小説家になろう 勝手にランキング
小説家になろう の 非公式 ランキングです
ホラーランキング 8601~8650位
僕が実際に見た不気味な夢の話に肉付けした小説です。
狐面の少年が怪奇を解き明かす
YouTubeで活動している、赤狐のゲーム実況様から設定をお借りして書いたものです。
https://www.youtube.com/channel/UC36gJNdJI3MZgDYufOWmiXA
除霊できない!
お祓い無理!
憑物落としなんてとんでもない!
でも、見えて喋れて、突っ込める!
霊感だけは、人一倍どころか二倍三倍も強い橘華子。
小さい頃から、他の人には見えない者が見えてしまう。
聞こえない声が聞こえてしまう。
話せてしまう……
だから、気味悪がられ、同年代の友達ができなかった。
そんな華子に、ある日友達ができたのだ。
その子は、学校の三階のトイレの三つ目の個室にいて、唯我独尊で、最強にして最恐のお化けーートイ
レの花子さん!
今日も華子は卒業した小学校に忍び込み、三階の三つ目の個室を三回ノックする。
唯一の友達に会うため。
「花子、ねぇ、花子ったら……いないの? はな……」
『なによ?』
「うぎゃあぁぁ! いきなり後ろから話しかけないでよ⁉ 心臓が止まるかと思った!︎」
『心臓動いてるとなにかと不便ね』
「こんなことがない限り不便じゃねぇわ!」
『シッ……ちょっと』
「や、やな感じがする……」
そして、今日も巻き込まれるのだ。
恐ろしくも、可笑しい、様々な事件に――
★8/21 一話完結しました★
★8/26 二話完結しました★
★8/29 三話完結しました★
★8/30 四話完結しました★折りたたむ>>続きをよむ
シェアハウスに住むことになった"私"が私生活を脅かす怪物との出会いを語っていく…
イジメ被害者と悪魔の契約が行われイジメを行った人達に悪魔がやり返す、契約内容は悪魔によって違いやり返し方がとんでもなく……
庄司と紗友里の日記。
ホラー要素はかなり薄い。
後書きは日記ではない。
科学が発展し、世界から神秘が失われて久しい現代社会。
日本の伝統的な文化、「妖怪」に代表されるような数々の「怪異」たちもその神秘を暴かれて、世界から姿を消しつつあった。
しかし、消滅寸前だった「怪異」たちが、ある日を境に現代社会の中でにわかに甦り始める。そして、甦った新時代の「怪異」たちは、その超常の力を以て再び人々に危害を加え始める。
さらにたちの悪いことに、そうした「怪異」たちと同調して悪事を働く無法者、通称《憑き者》
まで現れ始め、社会には混乱が広がり始めていた。
だが、人間もただ「怪異」にいいようにやられている訳ではない。《陰陽師》など「怪異」退治を専門とするハンターたちや、人に友好的な「怪異」と同調してその力を借りた《憑き者》は、日夜人の世で存在感を増していく「怪異」たちと闘争を繰り広げるのだった。
主人公、百瀬 一白《ももせ かずしろ》もそんな《憑き者》の一人である。高校生の彼はその身に宿したある「怪異」の力を借りて、人知れず人に仇為す「怪異」を倒して過ごしていた。
そんなある日、百瀬はいつものように「怪異」を倒していたところを政府の「怪異」ハンターに見つかってしまう。その場は何事もなく過ぎ去るも、後日、再び彼の前にハンターが現れたその時、物語の歯車が大きく動き出す。
《主人公》
百瀬 一白《ももせ かずしろ》
高校一年生。身長172cm、体重68kg。
