恐ろしき闇の支配者魔女王ラドーシャと、地上の覇権を二分する若き魔王リュネシス。
最強無比の魔力と無限に生きられる肉体を持つ彼は、この世の望むすべてを手にしながらも満たされぬ日々を過ごし、はかなく生きる地上の人々に冷たい目を向け続けていた。
だがあるとき魔王はひとりの清らかな少女と知り合い、彼女の心の美しさに少しづつ惹かれていく。
自分の中で芽生えていく理解のできぬ想いに魔王は戸惑う。
そんな彼が少女に、魔女王に滅ぼされようとするこの世界を、どうか救ってほしいと願われて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 07:12:33
33153文字
会話率:27%
人間の心得を学んだ一つ目小僧は人間の心の美しさに感動し、将来は人間になって幸せに暮らしたいと願う。
そんな一つ目小僧を友人のカラ傘小僧とのっぺらぼうが人間界に連れて行く。
一つ目小僧ははじめて見た人間界に違和感を抱いた。
最終更新:2024-08-12 18:48:30
18669文字
会話率:48%
自由を求めた少女は、心の美しさを知る。
最終更新:2024-03-06 20:59:27
3676文字
会話率:35%
魔法で野獣の姿に変えられたタドコーロ。彼が元の姿に戻るには、ガラスの中のバラの花びらが全て散り落ちる前に真実の愛を知る事…。野獣が幽閉されている野獣邸に迷い込んだトオーノは野獣の姿に驚く。しかし心の美しさを見抜き、好意を持つ。野獣とトオーノ
の禁断の愛が始まる…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-29 10:33:56
537文字
会話率:0%
契約した者同士で、心の美しさを相手の外見に移し出し、向上心を相手の才能に移し出す。互いの内面を二割増しで移す、移し鏡という異能を持つアンネローゼ。
彼女はその異能ゆえに、幼い頃より王子と婚約していたのだが――
「アンネローゼ、おまえとの
婚約の破棄を宣言する! 理由は、醜いばかりかろくな才能もないおまえは、この国で一番美しく、数多の才能に恵まれた俺の伴侶に相応しくないからだ!」
と、婚約という名の契約を破棄されてしまう。
「……王子、これから大変だと思いますが、どうかくじけないでくださいね」
「なぜおまえが俺に同情する!?」
‘自称’心が醜く、向上心の欠片もない駄王子の元を去ったアンネローゼ。
彼女は契約の解除をもって元来の美貌と才能を取り戻した。とはいえ、傷物となったことに変わりはなく、もはやまともな結婚は出来ないだろう。
そう諦めていた彼女のもとに、あらたな求婚の手紙が届けられた。相手は醜悪な怪物と噂される公爵。どうせ移し鏡の異能が目当てだろうと警戒していたアンネローゼだったが――
これは、ひたむきな想いを抱き続けた二人が巡り会い、共に幸せになる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-24 07:33:07
19000文字
会話率:55%
公爵家に生まれたアンフェリカは、政略結婚で王太子との婚約者となる。しかし、アンフェリカの持っているスキルは、「種(たね)の保護」という訳の分からないものだった。
それに不満を持っていた王太子は、彼女に婚約破棄を告げる。
王太子に捨てられた主
人公は、辺境に飛ばされ、傷心のまま一人街をさまよっていた。そこで出会ったのは、一人の老人。
老人を励ました主人公だったが、実はその老人は人間の世界にやってきたエルフの国の王子だった。彼は、彼女の心の美しさに感動し恋に落ちる。
そして、エルフの国に二人で向かったのだが、彼女の持つスキルの真の力に気付き、エルフの国が救われることになる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-12 18:00:00
50881文字
会話率:38%
公爵家に生まれたアンフェリカは、政略結婚で王太子との婚約者となる。しかし、アンフェリカの持っているスキルは、「種(たね)の保護」という訳の分からないものだった。
それに不満を持っていた王太子は、彼女に婚約破棄を告げる。
王太子に捨てられた主
人公は、辺境に飛ばされ、傷心のまま一人街をさまよっていた。そこで出会ったのは、一人の老人。
老人を励ました主人公だったが、実はその老人は人間の世界にやってきたエルフの国の王子だった。彼は、彼女の心の美しさに感動し恋に落ちる。
そして、エルフの国に二人で向かったのだが、彼女の持つスキルの真の力に気付き、エルフの国が救われることになる物語。
読み切り作品です。
いくつかあげている中から、反応のよかったものを連載します!
