俺の名前は西野、西野翔太。
妻と子供を連れて年に数度の墓参り。最近は減ってきた蝉の鳴き声を背に、いつものように掃除をし、線香を、供え手を合わせていた。お盆て事もあり、割と多くの人達が同じようにしている。
…さて、帰るかと、支度をしていた時、
ふと目に入ってくる。
隅の方墓前に佇む男が1人。この暑さにも関わらず、漆黒のスーツを身に付け白いワイシャツ、黒のネクタイをしている。それでいて汗ひとつかいている様子は見られない。銀色のカフスボタンにネクタイピン、シルバーと黒のロレックス。いずれも一流の身嗜みで下品さもない。
上品な人間だと言う事は身だしなみや所作で大方分かるもの、そして俺は職業が刑事でもあるので人間観察が癖になっている部分もある。
小さな声で墓に向かい、話しているようだ。あまりジロジロ見るのも失礼かと思い、踵を返して帰途につく。
「…おい、西野。久しぶりだな、俺に挨拶なしとはお前も偉くなったな…」
…!!!?黒スーツの男が身体は墓前に向けたまま、俺に声をかけてくる。それは、嫌な気持ちになるような声でも不審な気持ちになるでもなく、懐かしく温かい声だった…
ま、まさか……?全身の毛が逆立ち、俺は直立不動で男の方を向く。30年、30年ぶりの感覚だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-04-15 17:58:26
19235文字
会話率:23%
魔王を倒したものの魔王の呪いを受けた英雄オルトス。
恩義ある侯爵からの紹介であるものの、身売り同然で売られてきた十も年の離れた令嬢アヌシュカが不憫だった。
なので、白い結婚としその三年の間に令嬢が実家との悪縁を切って暮らせるように支援す
るつもりでいた。
お互い、言葉選びを間違えたのか、花嫁の初夜の行動は…蝉ドンだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-04-15 17:01:37
158361文字
会話率:34%
主人公山田李儒(理樹)は、ごく普通の高校生なのである。
だが少しといか、まあ、よく見受けられる人だというか……まあ、あれです作者もそうなのですが。スマートフォンのアプリゲームをこよなく愛する少年なのだよ。
特に主人公炎がこよなく愛するゲ
ームは三国志のシリーズ物で。キャラクターカードを課金ガチャにて集めて戦いをするゲームなのだが。
ある日突然アプリを起動すると、自分自身が今迄、お小遣いやお年玉をつぎ込んで集めた、虎の子キャラクターがみな消えているのですよ。
だから炎は慌てて、運営にラブコールをしたのですが。反ってきた言葉は、運営会社すら、いつ終わるか解らないメンテナンスに入ってしまい。彼は呆然と泣き崩れてしまう。
そんな泣いてる炎にスマートフォンの画面の中から、シャキシャキと話し掛ける不思議なダークエルフの少女に彼は魅入り一目惚れ……。
すると彼女も主人公炎の事が気に入ったと、だから自分自身養ってやるから、自身の住む世界に来いと迫ってきたのだよ。
だから主人公の炎は少し悩むが、他人にダークエルフの少女を他の者に取られたくないから、彼女の住んでいる世界に行く事を決意。
でッ、その後、少女名を良く聞いてみると、三国志史上悪役で名高い魔王董卓だと申してきたのですよ。
でも、主人公惚れた弱みと言う奴で、火あぶりの刑になろうとも董卓に寄り添い最後まで一緒にいるのだと決意をしながら、漢の丞相である彼女に連れられて、ゲームの世界へと旅立つ主人公炎なのだが……。
さてさて、ゲームの世界……。三国志の世界についた蝉を待ち受けている出来事は一体何でしょうか~?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-04-15 17:00:00
107725文字
会話率:29%
少年は、おじいさんとの出会いによって、人生に必要なことを学んでいく。おじいさんは日常の生活の中で、季節の移り変わりと共に、たくさんの気づきを少年に伝えていく。第一話の「紫陽花」から「朝顔」「虹」「蝉」「向日葵」「彼岸花」「塩むすび」「新月」
「桜」など、季節のテーマでおじいさんが少年に人生に必要なことを伝えてく連載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-04-15 12:40:16
6992文字
会話率:31%
頑健な身体と凶悪な目つきに恵まれた(?)せいで、生前は色々と苦労を重ねた主人公。次の世では穏やかな目つきと穏やかな人生を望んだものの……ふとした誤解と行き違いから、魂のまま二百年も天界で闘神と睨み合いを演じる羽目に。そのせいで眼力が魂に刻
み込まれてしまい……
強化――もしくは凶化――された眼力に見合う世界へと、手違いのお詫びに貰ったユニークスキルともども転生した主人公は、この世界が前世で流行っていたゲームと瓜二つな事に気付く。
