人類の悲願、魔王討伐をなしとげた勇者ノアーシュ。
王国に帰還した彼には、国家を担う栄光と、そして公爵令嬢である聖女ファルシールとの婚姻が約束されていた。
だが、その日。
謁見の間へとやってきた彼の隣にはすでに、可憐な神官少女が寄り添うよう
に立っていたのだった……。
いま、世界最悪の修羅場の火蓋が切って落とされる――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-13 17:35:06
16235文字
会話率:37%
ある少女は、天才だった。
産まれて間もない1ヶ月程経った頃、少女は喋りだした。
喋りだしてからは、少女は言葉を積極的に覚えるようになり、一歳という若さで日本語と英語を聞き、読み、書き、話すことが出来た。
それにより、少女は『理解す
る』ということに喜びを覚えるようになった。
それ以来、少女は積極的に知識を溜め込み、生活に応用するということを繰り返していた。
親の携帯を借りてはあらゆる分野に手を出して、身に付けた知識を心理学なら親で、美術なら自分で描いて、自然科学なら対応した物で試しながら、着々と成長していった。
しかし、少女にある悲劇が訪れる。
ある日、十歳にまで成長した少女は、両親とショッピングモールに来ていた。三人で店内を周っていると、店内に強盗が侵入しているといった内容のアナウンスが流れた。
客が一斉に逃げ出したことで逃げ遅れ、入口付近で三人は殺されてしまう。
しかし、親と一緒にショッピングモールに出掛けていた少女は、実は少女が身代わり用に新しく作った新型AIであった。
それから数時間後、テレビを観ていた少女は、ニュースで二人の死亡を知ってしまう。
その時の過度なショックで開眼したのが『源戒』。
少女は開眼した『源戒』の能力を理解すると、二人を助ける、蘇生する方法があるかもしれないと考え、『源戒』を発動。
『源戒』を発動したことによって出た結果は、異世界への転移。そう、少女は異世界なら二人を蘇生する方法がある世界だってあるかもしれないと考えたのだ。
そうして転移した場所はある国の王城の謁見の間。
そこでは、丁度勇者の召喚を完了したタイミングだったようで、少女以外の三人の高校生が喚ばれていた。そこに少女が転移してきたことで、少女も勇者と勘違いされてしまう。
貴族や王族は、勇者を政治に利用する目的で喚んだらしく、媚びを売ってきたり、高慢な態度に嫌気がさし、国を出ることを決意。
旅の中で少女は何にも縛られない自由を謳歌しつつ、当初の目的である"両親の蘇生方法"を探して世界を周る。
※小説を書くのは初めてなので、設定や説明が拙い部分があったり、更新が遅かったりしますが、ご容赦ください。一話一話は短め。
あと、天才でも抜けてるところがあります。頭が良いだけでアホじゃないとは言ってn((殴折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-28 15:37:41
214329文字
会話率:38%
アスタレイア王国には建国以来守られている一つの伝統がある。
王家に生まれた第4王子・王女以下は、亜人……いうならば人間の言語を話す人ならぬ姿をした者と婚姻を結ぶと決められている。
第6王子であるエトゥスと第5王女であるミルカが謁見の間に呼ば
れたことは、相手の種族が決まったことに他ならない。
数ある種族の中、相手を知ったエトゥスは絶望の淵に追いやられる。
逃げることも許されず異種族に婿入りの決定したエトゥスは、未知の生活に飲み込まれていくのだった。
全24話(毎日更新) 6万時程度
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-17 19:21:04
59979文字
会話率:33%
魔王討伐を果たした勇者アレンは、謁見の間にて国王に「魔王を倒した直後から、勇者の力が失われた」と告白する。その告白を聞いた国王は顔色を失い、当てが外れたと言い残して謁見の間から出ていく。場に取り残された勇者アレンに声を掛けた人物は、かつて魔
王討伐を共に果たした仲間である賢者ヴィードであった。豹変した国王の態度に戸惑うアレンに向ってヴィードは言う。「君は政治というものを分かっていない」と……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-03 20:20:06
11408文字
会話率:22%
「サーラ・ビアンコ男爵令嬢! 私は真実の愛を見つけた! ゆえにジェダイト王国第一王子の名において貴様との婚約破棄すること、そしてこのイラーリア・ジラルディ侯爵令嬢と新たに婚約することを宣言する!」
は? 真実の愛……?
