八十神薫子(やそがみかおるこ)は、帝都守護職についている鎮守の神と呼ばれる、神の血を引く家に巫女を捧げる八十神家にうまれた。
八十神家にうまれる女は、神癒の力(しんゆのちから)を持ち、鎮守の神の法力を回復させたり、増大させたりする力を持つ。
けれど薫子はうまれつきそれを持たず、八十神家では役立たずとして、使用人として家に置いて貰っていた。
ある日、鎮守の神の一人である玉藻家の当主、玉藻由良(たまもゆら)から、神癒の巫女を嫁に欲しいという手紙が八十神家に届く。
神癒の力を持つ薫子の妹、咲子は、玉藻由良はいつも仮面を被っており、その顔は仕事中に焼け爛れて無残な化け物のようになっていると、泣いて嫌がる。
薫子は父上に言いつけられて、玉藻の元へと嫁ぐことになる。
何の力も持たないのに、嘘をつくように言われて。
鎮守の神を騙すなど、神を謀るのと同じ。
とてもそんなことはできないと怯えながら玉藻の元へ嫁いだ薫子を、玉藻は「よくきた、俺の花嫁」といって、とても優しく扱ってくれて――。
九尾の力をひく男の元で、愛されて隠された力を開花させる少女の話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 12:03:55
102987文字
会話率:38%
猫派なお狐様、スコティッシュ・ニア・コンフォールド(偽名)はにゃんこを…ケモミミをもふもふして平和に暮らしたい…!
しかしニアの思いとは裏腹に波乱万丈なケモミミライフが幕を開けようとしているのであった。
最終更新:2024-04-19 09:37:38
3216文字
会話率:38%
重厚で不条理な戦記を貴方に!
コンセプトはファンタジー世界で、可能な限り現実的な戦記をというものです。
少年は今の生活を気に入っていた。不器用ながらも優しい祖父と、長年、連れ添ったような幼馴染。それ
だけが少年の世界だった。
だが、そんな日常は脆くも崩れ去る。
少年は異世界へと流れつき、異邦人となった。
そして、異邦人はやがて英雄となり多くの者たちの命を左右する者へと押し上げられる。時代が求め、愛する者が求め、国家が求める英雄の在り様に苦悩しながら異邦人は歩み続ける。
英雄の在り様と苦悩、恋と戦争に彩られたその生き様を描く異世界軍記、始まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 07:52:16
4751824文字
会話率:22%
日本中の御狐様との邂逅の記録。今のところは蔵王キツネ村のみですが、追々、北海道のキツネ村にも赴きたいと画策中。
これはモフモフが好きな人の、モフモフな狐に捧げる、モフモフな写真館です。
総ての御狐様好きに送るこの写真館。狐が出てくる小説
の参考にでもしていただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-15 23:14:18
1835文字
会話率:0%
石鹼が常に清潔であるはずもないし、狐はいつも嫁入りしたがっているわけではない。でも、向日葵だけはずっと夏を好むはずで。
※当小説はnoteにも投稿しております
最終更新:2024-04-18 04:59:46
637文字
会話率:0%
ある日、とある男女五人は彼岸花が咲き誇る場所で目を覚ます。その五人の前に「彼岸」と名乗る狐のお面を被った女性が現れ、五人に告げる。
「自分が死んだ理由を思い出し、もう一度此岸の世界で生きろ」
彼岸の正体は何か、自分たちの死んだ理由は何か
、年齢も性別も職業もバラバラな五人は探っていく・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 18:58:58
6591文字
会話率:54%
狸原凛太郎(たぬきはらりんたろう)のクラスには、王子様がいた。
その王子様とは、多くの女子生徒から人気を集める、クール系美少女、狐井世奈(きつねいせな)であった。
ある事がきっかけで関係が生まれるのだが、その翌日から王子様とは思えない、
可愛い小物を身に付けたり、化粧をするようになった。そして、その変化を毎度、凛太郎に気が付いてもらおうとしている?
これは、クールで王子様な美少女の狐井世奈が、狸原凛太郎に「可愛い」と言われるために頑張りまくる物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 12:00:00
90469文字
会話率:56%
守るべき者のため勇者と戦い、そして散った一人の男がいた。
そこですべてが終わるはずだったのだが、どういうわけか狐族の娘へと転生した。
この転生はただの偶然、神の意志ではない。定められし運命なども当然ない。
転生自体に戸惑いはあったが、徐々に
受け入れた。使命も無いので気楽に新しい人生を満喫するようにもなった。
だがある日……。
これは狐族の娘が、転生先でも勇者と戦ったり、トラブルに巻き込まれたりする物語。
注意:
よくある転生モノです。
進行は少し遅め、会話と説明が少し多めになります。
好き勝手書いてるので、合わないなーと感じた方は続きを読まずにそっと閉じていただければと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 23:00:00
1121161文字
会話率:49%
怖いきつねの話
極寒の『白狐塚の谷』に住む少女「お雪」と妖狐との暗黒の交流の物語。
この小説は過去に制作した作品を改稿したものです。
著作:斎藤薫
構成
第一章 狐の唄
第二章 死者の唄
第三章 赤色の瞳
第四章 桃色の花
第五章 氷の
花
第六章 狐地蔵の坂
第七章 修羅の崖
第八章 獄門峡
第九章 赤狐門折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 15:32:38
12364文字
会話率:11%
ある日起きたら狐しっぽが生えた。
それだけ。
最終更新:2024-04-16 15:27:24
3656文字
会話率:13%
白狐がヒーローの和風ファンタジーです。両親を亡くした室月未亜は、稲荷神社のふもとで茶店を営む祖母やや子の元で育つ。茶店の名物は祖母特製の甘酒とお稲荷、店の手伝いをする未亜の元に、ある日狐面の男があらわれて……。恋愛色は薄目というか、作者にも
どう転ぶかわかりません。とりあえず書いてみました。モフモフヒーロー企画参加作品。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 16:24:05
8138文字
会話率:56%
高校生にして立派にヒキニートゲーマーと化していた主人公は、ふと目が覚めると異世界に転生していて、あろうことか「狐の魔物」になっていた。
訳も分からぬままオタク知識で現状を受け止め、生きるために全力で順応し成長していく主人公。そんな中、少しず
つ分かってくる世界の状況。
遥か昔から争い続ける人族と魔族。魔族に君臨する魔王という存在。スキルや魔法という特殊な力。
しかし主人公は、なぜかそれらに見覚えがあって───。
───これは、異世界で狐となった主人公が、生きることに全力を尽くす物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 00:00:00
198194文字
会話率:7%
――何時からだろうか?
