ダンテは13世紀のイタリアに帰れるのか?
ルネッサンス初期のダンテ・アリギエーリが、現代日本にタイムスリップしてきた。
弱小出版社の編集者である有江たちと共に「神曲」を日本語に書き直しながら、元の世界に戻る手掛かりを探ります。
【登場人物
】
・ダンテ・アリギエーリ
48歳 男性 1265年のイタリア・フィレンチェ出身 「神曲」の作者
1313年のヴェローナから日本にタイムスリップ。その原因と戻る方法を探しながら、「神曲・地獄篇」を日本語訳している。
・栃辺 有江 (とちべ ありえ)
24歳 女性 梶沢出版の編集者
ダンテが日本に現れた場所に鉢合わせし、以降、行動を共にしている。ダンテの担当編集者でもある。
・任廷戸 愛永(じんていど まなえ)
27歳 女性 梶沢出版の編集者
有江の憧れの先輩。文学全般に詳しい。若干S気質。
・下根田 陽人(しもねだ はると)
26歳 男性 警察官
有江の住む街の駅前交番に勤務する巡査。爽やかだが、下ネタが好き。
・常磐道 勝清(じょうばんどう かつきよ)
42歳 男性 梶沢出版の編集部長
文豪への嗅覚が鋭く、ダンテに対しても何かを感じている様子。
・西藤 隆史 (さいとう たかし)
36歳 男性 職業不詳
ダンテが住む部屋の先の住民。2023年6月2日に謎の死を遂げている。
・船越川 瑠理香 (ふなこしがわ るりか)
公益財団法人 日本宗教調世会の事務員
西藤 隆史さんの調査を引き継いでいるのか?
この物語に登場する団体名・個人名は全て架空のものです。地名等が一致していても、その内容については創作であることをお断りしておきます。
なお、この作品は「カクヨム」でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 06:23:58
53163文字
会話率:44%
どうも、ダンテ・アリギエーリです。日本にタイムスリップしてきた流れで「神曲・地獄篇」を日本語に改稿しています。三韻句法は採用しません。注釈はありません。三人称視点で読みやすくします。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
最終更新:2024-05-13 22:59:09
14812文字
会話率:30%
インフェロー公爵令嬢アズライアは、世界征服を目論んだ皇国第一皇子デュロ・パラディアに従って世界へと戦いを挑んだ。
けれど、デュロは負けた。
彼はもう、この世にいない。
囚われたアズライアは、デュロの弟であり彼を討った張本人であ
る第二皇子と牢獄で面会する。
「兄は何故、世界征服など企んだ?」
その質問に、アズライアは艶然と微笑む。
全ては世界救済の為。
これは、虚悪となった恋人を語る一人の公爵令嬢の物語。
ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 17:00:00
8620文字
会話率:40%
ダンテ・アリギエーリの「神曲・地獄篇」です。
日本語化にあたって、三行韻詩様式は採用しません。注釈はありません。第三者視点で執筆しています。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
最終更新:2024-04-20 18:47:07
22162文字
会話率:32%
どこかで期待してしまっていた。あの人はこんなところじゃ死なないんじゃないかと。
キーワード:
最終更新:2023-09-20 21:32:26
352文字
会話率:0%
「そうだ、このゲームの様な世界にはBGMが欠けていたんだっ!」
この物語の主人公『ルテット』は自身が転生者である事にしばらく気付かずに暮らしていた。これと言って取柄があるわけでもない彼は、傭兵ギルドに所属して、これと言った強みのない並以
下程度の戦士として、しがない日々を送るだけだった。
ある時、そんな彼は自身が転生者であり、昔遊んだ事があるRPG『ファイナルクエストサーガ』の世界に入り込んでいたのを自覚する。それに気付いた時、彼の人生は一変……しなかった。相も変わらずしがない毎日が続いた。
ただ、RPG世界だと気付いて以降に少々変わった事もあった。魔物と戦っている時、町の中を歩いている時、何をしても何かが物足りない様な気がしていた。ぼんやりと、うっすらと。
そして、ついに。
