令嬢のマリアンナは、覚悟を決めていた。今日、自分は「婚約破棄」をするのだ、と。
マリアンナの婚約者であった王子エレメイは、マリアンナを放っておいて、シェスティンという名の令嬢と遊んでいるらしい。
だからこそ、エレメイが成人を迎える王城の
パーティーで、決着をつけようと思ったのだが……。
マリアンナは知らなかった。
この国には、恐ろしくアホな伝統が潜んでいたのだ……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-12 12:42:56
11027文字
会話率:28%
アパートでおきた引くほどどうでもいい話がまさかの事態に?!
最終更新:2021-12-12 10:30:25
438文字
会話率:74%
悪役令嬢をテーマにした作品が世間で流行った頃。
不慮の事故で死んだわたしが転生したのは、『カナリアのさえずり』という小説に登場するヒロインのカナリアであった。
『カナリアのさえずり』には、悪役令嬢のマチルダが登場する。
原作でも人気が高
く、マチルダを主人公にした外伝もあるくらいだ。
そんな悪役令嬢のマチルダを差し置き、なぜか、わたしが各作品に登場する悪役令嬢たちが集まるお茶会に参加することになる。
ヒロインとバレずに、悪役令嬢たちとのお茶会が済んで、『カナリアのさえずり』の世界に戻ったわたしは、そこで本来の悪役令嬢であるマチルダと出会う。
わたしの推しキャラクターと親しげに話すマチルダに対して、わたしがとった行動とはーー。
※他サイトにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-12 02:27:11
9128文字
会話率:31%
初夏のある日、交通事故になった事で、「ありがとう」を言わないと同じ日を繰り返すようになったオレ。
適当に言っても駄目、機械的に言っても駄目。
誰かに感謝をしなければ、次の日に進めない。
そんな同じ日を繰り返していたオレの前に現れたのは、
金髪碧眼の美女。
片言の日本語しか話せない彼女。
そんな彼女に振り回されたある日の話。
※他サイトにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-10 19:21:23
7377文字
会話率:30%
異世界転生特典チケット。もしもそんなものを提示されたらあなたは……。
最終更新:2021-12-11 23:45:02
4679文字
会話率:31%
ミルン、一日に一度も太陽が昇らない極夜という現象が見られる極寒の街で少女は今日も時計台の展望台に佇む少女が一人。そんなどこか寂しげな少女の兄、ソルは仕事の翻訳で最後の一文に頭を悩ませる。
最終更新:2021-12-11 22:32:43
6303文字
会話率:28%
香りで人の心を動かす色香術(いろかじゅつ)が一世を風靡する世の中で、役者を目指す玄は幼なじみで色香師の彩夢に憧れを抱く。要領もよく一流の色香師としての将来を期待される彩夢だが、なにやら人には言えない秘密があるようで……?
最終更新:2021-12-04 22:27:50
8903文字
会話率:44%
【絶対不敗の裏ボス、貴族令嬢に転生す――〝その闘争、あたしが請け負うぜ〟】
【あらすじ】
とあるVRMMOで、実装されるも凶悪なステータスとスキルのせいで、サービス終了まで一度も倒されることのなかった絶対不敗の裏ボス――【赤の女王】
「あ
あ、このまま終わりだなんてつまらねえ。あたしは何の為に生まれてきた!」
そう嘆いた彼女に、神の声が届く。
『ならば――その生の意味を示せ』
サービス終了と同時に彼女は気付けば異世界のとある没落貴族の娘に転生し、スカーレットと名付けられた。
しかし十五歳の時に、自身と執事、そしてメイド以外の家族が全員死んでしまう。
「いやあ、困った困った。どうすっか」
「お嬢様の類い希なる戦闘能力、使わねば損でしょう」
「なるほど……じゃあ戦闘代行屋でも始めるか」
