輿入れする。正妻じゃないけど、気心の知れた幼馴染と結婚できたしよかった!と思っていたら、それどころじゃない事態に陥る。
最終更新:2022-11-21 15:39:04
5383文字
会話率:37%
イリーナの婚約者であるクラウスは留学先で王女に見初められてしまった。王女と婚約するのならば自分はお払い箱になるのだと覚悟をしていたイリーナであったが、現実はもっと残酷だった。
「わたくしに仕えるように」
イリーナは王女からそう言い渡され、第
二夫人にさせられてしまった。
二万文字程度の短い作品です、ご都合設定です。
毎日11時と17時に投稿、全部で六話になる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-24 11:00:00
22692文字
会話率:37%
モーフィアス第二王子が誕生日パーティーでスウィッチ公爵令嬢との婚約を発表される。誰もが祝福する中、モーフィアスは信じられないことを宣言した。「トリニティー公爵令嬢を第二夫人として迎えたい」突然の求婚にトリニティーがとった行動は?
最終更新:2022-09-25 22:30:15
7877文字
会話率:55%
私の婚約者は足りていないと貴族界隈で噂される程の人物。そんな彼が真実の愛を見つけたのだそうです。貴族にそんな言い訳は通用しません。第二夫人? 寝惚けているようなので目を覚まして差し上げます。雷魔法で。
最終更新:2022-08-25 01:14:27
17626文字
会話率:48%
獣人の男爵令嬢に舞い込んだ子爵家からの求婚話。裏があると踏んだ令嬢はサーカス船で求婚相手と決闘。そこに魔獣が乱入して…
◇
男爵家の第二夫人の娘として生まれ、山の中で暮らすリスザル獣人族のマリアンナ。彼女は帝国屈指のザルリス商会会長
の孫でもある。獣人が虐げられている帝国でマリアンナは貴族と結婚する気などなかったが、子爵家からの求婚話が舞い込む。ザルリス商会会長一族の秘密が漏れたのではないかと考えたマリアンナは、子爵令息と直接会って確かめることにした。
指定されたサーカス船に現れたのは、初恋の人と同じ青色の髪をした青年。マリアンナにとって、初恋は思い出したくもない黒歴史だったが……。
・・・・・・・・・・・・・・・・
『巻き添えで召喚された直後に死亡したので幽霊として生きて(?)いきます』に収録予定の番外編
★本編未読でもOK。
★本編に登場するマリアンナとスクルースの出会いとマリアンナが騎士団に入ることになった理由。騎士団に入ってからの活躍は本編【デビュタントと悪女の出生の秘密編】で。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-18 18:17:52
23384文字
会話率:55%
レティシア・ブロアードは辺境伯ルシエル・オール・ギザリアの第六夫人にして、辺境伯直属の女子特殊攻兵隊で活躍する参謀役でもある。
他の五人の特殊能力持ちな夫人達ーー第一夫人ネイス・ヘラ・ギザリア(自らの体の損傷と引き換えに未来を視る)、双子
姉妹の第二夫人(甲)ハミア・ハナーシュと(乙)マミア・ハナーシュ(ドラゴン使い)、獣人族の幼女・第四夫人伊織(巨大銀孤に変身)、エルフの第五夫人キーリィ・キニューリヤ(精霊魔術と格闘技を組み合わせて戦う魔術戦士)と共に、敬愛する夫ルシエルのために魔物達や陰謀に立ち向かう!
スラム街の捨て子だったレティシアは愛を知らずに育ち、異様に頭が回る彼女は子供の頃から掏りや詐欺で生計を立てていた。しかし、第一夫人ネイスと後に夫となるルシエルに出会うことで人生の転機を迎える。二人から愛をもらい、教育の機会を与えられ、レティシアは立ち直ることができたのだった。
レティシア自身も二人を愛し、二人を助ける道を選び、そして、蔓薔薇屋敷(ランブラーローズメゾン)ーー辺境伯の後宮にして直属の女子特殊攻兵隊に入ることを決意したのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-21 21:48:11
113514文字
会話率:55%
悪役令嬢の母親が主人公です。
第一夫人(主人公)→夫(伯爵)→元第二夫人(再婚済み)の片想い。
主人公と元第二夫人の娘達も出る予定ですがメインではありませんのであしからず。
【登場人物】※随時更新します
・アザレア 主人公、ベルドウィ
ン家第一夫人
・オルランド ベルドウィン家伯爵、アザレアの夫
・ロゼリア アザレアの娘、王立学園在学
・マリア ベルドウィン家元第二夫人、
離縁後故郷で家庭を持つ
・ニコラ マリアが故郷で再婚した相手との娘、
王立学園在学折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-29 01:14:18
11687文字
会話率:32%
「紹介しよう、男爵令嬢のマリア・デ・ウィードリスだ。」
そう公爵家の当主ラインハルトに紹介され、第二夫人にするといきなり言われた公爵夫人のルティカ。
はぁ!?
じゃあ、私はいらないよね〜と離縁を願い出てさっさと出て行くルティカ。
ルティ
カはいわゆる転生者。
でも特に使命もなさそうだし、折角魔法も使える世界だから色々楽しもう!とレベル上げに勤しんで冒険者になった。
たまたま合成の腕輪をgetしたら、これがまたコレクター魂を揺さぶる逸品。
リストを埋めるべく、素材集めに励むルティカ。
ひょんなことから公爵夫人に望まれてなったのに、この仕打ち。
だったら冒険者に戻って、旅に出てやる!
本編終了しました。
短編の連載版。
ゆるゆる設定で楽しんでます。
恋愛は遅めです。
誤字が多くて申し訳ありません。見付け次第修正しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-25 21:00:00
163621文字
会話率:44%
「紹介しよう、男爵令嬢のマリア・デ・ウィードリスだ。」
そう公爵家の当主ラインハルトに紹介され、第二夫人にするといきなり言われた公爵夫人のルティカ。
はぁ!?
じゃあ、私はいらないよね〜と離縁を願い出て、うきうきと出て行くルティカ。
元々冒険者をしていたルティカ。自身の願いのために冒険者として旅に出られるか?
ラインハルトの思いとは?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-25 00:00:00
9804文字
会話率:54%