小説家になろう 勝手にランキング
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推理ランキング 9501~9550位
事件は伊豆高原にある元保養所内で男女二人の遺体が発見されることから始まる。二人の遺体は灯油で焼かれ遺体の損傷が激しく当初身元の特定には時間がかかることが予想された。だが、男性の方はすぐに所持品等からこの元保養所のオーナーであった元アパレル会社(社名はダイヤスタイル。既に倒産)社長の水谷一郎(みずたにいちろう)と判明する。女性の方は暫く不明だったが、捜査から水谷の元愛人の一条幸恵(いちじょうゆきえ)(ダイヤスタイル元社員)と断定された。
そのことから捜査本部は前の会社に係る怨恨の線で捜査を進め、その結果二人に恨みを抱いていたと思われるダイヤスタイル元経理課長の高田宏(たかだひろし)が捜査線上に浮上する。捜査本部はこの高田を厳しく追及して自白を迫ったが、彼は決して罪を認めることはなかった…。
その様子をじっと見ていた所轄署刑事の児玉(こだま)は高田犯人説にはいくつも無理があると指摘して捜査方針を転換させる。児玉は既に特定されている被害女性の身元についても疑問を持ち始め相棒の丸山(まるやま)刑事と共に新たな捜査を始めた。しかし、その矢先に捜査に圧力がかかる。圧力の出元は水谷一郎の旧友で現職経済産業大臣の村田孝一(むらたこういち)であった。捜査本部はたちまち機能不全に陥る。しかしその圧力のことは児玉ら第一線の所轄署刑事には何も知らされはしなかった…。折りたたむ>>続きをよむ
沢村は退官後満を持して長年の夢をかなえようとしていた。そして道中で知り合った男山根と意気投合して旅を続けようとしたが、山根の都合で別れることになりあえなく一人旅になったがそれは仕方ないこと。ところが一人旅をしていると数日前まで一緒だった山根がその後行方知れずとなりやがて白骨化して発見されるこっとなる。
山根の死の影には一人の女性が見え隠れしていることを気づかされる
「母さん、俺の眼鏡(の行方)を知らないか?」「あらアナタ、お顔じゃなくておデコにかかってるわよ。」 この二行を膨らませて推理作品として成り立たせようとしてみました。これを読んだ方の中で推理作品への敷居が低くなれば幸いです。
普通の高校一年生の生野亨はある日、友人の浅倉剣也と共に不可思議な事態に遭遇する。頭を悩ませる二人だったが、眠って事件を推理できるというクラスメイトの白本由姫がその謎を解決してくれる。その日から亨は様々な謎に見舞われ、由姫や仲間たちと共に奮闘する学園青春日常ミステリ。
※カクヨムにも投稿しています。
推理のLesson初級編! 簡単なので皆さん解いてみてください。
ちなみに、中級編や上級編はありません。
元警察官で探偵の世良王海は、刑事の長山から六年前に発生した未解決誘拐事件の協力を求められる。公安部時代の潜入で、殺し屋に両眼を潰された世良だったが、驚異的な聴力で犯人を追いつめていく。そして同時に、自分の眼を潰した殺し屋の声をさがし求めていた。悪人しか殺さない稀代の殺し屋《U》と、盲目の探偵・世良が激突する!
私は筆を滑らせる。
先生にあることを言うために。
ねぇ、先生教えてください。
夜が怖くなったわけを。
あのチョコの香りと共にあの黒が目に焼き付いているわけを。
長編にする予定だった話の冒頭部分だけを書き終えて挫折した文章です。
本来ならこのまま永遠にフォルダの肥やしとなるところですが、読み返してみるとなんとなく叙述トリックの解りやすい説明となっているのかな、と思い投稿してみることに。
叙述トリックとは何かを知らない方は是非、どうぞ。
銀鹿亭の給仕リリィ・アフェアは墜死した。彼女が残した遺言書のために殺人の容疑をかけられた給仕仲間のアコニット・ラースは、リリィの遺体が腐敗してアンデッド化するまでの三日間で彼女を殺した犯人をつきとめなければならない。お金を積めば「復活」ができるファンタジー世界における、特殊設定ミステリー。
9510位 二人
「カジノを誘致したいの」とジュリアは言った。
名探偵藤崎誠、彼女の望みを叶えることができたのだろか。
『SIN肝試し』、『アマゾネスの村』の続編。
転生しろって言われたが、記憶が無い。神様、あんた何考えてんだ…って言うか、何か見覚えある世界なんだけど?