ジェダイト王
国王宮の謁見の間に大きな声が響き渡る。私に婚約破棄を告げた第一王子が厳しい表情で私を睨みつけている。王子の隣にはイラーリア・ジラルディ侯爵令嬢が勝ち誇った笑みを浮かべながらピッタリと寄り添う……しかし婚約破棄され国外追放された可哀想な聖女サーラはただの聖女ではなかった。祖国に別れを告げたサーラは本当の力を解放するのであった……後悔してももう遅いですよ?
(注1)このお話には婚約破棄・追放・聖女・ざまあ・恋愛要素が含まれています。
(注2)このお話は全5話で完結します。気軽に読んでいただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-03 20:52:27
22102文字
会話率:36%
国を守る役目を担ったフォレスト辺境伯の長女アンネ=フォレスト。
彼女は第一王子イグニスとの婚約が決まって以来、何度も暗殺されそうになる。
その黒幕が王子を始め王族だと知ったアンネは、王族が揃う謁見の間でイグニス王子に婚約破棄を突きつけ辺境領
へ戻ることにした。
アンネの行いに激高した王族と、メンツを潰され恥をかかされた王国最強の剣士である近衛騎士団長ガラハッドは軍を上げ、アンネを追ってフォレスト辺境伯に攻め込んだのだったが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-23 12:01:13
9438文字
会話率:38%
気が付くとラスボスが棲む魔王城の謁見の間。しかも魔王軍と討伐軍が戦闘の真っ最中。
そこに幼女の吸血姫として転生させられた俺にどうしろと!?
とりあえず……着るものをくれませんか?
最終更新:2022-03-05 10:00:00
7397文字
会話率:37%
学校への登校途中、突如として謎の光に包まれた主人公――荒野 棗(あらのなつめ)――は、次に目を覚ますと王城の謁見の間に居た。棗の周りには、同じく「勇者見習い」として召喚された11人の男女が倒れており、魔族を倒すために互いの手を取り立ち向かう
。※こちら、処女作となります。生暖かい目で見守ってください。※一話間の文字数少なめですが、投稿頻度多めにしてみようかな...なんて。※誤字脱字報告助かります。応援コメ励みになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-12 00:30:38
38759文字
会話率:43%
主人公は、いつものように仕事から帰ってゲームをしていた。
そのゲームでは、地震に公爵令嬢の追放、等など様々な厄災に見舞われる運命にある大帝国だった。
そんな帝国の謁見の間でのイベント中、タブレットにノイズが発生し、気が付けば皇子になっていた
。
主人公は大帝国を無事導けるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-13 10:00:56
29104文字
会話率:26%
一般人と比べ、並み外れて知識欲が旺盛だった高校生、霜月 刹華(しもつき せっか)はある日、突然異世界・ジーベンリングのエピプロン帝国に呼び出され、魔王を倒してくれ、とお願いされる。
しかし、ラノベの主人公のようには行かず、彼は、並み外れた魔
力量を持ちながら、基礎魔法しか扱えない、剣技はもっとダメ、という残念勇者だった。
見かねた皇帝は皇太子でありながら、槍聖の異名を取るマルク、皇帝直属の魔法部隊の特務隊長である、リースを仲間に付け、魔王城への旅をするよう命令を下す。流されるまま旅を続け、魔王城へたどり着いたセッカは、魔王城の最深部、謁見の間にて、囮役を引き受け、二人と別れる。直後、異変を感じたセッカは、マルクから渡された召喚符でマルクにコンタクトを取ろうとするのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-14 01:58:49
7687文字
会話率:39%
聖女の死去に伴う魔獣の襲撃と農作物の不作に悩まされていた王国。その対策が功を奏し、ようやく落ち着いた国民にもうひとつ王太子の婚約という新たな慶事が舞い込んだ。国中が喜びに沸く中、王城では婚約式を祝う昼食会が開かれようとしていた。その直前、サ
ンスクリオ修道院の院長と名乗る女性が国王に面会を求め、謁見の間に通されたその時。慶事の裏に隠された女性の涙が王国を揺るがし、女神の怒りが落とされた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-12 17:00:00
11235文字
会話率:45%
“一応”異世界(恋愛)カテゴリー作品。
