王国の副騎士団長の主人公は、刺客に奪われた不老の宝玉を取り戻すよう王から密命を享ける。しかし、刺客が隠れている都市までは把握できたものの、敵が使う千歩の間合いなら確実に相手を殺す奥義、千歩必殺拳を恐れて積極的な探索が出来ない。だが、主人公に
も千歩の間合いなら確実に相手を殺す奥義、千歩必殺剣がある。先に相手を視認できた方が勝利する……主人公と敵との長い探り合いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 21:25:45
29780文字
会話率:49%
【全20話】
次期宰相フェリクス・シュミット。
頭脳明晰、将来有望、類稀なる美貌の持ち主である彼は現在二十八歳。そろそろ結婚を考えなければならないが、一向に決まることがなかった。
「僕は頭の悪い女性を妻にする気はありませんので」
それもこれも全て、原因はフェリクス自身にある。
彼は有能すぎるがゆえに、相手に求めるレベルも高いのだ。そして少々、人を見下しがちだった。
しかしそんな彼に現宰相である父は告げた。一ヶ月以内に婚約者を連れて来いと。そしてそれは王命であると。
「しかも三姉妹の中から一人選べ? ……面倒ごとの予感しかしない」
陛下の命とあらば、さすがのフェリクスも断るわけにはいかない。嫌々ながらも件の伯爵家へと向かうこととなる。
領地経営もこなす長女か、女性騎士団に仮入団中の次女。このどちらかを、とフェリクスは考える……のだが。
なぜか、いつもニコニコとしているだけの三女メアリにばかり目が向いてしまう。
メアリはあまり多くを語らない。常にニコニコしており、余計なことを口にしなかった。
そんな彼女は誰よりも人をよく見ており、どうするのが最適解かを自然と理解する少女だったのだ。
「他にやりたいことのある姉様たちのために……フェリクス様には私を選んでもらわないと」
家族を想うメアリは今日もニコニコしながら、さり気なく根回しをする。自分を選んでもらうために。
「でもあの人、絶対に腹黒。笑顔の眼鏡宰相だなんて腹黒に決まってるもの」
メアリのほわほわして見えて計画的なアプローチに、フェリクスはいつしかハマっていく。
メアリもまた、フェリクスと関わることで気持ちに変化が起きていき……?
互いに恋などする気もなかった二人は、いつしか惹かれ合う……のかもしれない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 21:00:00
53933文字
会話率:35%
【第11回ネット小説大賞受賞作品!】
「頭の悪い女を妻にする気はない」と人を見下す次期宰相様は、ニコニコしてるだけのほんわか令嬢がなぜか気になる
↑こちらの中編作品の長編版になります。
主婦と生活社様(PASH!ブックス)より書籍版が《2
024年10月4日》発売です!
書籍ではさらにあんなエピソードやこんなエピソードをたくさん加筆しております(*´∀`*)
【あらすじ】
次期宰相フェリクス・シュミット。
頭脳明晰、将来有望、類稀なる美貌の持ち主である彼は現在二十八歳。そろそろ結婚を考えなければならないが、一向に決まることがなかった。
「僕は頭の悪い女性を妻にする気はありませんので」
それもこれも全て、原因はフェリクス自身にある。
彼は有能すぎるがゆえに、相手に求めるレベルも高いのだ。そして少々、人を見下しがちだった。
しかしそんな彼に現宰相である父は告げた。一ヶ月以内に婚約者を連れて来いと。そしてそれは王命であると。
「しかも三姉妹の中から一人選べ? ……面倒ごとの予感しかしない」
陛下の命とあらば、さすがのフェリクスも断るわけにはいかない。嫌々ながらも件の伯爵家へと向かうこととなる。
領地経営もこなす長女か、女性騎士団所属の次女。このどちらかを、とフェリクスは考える……のだが。
なぜか、いつもニコニコとしているだけの三女メアリにばかり目が向いてしまう。
メアリはあまり多くを語らない。常にニコニコしており、余計なことを口にしなかった。
そんな彼女は誰よりも人をよく見ており、どうするのが最適解かを自然と理解する少女だったのだ。
「他にやりたいことのある姉様たちのために……フェリクス様には私を選んでもらわないと」
家族を想うメアリは今日もニコニコしながら、さり気なく根回しをする。自分を選んでもらうために。
「でもあの人、絶対に腹黒。笑顔の眼鏡宰相だなんて腹黒に決まってるもの」
メアリのほわほわして見えて計画的なアプローチに、フェリクスはいつしかハマっていく。
メアリもまた、フェリクスと関わることで気持ちに変化が起きていき……?
