AIならぬ人間的な人格を持ったスマホくん。彼が人間社会に飛び出し、ネット機能を使って困難を回避していく。
最終更新:2024-05-20 14:59:44
9320文字
会話率:50%
2X00年、アメリカはオハイオ州コロンバスの空に、突如として光の柱が立った。
湖に差し込むその光の中には、未知の金属でできた巨大な扉が浮かび上がっている。
ある天文学者が言うには、この光の筋は観測が困難なはるか彼方にある未知の銀河からのも
のだという。
実際、扉を開くとそこには異世界と呼ぶべき未知の土地が広がっており、植物や動物、微生物に至るまで新種の発見が相次いだ。
───物語はそれから24年後、継続する扉の先の探査と並行して始まる。
これまでの探査で高度な文明との接触がなく、大気や環境の調査から扉の先は人の住める所であると判明。
宇宙進出と比較すれば安価で手軽な方法で、人口問題を解消できる可能性に人類は歓喜した。
しかし、その奥地には過酷な環境と恐ろしい生物が待ち構えていた。
これを打開すべく、人類は団結して大規模な組織を結成する。
モンスターと呼ぶこととなった恐ろしい生物の内、人類のメスに容姿が似ているもの──モンスター娘。
これを調査するのが、日本の率いる『モンスター娘生態調査団』。
組織内の役割として、モンスター娘の生態を研究して友好関係を築く事を目差しているが、表向きの理由とは別に、日本国の少子高齢化を解決するための「人権の無い母体」を求めていた。
調査結果を元に実地で実験を行う『応用実験部』では、いかに安全に管理できて、利用する価値のある存在がないか、日々研究している。
◆ ◆ ◆
応用実験部の一員である橘 春(たちばな しゅん)は、団の真の目的など知らぬまま、モンスター娘の生態を利用したさまざまな誘導方法を考案し、実験の一端としてそれらにハマる彼女達の姿を撮影、配信をしている。
リアルタイムに視聴する者たちから革新的なアイディアを得たり、実験の価値を高めたりするためだ。
配信サイトでの俗称、『ハメ撮り配信探検隊』とは、橘が現地に赴いてモンスター娘たちを罠にハメる実験の、貴重な映像記録のことなのだ。
※架空の存在を研究する職務に就いた主人公が活躍する物語です。
性行為等を示唆する表現は行いません。だから全年齢向けです。
生態の紹介として、対象の生物独自の特徴である(人で言うところの)性器に該当する器官等の記述はありますが、描写が必要なものです。
性的感情を刺激するような描写は行いません。
例)植物におけるおしべとめしべ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 10:30:00
117995文字
会話率:14%
かつて英語でhealthと号したBOSEのように。
心に移り行くよしなきことを、ただひたすらに、
ぼんじーぼんじーぼんじーソワカー。
せわしなき現代人のビジネス・シーンに毎朝お届けする、確実に無駄な人生の3分間。
今日もストレス社会を生き
るあなたへ、一服のブレインウォッシュ剤をご提供しております。
カナダ発、よい子とよい犬のための怪文書。
大人は読んだらタイホだぞっ、と。
※!一気読み危険!ばかになるおそれがあるので用法、用量を守ってご利用ください。※
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 08:15:32
1719466文字
会話率:1%
退屈な宇宙時代に、小粋な奴らがやって来た!
毎度お馴染み、お騒がせ!知ってる人は知っている、知らない人は覚えてね!
宇宙時代の5人のギャング、スペース・ギャング・オブ・ファイブ!