魔法やら何やら出てきます。テンプレ通りのお話です。
一体犯人は誰なんだ!?文学フリマ短編小説賞応募作品です。
曰く付きな事件を専門に生業とする〝朱紫紅子〟のもとで働く〝蒼裂葵〟は、次々に不可解な自殺を遂げていく事件の調査を始める。虚無と魔術師、交錯する先に在るものとは一体。
これは、数奇で怪奇な伝奇である。
蒲公英様主催「ひとまく企画」参加作品です。
キャッチコピーは、「タイトルを埋めなさい。」。
タイトルを答えられたらアナタの勝利です。
【あらすじ】
司法・立法・行政…国の中枢にまで密かに広まった、腐敗と闇。金と名誉を手にする者達の集まって運営している秘密組織「血と裁きの教団」。この組織の目的はひとつ、この世界で邪魔だと思う人間を「消す」こと。
この、世にも恐ろしい秘密組織の幹部たちを闇の支配者の頂点、石渡道山は、自らの館に招く。
そこに集まった者達は、それぞれがそれぞれに怨恨を抱いている…
幻覚にも似た不思議な、透明な蜘蛛を眺める一同のもとへ、館の執事が怒声を上げる。
「この館の主、石渡道山が…何者かによって、殺されています!」
物陰から突然姿を現した探偵「虫栗虫太郎」が挑む連続殺人事件の顛末は??
荒唐無刑執行人YUMEZ(ゆめぜっと)が手掛ける、初ミステリ。折りたたむ>>続きをよむ
「一目ぼれした相手を探してくれ。」
大学の友人松田に頼まれた須藤はいやいやながらも協力する事になる。
しかし、相手は名前も学部も学年も分からない。
ただある情報は、月曜日の朝に食堂で遭遇した事。
そして、彼女は天使の様な可憐さを持っていたという事by松田
恋に盲目になってしまった男の証言をもとに、須藤は天使を探し出せる事ができるのか……
本来は、執筆途中の長編小説であり、掲載部分は「起」なのですが、これだけでも、短編小説
になるなと思い、試運転の意味も込めて掲載しました。
後日、完全版を掲載したいと思います。折りたたむ>>続きをよむ
山田玲聞《やまだれいもん》は、生まれてからずっと悪夢や幻聴に悩まされてきた。でも、今回は、少し勝手が違うようだ。唯一、相談できるのは、校内のカフェテリアで顔見知りになった謎の雨男。
これは、中学の新任教師、玲聞の、大学生だった頃の話。
※以前、投稿した“引きこもり少女は、ミステリーがお好き。”の番外編です。もちろん、前回分をご存じなくて問題ありません。単独で、お読みになれます。
9521位 物語
この物語にはあらすじなんて存在しない。
1話、1話に別のあらすじが存在しているからだ。
中田康浩は中央医科歯科大学の法医学准教授。昨年、外科から空きポストを埋めるために転任してきた。メスを持たせれば一流だが、法医学の経験はまだ浅い。
その彼に、繁華街で発見された死体の司法解剖依頼が舞い込む。教授は出張中。米国から来ていた美麗法医学研究者が彼を手伝うことになる。
犯罪への異様なまでの憎しみを持つ彼女に押されるように、二人は事件の真相に迫ってゆく。
9523位 夕陽
「僕」は全国トップの大学に入学したが、不登校になってしまった。メールアドレス発信元を探るべく、ネットサーフィンの日々がはじまる。
「昨日、殺されかけたんだ」
ある朝、佐々木は親友の高屋からそう聞かされる。幸いにも高屋は大けがをすることはなかったが、襲ってきた犯人は最近近所で起きている強姦事件を臭わせることを言っていた。
これは一年のときのひったくり、二年の時のいじめと関係があるのか。
高校生の恋愛・友情を中心としたミステリーです。
自他共に認めるドジっこのいろはが身の回りの謎に挑む!