互いに恋などする気もなかった二人は、いつしか惹かれ合う……のかもしれない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 21:00:00
116455文字
会話率:26%
「あのね、ここは乙女ゲームの世界なの」
狐の亜人である少女ミクゥは、その双子の姉クレアから繰り返しそう聞かされて育った。
そのゲームとやらの破滅ルートを辿ってしまうと、ミクゥは大変な目に遭ってしまう、それを阻止したいのだとクレアは考えてい
たのだ。
そもそもミクゥが恋に落ちなければ未来は変わる、と考えたクレアは、一目惚れはするなと言い聞かせつつ戦闘のための訓練を二人でしてきた。
そして来る運命の日。シナリオ通りに魔物の群れが村にやって来てしまう。絶体絶命のピンチ、そんな時に現れたのはゲームの攻略対象者であるイケメン三人組だった!
「おかしい……きっと、あの三人の中に私と同じ転生者がいる!」
一方、イケメン三人組のうちの一人、エクトルはまさにクレアの予想通り転生者であった。推しキャラであるミクゥの破滅ルートを阻止するために、彼もまた動いていたのである。自分はヒロインに心奪われたりなんかしない。一途にミクゥを想い続けてみせる、と。しかし……
「なんで魔物の群れの中心に、あの双子狐がいるんだ?まさか、転生者!?」
「「ミクゥの幸せは、絶対に守ってみせる!!」」
目的は同じなのに手段が正反対の両サイド。腹の探り合いをしながらそれぞれの道を突き進む!
そんなやり取りを何も知らないミクゥのふわふわのほほんとした視点でお送りする、異世界転生ラブコメファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-27 18:18:35
231755文字
会話率:51%
彼と知り合って早数年、誰に対しても愛想は良いが、何処か底の知れない人だった。
深いところまで触らせないのは、人嫌いだからだと踏んだ。
そんな彼は私を捕まえて、駒を進めてくる。、
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し
訳御座いません。
注意事項2
恋愛になる予定だったんです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 19:03:12
943文字
会話率:27%
王族主催の夜会の招待状に、豪華な景品があるから是非参加を、と書かれていた。
豪華景品につられて参加したら…………世間一般的に大喜びしそうな『特別賞』に当選。
くじを引いたら、王太子殿下との結婚が決まるとか、どういうこと――――!?
