42歳、冴えない独身サラリーマン・佐藤誠は、ある日、通勤途中に出会った女子高生・高橋ひなたの「恋愛相談室ごっこ」に巻き込まれる。
「恋に悩める人を救いたい」と勢いで始めたひなたの無計画な活動。だが、恋愛から遠ざかっていたはずの佐藤の、どこ
かズレた昭和風アドバイスが意外にも的を射ていて、相談者たちに大ウケ。一躍、街角の恋の名医(?)として人気者に。
正反対の年齢、価値観、人生観。それでも相談室を通じて築かれていくふたりの奇妙な絆。ひなたは徐々に佐藤に特別な想いを抱き始め、佐藤もまた、心の奥にしまっていた『恋する気持ち』を少しずつ思い出していく。
だが、年齢差、社会的な立場、そして『恋愛とは何か』という根本的なズレが、やがてふたりの間に静かに影を落とし始める。
これは恋ではない。
でも、きっと恋のようなものだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 15:30:00
13620文字
会話率:64%
令和の大学生、平塚恭志は突然大正時代の少年の平塚恭志となってしまう。彼の双子の妹柊乃と母のそよを、何よりも自分の身を護る為この知らぬ大正の地で暮らす事になる。
歴史を変えないように、動き始める恭介。生活のため、アルバイトをしていた洋食屋の経
験を生かして店を開こうと、先祖代々語られていた『宝の場所』を捜索すると、そこには――
近所の陸軍駐屯地にいる、華族の薬研尊とその取り巻き達や常連たちとの、『アヂサヰ亭』での日々。恭介になった恭志は、現代に戻れるのか。その日を願いながら、恭介は柊乃と共に『アヂサヰ亭』で料理を作る。
どこか懐かしく、愛おしい日々。思い出の、あの料理を――
参考文献
日本陸軍の基礎知識(昭和生活編):藤田昌雄
写真で見る日本陸軍兵舎の生活:藤田昌雄
日本陸軍基礎知識 昭和の戦場編:藤田昌雄
値段の明治・大正・昭和風俗史(上・下):週刊朝日
三百六十五日毎日のお惣菜:桜井ちか子
洋食のおけいこ:メェリー・エム・ウヰルソン、大町禎子
明治大正史 世相篇:柳田 国男
鬼滅の刃をもっと楽しむための大正時代便覧:大正はいから同人会折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 13:06:09
161895文字
会話率:43%
マグロ漁をテーマにした詩です。
芋も出るよ。
こちらは武 頼庵様ご主催の『秋の収穫祭・味覚祭り』 参加作品です。
最終更新:2024-11-06 23:39:07
675文字
会話率:0%
令和時代。世界的パンデミックが発生した。三十歳の俺も、その病気で死んだ。はずだったのだが、どうやら俺は、昭和風の異世界に戦闘アンドロイド突撃戦士アサルト・ソルジャーとして転生してしまったようだ。
アサルト・ソルジャーの製作者、多岐洋子博士
(美人で巨乳・推定三十五~六歳)の話によると、この世界には、悪の秘密結社『ジョッガー』が存在していて、人類抹殺計画を企ているという。
ジョッガーの超魔人と戦うため、アサルト・ソルジャーとして転生した俺の戦いが始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 14:54:13
26754文字
会話率:46%
ある夜、峰岸の家に飲みに行くと、細君が首を絞められて死んでいた。
峰岸に訳を聞けば、彼は妻である「せみか」を「彼女」に戻してあげようとした、と言い、幼い頃の体験を語り始めた。
※私の敬愛する漫画家、高橋葉介先生の作品「夢幻紳士シリーズ」を
リスペクトしています。どうにかあの怪しく美しい雰囲気を小説で書いてみたいと思い、挑戦してみました(惨敗した感も否めませんが……)
もし高橋葉介先生を知っている方がいれば私と握手。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 23:48:26
5857文字
会話率:22%
大日本帝国海軍の頃より伝わる、海上自衛隊の海軍カレーのお話。
舞台は海上自衛隊横須賀基地所属護衛艦うみゆき(6775トン)の艦内。山島田正宗一等海曹38才は、横須賀基地の様々な艦艇の厨房に入った。防衛大学を出ていない、所謂ノンキャリアの
山島田一等海曹は、横須賀基地の中でも、屈指のプロ炊事隊員であった。
今はよほど良くなったと思うが、炊事隊員は土日も関係なく昭和風に言うと、月月火水木金金という部署で、まともな休みはなかったかもしれない。
ストーリーの展開としては、艦長の森滝一等海佐や、航海長の角杉誠といった防衛大学を出たエリートや、大田真治先任海曹長や部下の若杉仁三等海曹が主なメインキャストである。
後に登場するのが、寺倉美奈子海士長20才で、色気のなかった山島田に恋の風が舞う。後に山島田の猛アタックで、恋人になり年の差など気にせず、結婚を決意する。