どうか、感想、評価をよろしくお願いします!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-15 17:26:35
6805文字
会話率:37%
この作品は、実在の人物、作者の祖母の生涯を描いた文芸作品です。
作者が幼少の頃、何時も見ていた風景、六畳の座敷の仏壇の上に掛かっていた白髪の清楚な貴婦人の写真から話しは始まります。
そして、その貴婦人の生きざまが語られて行く内に、本当の人の
美しさは、自然に心の内から出て来るものであることを、彼女の困難な時代の日常の姿、日常の景色から読む者に語り掛けてくれます。
彼女は、最期は長年の過労とガンの為に五十代の若さで生涯を終えることに成るのですが、その時も幼い命を救い、自分の命をも与えて天に帰って行くのです。
正に、与えて与えて与え尽くした生涯でした。
そして、その命を与えられた幼子は今…。
前編は彼女の幼少期から青春時代までの出会いと別れ、激動の日々の生きざまと成長を描いています。
後編は困難な中で、妻として、母としての生きざまを描いています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-01 13:06:06
27518文字
会話率:11%
前を歩く者の背中を見て、心のあり様を知る師弟の物語。
最終更新:2017-12-31 16:41:42
2499文字
会話率:0%
惨めな気持ちになって自分を卑下するというのは、意外と気持ちいい。
俺は底辺だ。育ちも卑しくて学もない。彼女は金持ちの令嬢だから遊びでは付き合えても、結婚は出来ない。給料も安いし、油まみれ。将来なんてきっと今と変わらない。いや年を取った分
、今よりもっと惨めだろう。
自分自身をそうやって嘲笑うと、可哀想な自分に酔え、堕落していくことも肯定できるような心持ちになる。
でもそれはもう、やめよう。
俺は歯を食い縛って笑う。
俺は、俺だから。
いま高校の頃の担任に「変わりたいか?」と今訊かれたら、俺は即答するだろう、「変わりたい」と。
金持ちになりたいとか、優秀になりたいとか、そんな風に変わりたいんじゃなくて、自分を誇れるような人間に、俺は変わりたい。
それにいじけていたら牧子に合わせる顔もなくなるからな。
学校一の素行の悪さで知られる佐々木透馬は品行方正な同級生、安曇牧子のせいで学級委員にさせられてしまう。
それからというものなぜか安曇に付き纏われる透馬。近寄らせないように色々と鬼畜な態度に出るものの、安曇は気にした様子もなく透馬の生活に踏み入れてくる。
はじめは突き放していた透馬も、安曇の優しさや心の美しさに
次第に惹かれていき──
誰かを愛したくなり、誰かを守りたくなる。恋をするのが怖くなっても、一途に人を想い続けたくなる。
そんな不器用で馬鹿な男と世間知らずなお嬢様の恋の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-06 19:14:02
71464文字
会話率:36%
人魚姫の復讐を誓った四番目の姉は、人間の姫の心の美しさを知ると、ターゲットを王子のみにしぼることにしました。これがラストチャンスと王子を呼び出すのですが、彼は意外なことを言い出します。
最終更新:2016-06-28 21:42:34
4389文字
会話率:37%
忌み嫌われる醜いコブ男
彼の心の美しさが彼自身を救うお話です。
最終更新:2015-10-27 10:04:19
1890文字
会話率:8%
昔々あるところに、醜い娘がいました。しかし、娘の心はとても美しいのに、誰一人としてそのことは知りませんでした。
ある日、娘は気が付きます。大切なのは、容姿の美しさではなく心の美しさなのだと。
最終更新:2015-07-17 14:25:45
5476文字
会話率:53%