黒田家譜、名将言行録に描かれる「長政、六之助、又兵衛による虎退治」を物語にしました。
森の狩人である虎との戦い。鉄砲の名手の一面がある長政、剣豪である六之助、槍の又兵衛の活躍と家中の仲睦まじい空気感を描きました。
登場人物:黒田長政、菅六
之助、後藤又兵衛、黒田一成 他
※この作品はpixivにも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-23 12:52:53
9096文字
会話率:41%
広大なその大地は、後に製図した者達が、
「まるで正面を向いた牛のような」
と筆を走らせるほどに奇妙な形をしていた。
両端は南へ下がって海に面し、中央は顔のように大きく広がり口を象るかの如くその南部には大河が流れ込む。
その左角、最
西端に位置する半島、順門府を司る鐘山家において、骨肉の争いが始まる。
父を殺した叔父の追っ手より嫡子、環を救い出したのは、不老の尼僧、勝川舞鶴。
世にも怪しげな彼女の手に誘われ、青年は戦国の世に、異形の才を開花させていく。
※外伝「乱のはじまり」は諸事情によりタイトル変更のうえ、独立させました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-01 00:00:00
312113文字
会話率:33%
公海暦3年。
新大陸からの侵攻と内紛によって六大公国が、新たに統一国家として再建されて三年。
時代の流れによって、多くの寺社や儀式が排除されようとしていた。
その波に乗じるかのように、過去の『ある少女』が唱えた、絶対的な秩序に
よる統治を主張する集団が、軍や国家、民間を蚕食していた。
彼らは「ムダなもの」「秩序を妨げるもの」と称して寺社仏閣を打ち壊し、それらにまつわる文化財や書物を焼き尽くし、テロ活動を行う。
そんな新たな『宗教』がはびこるなか、水上の社殿、盤龍宮にて回収作業にあたっていた軍の調査員、小早祈は、海にそびえる大鳥居の下に沈む、小舟型の筐体を発見する。
六公時代初期……あるいはその前の時代、『樹治』と呼ばれる年代のものと推測されるその中に眠っていたのは、花嫁姿をした少年だった。
戦国の世から数百年を隔てて蘇ったその子を、様々な思惑を秘めた異形が付け狙う……
「樹治名将言行録 ~鐘山環伝~」から三百年後の世界をえがく、魔と法と神とが入り乱れる和風ファンタジー。
作者の悪趣味全開のヤケクソでえがく、ブラックジョークだらけの挑戦作です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-21 01:02:20
22501文字
会話率:24%
広大なその大地は、後に製図した者達が、
「まるで正面を向いた牛のような」
と筆を走らせるほどに奇妙な形をしていた。
両端は南へ下がって海に面し、中央は顔のように大きく広がり口を象るかの如くその南部には大河が流れ込む。
朝廷の大敗、
所謂『順門崩れ』から十年後、それを引き起こした帝が崩御する。
新帝の即位と、それに合わせた謀反が、ふたたび天下に震撼をもたらす。
牙を剥くのは黒獅子と称される若き英傑、天童雪新。
迎え撃つのは『順門崩れ』の地獄を切り抜けた、非道の禁軍第五軍大将、上社信守。
虎視眈々と機を狙う群雄達に見守られ、獅子と悪鬼が相まみえる。
※Arcadia、ならびにPixivにて中止している作品のリメイクです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-30 12:00:00
60988文字
会話率:29%
王国創業の功臣として知られ『軍神』と謳われた名将ベルモンドは42歳の若さで病に倒れ没した。ベルモンドは死後、その功績により神によって転生の願いを叶えられる。今度の人生は、人並みに誰かを愛し平穏に暮らしたい。再び意識を取り戻したベルモンドは、
同じ名を持つ1000年後のロムレス大陸に生きる青年として復活する。ただし、その青年はアル中だった。同じ名を持つ青年の身体に転生したベルモンドは、前世の知識と剣の腕を生かし、もう一度生き直すことを決意する。そしてベルモンドは再び新たな伝説となってゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-30 21:00:00