肝心の仕事の方は最先任炊事隊員となり、早10年。オリジナルレシピもバッチリ固まり、各隊員にも、山島田のカレーは好評だった。
防衛大臣を筆頭に、統合幕僚監部、海上幕僚監部などがあり、自衛艦隊の元に護衛艦隊、航空集団、潜水艦隊、その他(掃海・情報・新兵器開発)という指揮命令権になっている。尚、横須賀、呉、佐世保、舞鶴、大湊の五大地方隊とその他、分屯基地など少人数の運営は、防衛大臣の直轄部隊であり、自衛艦隊とは別のものとなっている。
腹が減っては戦は出来ぬ。各艦艇にいる炊事隊員は陸海空各自衛隊にいて、それぞれが特色のあるご飯を提供している。
その中で最も食費をかけられている部隊が、ある。潜水艦部隊だ。海上自衛隊の中で最も重要な潜水艦には、毎日ステーキが出るなんて噂もあるくらい、食費がかけられている。
せめて三度の食事くらいはという配慮がある。実際丘の上の舞台の食事と、潜水艦の食費を比べると、年額ベースで数千円異なる(潜水艦乗りの方が高い)というデータもある。
そんな潜水艦乗りも、カレーライスは重要な食事だ。海中をひた行く潜水艦の中では、カレーライスによって、狂いかけた体内時計をリセットする役割がある。
陸海空三自衛隊の中で最も飯が旨いのは海自である。陸上自衛隊も大日本帝国陸軍の時代よりは、飯が旨くなったが、それでも帝国海軍の時代から、飯がおいしいのは海軍だった。
ちなみにこの物語はフィクションである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-04 09:29:21
100502文字
会話率:37%
両親に疎まれて育った時代劇大好き少女が、剣の師と出会う。師と兄弟子に見守られて成長した主人公は、兄弟子の背を追うように、警察に入職した。勤務中の事故で重傷を負った彼女を、不思議な運命が待ち受ける。
現代と江戸時代の縁が交錯しながら進む長編
です。
現代を舞台にしたヒューマンドラマ+和風ファンタジー+テレビ時代劇風味の活劇(昭和風)+しみじみ人情物。
改題しました。
【お知らせ】
ノベルアップ+掲載にあわせて、第一部と第二部を大幅に改稿しました。第三部以降のリライト版を、近々なろうにも反映します(総話数がかなり減るので、栞の位置がずれます。ご容赦ください)。
セルバンテスには、最初期のバージョンを残してあります。
9/23 第一部改稿しました。
9/29 第二部改稿しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-07 19:29:53
524994文字
会話率:37%
女子高生の縹時雨が目を覚ましたとき、彼女は深い谷底にいた。彼女を拾ったのは同い年の男子高校清風の少年。どうやらここは、集落が二つしかない山の中であるらしかったあるらしかった――――――。
時雨は成り行き上ミッションペアを組むことになったソロ
で異端児の来来《らいら》(男)と共に、ミッションをこなしていくことに。
そして二人は、その運命の渦中へと引きずり込まれてゆく。
これは、縹時雨が切り紡ぐ、恋と月と剣の物語。
※もといた世界は類似型日本ですが、現実の日本では起こり得ないことを時雨はやっています。この物語はフィクションです。現実の日本とは一切関わりがありません。
※1話は1500~2000字を目処に作ってありますが、たまに倍になります。
倍になるときは前書きに何かしらかいてあると思うので、気軽に読んでいただけたらと思います。
※作者名変更しました。
「北六宗」→「takonano」
そのうちタイトルも変わります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-14 11:00:00
77551文字
会話率:46%
なんかベタなタイトルですみません。
ヒキニートをしていた26歳の男が祖父から山を一つもらうことになる。
彼、御嶽 弘安(みたけ こうあん)は人生の一発逆転を狙って、その地に訪れると、一つの洞窟が彼の前に現れる。
洞窟には師団規模の旧
陸軍の戦車、自走砲や木箱に詰められた歩兵銃などがあった。
洞窟の壁面に描かれた曽祖父の檄文が彼に語りかける。
この国に残された最後の機甲師団を持って、上陸作戦に対して抵抗するつもりだと。
そこに急に地震が起こり、彼らは異世界へと転移してしまう。
気がつくと、弘安の姿はなぜか金髪ロリ王女 カロリーヌにかわってしまっていた。
体を乗っ取られたカロリーヌはグダグダな争いの末、記憶と引き換えに自分の体を取り戻す。
暗殺されかけた過去すら忘れてしまった彼女は弘安のものだった機甲師団を引き継ぎ、未踏の平原地方と接する隣国の辺境で冒険者生活をはじめる。
異世界に降臨したチハたんは無双することができるのか!?