この小説は短編発表会のために投稿するものです。お題として
「魂」「五月雨」「爆発」「退屈」「教室」
という5つのキーワードが設定されています。ご了承下さい。
私は探偵である。
ただの探偵ではない。芸能関係専門の探偵である。
大手芸能事務所から、失踪したマネージャーの捜索を引き受けることになり……。
二大事務所の対立と思惑、権謀術数、情報収集および操作――。
そして、私は一人の女性タレントと出会う……。
真解(まさと)たちの知り合いのフリージャーナリストが、事件を持ち込んできた。現代の怪盗が、とある歴史家に「犯行予告状」を差し出したという。狙いは、歴史家の先祖が残した財宝。しかしその財宝の在り処は暗号で示されており、しかもその暗号が解けた者は、いままで誰もいないという――ただ1人、怪盗を除いて。真解たちは、犯行予告時刻までに暗号を解き、財宝を守れるのか? ※私の運営するサイトで公開したものを、加筆修正しての投稿です。
「人の構想は人の構想。人が解読できるのは当たり前。」
別荘で起こった殺人事件。
連続殺人犯からの殺害予告。
その連続殺人犯は、今度"も"完全犯罪をやってのけたのか・・・。
だが警部は言う。
「完全犯罪など有り得ない」
女性が霧の湖で行方不明に。美奈子と水瀬が調査に向かうが?久しぶりの「美奈子ちゃんの憂鬱」シリーズです!
『あなた』が挑む短編ミステリー。ひらめき重視のなぞなぞ的な謎。鑑識の報告と探偵の検分の食い違い、その二つを満たす『解』とは……?
片眼鏡の少女。姉貴。僕。いった旅行先、竜宮島で事件に巻き込まれる。そして、そこでもう絶滅したと思っていた『名探偵』を、『名探偵の仕事ぶり』を、この目で目撃することになる。
今宵は宴が開かれる。それはきっと忘れられないものとなる。
剣と魔法のファンタジー世界で、ジールは王国騎士団の騎士として働いていた。理想の騎士像とはかけ離れた騎士団のやり方に、団を離れる事を考えていたジールだったが、これが最後と決めた任務で密室殺人事件の犯人に仕立てあげられてしまう。自らの冤罪を晴らすため、ジールは難解な事件へと挑む。
神流聖(カミナガレセイ)は亡き父の後を継いで奈良県の山奥で剥製屋をしていた。
聖には「人殺しは見れば分かる」という力があった。人殺しの片方の手が、殺された人の手に見えるのだ。また聖自身の左手が出生時に死んだ母親の手だった。その手が目に入るのを避ける為に、子供の時から片手だけ手袋で隠していた。
春、高校の入学式が行われた放課後。部活の勧誘なんて袖にして家に帰ろうとする日向陽一。けどいろいろあって、調理部のあるトラブルに探偵を名乗る浦川拓海によって巻き込まれる。
そしてその浦川には、日向に接近したある理由があり、それは過去の事件の犯人を見つけるのを手伝ってほしいとのこと。
これは、そんな二人の春夏秋冬の謎を解くお話。
名古屋の総合医療センター――
そこで夜勤に励む若手研修医・氷川颯真は、32歳にして薬学・医学を修めた塩顔イケメン。
だが彼にはもう一つの顔がある。
くだらない事件を、真顔で解き明かす“医療探偵”だ。
ある夜、救急外来に搬送されてきたのは「笑いが止まらない」という謎の患者。
検査結果は異常なし。医師も看護師もお手上げの中、氷川は一言、
「間違いない。原因はイヤホンだ」――?