「そうだ、このゲームの様な世界にはBGMが欠けていたんだっ!」
魔物と戦っている時。RPG『ファイナルクエストサーガ』の通常バトルBGMを奏でると、戦う力の全てが驚異的に強化された。町で町BGMを奏でると魔物の侵入を阻む結界が発生した。それがない時、魔物は簡単に入り込み町を蹂躙していったものだがそれを取り戻してからはRPGの時の様に安心出来る場所へと変わった。
RPG世界がリアル化した事で、いつも、どこでも鳴っていたはずのBGMは喪われてしまっていた。時にはプレイヤーに弛まぬ勇気を与え、時には喜びに華を添えた数々のBGM。それらは世界に、そこに住まう人々に様々な恩恵をもたらしていた。それが喪われた世界では魔王に抗う様々なチカラが衰えてしまっていたのだ。
喪われたBGM。その全てを記憶の中に宿らせている元プレイヤー、転生者のルテット。彼は『魔奏士』を名乗り、BGMのある世界へと塗り替えていく。やがてBGMは神が起こす奇蹟の様なものとして扱われる様になり、ルテットは『神曲の魔奏士』と語り継がれる事になるのである。
※この作品は他サイトにも掲載しております。
※短編として公開したものの連載版です。現段階では中編程度を予定しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 17:28:57
23182文字
会話率:38%
アイルランド北、ダーグ湖のステイション島に昔、『聖パトリキウスの煉獄』と呼ばれる穴があり、カトリック教徒の巡礼地であった。遠い昔の聖地がいつしか、地上から天国へ至る途中に通らなければならない煉獄とされ、『ハムレット』の亡霊が住む場所となり、
ダンテ『神曲』を生む一因となり、しかしルターに始まる宗教改革でその住民たる幽霊共々、存在を否定され、やがて閉鎖された。そんな聖なる恐るべき穴倉を巡る物語少々を、翻訳してお目にかけよう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 01:52:27
35483文字
会話率:4%
主人公のエネット・シルヴィは魔法学院の学生。星の名は「ヴェスタ」。エネットはヴェスタを管理する謎の勢力と戦う。彼は謎の勢力の魔獣「宝石獣」と戦いを演じる。ヴェスタを管理する謎の勢力はエネットたちの運命を争いに巻き込む。これは一つの星「ヴェス
タ」の在り方を巡る抗争だった。ヴェスタを巡り、エネットたちは謎の勢力との対立を深めていく。全てはヴェスタの管理のために行われていたのだった。ヴェスタをかけてエネットたちの闘争が今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-27 22:11:14
75313文字
会話率:48%
無能だとして追放された作曲家のセブランは、実は難易度が高すぎるだけで神曲を作る天才だった。
そうとも知らず、宮廷オーケストラ陣はセブランを追放してしまう。
セブランは追放先でハイレベルな演奏家たちと出会い……?!
最終更新:2022-09-10 22:54:59
15293文字
会話率:36%
ティルダは、聖女と呼ばれ民のため国のためにその力を捧げて来た──はずだった。
だが、ある日目覚めた彼女は見知らぬ氷の宮殿にいた。宮殿の主を名乗る魔王ジュデッカは、彼女は死んで氷の地獄コキュートスに堕ちたのだと語る。
「いいえ、ここが地獄
だなんて信じられませんわ」
だが、寝る間も惜しんで聖女業に励み、そして過労死した(らしい)ティルダにとっては、何もしなくて良い氷の荒野は「天国」だった。
神代の怪物、傾国の美女、歴史に名を遺した名将──地獄に堕ちた聖女の存在によって、コキュートスで氷漬けになっていた罪人たちも目覚め始める。あまつさえ氷の地獄にはありえない花まで咲いて。魔王は頭を抱え苛立ち始める。
そして、ティルダの本当の死因と罪が明らかになっていくが──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-08 18:08:36
216002文字
会話率:45%
人生の旅の途中で、本当の道を踏みはずしてしまった私は、気がついた時、暗く深い森の中にいた。
ーダンテ 「神曲」よりー
これは私が「生きること」について真剣に考えた一応の証です。
ふと気がつくと、そこは何も無い場所だった。
もしあなたなら
どうします?
