日本国初の女性総理『笠間水江』は就任早々、竹島(独島)を巡るK国との紛争に巻き込まれたが自衛隊の活躍と陰ながら援助した伊400のお陰で無事、竹島を奪還成功する。
この成功で総理の株は鰻上がりであったがそれを警戒する各国の中でC国は特に警戒
するようになり国内国外の親Cスパイ達に指示して数々の情報収集を命じると共にC国古来より得意としている謀略と計略を以て日本国を分断する計画を立てる。
だが笠間総理のスパイ防止法が恐ろしい程機能していて次々とスパイ組織が潰されていき困難な状況であった。
その中で世界が驚愕する出来事が発生する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-10 21:55:39
119182文字
会話率:44%
魔法の才能には恵まれなかったので、子供の頃からバリア魔法だけを磨いて来た俺は、気づけは国一番のバリア魔法使いになっていた。
かっこいい攻撃魔法も、便利な魔法も、特殊な召喚魔法も使えません。本当にバリア魔法だけなんです。
庶民の出身でバリア
魔法だけで出世した俺は、宮廷魔術師の役職と、貴族令嬢の婚約者も得ることが出来た。
順風満帆に見えた人生だったけど、婚約パーティーで婚約破棄され、やってない罪を擦り付けられた。
宮廷魔術師の役職からも追放されたけど、俺が居なかったらバリア魔法が解けるけど、本当に大丈夫ですか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-01 02:12:20
559736文字
会話率:28%
【1日1話更新・6/28完結】もう21歳だし年貢の納め時だと親族に詰められて婚約したばかりの公爵令嬢カタリナ。貴族学院の同級生だったジュリエットに頼まれて、「裏社交界の女王」と呼ばれる高級娼婦オランピアの私邸に、ジュリエットの義弟が出してし
まった手紙を取り返しに赴く。だが、私邸の様子はどうも妙で、思い切って踏み込んでみると、血まみれのオランピアが倒れている。そして「誰にやられたのか」と問われたオランピアは「カタリナ」と答えた──
「え!? カタリナ様、この人刺しちゃったんですか!?」
「ちょっと! わたくしがこの人を刺せるわけがないじゃない!」
金髪縦ロールの悪役令嬢風味なカタリナと、ピンク髪光属性持ちの元「野生の男爵令嬢」ジュリエットの凸凹コンビが、(見る人が見れば)不可能犯罪の謎に挑む──
※異世界恋愛ミステリ「公爵令嬢カタリナ」シリーズ5作目。「公爵令嬢カタリナの事件簿:泣かない赤ちゃん」(短編)「公爵令嬢カタリナの計略」(長編)の前日譚ですが、独立してご覧いただけます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-28 08:00:00
44311文字
会話率:20%
卒業5周年を記念した貴族学院の同窓会。その席上、ピンク髪の元男爵令嬢が、アパルトマンの隣の部屋に赤ん坊がいるはずなのに、泣き声がちっとも聞こえないのが不思議だと言い出す。騎士団長の息子の脳筋、宰相の息子の眼鏡、「顔は」超絶よろしい天然王太子
、銀髪王太子妃などなどがこの謎に挑戦するが、皆目見当もつかない。そんな中、舞踏会の最中にクズ男との婚約破棄を堂々と宣言したことで名高い破天荒公爵令嬢カタリナが参戦してきて──
※春の推理2023参加作品です。
※前作「公爵令嬢カタリナの計略」の前日譚ですが、独立してお読みいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-11 11:00:00
12540文字
会話率:24%
40年前に滅んだ国、ルデク王国。
ルデク王国の平文官だったロアは、奇跡的に炎に包まれた城から生き延びる。
失意のまま年重ねたロアがある日目が覚ますと、国が滅びる42年前に戻っていた!
自分の記憶と未来の経験をの武器に、祖国の滅びの運命を
、仲間達の命を守るため、運命にあがらう為の戦いが始まる!
果たしてロアは滅びの運命を覆すことができるのか!?
初めましての方は初めまして! 前作よりお付き合いいただきております方はどうもです!
ひろした よだかでございます。
定期更新作品としては4作品目となります。
今回も行けるところまでは毎日更新で続けていこうと思っておりますので、よろしければお付き合いくださいませ。
ひろしたよだかの前作はこちら
●普通の少女が世界を救う! 異世界冒険お仕事ファンタジー●
【完結】案内ギルドの新人さん~時の聖女と世界の秘密~
https://ncode.syosetu.com/n4486hi/
●一発の弾丸が世界を変える!? 狙撃系学園ファンタジー●
【完結】オーラン騎士軍事学園 1- C ルクスの狙撃にっき
https://ncode.syosetu.com/n1988gz/
●トラブルは向こうからやってくる! 巻き込まれ系トラベルファンタジー●
【完結】エドラックは通りかかった「だけ」なのに!?
