「あなたのような卑劣な手を使う者は、勇者さまのパーティにふさわしくありません」
魔王領に入る時、賢者と神官はそう言って盗賊を追い出した。
勇者の幼馴染である彼は、勇者と共に冒険し、ここまでやってきた。
「これをお持ちになって、さっさと消
えてください」
手切れ金として渡されたのは大量の金塊と宝石。
持ち運ぶのにも苦労する重量は、嫌がらせの他に無かった。
「あいつは何て言ってるんだ?」
「何も言ってません。それが何よりの答えです」
盗賊は一言、そうか、と答えて金塊を背負って勇者たちに背を向けた。
そして盗賊は故郷に帰ってくる。
遠いこの地で、培ってきたスキルを使って、ゼロから成り上がることにした。
孤児だった少女を弟子にむかえ、ほのぼの盗賊ライフをおくる日々。
その裏に、ちょっとした目的を隠しながら――。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 18:06:48
3640423文字
会話率:37%
聖歴1878年、メイズラント王国。産業革命と領土の拡大に伴って、この国は目覚ましい発展を遂げていた。街にはガス燈が立ち並び、電話線が張り巡らされ、自動車と呼ばれる乗り物が街を走っている。
しかしその発展の陰で、科学では説明不可能な、不
気味な事件が報告されるようになっていた。 真夏の路上で凍死している女性。空から落ちてきて、教会の避雷針に胸を貫かれて死んだ男。誰も開けていない金庫から消えた金塊。突如動き出して見物客を槍で刺し殺した、博物館の甲冑。
科学の発展の背後で不気味に起きる犯罪を、いつしか誰かがこう呼び始めた。 「魔法犯罪」と。 メイズラント警視庁は魔法犯罪に対応するため、専門知識を持つ捜査員を配置した専門部署を設立するに至る。
それが「魔法犯罪特別捜査課」であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 17:32:25
726580文字
会話率:59%
金塊強奪犯と熱血刑事の戦いの行方は如何に。
最終更新:2024-09-20 11:38:19
437文字
会話率:0%
ノーベル賞は例えるなら金塊1000g。その100分の1以下の理解で純金1グラムが手に入る。驚くべきことに純金1グラムは1万2千円も価値があるらしい。
キーワード:
最終更新:2024-05-11 06:03:39
517文字
会話率:0%
ふとしたきっかけで前世の記憶が戻ったルクレシア・オルピュールは、自分が乙女ゲーム『シュゼットの歌声は永遠に』の悪役令嬢に転生したことを知る。
ルクレシアの役どころは、あくどい商売で成り上がり、王都の裏社会を牛耳る男の孫娘。
金の力で王太子の
婚約者となるものの、聖女に断罪され追放される当て馬である。
しかし「鳴かぬなら 金塊で殴れ ホトトギス」が信条の祖父いわく、オルピュール家は追放された先で貴族籍を買いバカンスを楽しむ予定らしい。
バカンスのために悪役令嬢の役割をまっとうする決意をしたルクレシアは、ゲームシナリオどおりに王太子の婚約者となり、そのほかの攻略対象とも最悪な出会いを果たす――つもりだったのだが。
前世の記憶があるせいで、ルクレシアは困っている人々を見捨てておけない。
なぜか王太子アルフォンスにも、本来の主人公であるはずの聖女シュゼットにもなつかれ、そのほかの攻略対象の好感度もあげてしまう。
「ええい、わたくしの罪くらい金の力で捏造するわよ!!」
追放されようと躍起になるルクレシアを無視して、シナリオは逸脱していく…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 19:00:00
78985文字
会話率:32%
《R3/2/28~ 第十一章「西南の海」開始です(*'ω'*)》
【R2/2/27~R3/2/18 執筆開始から一年。320万pv、評価16,000ポイントを頂きました\( 'ω')/】
皆様のご愛読、温かいご支援に心から感謝申し上げます。
引き続きよろしくお願いいたします。
もし、何も持たずに戦国時代の佐渡ヶ島へ転生したら……
そんなifの世界を激しく描いています。
戦国の世の厳しさ、戦場の激しい戦闘に至る道筋。そして、「金」の持つ力……
越後国直江津港での越後屋蔵田五郎佐、天室光育和尚、柿崎景家、虎千代様との出会い。
乱取りにより奴隷となった者達、鬼小島弥太郎との主従の誓い。
「空海屋」を立ち上げ、忍びと共に佐渡に策謀をもたらすも、「死罪」を言い渡された齢六つの主人公「本間照詮」。「天か魔か」と長尾為景との対面では恐れられ、柏崎水軍との駆け引き、そして佐渡平定の戦へ・・・
佐渡国統一。さらに出羽国、陸奥国、そして蝦夷の地を制圧。さらに仇敵との「佐越の戦い」を制し越後国を奪取。そして越中国、能登国、対馬国、薩摩国まで併合。武田晴信、織田信長などを「蟻」と見据え「蛹」の期間に力を蓄え「羽化」を目指す|従四位上《じゅしいのじょう》羽茂本間|左大弁《さだいべん》照詮。
五人の美姫との約束を胸に大船団「南方巡視艦隊」を編成、東南アジアへ南蛮交易の拠点を築くことを目指すが、果たして……?