ゲームの世界に転生したのか、それとも、この世界の記憶を持って転生した者が前世の日本でゲームを作ったのか。鶏が先か卵が先かのような疑問はさて措いて、前世のゲーム知識を上手く活用すれば、この世界で平穏無事に生きる事ができるのではないか。念願のスローなモブ人生は手に入れたも同然。神様ありがとう――と喜んだ主人公であったが……前世以上に強化されたステータスと眼力が、そんな手緩い人生を許す筈も無く……
歴とした平民生まれ平民育ちにも拘わらず、そして本人の切なる希望とは裏腹に、ゲームの主役が勢揃いする王立魔導学園の貴族クラスに放り込まれた主人公の、(憧れのモブ生活を送るための)苦難に満ちた挑戦が始まる。
R15と残酷描写は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-04-14 20:00:00
740030文字
会話率:49%
友人に誘われてVRMMOを始めた主人公だが、キャラクタークリエイトの場面でいきなり妙な――確かにチートっぽくはあるのだが、行動する上で大きな制約を課せられる――スキルを押し付けられてしまう。これも一興とばかりにそのままゲームを楽しむ事に決め
た主人公だが、このユニークスキル「スキルコレクター」は微妙なスキルばかり集める傾向があって……。
ユニークスキルの呪い(?)でポピュラーなスキルの入手がほぼ絶望的となった主人公は、否応なく道を外れたプレイを強いられる。清々しいまでに開き直った主人公の行動に振り回される運営スタッフ。そしてゲームの進み方は、運営スタッフの予想から徐々に外れ始める……。
残酷描写とR15は保険です……多分。
少し短めの話が多いです。
書籍版(全一巻)とコミカライズ版が幻冬舎コミックス様から、それぞれ11月29日と24日に発売になりました。コミカライズ版2巻は7月24日発売の予定です。電子版も同時発売です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-04-14 19:00:00
1573531文字
会話率:58%
書籍版「従魔とつくる異世界ダンジョン」全三巻、発売されています。
ひょんなことからマンションの自室に異世界への門を発見した主人公は、好奇心から門をくぐってみる。着いた先は異世界の洞窟。そこで瀕死の小動物たち(モフモフにあらず)を見つけた彼
は、動物たちに救いの手を差し伸べる。そうこうするうちに、自分がいつの間にやらダンジョンマスター(?)になっているのに気づいた主人公は、従魔となった小動物たちとの目立たず静かな引き籠もり生活を守るために孤軍奮闘する。ところが、この世界の異分子である主人公の行動は、本人が予想もしない方面に影響を及ぼし始める。挙げ句にはどこで間違えたのか、黒幕として亡国の陰謀を巡らす始末。引き籠もる予定はどこへいった。
自重を捨てた、あるいは熟慮を捨てた主人公の行動を誤解して振り回される王国首脳ほかのお偉方。そして、お偉方の反応に逆に困惑させられる主人公。両者が紡ぎ出す誤解と勘違いのスパイラルは、この世界の歴史に斜め方向のベクトルを与えてゆく。
主人公は可能な限り人との関わりを避けようとします。
ダンジョンコアは少し遅れて登場します。
一話の長さは基本的に短めです。
R15と残酷描写は保険です。
書籍版のストーリーも基本的にはWeb版と変わりませんが、新たに二名の女性キャラが追加になっています。カバーイラストおよび詳細情報については活動報告をご覧下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-04-14 19:00:00
3092654文字
会話率:59%
神見市。山と川の匂いと蝉しぐれに満ちた夏の田舎町。
高校二年の千早健彦は、面倒を避けて、普通に夏をやり過ごしたい――ただそれだけの少年だった。
けれど双子の幼馴染・倉谷姉弟は、彼を「普通」にしておいてくれない。
三人と一匹と一柱の――“オイ
ゲさまのいた夏”が始まる。
眩しいほど残酷な、青春民俗ホラー。
※ホラー要素はマイルドです。多分。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-04-12 18:10:00
58035文字
会話率:26%
働き詰めで過労死した、お人好しの零細企業社長は、輪廻転生の機会に願った。
「私は木になりたい。」
過去、「私は貝になりたい」という頭のおかしい人もいたが、果たして、人間が木になるとは、どんな事になるのか。
この物語は、惨めな人生を送った昭和
世代の会社社長の異世界奮闘木です。
■■ダイジェスト■■
『ヒャッハー!旨そうな若葉だぜぇ!』
「蝉の幼虫の気持ちが分ったなぁ。」
人間から植物へ。社長、本当に良かったのですか?
