「炎の画家」ゴッホとそれを健気に(?)支える弟のテオ。二人の往復書簡から読み取る愛と芸術の深淵…を書こうと思ったのですが、そんな高尚なものではなくなりました。もちろんまるっきりのフィクションです。気軽に読んでいただければ。
最終更新:2023-07-29 16:58:08
5800文字
会話率:0%
〜1分ほどで読める短編小説集〜 【今日の話:開館前の美術館】
日々をめまぐるしく過ごす貴方へ。 愛することを、愛されることを、思い出してみませんか? ここは疲れた心をちょっとだけ癒せる幻想舎。 心温まる物語を手軽にお楽しみいただけます**
毎週月曜日に2本アップする予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-27 21:21:06
853文字
会話率:25%
現実に疲れ果てたワーキングマザーの主人公は、自殺を図る。死の直前に立ち寄った保育園で、ある画家と出会いそこから彼女の運命は劇的に変わっていって―!?
最終更新:2023-07-25 11:22:29
3682文字
会話率:17%
怒り、悲しみ、恐れーー人々から負の感情を集め続けた『絵画』。それはヒトの精神を支配して、キャンバスから抜け出し、感情を排除するために対象を攻撃する。
ブリューゲルが描いた『幼児虐殺』。ある日、この絵に支配された孤児院の職員たちが、幼児
を大量に殺害する事件が起きる。生き残った主人公は、ヒトを色で分類できる能力『共感覚』を身につけた。
そして、幼なじみが結成した組織で、「モネ」や「ルノワール」など画家たちと、絵画のバケモノを倒していく。誰が何の目的で、絵画を使って人間同士で殺し合いをさせるのか?西洋美術✕暗黒ファンタジー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-10 16:34:55
5708文字
会話率:55%
家に引きこもっている渋谷在住のニート。数年ぶりに外へ出ると、高い壁によってロックダウンされた東京に"人間"は一人もいなかった。昔、美術館のキャンバスから抜け出した絵たちが人間と街を襲ったことで、希望者は他の土地に逃げ出
し、残った人間は全て絵によって全滅させられたらしい。
主人公は謎の画家と手を組み、"化け物を倒して絵に戻し、高値で外の世界に売りつける"ビジネスに加担するようになる。現世では果てしなく無能だった主人公はモネやルノワールやロートレックらと力を合わせ、ひたすら金を稼ぐためだけに、みずから絵を襲撃するようになるが......!?まともな奴は一人もいない、人外ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-22 19:00:00
4179文字
会話率:48%
エロ漫画家がひろったのは、異世界から転移してきた魔女でした。
最終更新:2023-07-25 07:28:00
7780文字
会話率:38%
異世界召喚に巻き込まれた漫画家志望の『虫川シム』は、画力を上げるために合体剣士として働き始める
最終更新:2023-07-23 19:34:32
654文字
会話率:62%
、
(((この作品は途中からファンタジー要素も入ってきます)))
────「あの頃」彼女とあの場所で誓い合った、絆と勇気の夢。20年後、止まったままだった、この秘掌夢《ひしょうゆめ》が、改らたに動き抱き、
始まる…………。────
~~~~~~
お互い漫画家になろう、と明るい未来を思い描いていた、ある少女と「あの頃」ある場所で、一緒に誓い合った、ちっぽけだった、一人の少年。
だがその少年は思春期に心の病、統合失調症を発っし、気づけば未だ完全には自立出来ていない、32才の無定職者。
だが、もうここ幾年のなかで、就労支援の作業所では人目置かれる存在になり、自身の精神力を十分に鍛え磨いてきた。
────その矢先、平成30年9月6日に北海道胆振中東部地方を震源とするマグニチュード6.7の巨大地震が発生する────
当時、北海道札幌TV局のある子供向けの番組に出演していた少年は、いまは青年となった。
その震災後、当時のプロデューサーが「復興のお手伝い、それと激励をしにこないか?」と、電話をかけてきてくれたのだ。
数ヶ月だけど、あの頃が一番必死だった正真正銘の物語の主人公に抜擢された少年、もといメンヘラとも略される、今は統合失調症の青年、以賀嵐第雄。
