ここは、帝都東京。
明治維新によって急速な近代化を進めた都市だ
明治時代においては、一貫して江戸時代の面影を感じた都市。しかし急速な発展によって市街地が拡大する
そして悲劇は起こった
関東大震災
ほとんどの建物が倒壊し、風によって火が燃え広
がり、帝都を焼き尽くした
震災から復興していく帝都。
その中に、男達の愛は生まれていった
前田実
17歳 若くして両親を亡くし
住む家もなく、なんとか町工場に飛び行って食い扶持をギリギリ繋いでいた。手が器用で頭の回転も早いので、
町工場では結構使えると評判の子だ。真面目で性格もいい
高野祐介
35歳
町工場の三軒隣に住んでる男
趣味は街観察。女房を亡くし、あっけにとられてた。因みに現在仕事探し中。一週間ほど前まで瓦礫を運ぶ仕事をしていた折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-23 17:34:59
6351文字
会話率:30%
現代から関東大震災前の横浜にタイムスリップした、サッカー好きな大学生。彼は少々詳しい程度の日本史と英国史、そしてサッカー知識で歴史を変えて生き延びる。
右も左も分からぬ彼だが、地元横浜に縁がありサッカー史にも名を残す異国人を思い出す。そ
して巡り合った人々と共に、迫り来る大災害を乗り越える。
「関東大震災を回避、そしてワールドカップに早期参加だ!」
しかし時代は第一次世界大戦後の緊迫した情勢、サッカーをする暇もない。彼は国内外の事件にも関わりつつ、悲劇を回避すべく準備していく。
※旧タイトル「蹴球世界杯! ~大日本帝国蹴球が世界を変える!?~」(2019年3月21日まで)
※不定期更新(月一回程度目標)です。
※なるべく時代に即した描写を心がけています。主人公も現代で得た知識があるだけで非現実的な力は持っていません。
※本作品では分かりやすさを優先し、本来なら旧字体で記すべき名称も新字体としています。
※ご感想を気軽に書いていただければと、感想受付を『ログイン制限なし』にしました(2018年6月1日から)。ご指摘などを含め、お待ちしております。
ただし『小説家になろう』が定める『荒らし行為の基準』に該当するものは削除します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-25 23:00:00
280480文字
会話率:24%
家族と一緒に居た主人公の清水悠真。
関東大震災による火災で家族と一緒に燃やされていた。
死の淵で氷を握りしめながらこの世を去った…と思いきや気がつけば何もない空間に居た。そこで異世界転生を言い渡される。仲間と共に破茶滅茶な日常系バトルストー
リー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-09 19:12:39
3218文字
会話率:38%
父、母、兄と一緒に家にいた主人公清水悠真は関東大震災の火災により焼かれていた。死の淵で氷を握り絶望しながら目を閉じた。気がつけば何も無い空間に居て、そこで異世界転生を言い渡される。
仲間と共にはちゃめちゃな冒険をする日常系異世界ストーリー!
最終更新:2019-09-08 14:12:07
1695文字
会話率:36%
吉原きっての花魁である「絹千代太夫」こと沢村絹子は、花魁の中でも
最高位の「呼出し」まで上り詰めた絶世の美女だった。彼女の贔屓筋の
筆頭は、船成金として有名な内田信也だった。しかし、沢村絹子は、
ちょっとした間違いを犯し、子供を身ごもり、大
きくなり堕ろせなくなり
、産んだ。子供を産んだ身体では、とても花魁の中でも最高位の「呼出し」
をはる訳にはいかず、表舞台から身を引いて、鬼怒川温泉の温泉宿に身を
隠した。その後の関東大震災でも、それ程大きな被害を受けず隠遁生活を
続け、やがて第二次大戦を迎え、食糧不足の折、昭和20年に結核を煩い
山奥の炭焼き小屋に、食料だけを届けられて生きていたが3月に息絶えた。
その長女の沢村貞江は、フェリス中学時代松竹のニューフェイスにスカウト
され銀幕のスターへ、その後、米国から来ていたハリウッドの映画監督に
スカウトされ、沢村貞江がハリウッドへ、その後、監督は女優と不倫して
離婚し、他の映画人と結婚、長男、沢村広尾と産んで、中学入ると英国の
学校へ送り、オックスフォード大学卒業後、スイスのプライベートバンク
に入社し、同じ大学に日本から留学していた百合さんと結婚し長男・長女
を授かり、激動の時代を生き抜いていくというストーリーです。