112399文字
会話率:37%
日本の高校に通うごく普通の高校生、貫成は、ある日、後漢末期に呂布に仕えた名将、高順と入れ替わってしまう。
暴虐無人と悪名高い呂布とは対象的に、清廉潔白な高順。
そんな高順となってしまった貫成は戦国の世をどう過ごすか。
最終更新:2020-06-29 12:00:00
13317文字
会話率:35%
天正14年、九州の覇権を巡る大戦が行われた。その戦の名は岩谷城の戦い。島津家が九州制覇の野望を果たすべく、九州一方の雄、大友家に挑む。衰退著しい大友家は豊臣の軍門に下ることにより島津打倒をもくろむ。豊臣軍九州征伐の狼煙はあがる。島津家はそ
の前に九州に覇を唱えようと、破竹の勢いで攻め上り、名将立花紹運が守る岩谷城に対峙した。島津家は島津忠長を総大将とし大宰府の観世音寺に陣を敷く。島津軍四万VS高橋軍わずか763名。決死の戦いが行われようとしていた。一方、立花山城を守る立花宗茂(当時、統虎)は、父紹運に撤退の使者を送っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-08 09:01:06
5416文字
会話率:52%
時は戦国。九州の大友家には『雷神』と『風神』と称された名将がいた。
言わずと知れた立花道雪と高橋紹運だ。
戦は激しさを増し、各地を転戦していた道雪と紹運であったが、紹運に待望の長男が生まれる。
千熊丸と名付けられた彼はすくすくと成長し、誰も
がうらやむ立派な跡取りとなった。
一方の道雪には男子がない。
自らの衰えを知った道雪は紹運に無理を承知で一つの願いを口にする。
それは千熊丸を婿養子にもらいたいというものだった――。
父子の絆を描いたストーリーです。
短編で完結いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-22 20:44:59
34109文字
会話率:29%
川辺で拾った一体の西洋人形から始まりたい物語、ナントカ続ける事ができるのか。軽い感じを目指して続くハズ。
最終更新:2020-03-31 03:02:01
1131文字
会話率:0%
稀代の名将と恐れられた陸軍中将明石定満は、小国ロンバルトの第三王子マウリツィオ・ディ・ロレンツォとして転生する。
銃はなく、剣と魔法の世界で小国ロンバルトは滅亡の危機に瀕していた。
王子マウロは、その軍略の才を生かして小国ロンバルトを救える
のか。
これは小国ロンバルトが帝国として大陸に覇を唱えるようになるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-23 17:15:44
828文字
会話率:8%
虎老国の名将、李春は、野戦の帰り、ただ一人、霊山に立ち入り、法晏という名の僧となっていた伝説の将軍孫康と出会い、教えを請う。李春は、それから虎老国の焔帝を殺害し、天神帝を名乗り、美女の梓萱姫を皇后とするまでになる。しかし、彼は法晏との約束を
破ったことに恐れを抱き、徹底的な仏教弾圧を断行する。しかし、その時、騎馬民族の龍神国が、長城を攻略し、国土に乱入してきた。追い詰められる李春はどうなってしまうのか。中国・中華風軍記ファンタジー。短編小説。ポカ猫様主催の「ジャンルシャッフルなろうコン」参加作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-30 14:18:41
9237文字
会話率:42%
地球を飛び出し、銀河系のいたるところに拡散して生息域を広げ、離合集散・栄枯盛衰・切磋琢磨を繰り返した末に、全銀河・全人類を包含した統一政体のもと、恒久平和を実現するに至った人類の、一万年にも及ぶ、大樹のごとき歩みの経脈-それが、銀河戦国史
です。
その大樹よりこぼれ落ちた一葉の物語が、今日もエリス少年のもとに舞い込むのです。彼は、恒久平和実現後の銀河系で暮らす、歴史好きの少年です。今日も彼は、一葉の物語に乗って、遥かなる歴史の探索に乗り出すでしょう。
さあ!あなたも、銀河系を股にかけた全人類史という壮大な歴史叙事詩の1ページを、エリス少年と一緒に垣間見ようではありませんか!
