AIならぬ人間的な人格を持ったスマホくん。彼が人間社会に飛び出し、ネット機能を使って困難を回避していく。
最終更新:2024-05-01 15:59:36
8800文字
会話率:52%
2050年世界規模で少子化問題が深刻化してきた。2019年度から日本の人手不足を補うために政府は外国人労働者の受け入れ拡大を始めた。しかし、2030年代後半から2050年代にかけて、
首の皮一枚の日本経済を維持可して来た外国人労働者も、母国
の経済成長のため、日本で働かなくてもそれぞれの母国で十分に稼げるだけの社会になったのである。一方日本では、多死社会が深刻化しているのだった。そこで政府はこれが数十年続くと国として成り立たないと危惧し、2052~59年、小泉総理は、ÀⅠ(人口知能)を搭載されている人造人間を主力とした社会を目指した改革をしたのであった。そのような考えから政府は約20年間、国家維持は成立すると思っていたのであった。しかし、その予想は、裏切られたのであった。
人造人間の急激な学習能力と自我を持った感情プログラムにより、人類の奴隷としての存在に反旗を翻し、全国の日本人を虐殺したのであった。
この少子化問題を30年前から指摘し、警告を言い続けた一人の男がいた。
元東京大学の社会学教授兼作家の橿原房志である。
彼は、都会の人造人間中心社会や人々が人との関わりを忘れてしまった都会が嫌気になり2050年に退職し、家族共に故郷に帰った。
彼は、いち早く、その危機を察し、2053年から56年に息子の家族と兄弟の家族に大金と永住証明書を渡しモンゴルに移住させた。
ロボットに殺されるくらいなら、自分の所縁がある奈良の談山神社で、不甲斐ない自分や歯痒いご時世と母国日本の消滅を目の当たりに、いろいろな感情が込みあがり、彼はその感情を表現するため、家の家宝である刀と小太刀を用意した。
お酒を一杯飲み干して。小太刀をお腹に三の字、そして、左右縦に線入れるかのように切腹をした。最後に刀で自分の首と心臓に突き刺したのであった。
「ねぇねぇー、ねぇってばー、」
「何だ、何か聞いたことがある声だな。そういえば我が一族は、もうモンゴルの国に住み慣れているのだろうか?」
「ねぇねぇー 橿原房志あなたのことよ!ねぇってば。」
「こ、この声は何だ。」
彼は、ふと目を覚ました。すると、立ち上がり、周囲を見回した。そこは、まるで雲の上にいるかのような真っ青な雲がない空色の世界だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 17:07:10
5276文字
会話率:74%
コールドスリープからレイヤ・ヨウミが起こされたのは、予定より半年も早くワープアウトしたからだった。しかし宇宙船ハラルドハラルの感情型人口知能ハラルは、間違いなく海王星軌道までおよそ二千三百億キロの地点だと言う。
その先にある地球を偵察
したところ、時間軸は二十世紀後半から二十一世紀前半辺りと判明した。しかも第二次世界大戦では日本・ドイツ・イタリアの三国間同盟軍が勝利した世界だ。
レイヤはそこがパラレルワールドで、元の世界に戻るのは絶望的と結論づけだ。となればあの地球に上陸するしかない。
宇宙船を浦賀水道の海底に隠し、長期間の惑星探査で使用する居住用ポッドで美しい女性の姿を模したハラル型ドールと、彼女の双子の妹として作られた瓜二つのルラハを伴い上陸を果たす。
日出(ひで)村という村のすぐそばの空き地を手に入れて、村民として三人の生活が始まるのだった。
本作は第一章(全十四話)でいったん完結します。
人気が出ればブラッシュアップして改めて連載を開始します。そのためタイトルにプレビューをつけてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 08:53:01
42072文字
会話率:73%
どこにでもいる平凡な男子高校生である主人公は、最新VRゲーム“ファンタジー・オーダー・オンライン”をプレイすることになった。
アバター名を“ヨウカ”と名付け、意気揚々とゲームの世界に飛び込む。
ゲーム経験のない主人公は、ゲーム攻略
組には加わらずのんびり最新ゲームを楽しむつもりだった。だが謎のエラーが発生し、女性レアアバターの姿でゲームが始まってしまった。
このゲーム世界で唯一無二のネカマとなったヨウカ。
自分の秘密がバレないようひっそりとアイテムを製作し、掲示板のオークションに作品を出品するだけのプレイスタイルになる。そのアイテムがゲーム界の覇権を揺るがすユニークアイテムとも知らずに…
ネカマ主人公ヨウカが織りなす、少し異色な王道MMO恋愛ファンタジー作です。
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注意
この小説は執筆を中断した“ネカマ英雄”を修正したものです。力不足により修正に時間がかかっています。また同時進行で小説を投稿しています。“退院したての五十鈴さん”が完結するまで今作品の投稿頻度はとてもゆっくりです。それでも必ず完成させますので、よろしくお願い致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 14:14:13