是非、ご覧いただきたき、時代の流れ、人生の機微を感じて欲しい。
なお、この作品はアルファポリスに、重複投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-22 17:16:45
32044文字
会話率:0%
安田達夫の祖父は関東大震災、昭和大恐慌の時も高利貸をして
富裕層から屋敷や、お宝を、せしめ、私腹を肥やした。戦後
の闇市でも金に物を言わせ悪ガキ達を集め田舎の百姓から食物
を盗んだり漁村で魚を買いたたいて闇市で売って大儲けをした、
いわゆる
闇市成金で世間の嫌われ者だった。
多くの月日が流れ、孫の安田達夫を可愛がった。しかし算数
だけは、しっかり習わせ、ソロバンと暗算は徹底的に教え込み
、全国珠算連盟3段の免状を取らせ、その後、三井銀行に入行。
新しい仕事を任され大金を作り、早期退職し、レストラン経営
に首を突っ込み自分の子供達も巻き込み大活躍するストーリー。
(アルファポリスとツギクルに重複投稿しています。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-22 13:55:51
80893文字
会話率:29%
――大正十一年 東京府
官立中学校に通う宝条幹久は、他人に触れると気絶する体質に困り果て、陰鬱な日々を送っていた。
そんなある日、幹久の姉が突然、憧れの小説家――泉夢彦を引き連れ、出版社の仕事のアルバイトを依頼してくる。
大ファンの先
生の原稿をいち早く読める、また、ココで断っては彼のメンツをつぶす事になると思った幹久は、不安ながらも姉の依頼を承諾するのだった。
その後、幹久が夢彦の家に原稿を取りに行くと、夢彦の同郷の親友――北上恭一郎が現れる。
シベリアに出兵していた恭一郎は、五年ぶりの再会を夢彦と果すが、夢彦は病に倒れ、病院に運ばれる事に。
すると、夢彦が倒れたのは恭一郎のせいだと、幹久に仕えている侍女――東雲が、突然申し出る。
そして、異形の者―――『鬼』を見ることが出来る恭一郎は、同じく『鬼』の存在を知る東雲の『裏の仕事』に巻き込まれる事に。
帝都を崩壊させた、史上最悪の大災害―――関東大震災
その裏で起こっていた真実とは・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-16 22:43:54
380238文字
会話率:42%
地獄界に迷い込んだKは、一本道を歩いて行くと、参道に出くわす。地獄に参道・・・?いったいなぜ
違和感を覚えながらも、境内に入ると、そこには、燈篭が、並んでいる。その燈籠には明かりがぼんやり点いているが、よく見ると燈されているのは、地獄に堕ち
た罪人の体であった。ちょうど頭のところが、松明のように赤々と燃やされて、参道を通るKの道明かりなっていた。ここにいる罪人たちははたして現世でどのような、罪をおかしたのであろうか、突然Kの脳裏に、そのいきさつがフラッシュバックのように浮かび上がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-30 17:16:39
2547文字
会話率:15%
関東大震災の前後、世界は大きく変わった。震災前、直前直後、そして後の3つの世界を舞台にしたスチーム&ホラー。
時系列を遡る形式で書いています。
mediumなどと重複。
参考資料: http://www.skoba.org/isw
eb/original/sigma35/Matsuri/index.shtml折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-04 03:01:58
45605文字
会話率:61%
石井ひかりは明治四十三年に、鎌倉で生まれた。
父の透は双生児で、片割れの明は著名な画家として活躍していた。
母のみつは、かつて透と明の両方を愛し、数年の間、三人は夫婦として暮らしていた。
明は才能を見出され、ひかりの生まれる前に渡欧し
、そのまま一度も戻らなかった。
ひかりが十三歳のとき関東大震災が発生し、透とみつは亡くなる。訃報を聞いた明はパリから帰国し、ひかりと共に暮らし始める。
ふたりは親子とはいえ初対面で、ほとんど他人同然だったが、気が合った。しばらくの間、明とひかりは東京で一緒に暮らす。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-23 00:00:00
118883文字
会話率:27%