最終更新:2024-05-17 18:07:57
511941文字
会話率:23%
ある日見つけた、1枚の写真。
思い起こすは青春の日々。
情熱のままに、駆けた日々。
どうしようもない男の語る、サイコーにカッコいい青春小説。
令和の鬱き世に、響けメロディ。
最終更新:2020-12-26 21:53:58
14704文字
会話率:1%
2024年3月21日に部会で出されたお題です。
部員それぞれの作品を掲載しています。
〇期限〇
次回部会まで(1週間後)
※掲載順はランダムです。
最終更新:2024-05-20 08:10:00
3244文字
会話率:36%
2024年4月4日に部会で出されたお題です。
部員それぞれの作品を掲載します。
※掲載順はランダムです。
最終更新:2024-05-19 02:30:39
1972文字
会話率:45%
親が再婚し、互いに成人してから義兄弟となった光と陽多。
日本じゅうがその名を知る実力派俳優である陽多は、義兄である冴えない図書館員・光のことをすぐに気に入り、光との二人暮らしを提案してきた。
陽多からの熱視線に絆され、光は一つ屋根の下で陽
多と暮らすことを決め、次第に愛を深め始める二人。
だが、のちに光は知ることになる。
陽多が執拗なまでに光を求めるのは、ある理由のせいだった。
*********
※ムーンライトノベルズ掲載作品のリライト版です。R18相当の表現については『小説家になろう』規約に準拠とし、全面削除とさせていただいております。
純粋なヒューマンドラマとして、当作品をお楽しみいただけますと幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 07:30:00
16656文字
会話率:42%
『頭狂日記』
日記文学としての、『頭狂日記』。頭が狂っているという訳ではないが、世界を見ると頭は狂い出す。日々の記録。
最終更新:2024-05-20 05:33:47
29777文字
会話率:34%
『自問自答の音楽談義室』
学生時代の、自己と文学について、自問自答した、談義室の話。
最終更新:2023-07-20 06:13:29
2387文字
会話率:12%
『自問自答の文学談義室』
学生時代の、自己と文学について、自問自答した、談義室の話。
最終更新:2023-07-06 06:33:30
1357文字
会話率:12%
鏡花一代の名作と讃えられる本作。
中世、近世の文学に深く根を下ろし、極度に切り詰められた文体で語られる能楽の芸道もの……といえば敷居が高いのですが、物語そのものは、数奇な運命で結ばれた若い男女の恋愛に、芸道の師弟の情愛がからむ、きわめて
シンプルな感動作です。
現代語訳となると、鏡花一流の華麗な修辞は犠牲にならざるをえませんが、ストーリーの面白さとみごとな構成美の概容は感じてもらえるのではないでしょうか。
原文は一から二十三の数字の章立てからなっていますが、全体は世阿弥以降の古典芸能の序(じょ)・破(は)・急(きゅう)五段の形式に、整然と整えられています。それをふまえて、各章を、序、破の序、破の破、破の急、急の五部にまとめることにしました。
難しい作品なので、掲載はゆっくりになると思います。各部ごとに(あとがき)と題して参考知識などをまとめていますが、読み飛ばしても、後からまとめて読んでくださってもかまいません。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-20 03:25:35
11221文字
会話率:47%
見覚えのないノートが、俺の机の引き出しから発見された。
そのノートには、どうやら妙な力があるらしい。
半信半疑で書き込んでみた。
俺の数奇な人生は、そうやって始まったのである。
注)この作品は、副題無しの作品名【1%ノート】で作者がカク
ヨムに先行で投稿し、連載中です。
カクヨム版からこちらへ投稿する際に、細部の文言に修正を入れています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 02:31:55
77253文字
会話率:12%
昼は人間の時間。夜は魔物の時間。
