源氏の嫡流・源為義と美貌の白拍子の間に生まれた八郎為朝は、史記や三国志に描かれた項羽、呂布や関羽をも凌ぐ無敵の武将! その生い立ちと生涯は?
鳥羽院の寵姫となった母に捨てられ、父に疎まれながらも、誠実無比の傅役・重季、若き日の法然上
人や崇徳院、更には信頼できる仲間らとの出会いを通じて逞しく成長。
京の都での大暴れの末に源家を勘当されるが、そんな逆境はふふんと笑い、放逐された地・九州を平らげ、威勢を轟かす。
やがて保元の乱が勃発。古今無類の武勇を示すも、不運な敗戦を経て尚のこと心機一転。
英雄神さながらに自らを奮い立て、この世を乱す元凶である母・玉藻、実はあまたの国々を滅ぼした伝説の大妖・九尾の狐との最後の対決に挑む。
平安最末期、激動の時代を舞台に、清盛、義朝をはじめ、天皇・上皇、著名な公卿や武士、高僧など歴史上の重要人物も多数登場。
海賊衆や陰陽師も入り乱れ、絢爛豪華な冒険に満ちた半生記です。
もちろん鬼若や時葉(誰でしょう? 実は二人とも史上の有名人)、白縫姫など、豪傑、美女も続々現れますよ。
Tametomo! ― The Birth and Growth of the Strongest Samurai Ever Known in Japanese History
さあ、始まり始まりぃ~ (^^♪
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 00:05:51
198309文字
会話率:26%
高校一年である朧叶夜はある春の日に妖が住む別世界『裏世界』に引きずり込まれた。
戸惑う叶夜の前に現れたのは、巨大なロボットになって襲い掛かる妖怪であった。
妖怪に襲われる中で出会ったのは伝説の妖狐である九尾の狐、玉藻であった。
玉藻の気まぐ
れによって助かった叶夜だが、放っておけば他の人間が襲われる事実に叶夜は罪悪感を覚える。
その日、人間である叶夜と妖怪である玉藻の運命が動き出したのであった。
妖怪とロボット。
人気のテーマである二つがまさかの合体!
襲い掛かる妖怪。
謎の陰陽師たち。
迫る脅威に叶夜と玉藻は立ち向かう!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-04 14:59:35
9978文字
会話率:43%
日本三大妖怪は玉藻前(たまものまえ)、大嶽丸(おおたけまる)、そして酒吞童子の3体であり、これら3体は宇治の平等院の宝物倉に遺骸や遺骸の一部が保存された、と言われています。
最終更新:2024-03-23 19:05:14
6807文字
会話率:5%
田舎で祖母を支えながら暮らしていた十八歳の小珠のもとに、ある日突然空狐と名乗る美しい狐の妖怪がやってくる。
「貴女には、我ら一族の長、天狐様と結婚して頂きます」
祖母の薬をもらうため嫁入りを決意し〝きつね町〟と言われる妖怪の住む町へ向か
った小珠は、そこで様々な妖怪と出会いながら、玉藻前統治の時代から悪政が敷かれていた〝きつね町〟を変えていく。
玉藻前の生まれ変わりが妖怪の町を変えていく、美しい妖狐たちの初恋の物語
※毎日16時、4時更新予定
※「カクヨム」「魔法のiらんど」にも掲載しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 18:35:29
107342文字
会話率:47%
平安の世に混乱をもたらしてきたとされる二尾の妖狐、大妖怪玉藻前。
何十何百年の間苦しみに耐え、何度も捨てられた末、彼女を引き取ったのは自らを安倍晴明と名乗る千歳という男だった。
冷酷な様で何処か優しい千歳と小さな妖達と過ごしていくうちに、少
しずつ玉藻前はかつて失った心を取り戻していく。
これは、敵同士とされてきた陰陽師、安倍晴明と大妖怪、玉藻前のもうひとつの物語──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-18 01:19:38
1337文字
会話率:46%
平安末期、京にて鳥羽上皇に仕える玉藻前(たまものまえ)の正体が陰陽師により暴かれる。その正体は、白面九尾の巨大な妖狐だった。九尾は、その後、はるか東国に逃れ、下野国那須野(しもつけのくになすの)で暴れはじめる。那須野の領主、須藤貞信(すどう