今回エリス少年のもとに舞い込む物語は、銀河史中世初頭を舞台とするものです。銀河連邦と一定の交流はありながらも、その本部と遠く隔たり往来が困難である事から、連邦による支援や規制が行き届かず、不公正で不安定な統治状態にある星団帝国「グレイガルディア」における、内乱の模様が描かれます。
皇帝親政を望む勢力と、皇帝から統治の実権を奪った軍事政権を取り巻く勢力が、「グレイガルディア」の覇権を懸けて争います。更に、両者から締め出されてしまった人々、「アウトサイダー」も絡み、内乱は複雑化し、混迷化します。
戦乱の中で人々は辛苦に喘ぎますが、特に、帝政にも軍政にも見放された「アウトサイダー」の境遇は、悲惨なものです。そんな彼等の中に、「ファング」と呼ばれる最強の戦闘艇団が現れます。盗賊兼傭兵を標榜する彼等は勝手気ままに、襲って殺して奪って犯して、といった活動を自任しています。
そんな「ファング」が帝国の内乱に、どのように関わって行くのか。そして内乱は、どのように展開し、どのような結末を迎えるのか。内乱の中で、戦い、傷つけ合い、奪い合い、殺し合う一方で、助け合ったり、慰め合ったり、愛し合ったりする人々の姿も交え、「ファング」の戦いは描かれます。
「ファング」のかしら、カイクハルド、軍政打倒に挙兵した名将、プラタープ・カフウッド、辺境への蟄居を余儀なくされた「グレイガルディア」皇帝、ムーザッファール、統治の廃退に憂慮する軍事政権総帥ラフィー・ノースライン、「ファング」に捕らわれカイクハルドの妾とされた貴族令嬢、ラーニー・ハロフィルド。彼等の織り成す物語を、是非、ご覧あれ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-19 17:00:00
1002044文字
会話率:49%
地球を飛び出し、銀河系のいたるところに拡散して生息域を広げ、離合集散・栄枯盛衰・切磋琢磨を繰り返した末に、全銀河・全人類を包含した統一政体のもと、恒久平和を実現するに至った人類の、一万年にも及ぶ、大樹のごとき歩みの経脈-それが、銀河戦國史
です。
その大樹よりこぼれ落ちた一葉の物語が、今日もエリス少年のもとに舞い込むのです。彼は、恒久平和実現後の銀河系で暮らす、歴史好きの少年です。今日も彼は、一葉の物語に乗って、遥かなる歴史の探索に乗り出すでしょう。
さあ!あなたも、銀河系を股にかけた全人類史という壮大な歴史叙事詩の1ページを、エリス少年と一緒に垣間見ようではありませんか!
今回は、銀河史における近世の物語が、エリス少年のもとに舞い込んで来ます。
銀河が暗黒に閉ざされるか否かの瀬戸際にあった第3次銀河大戦において、目覚ましい活躍を見せ、全人類の救世主ともいえる存在となった、銀河史上にその名を轟かせる偉人、”紫雲の名将アクセル”にまつわる話です。カーリアと呼ばれる王国で起きた、全銀河を仰天させた出来事-カーリアの仰天-というエピソードが詳らかになります。
彼の活躍は、その副官の目線を通して描かれますが、女性であるその副官と”名将”との関係性というのにも、注目していただきたいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-04 12:13:26
84887文字
会話率:36%
島津武士団の撤退。
その瞬間、三百余名の運命が定まった。
七月二七日。筑前の名将・高橋紹運とその郎党七六三名は、宝満城に籠もる事も適わず、岩屋の苔となった。
世間に出回る歴史書では、この壮烈な玉砕戦の後に太閤秀吉による九州平定が成さ
れると記述があるが、その陰には、もう一つの壮烈な玉砕戦があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-21 17:36:34
4607文字
会話率:41%
三国志の名将、張郃を主役にした短編です。拙い部分も多々、ありますが、笑ってお読みください。
最終更新:2019-09-02 00:00:00
6143文字
会話率:9%
私たちが住んでいる地球とは違う次元の世界、アデンシア。
アデンシアの雄一の大陸、アデミア大陸で生きて抜いたある軍人の話。
この物語は後のアデミア大陸の歴史に"名将の再来"と言われた、カイ=アルベルトの6年の物語である。
最終更新:2019-05-16 18:00:00
1442文字
会話率:0%
後世、独眼竜と称された名将"伊達政宗"。
10年早く生まれていれば、天下を狙えた器とまで言われた彼は、彼自身が天下に羽ばたくこと叶わず、豊臣政権、江戸幕府に臣従を強いられたことを後悔していた。
病に斃れ、その生命の灯
火が潰えようとする時、突如不思議な空間に投げ出され、神を名乗る存在"オリオン"と邂逅する。
政宗がオリオンから持ちかけられたのは、輪廻転生の理に沿って新たな生命へと転生をするか、取引に応じ終わりの見えない戦乱の世界への転生、そして「天下統一」の実現をすること。
生前の無念を晴らすべく、来世での戦乱を望んだ。