声帯の固有振動数と共鳴して笑いが止まらなくなる?
くだらない
。だが予想通りだ。
常識を超えた“笑撃”の真相と、病院に巻き起こる波紋。
これは、医学とミステリーの境界線を優雅に踏み越える、
【馬鹿ミステリー短編連作】開幕
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煌めく舞台の裏側には、誰も知らない秘密が潜んでいる。高級音楽ホールと名門音楽大学を舞台に、指揮者の死をきっかけに動き出す一連の事件。警部補・高橋司は、謎めいた若き音楽家と出会い、徐々に深まる疑念と揺れる想いの狭間で真実を追う。
静かに交差するふたりの視線が織りなす緊迫の心理戦。光と影の狭間で、誰もが抱える秘密が静かにほころび始める。愛情と義務が複雑に絡み合う中で、明かされるのは果たして何か――。
心揺さぶるサスペンスと繊細な人間ドラ
マが交錯する物語。ページをめくる手が止まらない、深い余韻を残す傑作ミステリー。折りたたむ>>続きをよむ
時は明治。湖城財閥の令嬢、湖城桜子(こじょう さくらこ)は、ある晩、五島新伍(ごしま しんご)と名乗る書生の青年と出会った。新伍の言動に反発する桜子だったが、飄々とした雰囲気を身にまとう新伍に、いとも簡単に論破されてしまう。
翌日、桜子のもとに縁談話が持ち上がった。父から言い渡された縁談相手は、3人の候補者だった。
3人の中から婚約者を決めなくてはと、思い悩む桜子のもとに、差出人不明の手紙が届く。
恋文とも脅迫状とも受
け取れる、その手紙の解決のために湖城家に呼ばれた男こそ、あの晩、桜子が出会った謎の書生、新伍だった。
桜子の婚約者選びと手紙の解決のために、候補者たちと交流を重ねる二人だったが、ついに、候補者の一人が命を落とし………
桜子に届いた怪文の差出人は誰なのか、婚約候補者を殺した犯人は誰か、そして桜子の婚約はどうなるのかーーー?
財閥令嬢、桜子さんと書生探偵が、事件に挑む。
《基本的に平日に週2回くらいのペースで投稿予定》
※R15です。あまり直接的な表現はありませんが、一般的な推理小説の範囲の描写はあります。
※時代考証甘めにて、ご容赦ください。参考文献は、完結後に掲載します。
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電車の通る高架下の向かいにひっそりと店を構える「喫茶モンブラン」
そんな喫茶店のメニューには他では見ないものが。
『お悩みブレンド』700円
不思議なネーミングと他と比べて高い値段設定。お悩みブレンドとはなんなのか。
新米刑事の和栗とマスター、そしてお店の常連客が織りなす、ちょっと不思議な謎にマスターが挑む。
「依頼料はコーヒーで」
そして、明かされるマスターの秘密と
菓子の配達に行ったら変な奴に目を付けられてしまった・・・
御菓子司おんかしつかさを目指す胡桃こももは、先祖代々宮廷に和菓子を献上している甘味処
【桃屋ももや】の娘だ。
父が病に臥せてから父に代わって菓子作りを担っている兄に、和菓子のいろはを叩き込まれながら雑用を任されることもしばしば。
そんな胡桃だがとある配達で出会った名家の息子に翻弄されることになる。
菓子作りに専念したい・・・胡桃は今日も天を仰ぐのであった。
東京第三研究室。
その地下に閉じこもり暮らす“私”の元に、研究室員であり、昔からの知り合いでもある“不破 圭”が、悲しい悩みを持った依頼人を連れてくる。
依頼人は“大切な誰か”を探している。“大切な誰か”は行方不明者であり、現在生きているのか、それとも亡くなっているのかわからない。
私の仕事は、アビリティを使い、“大切な誰か”の生死を確認することだ。
……結果として、依頼人をもっと悲しめることになるとしても。
普段、“私”は