幼少の頃のある出来事がきっかけとなり中学校三年生の夏に《憑き者》として目覚める。憑いている「怪異」とは極めて友好的な関係を築いており相性は抜群。
過去の出来事から、「怪異」の中には良いものもいることを知っているため、「怪異」を倒すことに少し抵抗を覚えているものの、人に危害を加えるものは致し方無いと思っている。
ただ、明確な意図をもって悪事を働く《憑き者》は一切の容赦を与えず確実に倒す。
将来的には昔のように緩やかに人と「怪異」が交われるような世界が来ることを望んでいる。折りたたむ>>続きをよむ
転勤で引っ越してきたばかりの若い男。
タクシーの運転手から、美味しい肉屋があると勧められる。
その肉屋で出された肉は、今まで味わったことがないような美味だったのだが。
ほおずき市があると、夏が近づいてきたという気持ちになる。その頃には空気がねっとりと重くなり、湿気をはらんで少し甘い香りがする。あ、夏がくる、と思う。
彼と一緒にほおずき市にいった。近所にある大きな神社で行われている。神社に近づくにつれ、すでにほおずきを手にした中年の男女とすれ違う。これからほおずき市にいこうと、私達と同じ方向に歩いている人達もいる。
浴衣を着た女の子に目をとられながら歩いていると、あっという間にすれ違うのも一苦労と
いうほどに人が増え、夕暮れを吹き飛ばすような暖色の明かりがあちこちを照らしている神社にたどり着く。
神社の境内に入ると、鉢に入ったほおずきがずらりと並べられ、威勢のいい声が上がっていた。鮮やかな橙色のほおずきがひしめき合い、次々に売れていく。少し離れたところに、焼きそばやチョコバナナなど、お祭りではおなじみの出店も並んでいる。子供たちが親の顔を見上げて、自分が欲しいものを指さして見せている。
「行っちゃうよ?」折りたたむ>>続きをよむ
奴隷商の男に育てられた美しい画家の青年。
屋敷に住まうとされる「獣憑き」の男。
奇妙な巡り会わせで出会った二人の物語…
家族ぐるみの付き合いであるミサから相談を受けたハト。
ミサは父親であるタツオの目が怖いという。
狂気は血の繋がりなのか? それともーー
血みどろのサイコホラーをお届けします。
※この作品はエブリスタにも投稿しています。
元無自覚社畜が『第六研究事務所』と名乗る怪しい人たちと出会い、同時に奇妙な体験をするお話。
そのうち恋愛もする予定。
聞いた話なんだけど。
このお話は全くのフィクションで、よく似た話を知っていたとしても関係ありません。
あれ? この話、近所のアレじゃ? と思い当たる節があったとしても。
聞いた話なんで。
リアルで俺が霊能力を身に付けていく道筋をここに記録しておく。
物語っぽくしたり、心情を書いたりしてるが全てその時に俺が感じたものだ。
今の所、少し見えるようになって取り憑かせて……この先はネタバレだな……それなりに能力を身に付けたから、かなり書いていけるはずだ。
友達の弟は、朝になかなか起きてこられなかった。
休みの日など、起こされるまでずっと寝ていることもザラだった。
明らかな眠りすぎ。
その陰で起こっているものに、友達はたまたま気が付くことに……。
普通ではないオカルト嫌いの三雲と普通のオカルト好きの村瀬。タイプは違う二人が様々な怪異に巻き込まれていく。
目が覚めると地下鉄の待合室だった。なので家に帰るために階段を探すのだが……。
「しまった、寝過ごした!」慌てて電車を飛び降りたこと。きっとありますよね?