明治三十年ごろ、芸妓の娘として生まれたみつは、華族の櫻澤伯爵 融に見初められ、養女として引き取られる。
みつが融がかつて心から愛した女性、異母妹のめいによく似ていたためだ。
融との子を身ごもっためいは、鎌倉にある別邸に追いやられる。当時忌み
嫌われていた双生児を出産したのち、鬼籍の人となった。
双生児はその存在を隠すため、そのまま鎌倉に住むことを余儀なくされ、ほとんど外に出ることもなく成長していった。
みつは融の妻に階段から突き落とされて大怪我を負う。みつを守るため、融は双生児の住む鎌倉の屋敷に彼女を住ませることにする。融を愛し始めていたみつも、自分がほかの女性の身代りであったと知り、彼から離れる決意をする。
双生児は、蒲柳の質で気難しい透と闊達で画才のある明の二人で、それぞれみつに惹かれてゆく。やがてみつも二人を愛し始め、三人は事実上の夫婦となる。
三人での暮らしは幸せなものだったが、明の絵が、東京帝国大学に招聘された英国人の建築家に見いだされる。
建築家は明を英国に連れて行きたいと申し出る。
明は透を残していけないと断るが、それを知った透は激怒し、明とみつに対して辛く当たる。透のみつに対する態度に明も激怒し、双生児はついに絶縁する。
明はみつを連れて出ていくが、透の本心を知りたいみつは、一人で鎌倉に戻る。
そのとき透は初めてみつに弱さを見せる。みつは日本に残る決意をする。
明はみつと透を残して渡欧し、やがてフランスに辿りつき、成功を収める。
そんな明のもとに、透とみつが関東大震災で亡くなったという知らせが入る。帰国した彼を透とみつの娘が出迎える。明は透とみつを偲び、娘と親子として暮らすことにする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-02 00:20:24
102841文字
会話率:33%
原発事故・関東大震災・少子高齢化・経済不振。
様々な問題を抱える日本は、天才児たちを特別に教育する特務機関を設立。その中の一つ、第一小学校6年2組の生徒たち数人は、ある『大惨事』を予見していた。主人公の積木実は運良く助かる事が出来るが…。
最終更新:2018-03-04 22:07:36
8145文字
会話率:47%
この作品は、実在の人物、作者の祖母の生涯を描いた文芸作品です。
作者が幼少の頃、何時も見ていた風景、六畳の座敷の仏壇の上に掛かっていた白髪の清楚な貴婦人の写真から話しは始まります。
そして、その貴婦人の生きざまが語られて行く内に、本当の人の
美しさは、自然に心の内から出て来るものであることを、彼女の困難な時代の日常の姿、日常の景色から読む者に語り掛けてくれます。
彼女は、最期は長年の過労とガンの為に五十代の若さで生涯を終えることに成るのですが、その時も幼い命を救い、自分の命をも与えて天に帰って行くのです。
正に、与えて与えて与え尽くした生涯でした。
そして、その命を与えられた幼子は今…。
前編は彼女の幼少期から青春時代までの出会いと別れ、激動の日々の生きざまと成長を描いています。
後編は困難な中で、妻として、母としての生きざまを描いています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-01 13:06:06
27518文字
会話率:11%
関東大震災をきっかけに、人生が大きく変わった主人公、司。彼を取り巻く男たちの人生を描きました。
最終更新:2017-10-16 22:00:00
27415文字
会話率:38%
■プロローグ■
2020年、それは地獄の1年であったと人々は口にする。
―――ロストイヤー―――
2020年2月いつか起こると言われていた静岡県を中心とした東海地震が発生、その力はあまりにも強く周辺各地大きな被害をもたらした。
更に
東海地震から1か月後には第二次関東大震災が起き、津波により東京の大半は津波に呑まれ神奈川県・千葉県は壊滅的な被害となった。
2020年12月31日大晦日、日本政府は東日本に住む住民にとって最悪の選択と宣言をする。
総理「2020年12月31日を以って日本政府は東日本を放棄、首都機能を大阪に移す。日本は二つに分断することになりました。」
テレビや街頭ビジョンでその中継が流され、街中を歩いていた人たちも立ち止まって前代未聞の発表に釘付けである。
東日本に住む住民は大混乱に陥った。
東日本と西日本を繋ぐ幹線道路は大きなバリケードが張られ、東海道新幹線や関西に向かう在来線、そして飛行機までもがストップしてしまった。
完全なる区切り、遮閉、寸断である。