一体、何時から…わたしは『あなた』様に――…いや。
違う…。
言葉の誤りをお許しください。
わたしは『あなた』様の“本来”に戻ったのですね。
しかし、ほんの“一部”にしか戻られていない…寂しく、哀し
いことです。
どうすれば、いいのでしょうか?
一体、どうすれば…わたしは『あなた』様を“元”に戻せるのでしょうか?
難題です。
無心…。
無情…。
『あなた』様は、わたしにそう教え込んでいただいたが…難しいです。
――当時のわたしを思い出してみました。
お恥ずかしい話しで…今もなのですが…今の世の中は、わたしには“棲みにくい”です。
まるで、酸素を奪われた魚のように…必死に酸素を求めて、もがき苦しみ続ける感覚に日夜、襲われています。
そんな右往左往をしているわたしに『あなた』様は、気づいてくださった。
お声を掛けていただいた。
――嬉しかった。
わたしは「誰でもいいから気づいてほしかった」のだと…遅れながら自覚いたしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 00:00:00
72847文字
会話率:5%
呪いの目を持つオタク高校生と、美人妖狐の恋愛物語ほのぼの恋愛コメディです!
最終更新:2024-04-14 23:16:23
7969文字
会話率:22%
昔から、おばあちゃんに言われてきた言葉があった。16歳にもなると忘れていて、ふとした時に言いつけを破ってしまった。
言いつけを破ってしまったカナンの異世界転移物語
最終更新:2024-04-14 16:00:00
30088文字
会話率:54%
今から約1000年後の話。
超能力者である『ウェザーズ』が世界の約半数を占める世界。
そこに能力を悪用する『ダークウェザーズ』が現れ、世界は大混乱に……
そんな中、主人公:デイドリームの幼少期、ヒロイン:古雲夢香をかばったせいで父を落雷に
よって亡くし、ダークウェザーズと夢香をうらみ、対抗組織『ウェザーヒーローズ』を志す。
だが、ウェザーヒーロー試験を機に2人の距離は縮まっていき!?
2人が世界滅亡の危機を救う物語。
この作品は【カクヨム】にも掲載しています。
https://kakuyomu.jp/works/16818023213890803558
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 11:50:26
18732文字
会話率:29%
神隠しの山と畏れられる志ノ沙山。ある日の黄昏時に深手を負った狐が迷い込み、全身に負った傷からの出血に耐えきれず意識を手放した。狐が次に意識を取り戻し、目を覚ました場所は、金木犀が咲き乱れる古い屋敷だった。
その屋敷にいたのは、三重という初老
の女性。そして三重を尊重するアズトという存在。
狐の命を助けてくれたらしい、アズト。狐は自らの命を救ったアズトに対して恐怖と深い親愛の情を抱くようになっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 10:11:59
71591文字
会話率:48%
時は数百年後、世界は突如現れたカニバリズム思想を唱えるカルト教団、『天虎』(てんこ)によって支配されていた。長きにわたる戦いの末、人類の大半が文明を忘れ、天虎という捕食者側と、それ以外の被食者側という関係を受け入れるようになってしまった。と
ある集落で暮らす名無しの被食者の少女、通称『まくら』は、ある日起こった捕食者の襲撃によって集落から脱出し放浪していたとき、捕食者でありながら天虎の根絶を目的に活動している少年、『エレグラ』と出会う。最初こそ互いに警戒していた二人だったが、行動を共にすると同時に次第に打ち解けあうようになる。この物語は、決して交わることのないはずの二人の異色同盟による、鎮魂の歌の一幕である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 05:26:32
73335文字
会話率:69%
どこにでもいる平凡なJKがある日、ダンジョンに転移させられる。それだけでなく、なぜか白髪に狐の耳と尻尾も生え、瞳は紫色に変化。訳も分からず、彷徨い歩きながら仲間ができたり失ったりしながら脱出を目指す
最終更新:2024-04-13 00:00:00
16454文字
会話率:55%
主人公の如月仁(キサラギジン)と仁の幼なじみであり親友の東雲龍司(シノノメリュウジ)
長谷部瑠衣(ハセベルイ)
と狐の嫁入りという晴れなのに雨が降る現象から展開される恋愛ストーリー!
最終更新:2024-04-12 23:48:28
4928文字
会話率:90%
妖魔界に突然妖怪たちを
襲う悪霊たちが出没した。
困り果てる妖怪たちの元に突如現れる
六道家の少女六道神夜。
彼女は伝説の妖術刀ヒカゲを持っていて
妖怪たちからとても信頼された。
そして初代村長の予言を頼りにそれぞれの村
人食い村 鬼村 化
け狸村 化け狐村
座敷村 天狗村 海沿村 壁崖村 雪村
唐傘村 魔妖村 蜘蛛糸村 ダイダラ村から
妖術の力を持った武器使いを探しながら
共に戦うことに、、、、、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 21:16:05
13697文字
会話率:58%