美しい風景を眺めながら、プラットホームで過ごす『俺』は…… 他に誰も出てきません。
三回で終わります。ほぼ短編、完結まで予約投稿済みです。暑いですよねぇ、宜しければ、ちょっと涼んで行って下さい。
いつもは利用しない駅のエレベーターを利用したことにより、恐ろしい体験をすることとなってしまった。
お盆。駅。窓のないトイレ。一人で行くのは昼間でもあぶない時期と場所。
ゆり子は電車に乗る前にトイレに行く。
いつも来ている場所。いつも使っているトイレ。
なのに、その日は違っていた。
彼女はいつも暑い夜に現れ、私の上に腰掛けた。
彼女がどんな存在なのか、帰る場所があるのか、10年以上たった今もわからない。
8630位 仲間
お客様の安全な駅ご利用のため、必ずお読みください。
黄昏時はダレソガレ時
誰が誰だかわからなくなってしまうそんな時間に
電車がすれ違うとき
いつも誰かと目が合う気がするんだ
「蒟蒻を廃棄する話ではない話」の小話で、夏のホラー2020 への参加を目指した作品。
夏のホラー2020 の企画に則った、駅絡みの弛いホラー8作目。「蒟蒻を廃棄する話ではない話」の小話8と同日同時間。
決定的なオチが何も存在しない、雰囲気ホラー。
ジャンルについて、夏のホラー2020 に参加しようと思うと、「ホラー」を選択する必要があり、小話連載には乗っからず、「短編」選択。
でも、「蒟蒻を廃棄する話ではない話」はもはやコメディーと
いうより恋愛物になっている……。
でも、そもそもの始まりがお笑いネタ「焼き肉冷凍ファーム、営業中」だから、やっぱりコメディーかしら。折りたたむ>>続きをよむ
アルバイトを終え、電車で家に帰る。
ただ、それだけ。
駅の構内にある売店。
売店にはいろんな物があります。
いろんな物があるんです。
終電で郊外のマンションへ帰宅途中、マンションの最寄りの駅で突然携帯が鳴る。
深夜であるのにもかかわらず電話してきたのは母だった。
内容は父の急死。
呆然となりながらも駅の外に止まっていた白いタクシーに飛び乗る。
父に会って謝りたい。
その気持ちを溢れさせながら飛び乗ったタクシーで起きた怪奇。
ただ父に会って謝りたかっただけのに……。
何気なくスマホで動画を撮影したことによって、奇怪な体験をすることとなった……
12年前。私は神隠しにあった。
それ以来、母方の親戚とは距離を置いていたが、祖母の葬式のために母の実家へと戻った私は、そこで小さな女の子と出会う。
妙に懐かしさを感じる部屋で、私達はおままごとを始めた。
駅に見立てたオレンジ色の箱、青緑色の玩具の電車、お人形。
その光景は、12年前のあの日と同じだった。
いつも綺麗で、成績もよくて、ひそかに憧れていた古畑みくらとおなじ補習を受けることになったさやか。
帰り道でみくらが語ったのは、不可解な帰り道の話だった。
夏のホラー2020参加作品。
「怖い話、ですか? そうですね……私、一つだけあるんですよ。ちょっと聞いてくれますか?」
そう言って、女性は静かに語り始めたーーそれは女性が学生時の体験……聞かなければ良かったと、そう思う話を。
冷房なしでも涼しくなれる!
そんなホラーをあなたに確約!
※間接的な死の描写が含まれます。苦手な方はご注意下さい。
※就寝前の閲覧はお勧め致しかねます。
※R15は念のため。
夏のホラー2020に参加作品。
怖い話は得意だ(素振り)という想いと、読者の清涼剤になればと思って執筆すると、何時の間にかドロドロな作品に……どうしてこうなった。
と、小説は普段の癖が滲み出ている作品になってます。
恐らく書いている途中で怖さよりも楽しんで頂ければという感じにシフトしてしまったかもしれません。(身近なぞくっという怖さがなくなってしまった……これが実力不足か……ガクッ)
あと説明をあえて省いて考える余地を残すことを
していますので、判りにくい部分もあるかもしれません。
以上、あらすじという名のあとがきでした。
読んで頂けたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ
竹やぶに現金一億円の入った鞄が遺棄されるという風変わりな事件が、ワイドショーを賑わせていた。庶民は皆、この目新しい珍事に注目していた。私は自分の職務や生活を尊厳する立場から、この問題の一切を無視する。しかし、ある朝、この私自身も自宅近くのゴミ捨て場において、札束の詰まったトランクを五つ発見することになる。警察に届ければ、幾分かのお礼はもらえるだろうが、自分の家族のプライバシーが世間に晒されることになってしまう。かといって、このまま数億
円の大金を見限って、知らんふりを決め込むのも悔いが残る。自分の個人情報を守るために金欲を捨てるか、それとも、大金を着服して悪徳に身を染めるか。私は数日感の熟慮の結果、これを警察に届ける決心を固めるのだが……。
六億円という大金の入った、悪霊のようなトランクに翻弄され続ける、主人公の一週間の様子を描きました。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ
大学進学をきっかけに都内で一人暮らしを始めた主人公。その物件は立地の良さや設備の充実度からは考えられないほど安い家賃の、いわゆる事故物件と呼ばれるものであった。
その日は蒸し暑い、初夏の金曜日だった。
しがない会社員の身に、突如として降りかかる女子高生の怨嗟。
あなたは想像できますか?自分の発言が自らを滅ぼすことになろうとは。
~拝啓 親友たちよ!~
まず、この手紙の書き出しとして、東京は変わらず騒々しいかね?