迫りくる植物ならではの苦難と危機!
「冗談じゃない!何の拷問だ!」
「いや、テントウムシをどうやって呼び寄せるんだ?」
「そ ん な に 美 味 い の か 、私 の 葉 は !?」
異世界ならではの異能で敵を撃ち払え!
『ひぃぃ!何なんだこの木、化物だ!』
「 強 力 過 ぎ て 使 い 辛 い ! 」
ひとときの安らぎ。
「やった!ここなら日光を浴びれるぞ!」
友達は鑑定スキル!
「見 た ら わ か る ! 食 べ ら れ な い よ !」
「そ ん な 事 も 判 ら な い の か 鑑 定 ス キ ル の ク セ に !」
緊迫のバトル!
「あの追い駆けて来る蜂をぶっ殺して!」
「アバババ!」
全樹木が泣いた、過労死社長の異世界冒険ファンタジー
「あ~~光合成・・・気持ちいいーー!」
この結末が、きっとアナタは木(気)になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-04-06 07:00:00
1142145文字
会話率:31%
翅なき蝉の詩(「祝祭――不在のトポス」ヘルダーリンに捧ぐ)――という詩。
キーワード:
最終更新:2026-04-03 23:50:29
310文字
会話率:25%
詩作『生きる抜殻』。去年の夏に網戸に留まって羽化した蝉の抜殻が、今も部屋のなかから見える。
キーワード:
最終更新:2025-04-10 21:36:27
496文字
会話率:0%
ツイステッドワンダーランドの二次創作です。
最終更新:2026-04-01 11:36:08
408353文字
会話率:49%
後宮の隅に置かれた仙葬宮。
そこには人の死期を夢に見るという少女が、特別に妃の名を冠して『玉蝉花妃』と呼ばれていた。
先帝は先代の玉蝉花妃に死期を告げられた身である。
現帝の可景稜(か・けいりょう)は政が一段落したため、空いた手で後宮の
整理をしていた。そんな時に仙葬宮の文字を目に止め、父の死を思い返す。
一体今の玉蝉花妃はどんな人物なのだろう?