主人公のテイトーネルは成人を前にして、婚約者の王太子から謁見の間に来るよう呼び出された。
理由はこの手の作品お約束、婚約破棄だ。
だがその婚約破棄を突きつける側に、明確な悪は居ない。
もちろん、主人公も明確な悪ではない。
この作品はどこへ行こうと言うのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-04 01:00:00
5951文字
会話率:30%
「余はもうこんな小さな国に興味は失せた。お主らの中で最も優秀な者にくれてやる。己の力でこの国を手に入れるのじゃ!」
いきなり召喚されて謁見の間に集められた五人の男たち。やるべきことは三千枚の金貨を元手に金貨十万枚分の資産を貯めること。一
番早くそれを成し遂げて城へ戻った者にこの国をくれると言うのだ。
それぞれ悪巧みや思惑を秘めて出発する男たちの中、ただ一人、憎い奴らを見返してやろうと立ち上がった少年がいた。奴隷で魔法使いのマギ。用意周到に思慮深く行動する彼にだけ気づいたことがある。勝利へのカギは金貨を元手に町の権利を手に入れることだった。
「モノポリー、そして増資か……」
マギは果たして国盗りを成せるのか? エリアを独占し、増資して町を発展させて、のし上がれ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-10 18:00:00
319908文字
会話率:47%
「さあジェイクよ――勇者ジェイクよ! この大陸を脅かす魔将軍の討伐――ひいては魔王を滅するため、今こそこのアストラから旅立つのだ!」「嫌です」「!?」
勇者はNOと断った!! 王城・謁見の間に衝撃が走った! 一同は凍りついてしまった!
「
――……聞き取れなかった。さあジェイクよ――勇者ジェイクよ! この大陸を脅」
「嫌です、王様。魔王を倒す旅にはでません」
俺が勇者の生まれ変わりだから魔王討伐の旅に出ろって? 普通に嫌だよ!
NOと言える新米勇者と魔法が使えるおしかけお供のぽんこつ王女! いにしえの勇者により封印されし魔王が復活した今、頼りになるのはこの二人――二人は魔王を倒せるのか? そもそも勇者、旅立ち拒否ってるけど!?
読むRPG、楽しんでいただけますと幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-26 21:00:00
136515文字
会話率:63%
大陸最北端にある、光射さぬ森の奥深く、漆黒の大理石で作られた城があった。
幾星霜、そこでは勇者と魔王が相対し、死力を尽くし戦いが繰り広げられていた。
「勇者よ、よく来た」
けだるげに魔王が腰かけている玉座。それこそが、自分である。……まじで
?
知性はあるけれど口がないので突っ込めない玉座の、魔王城謁見の間で行われているあれこれについて書かれた日記風です。
手がないから文字もかけない。
コミカライズされるなら四コマ風。
詳細な描写はありませんが、詳細な描写を想像してしまうとグロなのでは、という描写がたまにあります。苦手な方はご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-11 14:00:00
18232文字
会話率:32%
国王は、悪い噂のある息子たちを謁見の間に呼び出した。そして、目の前で繰り広げられているバカップルぶりに、自分の過去を思い出していた。
国王は自分の過去を反省しながら、息子たちへ対応していく。
N番煎じの婚約破棄希望話です。
最終更新:2021-05-09 08:44:27
14064文字
会話率:45%
聖女が目を覚ますと、悪の王国の牢だった――。
白指の精霊が大地を浄化し、黒脈の王が優劣を競う世界。一人の少女が、殺気立った謁見の間に引き立てられる。「敵国の聖女がなぜ我が王国にいた?」美しい王に問われ、少女は首を傾げた。「ごめんなさい
、何も覚えていないんです……」
少女は宗教大国の聖女として戦場で活躍し、王国に憎まれる存在だった。記憶喪失の聖女の処遇をめぐり、庇おうとする者、処刑を望む者、臣下たちの意見はバラバラ。やがて聖女はとある選択を強いられて……。
ハードな捕虜生活かと思いきや、いつの間にか保護対象になっていた聖女レンフィの第二の人生。
※序盤は主人公の扱いが悪いです。恋愛要素は状況が落ち着いてからになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-04 00:27:22
533600文字
会話率:41%
「知らない床だ……」