夢を誓い合った少女が眠る「あの作品」が生まれ、飛び立った、震災からまだまもない北海道の大地へ、彼は20年ぶりに降り立つ。物語は加速してゆく。感動のハッピーエンドとして、最後は。―─――
第雄は語る「あの時の笑顔のために、俺はぶっ倒れて死ぬまで、それでも死ぬ気で光輝かなあかんのや」と。
※カクヨムさんでも連載しております※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-23 13:47:01
16614文字
会話率:5%
ある夜、峰岸の家に飲みに行くと、細君が首を絞められて死んでいた。
峰岸に訳を聞けば、彼は妻である「せみか」を「彼女」に戻してあげようとした、と言い、幼い頃の体験を語り始めた。
※私の敬愛する漫画家、高橋葉介先生の作品「夢幻紳士シリーズ」を
リスペクトしています。どうにかあの怪しく美しい雰囲気を小説で書いてみたいと思い、挑戦してみました(惨敗した感も否めませんが……)
もし高橋葉介先生を知っている方がいれば私と握手。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 23:48:26
5857文字
会話率:22%
大学三年生の西侑人(にしゆうと)は、自分の進路について悩んでいた。
裕福な家庭環境で、なに不自由なく育った侑人は、アルバイトやボランティア活動などの社会経験もなく。周囲が就職活動に対して積極的になっているのを、どこか他人事のようにしか感
じられずにいた。
そんな侑人が唯一夢中になれるのは、絵を描くことであった。小さい頃から呼吸するかのように、暇さえあれば絵を描いて生きてきたのだ。
しかし、侑人は、自分の描いた絵を誰にも見せたくないと強く思っている。それは、自分の絵を他者から批判されたり、否定されたりするのが怖かったからだ。誰かに否定されることによって、絵を描くこと自体が、怖くなってしまう気がしていた。
侑人には九歳年上の兄、昌秀(まさひで)がいる。兄もまた侑人と同じように、幼い頃から絵を描くことが好きだった。現在では、売れないながらも画家を職業としている。
兄は、当たり前のように両親からの援助を受けて、売れない画家として生きている。侑人は、そんな兄の姿を見て「兄のようにはなりたくない」と思っていた。
世の中全体が、なんだか不景気なムードで、経済的にも苦労をしている同級生が多い中。侑人には、親の援助を受けながら画家になる、などという将来は、ずいぶんとお気楽で、世間ずれしているように思えて仕方がなかったのだ。
そんな時、侑人は同じ大学に通う柏木悠輝(かしわぎゆうき)と出会う。悠輝は、少々古風な喋り方をする変わり者。明るく朗らかだが、どこか人生を達観しているようなところのある人物だった。いつもギターケースを背負っていて、「ロックだな」という言葉が口癖だ。そして、その口癖通り、音楽をとても愛している人物だった。
悠輝にも侑人と同じように九歳年上の兄がいた。悠輝の兄は有名ロックバンドのボーカルをつとめている。悠輝は「兄が有名バンドマンになった」ということを理由のひとつに、自らのバンド活動や、ライブ活動などを自粛していた。
侑人と悠輝は、互いに「自分よりも先を歩く兄」の影響を受けている者同士として親しくなっていく。
友や家族に背中を押されながらも、自分自身の道を探し、進むべく、小さな決意を繰り返す。一進一退しながらも、不器用に前へと進もうとあがく、成長の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 11:31:54
64893文字
会話率:42%
大学三年生の西侑人(にしゆうと)は、自分の進路について悩んでいた。
裕福な家庭環境で、なに不自由なく育った侑人は、アルバイトやボランティア活動などの社会経験もなく。周囲が就職活動に対して積極的になっているのを、どこか他人事のようにしか感
じられずにいた。
そんな侑人が唯一夢中になれるのは、絵を描くことであった。小さい頃から呼吸するかのように、暇さえあれば絵を描いて生きてきたのだ。
しかし、侑人は、自分の描いた絵を誰にも見せたくないと強く思っている。それは、自分の絵を他者から批判されたり、否定されたりするのが怖かったからだ。誰かに否定されることによって、絵を描くこと自体が、怖くなってしまう気がしていた。