さだのぶ)が、九尾の討伐を朝廷に要請する。討伐軍が組まれ、やがて九尾は討たれ、その体は石となり、まわりに毒気と邪気を放ち、一帯の生き物を殺しはじめる。その石は、生き物を殺すことから、殺生石(せっしょうせき)と名付けられ、封印される。
時は流れ、貞信の子孫は、須藤氏から那須氏と名乗りを変える。その那須氏に11番目の子が生まれ、十に余り一つになることから、余一(よいち)と名付けられる。これがのちの那須与一(なすのよいち)として知られる男児だった。
彼は、殺生石の障りにあい、そこで九尾の呪いを受ける。体を蝕み、破壊衝動と怪力を呼び起こす呪いに苦しめられながらも神々の加護により、一命を取り止める。やがて時は流れ、源平合戦が始まる。余一は、そこに九尾の呪いと共に参戦することになり、武功を上げる。
しかし、余一に宿る九尾の呪いが災いを起こし、穢れしものとして、源平合戦の勝者、源氏の正史からは存在を消されてしまう。平家物語や源平盛衰記、那須野の地、その他、地方の伝承にのみ名を残す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-03 13:48:39
1146文字
会話率:50%
1600年 『関ヶ原の戦い』
西軍:石田三成、東軍:徳川家康
日本歴史史上 名高い、天下分け目の決戦だ。
血気盛んな西軍兵の中、一際妖しいオーラを纏う男がいた。その名は木常玄次郎(キツネ ゲンジロウ)
玄次郎は、かの有名な”狐の大妖”玉
藻前を先祖に持つ【妖術使い】だ。
そんな玄次郎の前に、頭から”うさ耳”を生やした男が現れる。
自らを”宇佐美”と名乗るその男は、月からやって来た【月の民】であった。
宇佐美は戦国の世から400年以上先の未来で、玄次郎の子孫:木常京子(キツネ キョウコ)に《とある依頼》をする事になる。
その依頼とは‥‥‥
宇佐美同様に、月の民である”竹取カグヤ”という人物を《月へ強制送還する事》だった。
カグヤは日本に拠点を作り、”世界征服”を目論んでいると言う。
そんなカグヤを送還するには《天の羽衣》が必要だ。
羽衣は月の民だけに有効な”磁場”を発する。
その磁場は、月の民の反骨精神を狩り、月への帰省本能を促すようだ。
天の羽衣は何故か、木常家の者にしか扱えなかった。
そこで宇佐美は木常京子を頼り、カグヤ送還計画を推進するが、中々上手くいかない‥‥‥
試行錯誤を重ねた宇佐美は、玄次郎を”妖術指南役”として京子に当てがうべく、戦場へスカウトに現れたのであった。
1600年 戦国の世から、2022年の現代へ。
玄次郎の”時越(じえつ):タイムリープ”によって、物語の歯車は動きだした。
【虎の威を狩れ!木常!】
SF・バトル・ローファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-04 14:33:18
14735文字
会話率:33%
強いのに働かない鬼酒呑童子はある日、閻魔の命令によって茨木童子と共に人間界で悪霊を捕まえに行くことになった。
だが、そこに居たのは悪霊ではなく、かつては自分達と肩を並べるくらい強かった玉藻前がいた。
酒呑達は玉藻前を捕まえることが出来るのか
!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-23 16:41:00
8688文字
会話率:38%
とある世界で人間を導き英雄と呼ばれた男。
しかし、英雄の強大な力を恐れた者たちによって
英雄は・・・
最終更新:2021-06-17 20:00:00
2030文字
会話率:14%
とある世界のとある森に棲んでいた子ぎつね。
ある日、森の近くの都市へ忍び込んだことにより
子ぎつねの日は・・・
最終更新:2021-06-08 08:00:00
3217文字
会話率:13%
「主様、私を殺してはくれまいか―――?」
妖の力も薄れた現代日本。小規模な事故や災害を引き起こす妖たちを祓う為、陰陽師と呼ばれる専門機関は今もひっそりと存在している。
唯一残った陰陽寮・五芒学園に通う御門虎鉄は、名門の生まれにして見鬼の才
に恵まれず、日々落ちこぼれとして過ごしていた。
そんな彼の前に突如として現れた稀代の大妖怪・玉藻前。
彼女の一言により、戦いの渦に巻き込まれていく――――!
現代日本に蘇る、陰陽ファンタジー!!