平原地方で人を脅かすモンスターが活性化する『蝕』を迎え、街を守ることができるのか!?
ロリニート野郎の知識で内政チートができるか!?
いつもは不定期でこんな感じの小説を書いています。
『おいしい水』
http://ncode.syosetu.com/n6810cx/
ちょっと実社会から逃避がしたくて、気分転換に異世界転移ものを書きなぐっていたら、思いの外、お話が書けてしまいました。
全然、稚拙なものですが、モッタイナイので、投稿したいと思います。
できている分は予約投稿したいと思います。
特に文字数は決めて投稿していないのでばらつきが多いと思います。
ちょこっと誤字があるかも。
区切りがついたら、ついでに書いていた設定なども公開します。
さっそく感想をいただきありがとうございました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-27 18:00:00
167587文字
会話率:65%
秋月 忍 様 主催 『昭和の日企画』参画作品です。
最終更新:2017-04-29 22:18:02
3907文字
会話率:28%
北関東のとある自然豊かな地方都市である。主人公彼は父親と二人暮らしである。彼はいい歳でもあることから婚活を始めたのであるが、思ったようにはいかず、見合いにこぎ着けることすら出来ずにいた。
志気が低下するばかりのところへ、見合い話が舞い込
んだ。相手方からの希望で子持ちの女性だった。条件はいいとはいえないが、見合いができることが嬉しかった。そして、彼女と対面するや否や、理屈では言い表せないときめきで胸が高鳴るのだった。交際が始まったが、いざこれからという時期に相手の結婚相談所から断りの意思が伝えられた。しかし、どうしても自分の気持ちだけは伝えたいという思いで、一通の手紙を彼女に宛てた。その返事には勤務先の学校祭の招待状が同封されていた。こうして再び交際が始まったのだった。
彼女と出会う前の退屈な日々のなかで良寛和尚の本との出会い、仕事でエクセルと格闘する様子など織り込み、さらに途中で物語は関ヶ原の合戦に及ぶ。
やがて季節が一周した秋に彼女からメールが入り結末へと向かう。
この小説は自費出版した際の初校に使った原稿の内容を一部書き直したものです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-15 13:19:29
15696文字
会話率:43%
童貞と呼ばれる魔法使いが、遂に本当の魔法を使ったかもしれない。
魔法使いの名はAKY。
『アッキー』と呼んでくれと自身は言うが……。
ゲームの中に入ってしまう魔法を使う彼と、彼を取り巻く変態達の、基本まったり進行のグダグダ系な小説に
なる予定です。
コンセプトは、奇跡はきっと、起こる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-22 23:09:22
38883文字
会話率:39%
昭和風のレトロな少年ヒーロー「探偵少年シルバーヘルメット」です。
この小説は「カクヨム」にも青葉台旭として投稿しています。
最終更新:2015-10-14 23:38:01
5953文字
会話率:25%
2085年のある日、友人のYが家にやって来て『おれ』に向かって、こう言った。
「小説家の筒丼康隆氏を殺そう! どうあっても殺そう! 筒丼氏は死ぬべきである!」
大きななたを振り回しながら、そう主張するYに閉口しながら、おれは彼に筒丼氏殺
害の動機を尋ねると、それはとても奇妙な動機だった。
タイムトラベルを扱った昭和風SFストーリー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-14 01:00:00
13039文字
会話率:26%
出かける前に突然現れたメイドロボ。その正体は…。 一話ごとが短いので気軽に読んでくだせぃ
最終更新:2015-01-17 11:30:06
12172文字
会話率:40%
大瀧伴内(おおたきばんない)は小学生の頃、不思議な手紙を貰った。
手紙の送り主は、伴内が弟のように可愛がっていたのだが、 行方不明になってしまった、愛猫の黒吉(くろきち)。
手紙には、神隠しに遭った黒吉は、 猫街(ねこまち)という所
に流されてしまい、戻れなくなってしまったといった内容が綴られていた……。
そして、十五歳になった伴内は、新たなる愛猫のミケと共に、神隠しに遭い、猫街に流されてしまう……かっての黒吉のように。
伴内が流された猫街は、人間に匹敵する程の進化を遂げた猫……猫人(ねこびと)が暮らす街だった。
そんな、昭和の日本を思わせる、レトロで不思議な猫街で、 伴内は千風(ちかぜ)という名の、凛々しい猫人の女性に出会う……。
「猫街ろまん」は、猫街暮らしの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-02 12:00:00
251784文字
会話率:47%