マークは召喚師の里で育った。彼が生まれたプロスクリ王国において召喚師は重宝される存在。マークは里の長の子でもあり期待されていたが儀式において判明したのが標識召喚だった為に落胆された。一方で弟は召喚魔法の中でも最上位とされる英霊召喚だった為に
マークはより蔑まれ里から追放される事となった上、実の父親に殺されかけた。しかし死にそうな目にあった事がきっかけで標識召喚の力に目覚めたマークはこの国にはいられないと隣国のカシオン共和国に逃げることを決める。途中で助けた獣人の少女とも協力し隣国に逃げ延びたマークであったが召喚師が存在しないカシオン共和国でマークの力は重宝され、その秘められた力によって英雄視されていく。一方で密かにカシオン共和国への侵略を考えていたプロスクリ王国は召喚師の里より優秀な召喚師を集めてカシオン共和国へと攻め込むが標識の力を十全に活かせるようになったマークが立ちふさがり【通行止め】によって進行を妨げ【一方通行】によってあらゆる攻撃を跳ね返し【飛び出し注意】によって魔獣や竜が現れ蹂躙する。こうして強力なマークの標識召喚によって辛酸を嘗める事となったことで結果的にマークを追放した長の立場も危うくなり身を滅ぼすこととなるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 22:42:10
101550文字
会話率:50%
白銀色の髪にアメジスト色の瞳を持つ者は、この国では女神の愛し子として扱われている。
その力を欲する者達に狙われることを恐れ、ミラはその姿を魔道具で隠し、普段は醜い姿で過ごしていた。
そんなミラに、没落寸前の伯爵家が強引に婚姻を結び、借金返済
をミラの実家に肩代わりさせた後は、お飾りの妻として、夫の仕事を押し付けられるだけの日々。夫は結婚前より公認の愛人とよろしくやっている。
でもそれも今日で終わり。
ようやく3年の月日が経ち、白い結婚が成立する。
ミラは希望を胸に抱き、意気揚々と伯爵家を出たのだった。
ミラが出て行ったから、順風満帆だった伯爵家は徐々に翳りが差してきて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-20 11:30:00
17303文字
会話率:32%
私(わたくし)、キャロル・ガルシア伯爵令嬢は婚約破棄されましてよ。
でも…勘違いじゃございませんこと?
だって、私は……。
最終更新:2023-02-14 21:00:00
24760文字
会話率:13%
日々の鍛錬を怠らず、逞しく鍛え上げられた体躯と鋭く光る三白眼を持つ騎士団長ユーゴ。
他人だけでなく己への厳しさも備え持ち、普段なかなか笑うことのない無愛想な騎士団長は、それでもその本質を知る部下達に非常に慕われていた。
そんなユー
ゴの最大の癒しは……まぁるくてフワフワで真っ白で……。
ウサギの尻尾のようなモフモフの毛玉、ケサランパサランという生き物を愛でる事であった。
「モフ、寂しくなかったかー? 俺は早く帰ってお前をモフモフしたくて堪らなかったぞー!」
帰宅して早々に、『モフ』と名付けた柔らかな毛玉を優しく撫で、幸せそうに頬擦りをする三白眼の逞しい体躯の男。
そんな男に愛でられる、モフモフ毛玉のケサランパサランには秘密があって……。
とあるきっかけでユーゴのことを愛してしまったモフが、女神の力を借りて人間となり、健気にも陰から騎士団長ユーゴを助けていくというお話です。
間で邪魔をするキャラも出てきたりして……モフモフ毛玉のケサランパサランと、騎士団長ユーゴは最終的に結ばれるのか?
それとも……
どうか可愛らしくて健気なモフモフ毛玉を、応援しながらお読みいただけると幸いです。
『アルファポリスレス』、『ノベプラ』にも掲載中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-10 07:10:28
107238文字
会話率:43%
国王不在の中、好き勝手行うエディール王国の暴君王太子に突然婚約破棄を言い渡された聖女、ラシェリア。
そのまま有無を言わさぬ速さで彼女は奴隷として競売に掛けられてしまった。
国の聖女を奴隷に堕としたエディール王国の王太子ニコラスは、己の恋人
であるアーチェリンをラシュリアに見せ、
本当の聖女は自分の彼女であり、虚偽を行った罪は犯罪奴隷か性奴隷堕ちだと言われ、競売にかけられてしまう。
競りも佳境に入ったころ、彼女の値が吊り上がっていく最中、会場が真っ白に光り
ラシェリアが目を覚ました時には、一つの美しい神殿の前に立っていた。
その神殿の中から現れたのは一人の青年……美しい緑の短髪に、金の瞳をしたおとぎ話でも語り継がれている精霊王の姿があった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-22 09:44:17
66989文字
会話率:48%
見目麗しい人間が集まる王都、見目麗しくない人間辺境の第二の王都。
その第二の王都の領地を運営する見目麗しくない、輝く光る頭、けれど心はとても優しい男性、ジュリアスの元に、巷で有名な悪役令嬢(?)が押しかけ女房にやってきた!
ドタバタ日常を
お送りいたします。
【注意】
基本的に、火曜、木曜に更新です。
カクヨムでは毎日一応更新中(土日、祝日以外)
子供が熱をしたりした場合は、更新が止まりますが応援宜しくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-14 09:00:00
152391文字
会話率:49%
大貴族の一人息子エドワード坊っちゃまにはリーシャというメイドがいました。
毎日のお見合いにうんざりしている坊っちゃまの好きなタイプは知的な黒髪ロングで幼馴染で巨乳な年上だというのです。
そんなピンポイントな相手なんてそうそう居ません。全部の
条件を満たしているのは私くらいしかいないのですから。
誰なんでしょうか坊っちゃまの好きな相手というのは?
そしてリーシャにはエドワードに内緒にしている秘密があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-15 21:09:53
3762文字
会話率:54%