15人のキャラクターたちはそれぞれの道を見つけ、その証を残します。
数多くの伏線、メタファーが存在します。
是非物語の行く末を見届けてあげてください。
全3章27話予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-06 17:08:36
3394文字
会話率:0%
「わたくしたち東京のいきもの」から語られ始める、「凍て野」辺縁の神話的ものがたり。
阿弥羅(あみら)と言う名の、全身が真珠で形態された少女と青濘(ぶね)と言う名の怪獣が出会うことに端を発し、物語はやがて「東京のいきもの」にまで波及する熱波
を放ち始めます。
ダンテ神曲・オカルトなど神秘主義的ガジェットにインスパイアされつつも、表像としては童話的な意匠を凝らしております。
なにぶん、見切り発車ゆえ拙い筆の運びを御笑覧ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-05 07:34:49
4798文字
会話率:10%
黒実 音子の作る皮肉と風刺を書いたラテン詩です。
ラテンバンド「墓の魚」で歌っています。
(バンドの公式サイトでも掲載しています)
最終更新:2019-06-27 12:32:22
704文字
会話率:0%
ゲーム好きの少年和彦が、ある日記憶を殆ど失くして異世界の森に転移してしまう。森の中で、出会った少女アーラに言われカズと名乗ることとなったが…。
カズは、転移先の世界に懐かしい気持ちを持ちながら、仲間達と冒険をするという様々な異世界を渡り歩く
冒険ファンタジー。かもしれない…。
さて、神楽 舞です。はっきり言って、ドがつくほどの初心者です。あー、最近の若者ってドがつくとか言わないか。言われていたの江戸時代だしな。あ、江戸時代は嘘ですよ?初心者は本当ですよ?まぁ、趣味でやっているのでやっぱり投稿とか遅いのでご了承を。暇潰し程度に読んでくれたら。あ、やっぱし少し期待して。アオミドロかミドリムシ程度には!
すいませんね。あらすじなのに。こんなふざけて。では、又。
この作品は、途中で終了しております。
作者曰く、「いつか、きっと、必ず、リメイクを出すから!」との事。
気長にお待ち頂けると幸いです。
また、追加として、「リメイク版も、同タイトルで出すよ」との事。安心して、作品をお待ち下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-12 20:09:42
19182文字
会話率:41%
老衰で死の床にある主人公。自らの人生をクリスマスキャロルのスクルージになぞらえ。別れた恋人を未練がましく思い出していたら。第一の精霊が現れた。
最終更新:2016-08-08 12:48:27
4430文字
会話率:7%
ある夜、夢をみる。
お前はダンテ・アリエールと。
え?洗剤?アリギエーリじゃないの?
人も時代も変わり、七つの大罪は変わった。
煉獄山にて自身の大罪を清める旅に出る事になる。
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ご興味を持って頂きありがとうございます。
不定期
の更新ですが、いちお毎日更新したいとは思っております。
恐れ多いですが、評価やブックマーク等して頂けると私のやる気にも繋がりますので、どうぞご助力お願い申し上げます。
作品を楽しんで頂ければ幸いに思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-19 15:47:52
7659文字
会話率:26%
豪華客船「絶対不沈丸」の沈没を予知した少年が、乗客を助けようと奮闘する。が乗客は全く話を聞かないどころか…?
最終更新:2014-05-21 21:01:30
17609文字
会話率:57%
三題噺お題ったーより
「陸、アルバム、悪の恩返し。ジャンル:ホラー」
で書きました。R-15。残酷描写有。
あらすじ
陸の孤島と揶揄されるほどの、ある田舎の街は連続猟奇殺人事件の舞台として世間を賑わせていた。
田舎街に住む「ぼく」と犯人の
少女の奇妙な友情が話のテーマ。
*イラストコミュニケーションサイト"pixiv"に掲載予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-01 22:16:20
3393文字
会話率:33%
現代社会でおきる親子問題、ファンタジー、そして少女の楽しみ。それを掛け合わせて、ハッピーに彩ると、何が書けるのか挑戦してみた作品です。
序話から第三話で終了。かなり無理した作品です。
最終更新:2012-11-26 21:00:00
20353文字
会話率:51%
ダンテ・アリギエーリの叙事詩、『神曲』。「Inferno(地獄篇)」、「Purgatorio(煉獄篇)」、「Paradiso(天国篇)」 3部から成る、14233行の韻文による長編叙事詩である、有名な曲。
3部の中で、有名なのが「煉獄」。
ダンテ=「煉獄」と示せるほどである。
「煉獄」には、七つの大罪と言うものが在る。ダンテが煉獄をさ迷いながら、生前に七つの大罪をあがなった七人の死者と語り合い、七つの大罪を浄化し、天国へ至ると言う曲。
そして、その七つの大罪を。
「傲慢」「嫉妬」「憤慨」「怠惰」「貪欲」「暴食」「色欲」と言う。
人間には必ず、この七つの大罪が在ると謂われている。 この話は、その七つの大罪をあがなった者達、いや。死者達の黙示録である。 世界が不便。世界が羨ましい。世界が煩わしい。世界が面倒臭い。世界が欲しい。世界を喰べたい。世界が愛しい。
天国に至るのは、いったい、誰なのか―――
地獄へ堕ち、煉獄をさ迷い、天国へ至れ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-14 19:35:26
13731文字
会話率:48%
傲り、妬み、怒り、惰り、奪い、喰らい、欲する。全ては人で在るが故に。
最終更新:2009-09-20 19:33:54
2015文字
会話率:0%