さて!色々あって、この村に越してきた俺は、今でも、癖で寝るとき耳栓をする訳だが、ここには、夜中道路を通るうるさい車も、トラックも、イカれたバイク集団もいないのさ!
お前らと今まで通りに遊んだり出来ないのは寂しいが、こっちの友だちや、家族もいい人たちで、上手くやっていけそうだよ。
行く前ちょっと愚痴ったネット回線とかも、都会ほどじゃないが、なん
とかなりそうだよ。上手くいってないことと言えば、ちょくちょく道に迷うことぐらいだよ、ホントに。俺って適応力割りと高いらしいw
---あ、そう、それと…もうひとつ。
この村…、少し、変なんだ。
落ち着いて読んでくれ、これは友達の話なんだが、そいつは今も、隣で本を読んでるんだよ、でも、でもそいつは、実は、昨日、死んだんだよ!いや、死んだはずなんだ!
道で、偶然死体を見つけた!でも、警察にいって、戻ったら、ないんだよ!死体も、血の痕さえも!!そして今もこうして…。
他にもある!この前、学校の先生が亡くなったんだが、その…、授業を受けてる、その時に死んだんだ!
授業中、外が騒がしくて、出てみれば、ついさっきまで教壇に立ってた人間が、血まみれで、死んでいたんだ!!
いるはずのない人間が授業してたんだ、そして、死んだはずの人間と会話して、今も一緒にいるんだ、俺は。
---信じられるか?
なあ、お前ら、お前らにこの謎が解けるか?
折りたたむ>>続きをよむ
最低限の愛をくれる家族。
屍人のような形相で往来を闊歩するスーツ姿のマネキン達。
テンプレートな会話で満たされた校内。
繰り返される日常。
極々平凡な毎日を過ごす中学3年生の和人は、これから先の人生も焼き直しのような日々を送る事に一分の疑問も抱いていなかった。
起床、登校、勉学、帰宅、睡眠。
いずれ登校は出社。
勉学は仕事へ。
分かり切った日常を過ごす和人は、いつしか変化を望むようになる。
大きな物で無くても良い。
ただ、平凡な日々を
少しだけ彩る何かを求めていた。
一方、世界ではワールドクリエーションという箱庭型シミュレーションゲームが流行していた。
地球儀型の本体を握り思念を伝えれば、ワールドクリエーションの世界は思いのままに姿形を変えていく。
天変地異を引き起こし、ゲーム内の人々はミームに従って様々な行動をとる。
学校でも大いに流行しており、放課後の教室はワールドクリエーションの話題で持ちきりだった。
大半の生徒はゲームを所持しており、和人のクラスメート達も例外ではない。
だが、和人はゲームを持っていなかった。
むしろ、空想の世界を熱く語るクラスメート達に辟易していた。
その日は下校時に豪雨が降り注いだ。
濡れた体を風呂で温め、家族が帰宅してから夕飯を食べる。
何事も無い一日を終らせるべくベッドへ潜り込むと、そこには薄っすらと青い光を放つ玉があった。
地球儀を模したジオラマ。
ワールドクリエーション。
明らかに自身の物ではないのだが、和人は出来心から玉へ思念を送った。
『世界が笑顔で満たされますように』
その日を境に和人の平凡な日常は歪み始める。
この作品は「カクヨム」にも掲載しております。
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