昭和11年、広島市内で瀬戸物店を営む中年のオヤジが、唐突に転生者の記憶を呼び覚ます。
記憶のひとつは、百年も未来の科学者であり、無謀な者が引き起こした自動車事故により唐突に三十代の半ばで死んだ男の記憶だが、今ひとつは、その未来の男が異世
界屈指の錬金術師に転生して百有余年を生きた記憶だった。
二つの記憶は、中年男の中で覚醒し、自分の住む日本が、この町が、空襲に遭って焦土に変わる未来を知っってしまった。
男はその未来を変えるべく立ち上がる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 19:00:00
176793文字
会話率:4%
太平洋戦争。それは一九四一年十二月八日、大日本帝国の奇襲攻撃(真珠湾攻撃)によって始まった。最初は快進撃を続ける大日本帝国だったが、ミッドウェー海戦の大敗によって戦局は一変。日本軍はその後ずるずると敗退していった。それから起こったことは悲劇
だった。ガダルカナル島の戦い、硫黄島の戦い、東京大空襲、沖縄戦そして、広島と長崎への原爆投下。
大日本帝国は敗戦した……
しかし、勇ましく戦い続けた兵士たちの思いは現代でも語り継がれてれている……
この話は、そんな大日本帝国軍人の生まれ変わりたちが繰り広げるストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 20:18:54
136926文字
会話率:71%
平成最後の春休み。もうすぐ4年生。
八木玲奈は親友の芽以から秘密の手紙をもらう。
家に帰って開けようと思っていたが、父が祖父宅から持ってきた祖母の形見の軍事郵便(絵はがき)に興味を持ちすっかり忘れてしまう。
その軍事郵便を平和祈念資料館に寄
贈しに行き、玲奈は不思議な少年に出会う。
75年の時を経て届けられる秘密の手紙。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-08 14:13:25
32554文字
会話率:42%
あの日、あの時、
僕達は必死に生きようとしていた
立ち上がっては打ちのめされた
絶望の日々と闘いながら……
そして僕達は見つけた
救いのない今を生きていくために
子供達の未来を守るために
本当に大切だったことを……
この物語の主人公
は『最後の日記』の小説の追憶編に出てくる高田さん……
昔、私にある誕生日プレゼントをくれたおじいさんである高田さんとの出会いをきっかけに、
戦争・空襲・特攻・差別……大変な時代を生き抜いていた沢山の方々の日常や縁のある場所を調べていく中で偶然見つけた不思議な共通点や奇跡の出会いから生まれた、未来に送る願いと希望の物語……
(『最後の日記』BIRTHDAY~君の声〜に繋がる場面もあるので、先に読んだ方が本当の意味が分かるかもしれません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-24 21:24:48
145254文字
会話率:46%
回復(ヒール)
それは奇跡、魔法、科学の時代を経てなおファンタジーとして存在する能力である。回復(ヒール)はありとあらゆる傷を治療することができ、人類の発展に大きく関与してきた。
科学の時代の到来により各国が急速に経済成長を遂げ、それと同時
に国同士の利害対立が目立つようになり、回暦1900年代に突入すると、人類史上初の世界大戦が勃発する。大陸の至るところで多くの死者を出していたが、回暦1933年、これまで長引いていた世界大戦も遂に終わりが見え始める。ランドブルク帝国率いる帝国同盟は帝国を除いた加盟国全てが降伏し、ブリッシュ王国率いる連合同盟の矛先が帝国本土に向けられていた。
主人公フラン=アルスはそんな帝国の危機的状況を知ってはいるものの、特に気にしてはいなかった。1933年7月12日、フランは学校が終わったあと、友達の誕生日パーティーの道具を買いに友達と帝国の首都ベルンにあるデパートへ行く。そこで昼食を食べようとすると、突如空襲警報が鳴り響く。それは、終わりの始まりを告げるサイレンだった———。
これは回復(ヒール)によって死ぬまで戦うことを義務付けられた戦争を生き抜く、少女たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 12:42:39
59665文字
会話率:55%
昭和17年、蘭乃はかつて過ごした女学校を訪れる。そこには生徒の姿はなく卒業前と変わらぬ校舎や中庭の姿が広がっていた。
講堂に向かうと蘭乃を女学校に呼んだ人物がドレス姿で現れる。彼女はかつての同級生であった。
最終更新:2023-10-28 15:15:54
4209文字
会話率:53%
米国海軍大大洋艦隊による大日本帝国帝都空襲の極秘情報をキャッチするも、迎撃が間に合わず、一夜にして10万人もの犠牲者を出してしまった、大日本帝国海軍――連合艦隊司令部。
その司令長官である本山大将をはじめ、連合艦隊司令部の面々は責任を取
るというかたちで軍法会議で銃殺刑が下されることになる。
――まだ幼い本山一二三にとってそれは、父を失う日となるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-19 16:26:29
43952文字
会話率:25%
大太洋戦争がはじまる十年前の、真夏の夜。
大日本帝国の帝都は突如として「敵国」より大空襲を受け、一晩で十万人もの死者を出す。
――まだ幼い子どもだった本山一二三。
すべてはこの帝都大空襲からはじまった。
*この作品は、「pixiv」でも
掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-29 10:31:50
27226文字
会話率:33%
タラント空襲を受けたドゥーチェは艦隊ごと異世界に転生してしまった!