死期を見る美しい少女が、余命いくばくもない人々と出会い、各々の生き方を知る
静謐な中華後宮人生傾聴譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-03-31 20:50:00
9333文字
会話率:28%
天真爛漫自由奔放な「輝夜」と規律の番人とまで言わしめた「閑霞」。
二人は月では禁忌とされる恋に落ちた。
これはかぐや姫が地上に降ろされるきっかけとなった、悲恋の話。
最終更新:2026-03-27 10:56:00
4927文字
会話率:42%
自分の作品のジャンルなんてわからん
キーワード:
最終更新:2026-03-31 13:44:37
2986文字
会話率:2%
「デートって何するんだよ」
高校二年の夏。悠斗(ゆうと)はそんな涼真(りょうま)の一言がきっかけで、デートというものが何かと考えることになった。
ただお互い今まで彼女なんていたことがないのだから考えたところで仕方が無い。ならば実践だ。とい
うことで二人は手探りでデートというものを予行練習がてら、実践していく。
一体どこまでが遊びで、どこからがデートなのか。繰り返していくうちに、境界線は曖昧になっていく。
いつのまにか足元には、一歩進めば割れてしまいそうな薄氷が広がっていた。
割ってしまうべきか。割らず、立ちどまったままでいるべきか。
鋭い日差しが降り注ぎ、蝉が騒がしく鳴く夏のあの記憶が、悠斗を今も苦しめる。
後悔はなかった。そのはずだっていうのに。
悠斗は、未だにあの夏の日々に囚われている。
(「カクヨム」「Nolaノベル」でも投稿してます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-03-29 18:30:00
22762文字
会話率:54%
初めて書く小説です。
29歳の山下誠一は、職場で「無能」の窓際社会人として無気力な日々を送っていた。
鳴り止まない蝉時雨と似たような上司の怒号。
そんなノイズの中で彼が思い出すのは、15年前の親友・川西陸との将来の夢の話だった。
『君が登山
家になるなら、僕は天気予報士になる。』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-03-27 23:51:20
1771文字
会話率:22%
猫太郎と言う名を授かった黒猫は、死にかけの蝉を咥えて帰ってきた。
から始まるサクッと読める超短編です。
どこまで短く出来るか試してみました。
最終更新:2026-03-20 09:32:51
458文字
会話率:0%
不運なトンネル事故に巻き込まれた主人公、博正達。
だが神様が不憫に思い、事故に巻き込まれた人達をそのまま異世界に転移させた。
その世界は魔物が溢れており、巻き込まれた人達はどうやって生き抜くかを模索していく中、ある事がきっかけで博正は武功
システムなるものを取得する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-03-15 14:23:17
9219文字
会話率:48%
――それはいつかどこかの、神秘幻想が息吹く時代。
かつてはお伽噺の産物であった魔術は、体系化された技術として確立され、人類文明に目覚ましい発展をもたらしていた。
そして、魔術を自在に操る者達は『魔導士(マギウス)』と呼ばれ、民衆から憧憬と畏
怖を集めていた。
世界最大の交易都市、マルクト。
遍く欲望渦巻くその街で暮らす青年ヘイズは、今日も今日とて魔導士稼業。
時に人に仇なす怪物を狩り、時に迷子の飼い猫を探し、時に同業者と殺し合う。
しかしそんな気ままな日常は、ある事件を切っ掛けに一変することになる。
同時にそれは、彼の数奇な運命の幕開けでもあった。
これは正義を以て世界を救う英雄譚ではない。
届かぬ星に手を伸ばし、神の領域さえ暴き立てる愚者達の物語だ。
※2022/7/2 第二章、開幕いたしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-03-14 20:26:32
482531文字
会話率:30%
夏の終わり、墓参り。
熊蝉が鳴いている。
キーワード:
最終更新:2026-03-09 00:50:09
863文字
会話率:0%
短歌形式の回文です。
小野も島 蝉に飛びつ間 河原は 和歌待つ人に 見せましものを
をのもしま せみにとびつま かわはら(は わかまつひとに みせましものを)
最終更新:2026-03-03 07:44:59
8362文字
会話率:11%
短歌、詩等のはぐれモノ。
最終更新:2023-04-01 09:04:04
2774文字
会話率:0%
桃園の誓いから赤壁の戦い・華容道まで、主要エピソードを全部盛り込みました。
流れとしては:黄巾の乱(チュートリアル)→ 董卓の暴政 → 貂蝉のハニトラ → 呂布の転落 → 曹操のヤバさ紹介 → 劉備の放浪&三顧の礼 → 長坂の趙雲無双 →
赤壁フルコース → 華容道の関羽、という構成です。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2026-02-22 19:00:00
11097文字
会話率:17%
タカシ(38)VS蝉 のバトルを描いた短編小説。
タカシの夏は終わらない…!!
※作者が暑さに耐えかねてヤケクソで書いた作品です。所々で色々おかしな表現等混ざってます。虫が苦手な人は無理せずに。
最終更新:2026-02-21 18:00:00
3079文字
会話率:27%