だから、人は決して、夜に出歩いてはならない。
もしも、それを破ったならば――
この世界の夜は、人に害をなす。夜の中で動植物は魔物と化し、迷い込んだ者に牙を剥く。夜に呑まれて変死したり行方不明になったり心や
体を損なったりする者は後を絶たない。人が活動することを許されるのは昼の間だけ。
この世界に生きる少女チセは、もちろんそのことをよく知っている。しかし、むかし可愛がっていたが行方知れずになってしまった黒猫のクロが突然チセの前に現れ、夕暮れのなか少女は黒猫を追って――
※改稿を前提に、見切り発車で書いています。辻褄が合わない部分などがあるかも知れません。ご了承のうえお読みください。もしくは改稿をお待ちください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 00:00:00
82983文字
会話率:44%
中学二年生・影山久太郎は、学校一の美人・目堂早織が人間でないと気付いてしまった。
平穏に暮らしたかったため、何も見ていないことにしたが、ある日、ついに目堂に全て知られてしまう。
その結果、久太郎は目堂の「仲間探し」に付き合わされることになっ
た。
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中学生吸血鬼と中学生メドゥーサ、お互いに人間ではないと気付いた二人が、他の仲間を探してわちゃわちゃする話です。
妙な噂のある山に入ったり(昼間だし肝試しじゃない)、魔法使いのマジックショーを見たり(デートじゃない)、深夜に廃墟に侵入したり(お泊まり会だと思ったのに)、そんな感じで仲良くやっていきます。
ラブコメ風味で冒険ものチック、時々シリアスな青春物語です。
他のサイトでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 23:40:00
65915文字
会話率:39%
2024年文学フリマ東京に出店します。
いつもの決意表明です。
全二話。
キーワード:
最終更新:2024-05-19 23:32:02
3526文字
会話率:5%
毎日更新短編集。すこしふしぎな世界へあなたといっしょに。
最終更新:2024-05-19 21:29:39
35782文字
会話率:24%
大学院に進学するため北海道から上京、面影橋近くの貧乏アパートで一人暮らしを始めた文学オタク女子の「私」は、シェイクスピアと格闘するも学業に挫折し、どつぼにはまる。そんな「私」の気散じはひょんなことから仲良くなった、愉快な腐女子たちとの交流と
、面影橋でたまたま見かけた、足をひきずって歩くどこかミステリアスな青年――神田川や雑司ヶ谷近辺の季節の移ろいを背景に、「私」の鬱々としたぬかるみのような日常の「小さな不思議」をテーマにした作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 21:00:00
20117文字
会話率:0%
大正期の破滅型作家・葛西善蔵(1887年~1928年)と北海道の意外と深い(?)関係や、同郷の後輩作家・太宰治(1909年~1948年)との精神的共鳴などについて、例によってあちこち歩き、あれこれ調べ、なんだかんだ考えてみました。
※not
eにも重複投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-21 21:00:00
5406文字
会話率:2%
明治時代の小説家・国木田独歩(1871年~1908年)の1895年の北海道来訪について、あちこち歩き、あれこれ調べ、なんだかんだ考えてみました。
※noteにも重複投稿しています。
最終更新:2023-11-17 21:00:00
5882文字
会話率:18%
この作品は古典『源氏物語』の現代語訳ではありません。
むしろ徹底した古典『源氏』離れに特徴があります。
実際の平安王朝時代に光源氏が実在していたら……そんな設定のもとに書かれています。
そういう意味では現代文学の歴史小説です。
登場人物
設定も、古典『源氏』とは大きく違います。
しかも登場人物の大部分は歴史上の実在の人物だったりします(実名は伏せてあります)。