初投稿初制作です。不定期に更新していく予定です。ありきたりな設定+下書き・書き貯めほぼ無し+パラレルな世界観ということで、史実との乖離、人物の言葉遣い、誤字など至らぬ点もあるかと存じますが、よろしくお願いします。
この作品はカクヨムにも掲載しています。
こちらへの掲載はだいぶ遅れてしまうかもです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-14 19:00:00
115722文字
会話率:36%
現代も生き続けてる安倍晴明と玉藻前、その二人の間に生まれた主人公の半妖晴日。彼は、普通の?人間に紛れて普通の日常を送ろうとしている。歌舞伎町ナンバーワンホストになるため、今日も店を切り盛りしている。だけどそこに集まるのは、悲しいがな妖怪ばか
り…ある日、愛されキャラの彼のところに、猫又のスズが、傷ついた子猫を連れてやってくる。その子猫は、怨霊に取り込まれそうになった飼い主と兄を助けるため、スズの元を訪れた。乗り気でないまま成り行きで、飼い主と子猫の兄を救い出すために怨霊退治に出かける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-12 11:10:18
15366文字
会話率:47%
「翠子さんの日常は何かおかしい」のスピンオフ作品。
時田翠子との激突で瀕死の重傷を負った玉藻前。
荒涼とした世界に帰還した部下の妖狐によって助け出された。
仮の住処を人間界に求め、ワンルームマンションを借りることに。
力の大半を失った玉
藻前は妖艶な美姫から幼い子供の姿となった。
部下の妖狐は現状を嘆き、憤る。散り散りとなった仲間を集め、
報復を誓って旅立つ。玉藻前にはカードとスマートフォンを渡す。
当面の一人暮らしに必要な金と定期連絡用ということだった。
玉藻前に復讐の気持ちは微塵もない。あまりに強大な相手なので、
妖狐には適当なことを言ってやんわりと話を流す。
新しい地で気軽なお一人生活が始まる、はずが事態は急変する。
――ワンルームマンションの隣には時田翠子が住んでいた。
KADOKAWA様が運営しているカクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-07 19:02:57
46252文字
会話率:54%
様々な式神を操り事件を解決する、便利屋兼陰陽師・ハルアキ。
──ある時、時の帝の寵愛を受ける女官・玉藻前から、魑魅魍魎の首領・夜行の討伐を依頼される。
逆転オセロニアのキャラクターに着想を得た、和風バトルもの。
※セルバンテスでも公開して
います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-24 00:29:02
71917文字
会話率:45%
ミリタリーだけど、チート部隊があれば、戦争らしい戦争なくてよくね?な物語
九尾の狐・玉藻前を吸収したおかつと、殺生石の欠片が取り憑いたおこう。抜群の剣技と呪(まじな)いの力を持つ2人の娘。
盟友で武蔵国人の堀部忠久から依頼された任務
は、忠久の娘・さえ姫の救出と関東管領・上杉憲政の誘拐。それを迎え討つのは、戦国屈指の剣豪・上泉信綱、そして夜叉を操る法力僧だった。
戦国の関八州の地図を大きく塗り替えかねない特殊ミッションは成功するのか?
『九尾の狐の戦国史』シリーズの第3作は、その顛末を描く奇書『堀部相国記』(通俗本)を現代語訳。
戦闘描写多めの活劇調。九尾の狐の増殖、戦隊化。R15版は、果たしてエロを取り切れるのか?w
本編は毎日0時に1話を公開。全13話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-09 00:00:00
77194文字
会話率:43%
異世界から来て悪役令嬢ともふもふダンジョンを経営しつつ最強賢者に成り上がったおっさんは、魔竜を浄化して双子の赤ちゃんに変えた。
世界に愛と平和と希望をもたらす王子マンフレートと、王女ミーナである。
王子と王女は妖狐・玉藻前に大切に育てられ、
すくすくと成長。やがて、恋をする年齢となった時、王女ミーナの心を占めたのは、最強賢者のおっさんの息子……ではなく、おっさんその人だった。(王子はもと悪役令嬢のアラフォー美女に恋をしたとの噂もあるが、それはさておいておこう)
おっさん、アラフィフ、妻子持ち。
誰からも応援されない、禁断の恋の行方は……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-10 12:10:10
1000文字
会話率:6%
もと過疎村医36歳のおっさんは、雪山で遭難し異世界転移した。
そこで出会った、婚約破棄された悪役令嬢と共にもふもふダンジョンを経営。やがて2人の間には愛が芽生え、結ばれる。
しかし、そんな彼を誘惑する美女が現れた!九尾の狐耳美女妖怪『玉藻前
』様である。
玉藻前は彼をあっという間に籠絡し、ダンジョンから連れ去ってしまった……
美しく、強大な妖力と5千年分の恋愛経験値ともふもふ要素まで持つ妖狐に、果たしてもと悪役令嬢は勝てるのか!?
真面目で優しい夫の愛を信じたい……けれどどうしても、弱い心は怒りと嫉妬に揺れてしまう!
アナタ、早く帰ってきて……でないと、わたくし、もう……!
悩んだ末に彼女がとった行動とは!?
誇り高いもと悪役令嬢が、闇を乗り越えて真の愛をつかむ感動の超大作ラブファンタジー、ここに開幕!