王太
子殿下の『親睦を深める』という名の探り合いが終わらない。
なかなか現実的な出来事に思えない、しがない男爵家娘と、素直になれない王太子殿下のラブストーリー。
******
閲覧ありがとうございますヽ(=´▽`=)ノ
こちらの作品は前後編の二部構成です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-11 08:04:01
13671文字
会話率:38%
目が覚めた時、そこは見知らぬ世界だった。所謂記憶喪失に陥り二進も三進もいかない状況に置かれ、ことの経緯を知らずして迷い込んだ家屋に、何か手掛かりはないかと捜索する少年A。そこで手掛かりとなりそうな妙な用紙を発見するも、その最中家主に発見され
てしまい、事態は急変。男との腹の探り合いの末、待っていたのは非日常の嵐だった。
一般人と思しき少年Aが、自らの正体を追求していくためのSF物語。果たして少年の正体とは何なのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-04 13:00:00
125224文字
会話率:37%
リーツェル王国の王都の片隅に、夜の間だけ現れるカフェがある。
名前はカフェ銀月亭。元・氷晶の賢者こと王国最高峰の魔法使いエーファ・ヘルマンは24歳。彼女が早過ぎる引退をして開いた、一風変わった店だ。
エーファは看板フェンリルのシリウスと一緒
に店をきりもりするかたわら、大切な「お嬢様」を国外追放した忌々しい王太子に復讐するべく暗躍している。
ある日、エーファと年が近く顔見知りの騎士団長のランベルト・フォン・ロシュフォールが店を訪れた。
エーファの行動を訝しんだランベルトは、見張りのために毎日来るようになる。それに気づいたエーファだが、ランベルトから情報を引き出すためにわざと彼に近づき――腹の探り合いが始まった。
お互いを警戒していた二人が、交流を重ねていく間に恋に落ちてしまうお話です。
エーファがカフェで出すスパイスが効いたお菓子やホットワイン、そして頼もしいモフモフ相棒の活躍もお楽しみください。
※アドベントカレンダーとして毎日更新する予定ですので応援いただけますと嬉しいです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-25 01:00:52
83232文字
会話率:40%
隠していたのに、出会ってしまった。
探り合い、手繰り寄せるうちに、これはある種の運命なのだと。
クラスのナルシスト、オオスケくんの本性を探るべく嘘の告白をする須川。二人は付き合うことになるが、二人の関係は恋人とは程遠くて。
恋愛と、ナル
シストと、太宰治と。奇妙な取り合わせで進行する掌編です。
この小説は太宰治「人間失格」から一節を引用しています。
special thanks 琴音さま
引用の仕方などご指摘いただきました。
https://kakuyomu.jp/users/kotone1225
これはカクヨムにて「日傘をさせばいいんだよ」のタイトルで投稿した作品と同じ内容です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-14 16:13:59
2706文字
会話率:47%
キアラ・ヴァンティークは侯爵令嬢である。現在、政略結婚の相手である王弟クリストフと、良好な関係を築きたいとは思いつつ、腹の探り合いが続いていた。そんなキアラに姉が教えてくれたのは、銀時計を使って意中のお相手の夢を見る、という恋のおまじない
である。飼い猫に邪魔をされつつも、一応試してみる事にした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-29 21:55:26
93766文字
会話率:43%
1を大幅書き直し。話の骨は同じだが、肉が違う、そんな感じの書き直し。
旧は手探りで書いたもの、新は設定が完全に出来た状態で書いた物。
新旧比べて楽しむもよし。何やってんだろう自分、ハッハッハ
BANBAN撃ち合い、敵の出方の探り合い、早馬
郵便配達人バトルアクション!