また平安時代の「恋愛小説」でもありません。あくまで平安時代の「政治小説」です。
※ ※ ※
帝の皇子でありながら源の姓を賜って皇族から出され、一世の源氏となった彼は世に光源氏の通称で通っていた。
その父が雷に打たれたと聞いて宮中に駆けつけた時は父帝は瀕死の状態で、そこで自分を皇族から外した父帝の御真意を源氏は聞く。
それでも彼は、それから平安朝のどろどろととした権力争いの世界に巻き込まれていくのは避けられなかった。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 21:00:00
545001文字
会話率:40%
鎌倉時代初期に藤原定家によって(※諸説あり)著された『松浦宮物語』には、驚くべき内容の模様がが記されている。
それは藤原京の時代、四十年ぶりの遣唐使の成員として唐に向かっていた十六歳の県犬養氏忠が着いた国は唐の国とは全然違う町の様子で、
違う顔つきと服装の人々、さらにはエルフやリザードマンが生活し、魔法が使われ、ドラゴンが普通に空を飛ぶ異世界だったのだ。そこで氏忠はそのフルメントム帝国の皇帝に寵愛されたが、皇帝が病死すると、皇帝の弟のエティルンド王が皇位を狙って反逆を企て、皇太子と母皇太后とともに帝都を脱出した氏忠は、魔王のごとき敵将ヴォルテルスと魔法大戦を繰り広げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-17 22:54:11
141718文字
会話率:36%
中国の隋の時代の杜子春、その名前を聞いたことがある人も多いでしょう。でも、中国の古典文学『杜子春伝』をよーく読みとると、驚くべきことが分かるのです。杜子春が謎の老人(実は仙人なんかじゃないのですが)に一切の発話を禁じられて飛ばされた世界、そ
こはエルフやドワーフ、リザードマンなどがいて、モンスターと戦う冒険者が活躍する異世界。そこでギルドの冒険者として戦う杜子春に「七枚のカードを集めよ」との指令が…!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-21 23:27:00
154111文字
会話率:22%
筆者が書き連ねてきた短編集となります。
ジャンルは様々です。
ほんわかもの、詩的なもの、あるいはネタ的なものもあります。
また、私の趣味で音泉で放送している朗読ラジオ「月の音色」に投稿したものもありますので、
お暇があれば是非ご一読いただ
ければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 20:00:00
62293文字
会話率:12%
ダンテは13世紀のイタリアに帰れるのか?
ルネッサンス初期のダンテ・アリギエーリが、現代日本にタイムスリップしてきた。
弱小出版社の編集者である有江たちと共に「神曲」を日本語に書き直しながら、元の世界に戻る手掛かりを探ります。
【登場人物
】
・ダンテ・アリギエーリ
48歳 男性 1265年のイタリア・フィレンチェ出身 「神曲」の作者
1313年のヴェローナから日本にタイムスリップ。その原因と戻る方法を探しながら、「神曲・地獄篇」を日本語訳している。
・栃辺 有江 (とちべ ありえ)
24歳 女性 梶沢出版の編集者
ダンテが日本に現れた場所に鉢合わせし、以降、行動を共にしている。ダンテの担当編集者でもある。
・任廷戸 愛永(じんていど まなえ)
27歳 女性 梶沢出版の編集者
有江の憧れの先輩。文学全般に詳しい。若干S気質。
・下根田 陽人(しもねだ はると)
26歳 男性 警察官
有江の住む街の駅前交番に勤務する巡査。爽やかだが、下ネタが好き。
・常磐道 勝清(じょうばんどう かつきよ)
42歳 男性 梶沢出版の編集部長
文豪への嗅覚が鋭く、ダンテに対しても何かを感じている様子。
・西藤 隆史 (さいとう たかし)
36歳 男性 職業不詳
ダンテが住む部屋の先の住民。2023年6月2日に謎の死を遂げている。
・船越川 瑠理香 (ふなこしがわ るりか)
公益財団法人 日本宗教調世会の事務員
西藤 隆史さんの調査を引き継いでいるのか?