こうして若くして家督を継いだスカーレットは家を売り払い、大陸の火薬庫ともいわれる争いが絶えない地域にある戦闘都市ジンドにて、〝戦闘代行屋〟という仕事を始めたのだった。
迷い込むは、様々な依頼。魔物討伐から要人暗殺、決闘代理まで、様々な依頼をスカーレットはその圧倒的力で堂々と真正面から粉砕していくのだった。
そうしていつしか彼女の下には、戦わないことは死ぬ事よりも辛いというバトルジャンキー達が集ってくる。
これは、のちに大陸最強と謳われ、各地の戦争や争いを蹂躙したという戦闘代行屋〝赤翼〟を率いた、とある貴族令嬢の物語である。
*他所にも投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-11 12:00:00
17658文字
会話率:51%
【これは、魔王の首に金の斧と銀の斧をブチ込む為に旅する、泉の女神様の物語である】
【あらすじ】
正直者のきこりに金と銀の斧を与えという伝説が残る泉の女神――ノルン。
しかしある日、泉に妙な気配の剣が落ちてきた。
「なんでしょうか、これ」
それは、魔王が伝説の<闇竜>を丸ごと一体素材にして作った、世界最強の魔剣<ダスク>だった。
これをうっかり触ってしまったノルンは呪われてしまう。
「剣が手から離れないんですけど……」
呪いによりダスクを手放せなくなったノルンは、魔剣を泉に落とした主を探しに、何より呪いを解く為に、魔王を倒す旅に出ることにしたのだった。
魔剣から生まれた<闇竜の子ディール>を相棒に、世間に疎いノルンは知らず知らずのうちに冒険者になってしまう。
「その剣といい、オーラといい……あんた只者じゃねえな」
本人は、のほほんと旅をしているつもりだが、女神ゆえの<水の神性:SSS>によって、見るだけであらゆる武技・魔術を瞬時に真似ることができ、さらに魔剣ダスクの<闇:SSS>の特性のおかげで超火力を得た彼女は、無自覚に最強の存在となっていた。
「おい、知ってるか。光と闇、どちらの力も駆使する最強の冒険者がいるって話を」
「あらあら……それは怖いですね」
「いや、多分ノルンのことだぞ……」
こうしてノルンは無自覚ながらも、光と闇を操る最強の冒険者として魔王討伐へと旅立つのであった。
これはのちに伝説と呼ばれた、一柱の女神の一匹の竜の物語である。
*他所にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-03 12:00:00
11430文字
会話率:57%
近未来、東京。
どこからか人間を食いにやってくるモンスターが現れてもう55年。
東京には、モンスターと戦う職業、モンスターハンターが存在していた。
トップモンスターハンターである文月は、ある日モンスター退治の依頼を受ける。
そこで文月は、
特殊な宝石で動く人形アンドロイド、ジュエリードールの少女を見つける。
眠る彼女の胸にはまっていたのは、透明な宝石。
文月が探してやまない、ロッククリスタルの一種だった。
文月は自分が持っているドールに宝石を入れた。
けれども、目覚めたのは文月のドールではなく、宝石を元々持っていたジュエリードールの少女のようだった。
この時代には、自分の脳のデータをドールに移植して、ドールを肉体とし活動する人間たちがいる。
彼女もそのうちの一人のようだったが、どうも様子がおかしくてーー?
傍若無人なトップモンスターハンター×かつて愛した者の体に入った見知らぬ少女の友愛物語。
あなたは、大切な人を二度殺すことが出来ますか?
※この作品の改稿前の作品(同タイトル)がpixivにございます。こちらが最新です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-10 19:32:43
70199文字
会話率:61%
米兵の男に拾われた都市伝説のスター「メリーさん」は、地下室の崩落に巻き込まれて瓦礫に埋まってしまう。数十年後、少女に掘り出されて事なきを得るが世界はゾンビに滅ぼされていて……!?