研究室の外に出ることは許されていない。
だが、ある時、重要人物の兄弟の行方不明事件の依頼により、研究室を離れ、山奥の屋敷を訪れることとなった。
私は、兄弟の現在の生存状況について、アビリティを使い確認した。
だが、アビリティの結果は予想外のものだった。
混乱の中、不可思議な出来事が連鎖する。
現在と過去、現実と幻想が入り混じる。
でも、全てに理由と必然があった。
やがて、私たちは真相にたどりつく。
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毎日更新します。
全12話、5月中に完結予定です。折りたたむ>>続きをよむ
路地裏の喫茶店に拠点を構える探偵・黒川湊。
ある日、高校時代の同級生・篠原三月が訪れ、兄の婚約者の「自殺」に疑問を投げかける。調査を進めるうちに浮かび上がる、依頼人たちが抱えるもう一つの顔
そして湊自身もまた、ある過去の罪を背負い探偵という仮面の裏で別の依頼を請け負っていた。
これは正義でも救済でもない
戻れない罪の道をそれでも歩む者の物語。
歌舞伎狂言立作者、鶴屋南北が齢70にして筆をとった「四谷怪談」。その真相にせまる推理サスペンス。
「今日昼ごはんに食べたカレーがとても辛かった。翌日もずっと辛いのが続いている。」
僕の恋人・姫宮氷雨が、監視カメラに囲まれた密室で殺害された。彼女が死亡推定日に書いた一行日記には、なぜか翌日の内容が記されていた。
密室の不可能犯罪は幽霊による仕業なのか、あるいは……?
一行日記の2文に始まり、日本を狂乱の渦へと巻き込んでゆく大事件の結末とは。
大学生バイト探偵の僕は、家出少年を家に帰す命を受けてネカフェへ。そこにいた怜大少年は、惑星間移動をしていましたと言うけれど、僕の中では嫌な予感が拡がりだす…。
この作品はNOVEL DAYSにも掲載しています。
とある年の9月10日。
溝野望実は、総勢七名で絶海の孤島・神々島を訪れた。彼女たちはそこに建っている館「神嵐館」で時を過ごすこととなる。
到着してすぐ、超大型で猛烈な台風が島を襲う。島は完全に隔離され、脱出も侵入も不可能となる。
まもなく1人が死体となって発見された。
だがそれは凄絶な連続殺人の序章にすぎなかった……。
次から次へと殺害される被害者たち。
そして――誰もいなくなった。
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時は変
わって9月12日早朝。
海上保安庁に一件の通報が入った。
「『海上保安庁に、今すぐ神嵐館へ向かうよう要請しろ。さもないと七人の命が失われることになる』との脅迫電話を受けた」
通報者は「神嵐館」のオーナーで、たしかに七人を宿泊させたという。
事件性を感じた海保は巡視船「いせしま」を出動させる。「いせしま」は台風の中を突き進み、神々島へと到着した。そこで保安官たちが目にしたのは想像を絶する光景だった。
島の中ほどに、地面に串刺しにされた七つの生首が並べられていたのだ。
動揺しながらも保安官たちはさらに奥へと進む。「神嵐館」は島の最奥に建っているらしい。
まもなく保安官たちは島の端に到達したが、「神嵐館」なる建物などどこにもなかった。周辺を観察すると、爆弾が使用された痕跡が見つかった。「神嵐館」は爆破され、まるごと海に崩落したようだった。
おまけに島には誰一人いなかった。
犯人はいかにしてどこに消えたのか?
そしてなぜ全員の首を切断したのか――。折りたたむ>>続きをよむ
深夜、ナズナの元に届いた一通の匿名メッセージと、謎の音声ファイル。
添えられていたのは、どこにも記録が存在しない“歌声”だった。
誰も覚えていないのに、なぜか“知っている気がする”少女の面影。
ナズナは、その幻の旋律の正体を追い始める──