侑人には九歳年上の兄、昌秀(まさひで)がいる。兄もまた侑人と同じように、幼い頃から絵を描くことが好きだった。現在では、売れないながらも画家を職業としている。
兄は、当たり前のように両親からの援助を受けて、売れない画家として生きている。侑人は、そんな兄の姿を見て「兄のようにはなりたくない」と思っていた。
世の中全体が、なんだか不景気なムードで、経済的にも苦労をしている同級生が多い中。侑人には、親の援助を受けながら画家になる、などという将来は、ずいぶんとお気楽で、世間ずれしているように思えて仕方がなかったのだ。
そんな時、侑人は同じ大学に通う柏木悠輝(かしわぎゆうき)と出会う。悠輝は、少々古風な喋り方をする変わり者。明るく朗らかだが、どこか人生を達観しているようなところのある人物だった。いつもギターケースを背負っていて、「ロックだな」という言葉が口癖だ。そして、その口癖通り、音楽をとても愛している人物だった。
悠輝にも侑人と同じように九歳年上の兄がいた。悠輝の兄は有名ロックバンドのボーカルをつとめている。悠輝は「兄が有名バンドマンになった」ということを理由のひとつに、自らのバンド活動や、ライブ活動などを自粛していた。
侑人と悠輝は、互いに「自分よりも先を歩く兄」の影響を受けている者同士として親しくなっていく。
友や家族に背中を押されながらも、自分自身の道を探し、進むべく、小さな決意を繰り返す。一進一退しながらも、不器用に前へと進もうとあがく、成長の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 11:30:00
65582文字
会話率:35%
ここは夢と現が入り交じる摩訶不思議空間『現実世界』、今日も今日とて作家志望者さんが小説とか漫画とかアニメとかの作家に成れず、血と汗と涙、死屍累々の地獄を形成するファンタジックな現実世界である!
「ゆめみじ18さーん! 漫画教えて下さいー!
」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-19 18:38:47
1947文字
会話率:76%
ここ海に面した町にはひょうきんモノのラジオDJがいた。町の子供達はみんなラジオを聞いて育ち、大人はほんの娯楽に、彼の声は町の住人達の生活の一部になっていた。みんなからはお鮭さんの愛称で知られていた。彼のラジオは翌日には必ず会話の話題になっ
ていた。彼がいるだけで町は大変賑やかだった。
ある日のこと、それは昼間にやってきた。ガタガタと鈍い音を立てて、過去にも類を見ない様な大地震が町を襲う。ここは海に面した町、時期に津波が町を飲み込むだろう。そう考えたお鮭さんは町を救うべく決死の覚悟で住人に避難を呼びかける。
果たしてお鮭さんは町を救えるのか・・・・・
お鮭さんの幼馴染で従兄弟の親友 船丸、漫画家になった小学校時代のクラスメイトに元恋人との関係、など彼を取り巻く暖かくもユニークな町の住人達とお鮭さんが見せる彼らのかけ合いは物語があなたを虜にする。
町に愛された男のヒューマンドラマがここに繰り広げられる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-19 07:00:00
27854文字
会話率:37%
憧れの漫画家になった月島くんと、彼の漫画のヒロイン(?)の日野さんが送る、甘酸っぱくも時々ほろ苦い青春ラブコメディ。
最終更新:2023-07-18 23:17:40
730文字
会話率:0%
「なんでちゃんと殺してあげないの?」
ドレッドヘアの初恋の彼女は、ブロックの剣で付喪神にとどめを刺す。そして滂沱の涙を流しながらオレに言った。
再会した初恋の彼女・ミヤマさんのために、オレ(マツウラ)は付喪神を解放する仕事を始めること
になる。ただし、ミヤマさんからはストーカー扱いされて、警戒されてしまっているけど。
ミヤマさんはモノが持っている夢を食べて、解放してあげる力を持っていた。
シティで大量のヒトが倒れた「黄金の昼下がり事件」のあと、シティからカントリーに引っ越したオレは、酪農を学ぶためにシティへ戻って来た。黄金の昼下がり事件が起こってから、シティはネット環境を廃したアナログ化が進み、逆にカントリーでは身体を売り払い、脳波だけあれば事足りるようなデジタル化が進んでいる。