https://ncode.syosetu.com/n0642gr/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-23 00:00:00
920837文字
会話率:33%
レイン・ウィクターソンは、どこにでもいる普通の伯爵令嬢だった。
強いて言えば、王都立魔法学園での成績は序列最下位。いわゆる落第ギリギリの才能ナシ、役立たず扱いを受けてきたという点だけが異なっていた。もっとも、それがこの事件に関係があると
は思えなかったが。
「レイン・ウィクターソンは、絞首刑とする」
意味も分からないまま、意識を落としたレイン。
そんな彼女が次に目を開いた時、そこに広がっていたのは卒業したはずの王都立魔法学園だった。先ほどまでの出来事が夢か、あるいは今見ている光景が夢か、それとも――どちらも現実か。
わけも分からないまま過ごしていると、レインの目の前には忘れられない後悔が広がるのだった。
※この作品は【王都立魔法学園で序列最下位、役立たず扱いされた悪役令嬢のやり直し。~死罪や国外追放、謀殺されてもハッピーエンドまで諦めません~】の連載版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-03 09:04:06
3249文字
会話率:29%
公爵令嬢のレノールは婚約者に言い寄るエマに憎悪を募らせ、彼女を排除するための計画を練っていた。
毒を盛るか、崖から突き落とすか。様々な計略をくわだて、完全なる悪役令嬢となりつつあった彼女の元へ、一人の少年が現れる。
それは愛犬であるシークが
”ひとがえり”によって人間の姿になったモフモフ犬耳美少年であった。
彼の登場でレノールの日常は大きく変貌。誰にも見つからないようにシークをかくまいながら楽しい日々を過ごす。
そんなことをしているうちに、エマのことなどすっかりどうでもよくなってしまった。というか、そっちまで頭が回らなくなっていた。
そして、いよいよ迎えた婚約破棄のイベント当日。
婚約者から婚約破棄を言い渡されたレノールの元にモフモフ美少年のシークが現れる。
彼の登場に戸惑う貴族たち。
そこへ……新たな獣人が姿を現した。
エマが飼っていた猫も”ひとがえり”によって人間化していたのだ。
なんとエマが奪おうとしていたレノールの婚約者は、猫が傍にいるとくしゃみと涙が止まらなくなる体質だった。
猫が苦手だと分かった途端、飼い猫を突き飛ばして「お前はもういらない」と宣うエマ。
レノールは感情を爆発させて、動物を大切にしない不届き者に正義の拳をお見舞いする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-24 23:26:21
9844文字
会話率:29%
異世界(ワコク)という世界がこの世界アルシェラに繋がってから
100年余りが過ぎた。
アルシェラの各国はワコクの平和の主張を聞き入れ、絶えまない戦争時代を形上終結させる。
各国の力を互いに共有し理解を深めようと【学院】が生まれたが、
そ
の実態と目的は、
将来性のある学生と呼ばれる年頃の者たちに力の誇示、比べ、計らせることにある軍事計略だった。
その学院は
異世界の武器を主とする【狙撃士科(アサルト)】
剣技をはじめとする【騎士科(パラディン)】
魔法を常とする【魔導士科(ソーサレス)】
共生を重んじる【召喚士科(サマナー)】
四つの科に区別することでより差別が大きくなっていた。
その学園に個人戦最下位。団体戦最下位。の少女に転機が訪れようとしていた折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-18 23:00:00
15046文字
会話率:36%
公爵令嬢ディアマンテは、婚約者の王太子に婚約破棄を突きつけられた。
まるで、悪役令嬢の断罪のように。
最終更新:2023-04-03 00:03:55
3438文字
会話率:25%
「このクラスに、皇家の血縁が紛れ込んでいる」
六道術(リクどうじゅつ)という超常の力が当たり前となった現代。
新学期を迎えた劉邦院(りゅうほういん)学園の二年C組に暮神紅理亞(くれがみ くりあ)という新任教師が担任となった。
クラスで
変人扱いされてるけど洞察力に優れた椋帷(むくのき とばり)は瞬時に暮神紅理亞がただの教師でないことを見抜く。
実は暮神紅理亞は皇家の暗部の人間で、二年C組の中に隠れた皇家の血縁を探るために来たスパイだった。
名家の御嬢様・暁風鈴(あかつき ふうりん)、元名家で強さを求める木戸見凌駕(きどみ りょうが)、正義感に満ちた努力家・新甲斐岳耶(しんかい がくや)、その他多くの生徒と数々の組織の思惑が交差する計略と謀略に満ちたストーリーが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-31 18:48:54
20530文字
会話率:44%
「よくもお兄様より預かった張昭の心を傷付けたな!お前なんか、辺境に追放してやるっ!」
東呉の都 建業に怒りの声が鳴り響いた。
曹操は逝き、劉備もその舞台から退場した 曹魏・孫呉・劉蜀・・・三国鼎立時代。残る一人の主役こそ、東呉の皇帝孫権
であった。
老将軍張昭は、皇帝孫権が、兄孫策より預かった東呉の柱石である。ひょんなことで、虞翻は、談笑する孫権と張昭の不興を買ってしまった。
その場所は、東呉の孫権が治める都より南に数百キロ。冤罪で、孫権により追放された虞翻は、全てを失い交州 交阯の地へとたどり着いた。
目に見えてそれと分かる大きな館の主、士燮。
その地で、東呉の臣 虞翻が練る策は、主である孫権のためでもなく、また、東呉に暮らす民の安寧のためでもない。
彼が愛する女性・・・太陽に祈るひとりの巫女の幸せのためであった。
交わる2人の思惑と、その策略。
彼女に捧げた愛の計略は、不可思議な縁をもって、果てなき東国からの手紙と結び付く。
その策は、成ったのか?愛する女性の望みは叶ったのか?