最終更新:2023-10-15 00:00:00
1484文字
会話率:38%
空を見上げるとミサイルの大群が降り注いでいる
最終更新:2023-10-08 21:42:21
291文字
会話率:0%
1940年、倭国は東西に分かれて戦争をしていた。
西倭国の18歳の少女・彩取カミエは戦争で父親を亡くしており、母親と二人で暮らしていた。
カミエは母に恋をしている。幼いころからずっと思いを秘め続けており、空襲で街が焼け野原になった夜、その
思いを打ち明けた。
けれど、その告白は拒絶された。
その後、街には青年児童疎開命令が出され、カミエは田舎の町へ旅立たなければならなくなる。
カミエは失恋の傷を負ったまま母と離れ離になり、生まれてはじめて故郷から去ることに涙した。
カミエは孤独に打ちひしがれ、ただ母への思いを募らせていく。
だがそんな折に、疎開先である孤児院で、とある少女と出会う。
その子の名前は小伯マヨ。12歳の少女であり、敵国である東倭国から亡命してきた。
彼女は戦争で両親を亡くしており、いつも母親を乞うて泣いていた。
孤児院の住民からも疎まれており、彼女は母を追って死ぬことさえ考えていた。
そんな悲しみに暮れるマヨに、カミエは自分の姿を重ねる。母親が恋しくてたまらない少女に、カミエは深い共感を抱いた。
やがてカミエはある事件をきっかけに、マヨの母親代わりになろうと決断する。そしてマヨはカミエを「ママ」と呼ぶようになった。
眠る時も、食事をするときも、いつも二人は一緒にいるようになる。まるでそれは本当の親子のように固い絆で結ばれていた。
だがその関係はやがて歪な依存へと姿を変えてゆく。これは二人の少女の禁断の愛の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-16 18:46:55
42001文字
会話率:24%
ロンドン空襲を目論むドイツ空軍の大編隊を辛くも迎撃した、英国空軍パイロットのシトロンフィールド中尉。
基地へと帰還する為にスピットファイアを旋回させた彼は、驚くべき物を目撃する。
それはパイロットの間で密かに囁かれている、大空ならではの怪異
だった…
※本作品は、夏のホラー2023参加作品で御座います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-11 07:30:25
3084文字
会話率:19%
戦時中を生きた方から聞いたお話の備忘録
最終更新:2023-06-22 02:23:23
1982文字
会話率:0%
美根我富士夫と真米逗子は、初詣へ向かう途中で、空襲の爪痕の残る靄島物産館の前で、立ち止まるのだが…。
最終更新:2023-05-08 03:00:00
9846文字
会話率:0%
朝鮮人民共和国がアメリカへミサイル攻撃と空襲した!第三次世界大戦が始まった…
最終更新:2023-04-14 23:30:54
24705文字
会話率:1%
次郎は深夜に散歩をしていると、変な通路への入口を発見する。
最終更新:2023-03-10 01:00:00
1855文字
会話率:50%
日本がイギリスの位置にある、そんな架空戦記的な小説です。
1940年10月、帝都空襲の報復に、連合艦隊はアイスランド攻略を目指す。
霧深き北海で戦艦や空母が激突する!