大量の遺体(コープス)が安置される宿舎のコープス棟や、巨大な三つの建物・王宮、迷宮、産宮。カントリーとは違う環境に戸惑いつつも、オレは、友人・レイオから受け取った付喪神付きのタロットカードを使って、ミヤマさんと付喪神を解放する仕事をする。
十八歳の誕生日を迎えることを恐れている同級生や、絶対にしてはいけない問い、きき耳を立てているという迷宮、廃墟画家の送って来る予言めいた絵。シティには隠されているものがたくさんあるらしい。
とはいえ、何も凄くなければ、逆に怖いものもない「ただのヒト」であるオレは、ミヤマさんのためだけに奮闘する。
夢見るモノたちへとどめを刺すミヤマさんと、彼女を信奉するオレの破壊系ファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-18 19:00:00
76748文字
会話率:41%
漫画家をしている主人公は、あるエナジードリンクを常飲していた。これが効くのだ。
この作品はPixiv、カクヨム、ノベルアップ+、アルファポリスにも掲載しています。
最終更新:2023-07-18 18:13:18
2243文字
会話率:16%
悪魔祓い系神社の跡取り息子でありながら、漫画家志望で二次元オタクの16歳の主人公碧(あおい)。神社儀式の最中に見た悪魔は好みどストライクの少女だった。
父親に祓え!と迫られるも目の前にいる幼気(いたいけ)な可愛い悪魔に碧がとった行動とは?
!
青春×悪魔×変態?
なんでもありの現代ファンタジーバトル!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 13:52:29
14136文字
会話率:33%
画家ピエリック・ラペルトリは天使を描く依頼を受け、失敗した。失敗した理由が分からないまま模索を続けた彼は、やがて依頼人の名前と過去を知る。依頼人が描いて欲しかったのは「マナイスの天使」だと知ったピエリックは、その正体を暴いていくことになる。
数十年前に依頼人と「マナイスの天使」の間で何があったのか。
※この作品は他小説投稿サイトでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-14 20:00:00
75794文字
会話率:33%
両親を亡くし、やむなく美術作家のゴーストをして双子の幼い妹と弟を養っている苦学生の和真。
ある日、裏庭のベンチで寝ていると、学生でありながら既に画家として活躍していることで有名な「梔子」という男子生徒に出会う。
彼は和真を見つけるな
り「僕のことを描いて欲しい」と和真に迫るが…………折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-07-08 00:00:00
9928文字
会話率:42%
祖母が亡くなったとの連絡を受けて、真理を連れ長崎に込んだ多恵さん。葬儀会館の裏を流れる浦上川を描いていると、何時もの幽霊軍団と祖母が現れる。祖母の通夜も葬式も寂しいものだったが、賑やか好きの祖母の為、幽霊軍団がパーテーを開くことに。母は魂だ
けになった祖母にマガタマに一緒に行って、これから暮らそうと語り掛ける。そのマガタマに帰って来た多恵さんの所に祖母が現れる。母が又長崎に納骨式に戻るまで少し時間があるので、その間に鎌倉に行きたいと言う。そこで花画家の柏木さんと二人で出かける事に。多恵さんの言動や自分自身に起こったことから、段々多恵さんの霊が見える事を信じる用のなった柏木さん。この後祖父の霊も現れて幽霊の杉山君も大忙し。所が母が長崎に行ってる間、父が家の階段から落ちて、発見が遅く緊急治療室の入院してしまう。見舞いに行きたくてもコロナの為行くことが出来ない。祖父母も暫くこの世に留まること決めた。浦上川の絵を描きながら原爆の事や母が描かなければならない奇跡のマリア像に思いをはせる多恵さんだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-06 14:55:39
47654文字
会話率:56%
娘も中学生になり、多恵さんは花画家の友人と奥日光へ旅立つ。何時もの幽霊軍団も勿論ついてくる。1日目、中禅寺湖の南側を歩く。一人離れてスケッチしていると、迷子になって亡くなった男の子の霊に会う。幽霊軍団にその遺体を親元に返す手はずを頼むことに