この物語に登場する団体名・個人名は全て架空のものです。地名等が一致していても、その内容については創作であることをお断りしておきます。
なお、この作品は「カクヨム」でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 17:23:39
101507文字
会話率:45%
(概要)
相島さおりは、小学校6年生、もうすぐ慣れ親しんだ校舎ともお別れである。
そんなある日、担任の村中先生が、帰り際にクラスのみんなに言った。
「卒業式の前の日の謝恩会なんだけどさ。職員会議で、子供達によい思い出を作ってもらおうって
ことで、秘密の特技会をやったらどうかっていう提案があって、君達から特に反対が出なければやってみようということに決まった。各組五つ位ずつ、歌でも、落語でも、なんでもいい。こんな人がこんなこと出来たのかとかびっくりさせるのも楽しいと思う。もちろん、人を傷つけたり、危ない片手逆立ちジャンプとかは駄目だけどね」
と。
さおりは、親友の梓と彩花との学校からの帰り道、梓からマジックを披露することをすすめられる。梓が家に遊びに来た時、おじいちゃんに教えてもらったトランプのマジックを見せたのを覚えていたのだ。
次の週のホームルーム、さおりは、マジックをすることに決まった。彩花がアシスタントだ。梓はフルート演奏を自ら希望した。これまでずっとクラスの中で孤立しているように見えた園田君が空手の形を披露すると言って皆を驚かせたりもした。
さおりにマジックを教えてくれたおじいちゃんは、マジックの名手(めいしゅ)で家も歩いてすぐの場所に住んでいる。おじいちゃんは、秘密の特技会のためにトランプやスカーフを使ったマジックをいろいろ教えてくれ、パッと花が咲くといった小道具もプレゼントしてくれた。
果たしてうまく出来るだろうか。当日、さおりは、緊張の中で、彩花と共に体育館の舞台にあがった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 17:10:00
13206文字
会話率:44%
彼女と手を繋ぎたいと思うことは、恋愛感情から生まれているのだろうか? それとも性的感情なのだろうか?
なぜ人は生殖には無意味なのにキスをするのだろうか?
恋愛感情と性的感情を全く感じられず共感ができないアセクシャルの彼女。彼女と付き合
えることになった私。
彼女のセクシャリティーを尊重したい私。しかし、彼女と付き合っていく中でセクシャリティーの違いによる様々な葛藤と問題に直面する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 17:00:00
81286文字
会話率:38%
声優の大原さやかさんがパーソナリティをつとめるネットラジオ、『大原さやか朗読ラジオ 月の音色~radio for your pleasure tomorrow~』に投稿した小説を集めました。
『月の音色』では、月の文学館というコーナー
があります。
毎月、お題が1つ提示され、テーマに沿った400字以内の小説、エッセイ、詩、などの作品を募集していて、採用されると、プロの声優さんである大原さんに朗読してもらえます。
大原さんは、『ARIA』のアリシアさんの声優さんです(あらあらまあまあ)。
それに、大原さんは、素晴らしい読解力の持ち主でもあります。
そんな素敵な声優さんに、朗読していただけるチャンスは、そうあるものではないと思います。なかなかの狭き門ではありますけれど、みなさんも挑戦してみるのはいかがですか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 15:25:45
31919文字
会話率:66%
ゴブリンの小部族に、女王個体「ゴブリリ」として生まれて来た文学少女、リリ。
「ゴブリリ」は約百年に一度生まれてくる特別な存在で、特殊能力「スキル」に覚醒して、その能力でゴブリンの女王となり、一族を繁栄に導く使命を持つ存在であった。
物語で読んだ歴代の「ゴブリリ」の様に、自分も活躍したいと願うリリ。しかし過去二代「外れスキル」が続いた事から、現代では「ゴブリリ」は誰からも期待されない存在となっていた。
更に、予定日を過ぎても「スキル」に目覚めず、周囲に疎まれ、幽閉される日々が続いていたリリ。
そんな彼女にもようやく「スキル」に目覚める日がやって来たが、与えられた力は、本来はドワーフに与えられる筈の、とてもゴブリンの女王にふさわしいとは思えない、微妙な能力だった……。
これは、彼女が微妙な「スキル」と、知恵と工夫で、逆境から運命を切り開く物語。
仲間を増やして勢力を拡大し、ゴブリン諸部族を統合し、大ハーンとして大陸に嵐を巻き起こす物語である。
※同時掲載:小説家になろう様、カクヨム様折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 14:11:22
457234文字
会話率:33%