答えは、ただ歴史だけが知っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-15 09:00:00
15771文字
会話率:14%
「頼みがある。余の名前を探して欲しい」
大街道に沿って広がる北方の無法都市にやって来た名前の無い旅人の女。
彼女が自身の望みを託したのは、裏表問わず様々な商品と依頼を取り扱う雑貨屋の男だった。頼まれた依頼は極力断らない。自身のそんな信
条の所為で奇怪かつ面倒な依頼を引き受けてしまった雑貨屋だったが、共に働くうちに名無しの旅人の姿勢に感化され、遂に自由の為に街を出ることを決意する。
しかし彼らの動きは無法都市の人間たちのみならず、街を超え、国を超え、大陸を超え、やがて全世界を巻き込んだ陰謀と計略に絡め取られていき……。
旅路の果てに見つかる名前が二人に授けるのは、甘き幸福か、残酷な真実か。
世界の終わりに向かう旅の鐘が鳴る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-07 14:18:44
57113文字
会話率:53%
エクソシストであるヨシュアは、悪魔によって転生させられる異世界転生者たちを殺害し、その右腕を刈り取ることを生業にしていた。ニホンという場所からやってくる異世界転生者には、悪魔によってその右腕に恐ろしい異能を備えている。それに対抗すべくエクソ
シストたちは教会の技術によって、眼球の片方を漆黒の立方体『ピクシス』に移植することで聖寵と呼ばれる力や、顔面上部から離れた第二視野を得るようになった。そうして異世界転生者の右腕を狩り続けてきたヨシュアだったが、ある時まだ新米のエクソシストである金髪の少女・アイラとともに隣町へ任務に赴くことになる。時に衝突しながらも転生者の右腕を刈り取るべく奔走するふたりだったが、任務の裏では別の計略も渦巻いていて——
*毎日更新を予定しています
*本作はアルファポリスにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-11 17:56:51
80912文字
会話率:37%
美女連環の計。
三国志にて董卓を討つ計略として知られますが、美女とされている貂蝉の姿は謎に包まれています。 こんな貂蝉はないわーというストーリーを書いてみました。
この作品は、家紋武範様主催の「三国志企画」参加作品です。
最終更新:2022-08-16 20:54:16
6900文字
会話率:53%
幼い頃より、リラは父のレハールと山の中に流れる小川の側に建てた小屋で、群生する黄葡萄が人に与える影響について調査をしていた。
そこで道に迷い意識が朦朧としているところを救われたアマティは、黄葡萄に関する過去の事例が書かれた銀板をレハール
に見せ、同じ医術者同士、調査に協力するようになる。
数年の後、レハールは以前のアマティと同様、意識が朦朧とした二人の男に出会う。世の流れに疎かったレハールは、その者たちの素性も知らぬまま近づき、一人の男に刺された。泣き叫ぶリラを見て、アマティは一計を案じる。
それからルチェーレ国王子の影武者として過ごしていたリラは、オルトベラ王の遠征に同行。各地を回り戦果を挙げることもあった。
そんな記憶も曖昧になるくらい多忙な日々は、六日後の聖炎式でその任務が終わろうとしていた。
全てはアマティと結婚するため――
それだけを考え過ごした六年間。城壁に作られた礼拝堂から民衆に向けて最後の演説を終えたリラは、やっと解放されると思った矢先、アマティから六年前の計略に続きがあることを聞かされる。
それを、衰退した国で保護され、オルトベラ王に仕えていた王子たちにも聞かせ、建国するように願うと、リラの正体を明かした。成り行きで王子たちに求婚されるリラ。
聖炎式が近づくにつれルチェーレ王妃、補佐官のセガノトが、過去にアマティと交わした約束の清算について不審に感じたリラと王子たちは、自身の生い立ちにも疑問を持ち始める。
どうして国が滅んだのか。
どうして王は死ななければならなかったのか。
どうして一緒になれないのか。
どうして憎まなければならいのか。
そして、どうしてそれらを銀板に書き記したのか。
アマティと結婚したいという感情はいつから生まれたのか過去を探すリラと、かつて自分が生まれた国を再建しようとする王子たちは、大人になるため、父のような王を目指すのかを苦悩しながら建国準備を進めていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-04 10:11:30
88396文字
会話率:42%
人生に嫌気を指しながらも、高校を卒業したら自分の手で平穏をつかみ取ろうとするが
交通事故であっけなく終了!? そんな主人公はこの先どうやって次の世界を送るのか。
おれは平穏な世界がほしいだけなのに
最終更新:2022-07-20 18:00:17
2033文字
会話率:4%
ゴリゴリに拗らせた厨二病を隠しつつも、割と平凡に生きてきた男子大学生が異世界に!?しかも女の子に!?