主人公サトミが、日本刀で地雷強盗と戦う物語。
時代は第4次世界大戦の戦後。
ガソリンが枯渇して移動の主流が馬に、インフラ破壊されて電話は政府が運営する衛星通信しかない高級品になり果てた、文明が少し戻った感じの、近未来アクション。
特殊部隊の少年兵だったサトミ・ブラッドリーは、銃社会でなぜか日本刀使い。
戦後、除隊して両親が居るはずの実家を目指したが、彼の家族は行き先を告げず引っ越したあと。
探すすべを失い、とりあえず旅の途中で出会った、なぜか喋る馬?のビッグベンと家で暮らすことに。
平和〜な日々が漫然と続く……かと思ったら。
15才なのにヒマでボケそうな彼を郵便局がスカウト。
それは速達業務のポストアタッカー、早馬で盗賊を蹴散らし、荒野を越えて荷物を届ける仕事。
しかしそんな彼らはその時、地雷強盗で重大な危機を迎えていたのでした。
*最初は大人しく、ただ余計な部分をカットしようと思った。
それだけなのに、どんどん話が変わっていって、元の姿が木っ端微塵。
そんな感じなので、6話くらいまではほぼにたような感じ。
お付き合いいただけるかた、よろしくです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-26 13:17:23
149326文字
会話率:32%
ツィートリア王国の公爵令嬢シンシアは、王国一の美人であったことから和平のために、敵国パメライデスに差し出されることになった。
『ドナドナ令嬢』と同情される身でありながら、図太いシンシアはどこか楽しげ。
パメライデスの皇太子ハバネロは、シンシ
アを気に入らないわけではなさそうだが?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-07 22:49:22
16403文字
会話率:49%
「このクラスに、皇家の血縁が紛れ込んでいる」
六道術(リクどうじゅつ)という超常の力が当たり前となった現代。
新学期を迎えた劉邦院(りゅうほういん)学園の二年C組に暮神紅理亞(くれがみ くりあ)という新任教師が担任となった。
クラスで
変人扱いされてるけど洞察力に優れた椋帷(むくのき とばり)は瞬時に暮神紅理亞がただの教師でないことを見抜く。
実は暮神紅理亞は皇家の暗部の人間で、二年C組の中に隠れた皇家の血縁を探るために来たスパイだった。
名家の御嬢様・暁風鈴(あかつき ふうりん)、元名家で強さを求める木戸見凌駕(きどみ りょうが)、正義感に満ちた努力家・新甲斐岳耶(しんかい がくや)、その他多くの生徒と数々の組織の思惑が交差する計略と謀略に満ちたストーリーが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-31 18:48:54
20530文字
会話率:44%
不思議と人を惹きつける声を持つひなは、ある事件を機に幼なじみ兼恋人が用意した鳥籠という名の家に引きこもっている。
一歩も家から出ないことに不満はなく、むしろずっと居心地の良い家に居させてくれる恋人にとても感謝していた。自分の時間を彼に尽くす
ために使えることに喜び、幸せいっぱいのひな。
しかしある日突然知らない世界、知らない家の末っ子令嬢・カナリアとして転生してしまった。
彼がいない場所で安心できるはずもなく、どんどん疲弊していくカナリア。腹の探り合いが当たり前の貴族社会もそれに拍車をかける。
厄介な声も引き継いでいるらしく、人間不信も悪化の一途を辿る中、婚約者候補として彼以外の男の子をあてがわれて───。
カナリアは愛しい彼の鳥籠に入ることを夢見ている。
※序盤と着地点しか決まってない見切り発車のため、更新は不定期です。
※数年小説を書いてないのでリハビリも兼ねてます。文章が読みにくくてもご容赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-11 23:00:00
2331文字
会話率:4%
屋上に秘密を抱えた少女が二人。
それぞれが腹を探り合い、その秘密ゆえ、距離を測る。
表面上の会話とは裏はらに緊張が高まる。その果てに…。
最終更新:2022-06-13 19:00:00
7580文字
会話率:30%
国同士ての国交兼互いの情報探り合い、のために祖国から魔法中心である帝国へ送り出された主人公。学園内では絶賛ぼっちとなっていたところに、王位継承権第1位の王子の婚約者、リノール・フョードル嬢に声をかけられた。なんやかんやあって、彼女からの第
一声は。「最近、私が虐めているという噂があるの」元来関わるはずがなかった人物からの依頼。それは情報収集。送り出されたなりに、誇っていたステータスを使用して、報酬目当てに頑張るお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-10 19:46:26