チート能力なし。技術知識なし。あるのは絶望から這い上がる渇望と「金塊」、そしてゲームで鍛えた知識のみ!
語られない島「佐渡」を舞台にした、戦国乱世の扉をこじ開けていく物語です。ぜひご覧ください。
(参考資料)
wikipedia、歴史関連情報、「家紋と名字」(西東社)、「戦国大名勢力変遷地図」(日本実業出版社)、「イラストでみる戦国時代のくらし図鑑」(宝島社新書)、「図説火砲」(新紀元社)、「佐渡の島」(新潟交通株式会社)、「かくれた佐渡の史跡」(新潟日報事業者)、「佐渡風物誌」(未来社)、「佐渡市歴史文化基本構想」(佐渡市教育委員会)、「余湖くんのホームページ」様、各種ゲーム、漫画、他。
R2.2/27連載開始。R2.3/7 歴史(文芸)ジャンル、日間・週間1位 R2.3/18 月間7位をいただきました。ご愛読、評価、ブックマーク、ありがとうございます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 03:02:01
806799文字
会話率:48%
五年勤めた前の会社でハニトラにかかり、自主退社してしまったぼやき事務員のジーコ。
新しく誘われた会社で社長秘書となり、初めてのお給料が貰える。胸を高鳴らせ銀行へ行ったのだが……。
なろうラジオ大賞5の投稿作品24作品目にになりま
す。ワードにパスワード、五年、たまご、金魚を使用しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-18 06:00:00
1000文字
会話率:33%
「天才模倣犯の俺に真似できない犯罪はない!――はずだった……」
数々の未解決有名事件を模倣し、警察も犯人も震え上がらせる天才模倣犯がいた。
彼の手にかかれば、どんな事件も手口を暴かれ模倣されてしまう――三十億円事件、金座金塊強奪事件など
など……
だが、その天才模倣犯を嘲笑うような事件が起きた。
――『連続ATM強奪事件』!
天才模倣犯のプライドを粉々にした驚異の犯罪!?
彼をして絶対にマネが出来ない完全犯罪とはいったい?
ジャスト500字のコメディです。
笑っていただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-04 21:24:15
500文字
会話率:31%
就活に失敗し実家へ戻る途上だった一人のしがない大学生。
その彼が落盤事故に遭遇して、転生した先は昭和7年の日本。
ポケットに入っていたのは二〇円と身分証。大原寛一と名乗っていた彼は、偶然女流作家を名乗る高島玲花と出会い、書生として彼女と共に
暮らすことになる。
彼女との奇妙な生活に慣れてきた頃、彼と玲花は、一人の女学生から謎かけを渡される。
それと同時に現れる正体不明の外国人。その外国人は、彼らに消えたロマノフの金塊を探して欲しいと依頼する。
謎かけの手がかりを探すうち、姿を見せる金塊との関係。二人は、戦前日本の隠された事件に巻き込まれていく――
※不定期更新、展開は遅めです
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・地名等とは一切関係ありません
※評価・ブックマークをポチッと押していただけると作者が喜びます
※設定上、現代では相応しくないとされる表現等が出てくる可能性があります、ご了承下さい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 00:00:00
284892文字
会話率:52%
昔々、あるところに一人の魔王が居ました。
世界を征服し、暴虐と支配の限りを尽くした彼を、人々はいくつものあだ名で呼びます。
暁の征服者。
破天の竜王。
神殺しの金塊。
とりわけ人々が口にする二つ名がありました。
それは、金色
の魔王。
しかしそんな魔王は、神々との戦いで殆どの力を奪われ、異世界の砂漠に転移させられてしまいます。
失った力を取り戻すために足掻いて、初めて触れる人間達に戸惑って……そうして自らのあり方を考え続けた魔王が、最後に抱いた『夢』とは――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-26 07:00:00
1622937文字
会話率:43%
巨額の賠償金により金欠に陥ったコウは怪しいバイトに手を出すまでに落ちぶれていた。
そんな中、ある銀行を襲おうと計画を立てている兄妹に仕事に誘われる。
彼らが言うには、その銀行には五千万相当の金塊が預けられており、それを狙っているのだという。