苅間佑樹(かりまゆうき、32歳)が異世界の伯爵令息ルークとして目を覚ましたのは、帝城にある謁見の間だった。帝国の重鎮たちが列席する中、訳が分からないまま成り行きを見守っていると、皇子が婚約者の公爵令嬢に対してとんでもな
い発言をした。
「ぼくはリディア・フォン・ブリュネとの婚約を破棄する!」
『えっ! 俺って公爵令嬢の婚約破棄に巻き込まれてんの?』
婚約破棄された公爵令嬢と、ルークを女神の使徒だと言いはる神聖国の聖女を引き連れて、主人公の冒険がここから始まる。
※ 全7話の短編ですので、最後までお付き合いして頂ければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-26 16:18:30
20446文字
会話率:45%
その時、朱凜の全身は怒りで熱くたぎっていた。
ちょっと前まで、謁見の間の絢爛さに呆気にとられていた田舎者の姫の顔はそこにはなく、琥珀色だった瞳を怒りで金に輝かせながら、壇上のやんごとなき立場にあるだろう者達を、今にも噛みつかんばかりに
見据えている。
「……もう一度、お伺いできますでしょうか?」
朱凜は、荒くなってしまいそうな声音を全力で押さえ込みながら、問うた。
「うむ……こうして輿入れしてきてもらった朱凜姫には非常に申し訳ないのだが、第一皇子、フェルナートとの婚礼を取りやめたいと思っておる」
そう告げたのは、御年四十四歳になるガーヴィルグ帝国の皇帝、ランヴェール三世だ。男として脂ののったは堂々たる偉丈夫だが、さすがに自分が言っていることに非があるのは理解しているのだろう。顎の髭を撫でながら、その視線はどこか泳いでいる。
「何を……っ」
あまりに無責任な物言いに、思わず朱凜は声を上げそうになる。けれど、すぐ隣にいた外交官がそれを手で制し、視線で『お願いですから堪えてください』と訴えてくるので、朱凜は口を噤み、琥珀色に戻った瞳を落とした。
(どうしていつも、こうなるの……)
十七になるのに背も伸びず、凹凸もほとんどない身体、姫としての手習いごとなどはことごとく駄目で、よくできた兄弟、妹と比べられ、”みそっかす姫”と祖国で呼ばれていた朱凜にとって、この婚礼は唯一自国のために自分が役に立てるチャンスだった。
だから、苦手な勉強も、この国に関することは頑張り、教師からもお墨付きをもらうくらいにはなったのだ。
それなのに、結局ガーヴィルグ帝国でも朱凜は”みそっかす”でしかなく、第一皇子に相応しくないという烙印を押されてしまった。
朱凜は固く目を閉じた。襲ってきた虚無感で身体が一気に重くなる。
もうこのままどこかに行ってしまいたい——そう思った時だった。
「——遅くなりました」
凜然とした声と共に謁見の間にやってきた、青みを帯びた鈍色の髪の男——アースヴィルド第二皇子は王に向かってこういった
「フェルナート兄上と朱凜姫との婚礼を取りやめるのならば、私が朱凜姫を娶ってもよろしいでしょうか?」
思いがけない第二皇子の提案から、”みそっかす姫”と呼ばれた朱凜の新しい物語が幕を開ける——折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-16 21:16:08
8949文字
会話率:32%
『この作品は『小説家になろう』(http://syosetu.com/ )に2019/01/18に投稿を開始した小説です。著作権は昼寝する亡霊(https://mypage.syosetu.com/428528/)に属します』
書籍化に伴い
、タイトルが正式な物になり、(案)がなくなります。
会社帰りに道を普通に歩いていたら、どこかの国の謁見の間の赤絨毯の中央を歩いていた主人公、もちろん捕まる。
どこの国の言語でもないので、慌てていたら教会っぽい所の謎の儀式で会話と読み書きだけはどうにかなり、異世界だとわかりそのまま保護された城で働かせてもらい、算数と事務能力で書類仕事をするが、色々と数字を誤魔化している貴族を突いたら国境近くの防衛拠点に左遷された。そして始まる戦争。
とりあえず上司を説得して防衛能力を飛躍的に上昇させるが、国自体が戦争に負けた。
そして可愛いんだけれど、常に前に出たがるイノシシみたいな性格の姫様に勝ったら惚れられ、停戦後に交換する捕虜の名前と一緒に、俺の名前があったらしい。
しかもなんか婿に来いって条件で、賠償金も安くなるとか言われ、国は負けたので普通に俺を差し出した。
異世界で姫騎士に惚れられて王族に婿入り決定ですか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-27 00:00:00
334433文字
会話率:55%