「寒いのは苦手だよ」
「アルファポリス」と同時公開。
第四巻全23話
最終更新:2023-03-03 19:03:30
60323文字
会話率:43%
終戦から半年経ち、食糧難や物流の混乱から立ち直れない日本。そんな中、父とともに呉から東京へやってきた少年・千種アキトは真面目な少年・宍戸カヅキとガキ大将でたくましく生きる少年・武藤ミノルと美少女騎士「ゲッテリッター」に変身できるようになって
しまい、世の中に蔓延る黒い影「シャッテン」を狩る日々に明け暮れるようになる。
その裏で、ゲッテリッターの情報を聞いた千種家の対抗勢力である平乃家にも動きがあり…?
空襲、そして原爆で日常を奪われた子どもたちが集結し、今ここに日常を取り戻す戦いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-26 16:32:03
129351文字
会話率:48%
1945年の夏、終戦間際の広島県呉市。そこに住む少年・千種アキトは綺麗な見た目をしていながらも腕っぷしが強く、周りから遠巻きにされていた。7月初めにやってきた呉市夜間大空襲で炎の中を生き延びながらも、8月6日の広島市原爆投下で兄をふたり失っ
た彼に訪れたものは――?
これは、すべてが始まる前の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-14 11:12:24
66111文字
会話率:44%
77年前の今日は、東京大空襲があった日。
朝そんなニュースを観た私とお母さんは、偶然、空襲の被害を受けた場所である、スカイツリーへ観光に来た。
帰りに通ったのは、言問橋(ことといばし)。そこでうさぎのぬいぐるみを拾った私は、欲しくないのに
何故かかばんに入れて持って帰って来てしまう。
その夜見た夢は、ぬいぐるみの目線から見る恐ろしいあの日の出来事。
お祖母ちゃんがぬいぐるみに込めた、『洋子ちゃん』への想いとは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-16 09:38:38
4784文字
会話率:45%
時代は大東亜戦争(第二次世界大戦)末期。
少しモテる中川照子と肌の色が緑色の青年、永山晃彦の恋物語。
手紙をもらった照子は罰ゲームで晃彦のもとに向かった。
しかし、彼の姿は肌が緑色の化け物であった。
彼のことなんか忘れてしまおうと思う照子
だが、そんな最中、空襲が照子を襲う。
生き残ったのは照子と弟の淳二《じゅんじ》だけだった。
友人も家族も死んでしまう。
頼るものがなくなった照子は、意を決して晃彦のもとに向かう。
そんな中で晃彦は失恋のショックに毎日、震えていた。
人として見られない晃彦。化け物だと親にまで言われ捨てられた。
わかっていた筈なのに、彼を拾ったおじさんにより心を貰ったため
苦しみに喘いでいた。
晃彦の見た目はどうあれ、人の心を知る照子は次第に心を開いていく。
食べ物目当ての関係だったはずが、そうではなくなっていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-21 11:07:21
488文字
会話率:13%
空襲で死ぬはずだった織葉。
ドジ天使の手違いで死んだ妹の代わりに80過ぎまで元気に生きて、さて死んだと思ったら神様が人生やり直させてくれるって。ただし、異世界でね。
80超えても元気だったばあ様が、若返って異世界に転移?!
お約束のハイス
ペックなんかいらない!と思ってたのにきっちり持ってしまってた織葉の明日はどっちだ。
『おばあちゃんの知恵袋』的な小ネタを挟み込みつつメインは一応恋愛。を予定しています。
R15は念のためかけている程度ですので、そんな要素はないと思われるかもしれません。
織葉の職業が猟師となってますが、ファンタジーだと思ってください。
現実の猟師の皆様ごめんなさい。
評価、ブクマありがとうございます。
とても励みになっています。
WEB拍手設置してみました。
ぽちっとしていただけると作者がとても喜びます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-26 14:14:08
283287文字
会話率:49%