急いで関西圏に移動しようとする者、あまりのショックにただ立ち尽くす者、暴徒化する者・・・・
無法地帯と化した東日本・・
一寸先が闇と化した東日本の未来とは・・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-07 02:18:57
1675文字
会話率:19%
○主任研究員の川上は、二酸化炭素ガスの処理方法の研究成果を携えて、技術開発本部長の亀井のもとを訪れる。亀井は「裏野ハイツ」というアパートに住んでおり、川上はそこで奇妙な現象に遭遇する事となる。住人は皆、善意有る人々なのだが……
○幽霊なし、
サイコキラー無し、スプラッタなし で構成しました。
○「異世界転移」要素を含みますが、SFホラーとしてであり、ファンタジーではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-21 00:35:37
15770文字
会話率:46%
1920年早春、4月1日からの日本空軍創設に伴い、日本の陸海軍は大人事異動を発令していた。
長かった世界大戦が終わり、当分の間、平穏な日々が続くことを日本を含む世界の人々は願っており、世界大戦の欧州派兵で大きな傷を負った日本国内では、平
和の果実を味わいたいという声が高まってもいた。
大正デモクラシー、軍縮の嵐が吹きすさぶ中、日本海兵隊、サムライも刀を置こうとし、大規模な軍縮を計画していた。
だが、中国やインド等、アジアの民族運動の高まりが、サムライに刀を置くことを許そうとしなかった。
そして、国内も世界大戦後の不況、関東大震災、金融恐慌から世界大恐慌と不安定な時代を迎えようとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-24 20:08:18
179518文字
会話率:22%
1923年(大正12年)9月1日11時58分32秒
関東大震災を命からがら生き延びた私と弟の孝吉は小石川の下宿屋に身を寄せる。しかし、孝吉は病むようになる。私は弟の看護しながらこれからを考える。
最終更新:2014-07-21 23:12:05
3518文字
会話率:42%
秋楡の美しい並木があるその通りに、古くから続く喫茶店がありました。私の隠れ家のその喫茶店で、その日、棚に飾られた小さな鳥かごに、鳥のような飾りがついているのを見つけました。マスターに聞くと、それは時計だといいます。時を刻まない鳥かご時計に秘
められた、悲しい過去とは?
ある企画用に練っていたプロットだったのですが、時代物にしたため若干目が滑る上に悲愛モノという世の中のユーザーさんに絶対に受けない代物になったので、公開処刑よろしく御開帳します。
仕方ねーな、読んでちょっくら添削してやるよ、的なノリでお楽しみください。
※ 尚、歴史上の事ですので全くの嘘は書いていませんが、フィクションです。特にデリケートな問題も取り上げてしまったのですが、基本がヒューマンドラマで、誰の主張を否定も肯定もしない立場だということをご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-14 14:00:00
8046文字
会話率:25%
第二次関東大震災後、危険地区指定された旧東京で、不可思議な体験や冒険を重ねて、逞しく生きていく子たちの話。
最終更新:2014-02-08 23:00:00
8723文字
会話率:25%
正二は尋常小学校に通う10歳の少年。家を空けがちな軍医の父と病弱な母という家庭に嫌気がさし、昆虫採集に没頭していく。正二はある日、虫捕りに行った森で同級の千代に出会う。千代は生まれつき口がきけない子で、大きなシラカシの枝にとまる一羽の鳥を
じっと見つめていた――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-31 14:18:23
5027文字
会話率:38%
ヤマメとキスメが酒を飲みながら話をしているところへ、突然紫が現れる。そして紫の提案で、病気を操ることができるヤマメが幻想郷に来た経緯を話し始める。
最終更新:2012-07-01 14:28:08
2636文字
会話率:52%
大正時代の神保町を舞台にしたライトミステリー仕立ての話。
関東大震災を生き延びた兄妹がふとしたことで人を捜すことに。
その依頼人は意外にも……。
ちなみに「曇花」とは「月下美人」という花の中国名です。
他サイト投稿予定。
最終更新:2012-06-21 00:49:36
27913文字
会話率:45%