3291文字
会話率:55%
女子高校生が異世界転生してお姫様として生まれた。計略結婚や貴族間の腹の探り合いがあると思っていた。そんなことはなく平和な世界で家族と平穏に過ごせる世界だった。
基本的に主人公視点で物語が進行していきます。平和な世界で溺愛されながら、幸せな日
々を過ごすストーリーになります。残酷表現は保険です。少しシリアスもあるかもしれないですが、基本すぐ解決されます。『ほのぼのとした日常がずっと続いていく』という物語が少ないなと思っており、書いてみました。何番煎じになるか分かりませんが、初投稿で拙い文章ですがそれでも良い方はご一読して頂けると幸甚です。※週1投稿で土曜日か日曜日に投稿をするようにします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-04 23:17:32
38907文字
会話率:60%
理外の理、物外の物。超越幾何の第四次に触れた冒涜者たちの探り合い。
※「ハーメルン」様とのマルチ投稿。
最終更新:2022-05-15 11:23:44
7929文字
会話率:27%
俺の名前は 程村 又柴(ほどむら またしば)高校一年の生声実況の動画を投稿してるやつだ。高校との距離の問題で独り暮らし。まぁ家族がいないから編集は捗るよな~。そんな俺だが、最近転校生が来たんだよ、でもな…そいつがどうもおかしい。な~んか俺の
ことを見てくるんだよ、異常に。一体何だってんだ?でもそれだけじゃねぇんだ…あいつ裏の顔?みたいなのがあって、その裏の顔の声が…俺の好きな実況者の声に非常に似てるんだよ…まさかな?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-05 18:39:47
4723文字
会話率:60%
-荒廃したその世界で希望を失わない者がいた-
魔力に溢れ化学が発達した永遠の星、エターナル。
急速に発展させようとするあまり、魔力も緑も枯れ果てた終わり待つ星フェアウェル。
フェアウェルの人々に立ち上がる希望を示し続ける少年のマリン。
一
方エターナルでは、フェアウェルを滅ぼそうとする王の息子、マリンがフェアウェルへの支援を提案するのだが…
旅人の訪れと、研究員の思い。
フェアウェルの占い師が拾った謎の中世的な人物
感情を持ったアンドロイド。
感情を失った人々。
アクアを中心にしたエターナルの内部の意見の分裂
血の繋がらない家族と仲間の絆。
それぞれ胸に抱える思いと探り合いの中で、世界は、絆はどう変わって行くのだろうか。永遠とは何か。
世界の行く末と、一人一人が執着から解放された時見えたものとは…?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-22 14:33:20
21497文字
会話率:24%
魔術師 -彼らは現代日本にも遍く存在する。
代々続く魔術師の名門、楠木家の次男・遥は実家の後継問題を話し合うため、東京から年末の金沢に向かっていた。大雪のために駅に足止めを余儀なくされた遥は、実家で使役されている使い魔・ハクに遭遇する。久し
ぶりの再会を喜ぶ遥であったが、ハクが恐ろしい恫喝を口にし、事態は一変する。
「我々を解放しろ。叶わなければ、一族を全員殺す」
かくして、師走の金沢を舞台に、魔術師と使い魔の腹の探り合いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-15 21:38:37
1753文字
会話率:38%
辺境伯の娘、シエナ・トラッドソン(27)は、地方の成金商人と16歳で政略結婚したものの子宝に恵まれず、25歳の時に離縁されて実家に出戻ったバツイチの身。そんなシエナはある時、国王陛下クロード・ルノー・ヴァルバレーから「トラッドソンとの伝令役
」として王城勤めを命じられる。初登城した夜、陛下から呼び出されて尋ねるとそこは陛下の寝室で…。
「君が嫌なら無理にとは言わない」と陛下は言うけど、そんな選択権、わたしにはないですよね…?
柔和な顔で押し切って腹の中を見せない国王陛下VS バツイチ出戻り娘の、寵愛?と腹の探り合いのお話。
※直接的なシーンはありません。が、陛下の寵愛はあります。
※甘さとシリアスさのバランスを求めたい(願望)。
※「はりぼての跡取り娘、政略結婚を命じられ」に登場する国王陛下のお話です。前作は読まなくても内容的に全く問題ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-06 20:34:09
230745文字
会話率:24%