――ガラヴァン王国 スパロー辺境伯領――
この地に独眼竜は降り立ち、天下に覇を唱える!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-09 17:23:16
4565文字
会話率:34%
我こそは武田信之‼︎いざ尋常に……んっ⁉︎
武田信玄は有名だから知っているけど信之は真田しかしらない?まぁそれが普通だよね。
というか何故片手にゲーム機⁉︎
➖ ➖ ➖ ➖ ➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖
戦国時代のトップ10に入るであろう名
将
甲斐の虎 武田信玄。 相模の獅子 北条氏康。
越後の龍 上杉謙信。戦国の魔王 織田信長。
海道一の弓取り 今川義元。謀神 毛利元就
を始めとした名将達相手にどう戦えば⁉︎
片手にはゲーム機。腰にはきびだんご……はないかw刀を持って戦国時代を生き抜く‼︎
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-04 23:00:58
74942文字
会話率:49%
乱世を終わらせるべく立ち上がり、中原を制し天下統一に向かう光武帝。
その配下の名将馮異(ふうい)が、涼州から益州、蜀の地をうかがう。
対する益州の支配者公孫述は、武将の趙匡(ちょうきょう)を派遣して対抗させた。
馮異と趙匡では将軍としての
格が違う。戦いの行く末は明らかだ。
だが誰も知らなかった。趙匡のもとに、一人の恐るべき若者がいたということを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-12 23:03:30
31172文字
会話率:43%
長い中国史の中において、一度滅んだ統一王朝が蘇った例は一例のみである。
それを成し遂げた男のことを後漢の世祖・光武帝・劉秀と言う。
彼の事跡は明るいものばかりであり、強大な敵に果敢に挑む勇気を、民を人を思いやる仁愛の心を持ち合わせ
、乱世を共に駆け抜けた武将たちを彼は粛清を行うこともなかった。
これほど歴史に光輝く名を持つ男は中々にいない。しかし。人とはかくも強く、気高くあれるものなのだろうか。それが本当に劉秀という男のだろうか。
これは劉秀という男の強さと弱さの物語、そしてそれを支えた人々の物語である。
前作に「春秋遥かに」「夢幻の果て」「鴻鵠の志」の三作とこの作品を含めた全ての外伝として「蛇足伝」もあります。
ご感想、ご指摘お待ちしております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-12 01:22:57
290310文字
会話率:35%
鹿島容子(かしま ようこ)の憧れは名将の名補佐官。古い言い方をすれば名参謀。いや、軍師なんていってしまってもいい。けれど鹿島は星系軍でも主計部秘書課。数字のエキスパートでも後方担当のジミ~な立場。鹿島は「また戦争があれば、私だって総軍司令
官の秘書官で!」などと不謹慎なことを妄想しつつ安穏とした日々を過ごしていたのであったが、そこへ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-13 07:44:42
1192508文字
会話率:38%
俺はエリック・カーシウス。アルカディア王国の伯爵家三男で、王女エメセシル様付きの近衛騎士の一人だ。俺には幼馴染で、幼少時からの婚約者がいる。彼女もこの王女付き近衛騎士で、しかも剣聖と呼ばれる名将軍の娘だ。真面目で、高潔なルーシアは王国唯一の
女騎士でありながら、模範的な騎士だと周囲からの評判も高い。時に無鉄砲に思えるくらい、使命に忠実な彼女の姿に俺は不安になる。―――いつか、彼女が本当に自分の命を犠牲にしてでも、国に尽くしてしまいそうで。今はまだ、彼女に実力面でも後れをとる俺だけど、いつか彼女より強くなる。彼女を何者からも守れるように。
※拙作『不真面目な騎士』の視点違いのストーリーです。前作をお読み頂かなくても内容はご理解頂けると思います。前作をお読み頂いた方には、第二部から同一時間軸のストーリーの視点違い+αの展開になっておりますので、その点もお楽しみ頂けたら幸いです。
※番外編のサブキャラクター達の恋愛を描いた『婚前狂詩曲』は前作『不真面目な騎士』でも女主人公視点で同じストーリーを掲載しています。そちらも宜しければどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-21 15:35:24
276814文字
会話率:46%
大阪府S市、市立小寺沢高校三年、本名将大(ほんな まさひろ)。通称「コテ高」の番長である彼とその一派が繰り広げる青春と友情に彩られた喧嘩三昧のエキサイティングな日常!
───ていうことは一切ありません。
最終更新:2018-04-07 18:14:00
11552文字
会話率:62%