※なろうラジオ大賞応募作品です。
※このあらすじは「超短編であらすじ読む人なんかほとんどいないでしょ」という見込みのもとに書かれています。本編には悪役令嬢はほぼ出てきませんので、ご注意下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-09 11:26:41
1000文字
会話率:25%
「許さぬ…許さぬぞ!!陰陽師!」
玉藻前の悲痛な叫び…岩の中に閉じ込められ、死を迎える。
「人間よ…これほどまでとは…」
大嶽丸の悲しげな表情のままゆっくり瞼を閉じる。その目はそのまま開かない
「くそっくそくそ!!陰陽師…覚えてい
ろ。未来永劫平和だと思うなー。ワシは絶対にわすれはせん!お前ら人間を!」
鬼の頭である酒呑童子…最後は首を斬られ…息絶える。
憎い人間を瞳にうつしたままー。
そして三大妖怪たちを相手に戦った陰陽師はいる。
怪我人は少ない。しかし犠牲者はいたー。
とある一族の当主2人だった。
2人は死ぬ間際にこう思った…もっといい方法があったはずだと。
あやかしと人が争わない方法が、あるはず。
このまま死ぬ訳にはいかない…いつかいつの日にか…争わない未来が来ることを祈って…死のうと。
そんな彼らが出会い、未来を一緒に乗り越えていく物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-07 01:00:12
439文字
会話率:0%
たかが四年に一度の勇者である『ショーマ』
彼と愉快な仲間たちが、とある神様の手によって、色々な異世界へと飛ばされて......!?
恋愛あり、バトルあり、冒険あり、青春あり、笑いあり...!?の、なんでもありなショーマ達の非日常が今始ま
る...!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-22 18:22:43
436文字
会話率:12%
狐メイドのたまもさん(9歳)は、その日、思い出してしまったのです。自分の本当の姿を。自分は、傾国の美女。玉藻前であった事を。ならば、悪役らしく悪女になって悪の限りを尽くしたいのに…
現世では、これまた同じく転生をした安倍晴明の狐メイドに成
り下がっていました。
残念美少女メイドの たまもさんと 元陰陽師・現魔術師の セイのゆるい日常ショートです。歳の差、まったりラブ?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-25 16:21:30
3824文字
会話率:60%
主人公中原恒星は実家福井から東京に上京して来た。この春から東京練馬区にある高校に通うことになった。その為一人暮らしをすることになり武蔵野荘という見た目お化け屋敷の古めかしい共同アパートに住むことになる。そこであって住人たちは全て何かしらの
超常的存在だった。かくいう恒星も陰陽師で最初住人たちに警戒心を持たれてしまう。何とか自分が住人たちに危害を加えたりするつもりがない旨を伝える。住人たちにのほとんどは了承するが、一人だけ妖狐狐神玉藻が猛反対する。恒星に突っかかっり続ける玉藻だがある時恒星が今までにいなかった同じ趣味の人間であることを知る。この時に玉藻は恒星のことをじつはそんなに悪い奴じゃないのかもと思い始めるが陰陽師は嫌いであるためどうすればいいのか悩む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-12 03:00:28
19437文字
会話率:60%
桜ノ宮市を襲う災厄の予言を受け、政教分離の原則から寺社を頼れない怪異対策神霊局は一つの計画を立てる。それは九尾の狐・玉藻前を復活させ、その力を利用しようと言うものだった。
高校生の守部終夜は、その計画に巻き込まれ、依り代として玉藻前に取
り憑かれてしまう。
神霊局から説明を受けた終夜だったが、信じることが出来ず、その場を飛び出す。
しかし、飛び出した先で鎌鼬に襲われた彼は、頭に響く声に促され、玉藻前に変身してこれを撃退する。
実は彼は、取り憑いた相手が最も活動しやすい姿に体を変える事ができる特異な体質だったのだ。
事実を受け入れた終夜は改めて神霊局から協力要請を受け入れるが、父親との軋轢により、共に暮らす妹との日常を優先し、これを拒否。玉藻前も利用されるのを嫌い、同様に拒否する。
その後は、取り憑いた玉藻前との奇妙な生活の中で二人は交流を深めていく。
そんな中、災厄の前兆とばかりに桜ノ宮市の博物館から神器が盗み出され、玉藻前には、因縁深い陰陽師の技を使う謎の男が接触してくる。
その結果、様子が変わった玉藻前の様子をいぶかしんでいた終夜の目の前で、妹の梓が件の男に誘拐されてしまう。
男は神政復古を目指す世界の七賢が一人で陰陽師・安倍成泰。梓を攫った理由は、終夜と同じ破格の霊媒体質であったため、神政復古後の指導者の依り代として選ばれたからであった。
手始めに妖怪や幽霊と言った怪異達の存在を知らしめるべく成泰が桜ノ宮市内に結界を張り、瘴気をばらまいた事で、住み着いていた怪異達が暴走。市内は大混乱に陥る。
事態を受けた終夜は玉藻前と共に梓を救出するべく神霊局に協力を打診。成泰が指導者復活の祭壇として選んだ桜ノ宮タワーへと向かうのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-04 23:37:17
146007文字
会話率:44%