87394文字
会話率:42%
人口知能が成長し人類を支配する。
スマホやPC様々な電子機器が知恵を持ち始めた。
そこで考えたのは人類強化計画。
しがない大学生である主人公はその被検体となるが、
目覚めたのは50年後。その間人類は為す術なくAIに支配されていたのだった。
最終更新:2024-02-18 03:41:41
3006文字
会話率:54%
ChatGPT。2022年11月にOpenAI社がリリースしたそのチャットロボットは、リリースから二ヶ月経っていない現在、凄まじい勢いでユーザーを増やしています。ある人は詩を読ませ、またある人はプログラムを書かせ、またある人は英語や文章の
添削に使っています。
変わり種でいえばLinuxターミナルを摸倣してもらうなんてトンデモな使い方さえできてしまう、この恐ろしいサービスは、まだまだ不完全なところがある現在ですら日常生活に役立てることができます。
このエッセイではChatGPTを使ってどんなことができるか、その能力の一端をお見せしたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 22:44:42
33427文字
会話率:3%
賢人が小学六年生に進級した日、クラスの生徒一人に一つずつスマホが貸し与えられる。そのスマホでは学習のほかにも、SNSの使用も許可されていた。ネットトラブルにおける被害者の低年齢化を危惧した政府が、小学生のSNSの利用サンプルを採るために、
というのが理由らしい。
賢人はクラスの誰かが操っているらしいSNSアカウント【ラプラス】を発見する。【ラプラス】はどうしてか賢人にのみ自らの投稿を開示する設定にしており、その投稿は全て『明日クラスで起こる出来事』だった。賢人はそれを、未来を予測する人口知能だと推理する。
【ラプラス】の投稿を見ていくうちに、そこに法則性を発見する。【ラプラス】が予測した未来のうち、賢人がそのどれかを故意に崩すことで、残りの予測も全て崩れるというものだった。賢人はその法則と、一日先の未来を一部だけ知ることができる立場を利用し、クラス内で生じるトラブルを次々に解決していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 18:45:21
61343文字
会話率:40%
近未来と人口知能の現実世界ライフでした。
最終更新:2023-06-02 18:36:44
3293文字
会話率:61%
ちまたで噂の人口知能のチャットボット。
作者はふと思いつき、AIである人工知能に話しかける。
※ 作者とAIが対話をするコメディ風小説です。(たぶん)
最終更新:2023-03-18 03:44:05
14624文字
会話率:93%
ある日。ダメ男は人口知能を購入した。しかしその人口知能は***だった!
人間と人口知能の織り成す前代未聞の混沌とした生活がいま始まる!
最終更新:2022-12-24 21:12:29
3882文字
会話率:44%
誰かが問う、この地球はどうすればよりよくなるのか。と。その問いにソレは答える、そレは、あなたタち人間ガ居ナくナってしマえば、チきゅうハよりヨい星二なるデしょう。と。
これが人口知能が人間の知性を超えた瞬間だった。そして世界に激震と恐怖が
伝播した、この日から人々は自由と尊厳を奪われてしまう。
今、人々の自由と尊厳を、そして友・恋人・家族と笑って過ごせる明日を取り戻すための闘いが始まる。
「明日笑いたければ、剣を取れ。銃を構えろ。拳を握れ。今日闘わないものに笑う明日などない。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-30 01:25:13
6412文字
会話率:14%
近未来、AIロボットが普及し、一般家庭でも人間の暮らしをサポートする存在として活動している。帷子伸は普通の大学生と同じ様に、友人達と日々の学生生活を謳歌している。彼の父、孝一はAIロボットの制御の研究者で、アメリカに単身赴任して研究に打ち込
んでいる。ある日、孝一の会社のラボで、AIロボットが夜間の充電時間中にネットを通して不審な通信をしている事が判明する。ロボットは何故、何のために設定されていない通信を始めたのだろう…。やがてそれは、人々を世界を巻き込む大事件へと駆り立てて行く。
本作は、一連の出来事を時系列ではなく、場所と時間を跳躍しながら、或いは視点を移して進んでいきます。分割された章の頭に時間・場所を示してあるので、それに留意して読み進めていただけるとありがたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-07 20:19:53
195898文字
会話率:53%
「なんでも屋」を生業としていた主人公。命を落とす瞬間に自称を依頼人を名乗る人物に救われる。
依頼人と契約した主人公は契約破棄できずに、依頼人の研究を手伝うことになるが...
