「エルヴィラ・ヴォダ・ルストロ。お前を聖女と認めるわけにはいかない! お前が育てていた『乙女の百合』は偽物だった! この偽聖女め!」
アレキサンデル様が、わたくしをそう罵ります。
皆が驚きの声をあげました。
「エルヴィラ様が聖女でなかっ
た?」
「何かの間違いでは?」
それもそのはず。
本来なら、わたくしが、正統な聖女だと認定されるはずの儀式です。
それが、一転して、「偽聖女」呼ばわり。
さらにアレキサンデル様は、宣言します。
「聖女ではない女とは結婚できない! お前との婚約は白紙に戻す」
そこで、初めてわたくしは、口を開きました。
「ーー承知しました」
※カクヨム様でも連載してます。
※本編はweb版です。書籍版とラストはおなじなのですが、エピソードが違うところがあります。
※2020年11/10にツギクルブックス様から書籍発売中です!イラストははま先生です!
皆様のおかげです。ありがとうございます。
※コミカライズ決定しました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-10 06:00:00
189773文字
会話率:46%
ポーリィナは卒業パーティーで断罪され王子との婚約を破棄された。
その翌日、王子と一緒になってポーリィナを断罪していた高位貴族の子息たちがポーリィナに面会を求める手紙が早馬にて届けられた。
あのようなことをして面会を求めてくるとは??
断罪をした者たちと会いたくないけど、面会に来る理由が気になる。だって普通じゃありえない。
ポーリィナは興味に勝てず、彼らと会うことにしてみた。
一万文字程度の短め予定。編集改編手直しのため、連載にしました。
毎日更新いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-31 07:34:19
18357文字
会話率:39%
俺はいつも弟と比べられ差をつけられ虐げられてきた。
美しい弟は家ではいつも主役で、母親に大切にされてきた。
俺はそんな家から逃れるため冒険者になることにした。まだ子供の俺は成人した時のために低ランク冒険者をする。
俺はこの家から逃れるこ
とはできるのだろうか……
一万文字の短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-16 07:42:22
10325文字
会話率:24%
ネトビルア公爵家の応接室では、とある男女がネトビルア公爵令嬢に対して惚気話を延々としていた。
ネトビルア公爵令嬢が飽き飽きしてきた頃、その男女はネトビルア公爵令嬢に婚約破棄を突きつけた。
惚気話をしていた男の方は、ネトビルア公爵令嬢の婚約
者のノッスタン公爵令息なのだ。
公爵家同士の婚約を破棄したいという二人の理解と覚悟。見せていただきましょう!
中世ヨーロッパ風の婚約破棄物です。
毎日朝に更新、続行中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-15 07:03:42
31761文字
会話率:40%
これは東洋ファンタジーです。
みんなが書くファンタジーが西洋ヨーロッパ風なファンタジーばかりなのに疑問を感じ、本格的な東洋ファンタジーを書こうと十年間、東洋の文献について調べてきた作者が書いた仏典に裏打ちされた本格的な仏教ファンタジーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-19 17:17:22
5089文字
会話率:24%