性転換した事は受け入れつつも、流石に男性を恋愛対象として見ることはできない天才TS美少女が、時に計略的に、時に情熱的に迫り来るイケメン達か
ら己の全てを懸けて逃げ切ろうと足掻く、愛憎渦巻く恋愛異能バトル。
注:乙女ゲーム要素は薄めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-17 08:08:19
19847文字
会話率:22%
同盟のために獣人の国に嫁ぐことになった王女ナリー。
しかし結婚とは名ばかりで、彼女は人質として軟禁されるのであった。
最終更新:2022-07-03 12:28:24
4228文字
会話率:50%
「銀色は嫌いなんだ。孤独な人を思い出すから」
イェイエル河に分断された大陸の西側、大国クロンクビスト。自ら企てた計略と闘争の後、末の王子が王位を手にして八年。政変を機に『教会』を統率する教皇庁から離反し、礼拝堂の扉を固く鎖して、適齢を過ぎ
てなお王妃も迎えずただ独り、彼は、血に濡れた王冠の縁を固く握り締めていた。
花の盛りを見送れば、夏の嵐はやって来る。
餓えるけものの許へ運命が導いたのは、奇しくも『銀』の鳥だった。
※この作品は「花と雷鳴(https://hanauriboi.amebaownd.com/)」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-07 15:58:26
110906文字
会話率:30%
女子高校生が異世界転生してお姫様として生まれた。計略結婚や貴族間の腹の探り合いがあると思っていた。そんなことはなく平和な世界で家族と平穏に過ごせる世界だった。
基本的に主人公視点で物語が進行していきます。平和な世界で溺愛されながら、幸せな日
々を過ごすストーリーになります。残酷表現は保険です。少しシリアスもあるかもしれないですが、基本すぐ解決されます。『ほのぼのとした日常がずっと続いていく』という物語が少ないなと思っており、書いてみました。何番煎じになるか分かりませんが、初投稿で拙い文章ですがそれでも良い方はご一読して頂けると幸甚です。※週1投稿で土曜日か日曜日に投稿をするようにします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-04 23:17:32
38907文字
会話率:60%
汐崎星吾(しおざきしょうご)は平凡ではない大学生。立派に超のつく力を持ち、世のためヒトのため超常現象と戦う毎日を送っていた(有料)。彼らのような人間を管理するのは国家機関の某役所。失敗でもしようものなら戸籍を剥奪されてしまう、リアルに囚わ
れの身の上なのであった。
ある日彼は某役所の入り口で怪しい美人と接触する。機密事項である彼らの尻尾をつかみ、自分の計画に使おうとしている女は名前を松井深葉。どーとでも回避できる計略はどーにも回避されず、イタズラ好きの上司のタワムレにより、汐崎は深葉にあごで使われる立場となってしまったのだった。
彼女の計略とは彼女の野望、「素敵なお屋敷を格安で手に入れること♪」。
レトロな屋敷には不思議が付き物、そのために安く売り出されている屋敷の現象を解き明かし(あるいは退治したりして)、害がないなら買いましょう、という魂胆なのである。
嬉々として大望を語る深葉に、組織の命令とあれば逆らえずに汐崎が連れてこられたのは、まずは信州の山の中。金持ち社長がイギリスから移築したという塔も見事な洋館だった。かつては栄華を誇ったこの屋敷、社長の死後は怪奇現象が相次ぎ、以後何人もの持ち主の手に渡り離れて、現在は相場の半値以下で売りに出されている状態だった。
屋敷の造りは美しく、深葉はお気に召した様子、しかし塔の検分となれば、彼らはとんでもない、妖精(!)に遭遇などしてしまう!! 掟により妖精――その名をプティット・ローズ――の面倒をみなくてはならなくなった現代の美女と、ドライな男の、ありえない日々の開幕編である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-15 00:43:55
18547文字
会話率:49%