する。2日目は小田代ヶ原と戦場ヶ原を歩く。戦場ヶ原で今度は酷い苛めにあって心中した二人の女子中学生にぶつかる。色々話すうち、一人は絵が大好きでもう一人はピアニストになりたいことが判明。そこで幽霊になってもその腕を磨く事が出来、その世界で発表することができると教える。友人は多恵さんに秘密があると疑うが、正直に話しても、彼女は信じようとはしないのだが・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-18 12:50:47
46281文字
会話率:58%
軽井沢で頼まれた絵を届けに行った家で母を無くした赤ん坊とその母親の霊と出会う多恵さん。秋の気配を感じた彼女は11月に秋川渓谷に画家仲間5人と出かけることを計画。それを知った幽霊たちは6人と聞いて残念がるが、描く時はバラバラと云う事で付いて行
く事に。御岳山の傍を通過する時に昔の事を思い出す多恵さんと同じく昔の恋を語る三宅女史。多恵さんは秋川渓谷で幼児を助けようと溺れて死んだ誠と言う若者に遭遇し、その親たちが自分に代わって川を守る地蔵菩薩を作ると云う情報を周囲から聞き出し彼をその場から離れさせ、幽霊軍団に入れる。その後宿の近くの河原で地縛霊に近い自殺した女性の霊も何とか救い出して彼女も仲間に入れる、彼女は自分の妹が心配と言うので幽霊達に様子を探らせる事にする。翌日幽霊たちの事は気にかけつつ、滝の絵に心を打ち込む多恵さん。一人で滝の絵を描いている所に現れた幽霊達。妹は姉の死以来男性恐怖症になっていてそれを何とかしなくてはいけないようだ。お土産を買い、わが家へ戻った多恵さんを温かく迎える家族。そのあと妹をクリスマス会と同窓会を兼ねたものに誠の力で連れ出すことに成功した多恵さん、その後もあまり無理をせずそういった場所に連れ出すように指示し、いやいやながらも杉山君と六色沼を散策する事に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 15:40:53
46903文字
会話率:57%
2011年3月23日、フリーカメラマンの西園弘明は、取材先のパリに到着する。
しかし、現地で合流する予定だったライターから、取材が24時間後に延期になったと知らされ、
落胆する。雨の街で弘明は、かつての恋人で画家の楠木由紀子と再会する。彼女
と一緒に過ごすうちに
当時の気持ちがよみがえり・・・・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-05 20:21:52
10045文字
会話率:25%
1話1000〜2000字程度 2〜3話くらいずつ投稿
▽▽▽▽▽
明治二十二年、ひとりの少年が東京美術学校に入学するために上京する。
「私は総領だから、お前が代わりに画家になってくれたら嬉しいんだが」
兄、為吉(ためきち)の思いを胸に
、彼は美術学校で日本画の教育を受けることになる。
そこには横山大観(よこやまたいかん)や下村観山(しもむらかんざん)など、後に日本画の大家と呼ばれるようになる人が多くいた。
岡倉天心(おかくらてんしん)を始め名だたる指導者の元、彼らは切磋琢磨し成長していく。
「面白い絵が描けると思うんだ。今考えてるのを描けたらすごいことになるよ」
彼の作品は出品するごとに議論を巻き起こす。
それは岡倉天心の「光や空気を描く方法はないか」という問いに答えるために考え出されたものだった。
伝統的な絵画の手法から一歩飛び出したような絵画技術。
しっとりとした情景を思わせるぼかしの技法、琳派に傾倒した装飾的な絵画、線ではなく色を主体とした手法。
革新的であるゆえに、それは常に酷評に晒された。
それでも常に一歩先の表現を追い求め、芸術を突き詰める彼の姿勢は終生変わることがない。
その短い人生ゆえに、成熟することがない「不熟の天才」と呼ばれた彼の歩んだ道は決して楽ではなかっただろう。
その人は名を菱田春草(ひしだしゅんそう)という。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-05 20:00:00
117017文字
会話率:40%
https://monogatary.com/story/422886
にも投稿しています。
自殺した人気漫画家の最終回を描くことになった元アシスタント四人の話です。
最終更新:2023-07-04 16:19:54
7248文字
会話率:62%