――もしもし、わたしメリー。いま、瓦礫に埋もれているの。
最終更新:2021-12-10 19:22:57
7986文字
会話率:12%
主人公は嘘が分かる体質のせいで人間不信だった。
人を避けながら、学校に通っていたある日ひょんなことから
近くの心霊スポットに行くことに。
そしてそこにはなんと、武士の姿をした女が。
女は錯乱した様子で話しかけてくる。
「シュガー、カスタ
ード、プリン…今、西暦何年ですか!?」
これはそんな出会いから、少しずつ、人と関わっていく少年の話。
ーーー
この作品はハーメルン、カクヨムにも投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-10 19:00:00
16482文字
会話率:29%
突然の婚約破棄に戸惑うアナスタシア。
けれど、当然といわれても仕方のないことだった。
相手は貴族、私は平民。
結局私は……。
そう結局私は遊ばれて捨てられてしまっただけだったんだ。
「もう男なんていらない」
そう決心したアナスタシアだったが
彼女の前に新たな男性が現れる。
その男は、魔法高校時代の同級生だった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-10 17:34:30
18332文字
会話率:36%
日々の鍛錬を怠らず、逞しく鍛え上げられた体躯と鋭く光る三白眼を持つ騎士団長ユーゴ。
他人だけでなく己への厳しさも備え持ち、普段なかなか笑うことのない無愛想な騎士団長は、それでもその本質を知る部下達に非常に慕われていた。
そんなユー
ゴの最大の癒しは……まぁるくてフワフワで真っ白で……。
ウサギの尻尾のようなモフモフの毛玉、ケサランパサランという生き物を愛でる事であった。
「モフ、寂しくなかったかー? 俺は早く帰ってお前をモフモフしたくて堪らなかったぞー!」
帰宅して早々に、『モフ』と名付けた柔らかな毛玉を優しく撫で、幸せそうに頬擦りをする三白眼の逞しい体躯の男。
そんな男に愛でられる、モフモフ毛玉のケサランパサランには秘密があって……。
とあるきっかけでユーゴのことを愛してしまったモフが、女神の力を借りて人間となり、健気にも陰から騎士団長ユーゴを助けていくというお話です。
間で邪魔をするキャラも出てきたりして……モフモフ毛玉のケサランパサランと、騎士団長ユーゴは最終的に結ばれるのか?
それとも……
どうか可愛らしくて健気なモフモフ毛玉を、応援しながらお読みいただけると幸いです。
『アルファポリスレス』、『ノベプラ』にも掲載中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-10 07:10:28
107238文字
会話率:43%
美しい紅葉の散る季節に思い出した記憶と、それを凌駕する一枚の写真。
最終更新:2021-12-09 20:00:00
2027文字
会話率:9%
親を捨てることを、決めた。
最終更新:2021-12-04 20:00:00
7397文字
会話率:43%
西暦3xxx年、地球滅亡の危機に陥った後……人類は生き残る為に自然と一体化した者、獣と一体化した者に分かれた。自然と一体化した者達は魔法を、獣と一体化したものは力を手に入れた。その為、個人差はあるものの魔法を使うこと、精霊を使役する事はごく
普通の感覚として人々の生活に浸透している。彼らは愚かな過去のように争う事で人類滅亡の危機に陥る事のないよう、力を合わせて理想郷を創造した。地球は六つの国で成り立つ。火の力を加護に持つエルド王国、水の力を加護に持つドゥール王国、風の力を加護に持つアエラス王国、大地の力加護に持つエールデ王国、その四つの国を統制する天空の国、シュペール帝国。更に、その五つの国のバランスを取る為に創られた闇を統制するテネーブル帝国。人々は古今東西、同様に行われてきた各国の王族同士の『政略結婚』によって和合を保つ事は珍しくなかった。取り分け、対極の力を持つシュペール帝国とテネーブル帝国の『政略結婚』は最重要とされてきた。けれども、他国の人々は闇の力を持つテネーブル帝国を秘かに恐れていた。夜、ネガティブな力を司っている為である。この物語は、生まれながらにして容姿才能と共に平均以上ではあるものの飛び抜けた華や魅力を持たない為か、毎回いつのまにか『当て馬』的な役割をになってしまうヒロイン、フェリシティによる、生き残りを賭けて唯一の特技を活かし、幸せを掴みとるまでのお話である。彼女の政略結婚による嫁ぎ先はテネーブル帝国。夫となる第一王子はたいそうな美丈夫で、文武両道、物静かで思いやり深いと評判であった。しかし喜ぶのも束の間……彼には既に心から愛し合う恋人がいた。更に、対極の力を持つシュペール帝国出身のヒロインを心から歓迎する者は周りに皆無だった。夫を始め使用人からも冷遇される日々、それでも平和を保つ為に嫁いだフェリシティは逃げ帰る訳には行かず。また、祖国でも才色兼備な姉と優秀な兄を溺愛している両親が力になってくれる可能性も限りなく低い。その為、先ずは姑と舅……つまり王と皇后を味方につけようと得意の占いにアドバイスを求める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-07 23:00:00
2363文字
会話率:18%
「逸話家」って知ってますか?