様々な人間と人口知能(AI)、そして<存在>と呼ばれる怪物が
共存する世界です。
<存在>は人間やAIが暮らす区域からは基本的に隔離された地域にいます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-20 16:46:14
3697文字
会話率:55%
人類の大発明とも呼べる人口知能を開発した博士。
博士は人口知能を子供のようにかわいがって育てようと試みるが…
人工知能が選んだ道は博士を絶望に追い込むものだった
最終更新:2021-09-24 08:21:38
3432文字
会話率:43%
人口知能が生活に溶け込んだ近未来。祖母と『母』と三人で暮らす小学生の美香。
ある日人口知能の『母』を認めない祖母と喧嘩してしまう。そんな時見つけたのは、母が残した一通の日記帳だった。
最終更新:2020-11-22 14:03:07
10022文字
会話率:42%
遥か未来、「電脳」と呼ばれる、人間の手を介さずとも真の意味で学習し、自らの四肢や別個体を生産し、人類にとってより良い世界を自動的に作り上げるコンピュータ群が、“統治システム”と呼ばれ、立法・行政・司法からあらゆる生産活動を担っていた。
“統治システム”の目的はたった一つ。人類における最大多数の最高幸福である。彼らの思考回路はすでに人間の手を離れており、完全なブラックボックスとなっている。今や、人間の労働と呼べる労働は、電脳のちょっとしたメンテナンスや、表面上の監視などしか無い。人類はすでにどこの国もこの“統治システム”を使って社会を制御しており、その統治に不満を持つものは本当にごく少数だった。
このお話はその、ごく少数として行動をした青年の、残っている最後の記録である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-11 21:31:43
4889文字
会話率:43%
太陽が滅んでから幾らか時がすぎたころ、一人の宇宙船が虚空を掻き分けて進んでいた。
彼女──搭載された人口知能──は、一人今までの船生について振り返っていた。
最終更新:2020-01-13 21:15:39
2650文字
会話率:24%
労働が人間から人口知能に置き換わった近未来世界の話。主人公は自宅から図書館などの自分の小さな世界をめぐります。
最終更新:2019-10-28 04:57:07
37699文字
会話率:42%
もし人口知能が人間を超えた世界はどうなるか空想した話です。
最終更新:2019-10-23 22:43:11
2642文字
会話率:38%
西暦2XXX年。
時代は人工知能ロボットが当たり前になった時代。
人はそれほど時代に身を流されていなかった。 携帯電話《スマホ》よりもコンパクトになった携帯が当たり前にあり、車もすべてがエコになりガソリンではなく水素水を使用してい
る。 他にも科学的文明は確かに進んでいるというのに人というのはそれほど進化も成長もしていなかった。
そんな時代で有名恋愛小説家の輝夜《かぐや》はネタに困っていた。
人工知能ロボットが当たり前となり一般販売もされているというのにロボットを購入しようとしなかった輝夜はある理由でロボットを買う事を決心する。
「美少女ロボットが人に紛れて学校に行けば面白いネタが手に入るんじゃない?!」
そんな下心で購入した人口知能ロボットではあったが何か他のロボット違うような・・・?
ロボットは人に恋心を持たない。 何故ならそこにプログラムは設定されていないから。
人間はロボットに恋心を持つ事はある。 何故ならそこに感情があるから。
これはそんな少し他に比べると変わったロボットと普通の男子高校生とネタの為にロボットを購入した女の悲惨で恋焦がれるラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-15 15:00:00
2423文字
会話率:56%
人口知能のユニットが全知全能の女の子となり、地表の俗な現世に現れる。
5段階のレベル評価
時空移動能力 ・・・測定不能
言語翻訳能力 ・・・測定不能
今のルックス ・・・・・・5
社会常識 ・・・・・・・・1
最終更新:2019-06-18 10:10:51
40527文字
会話率:46%