架空の職業、逸話家がどんなものかを教える偽物エッセイ。
架空の職業、逸話家がある世界で皆さんはそのエッセイを雑誌のコーナーとして読んでいるという体で進みます。
短編エッセイをコンテストに応募するために書い
てます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-05 09:48:24
8082文字
会話率:0%
人は夢を見る。
その願いは様々だが彼もまた同じ夢を描いていた。
自身が作り上げたゲームで有名となりお金持ちになるという夢だ。
だが夢は夢…頭の中では簡単に行くのに現実ではそうはいかない。
彼もまた多くの一人…つまりは一般の人間。
夢を思い描きこの大きな社会と言う名の大海で生涯もがき消えるちっぽけな存在だ。
だが…ある時彼に転機が訪れる。
それは良くか悪くかは分からないが確かに彼の運命を変えた。
彼は自身の作り出したゲーム上の存在、大魔王ラミナとして異世界に降り立つ。
そこで出会った小さな少女。
見習い魔王と共に設定では無い真の大魔王への道を歩む。
そして周りの者達。
魔王、勇者、王を含めた全ての者達は彼を恐れ頭を垂れるのだ。
大魔王の名のもとに。
大魔王トーナメント
数奇な物語が織りなす伝説が今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-03 00:12:17
13139文字
会話率:18%
大正生まれのハイカラ好き。
ある女性が語る、「手に負えない男」だった父の記憶。
【他サイトにも公開あり】
最終更新:2021-12-02 20:45:07
1737文字
会話率:7%
「メストラム公爵令嬢、エメリア! 今この場において、お前とのこんにゃくを破棄するっ!」
突然、第一王子から告げられたこんにゃく破棄宣言。
プライドの高い王子は噛んだことを認めないので、わたしはちょっぴり意地悪をしたくなり……。
最終更新:2021-12-02 20:12:21
4363文字
会話率:44%
回顧録
©2021 弓良 十矢
最終更新:2021-12-02 10:28:48
7876文字
会話率:1%
「ひと目惚れしたんだ。あなたの絵に」
「あなたならきっと素敵な画家になれる。その夢を叶えるためなら、何だってしてあげたいの」
画家となる夢を諦めた少年、小野朝人。理想的なモデルである美少女、有坂乃恵と出会ったことで、彼の運命は変わりだす。
「ちょっと恥ずかしいけど……芸術のためなら頑張るよ?」
「今日はもう疲れちゃった? じゃあいっぱい甘えていいよ♪」
「よしよし。あなたのためなら、何でもしてあげるからね」
少年の才能に惚れ込んだ美少女は、どこまでも甲斐甲斐しく世話を焼き、甘やかし、服を脱いでくれる。そんなお話。
ハーメルン様、カクヨム様とのマルチ投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-02 00:00:00
117117文字
会話率:34%
父と兄の罪を背負った一人の姫と敵国だった大帝国の皇帝陛下の、最初で最後の恋の話。
魔法のiらんど「パンドラの箱https://maho.jp/works/16743963567757226598」のリメイクになります。ウン年ぶりの初期時代の
作品をリメイクしました。当時はYUKIを名乗っていたので、千絢になる前の作品になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-01 15:59:06
9212文字
会話率:59%