その金塊に、存在を表沙汰に出来ない裏社会とのつながりを感じたコウは、彼らの身柄、そして金塊、そのどちらも奪ってしまおうと一石二鳥の計画を思いつくが……。
※この作品はシリーズ作品の短編となっております。
※本作品は縦書き閲覧推奨です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-03 07:00:00
32142文字
会話率:62%
「俺と結婚させてやる――」不審な美女はそう言い金塊をちらつかせる。金に目が眩んだ隙に八束真琴は無理やりゲームの世界へと転生させられてしまう。
気が付けば絶世の美少女キャラへとTSしていた。
「俺と婚約しないか?」とイケメン侯爵から求婚され、
「消え去れ害虫!」とブラコン妹から命を狙われる。
そして蠢く陰謀、立ちふさがる強大な敵にいまいち使えない転生チートパワーで立ち向かう。
「も、もう嫌じゃ~~~~っ!!」八束真琴――ヴェルキアの悲鳴が今日も響き渡る。
※カクヨムにも投稿します。
※章単位での投稿を予定しております。現在は1章完結まで毎日更新となります。
※地の文の一部にAIのべりすと様を利用して作った文章を手直しして掲載している部分があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-03 05:24:34
83534文字
会話率:35%
ウラには、そのまたウラがあり。
それは、オモテとはまた別物。
最終更新:2022-12-21 07:00:00
381文字
会話率:0%
ある日、Sランクパーティ【太陽の煌めき】のリーダー、アラン・エドガーの元に一通の手紙が届く。手紙の差出人はレイン・ルクシオン。一代にして大富豪となった超有名人であった。手紙の内容には『かつて王都にドラゴンが襲来した際、妹が助けられた。そのお
礼がしたい』と書かれていた。礼金は金塊100本。パーティメンバーで山分けすると、一人頭、一億六千万ゴールドの臨時時収入となる。少しずつ下火となり、いまやAランクの依頼しか回ってこなくなっていた彼らにとっては、夢のような話だった。かくして彼らは二週間分の身支度を手に絶海の孤島・ルクシオン島を訪れる。しかし、そこでは魔法を扱うことができなかった。屋敷をモンスターから保護する為、島と、その周囲の海域にまで【反魔法力場】なる結界が展開されているのだった。……完全なる閉鎖的空間に置かれた彼らは、やがて磔になった1体の藁人形と、それとは別に6体の藁人形を目撃する。そしてその翌日、パーティメンバーの一人が死亡するのだった。そしてそれを機に次から次へと仲間が殺されていく。犯人は誰なのか? どんな手段で【不可能な状況】を生み出しているのか? 謎解きゲームと追放ざまぁをミックスさせた新感覚の追放ざまぁファンタジーがここに開幕する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-16 21:01:14
98224文字
会話率:34%
多次元に展開する大財閥マイク・グループが提供する視聴率30%越えの
デスゲームエンターテイメント番組【デス・ディメンション】に参加する事になった
異世界の人々5人×4チーム+借金漬け5人。
優勝賞金1トンの金塊を手にするのは果たして一体どの
チームなのか!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-21 19:52:45
19078文字
会話率:52%
中国の墓泥棒家族の物語は、ネットで見られる他のトレジャーハンター小説や、ホラー小説とは全く違う。
これは、私自身が墓泥棒をした経験を記録した本だ。私は高校卒業後、家族と共にウイグルの砂漠にある、楼蘭に行き、実際にお墓に入り、トレジャーハント
をしたのだ。その後、私は四川にある大学に進学して、四川で師匠に弟子入りし、一緒に盗掘作業をする仲間を集めた。
私は龍穴を見付けることや、陰陽五行と八卦、歴史推理、古美術鑑定などが得意である。
ところで、日本人なら誰もが一度は目にした事がある、中国のお宝文物、お茶碗、刀、古代絵画、金や玉の飾り物などについて、実はその中には、古代のお墓から盗まれた物が多数あるのをご存知だろうか?
それでは、本当の盗掘はどうやって行うのか、何があったか。この小説の原作は200万字あまりあるので、どうぞごゆっくりご覧いただきたい。
この本は、20回に及ぶ盗掘作業の実際の体験を詳しく記録したものである。見つけた宝物は、天然の金塊、古い刀剣、肉形石(肉の塊に見えるよう掘り出されたメノウ類の石)、ミイラ、太歳、五帝幣(清王朝の皇帝、順治帝、康熙帝、雍正帝、乾隆帝、嘉慶帝の時代の銅銭)、幾重にも連なった城と同じ値打ちがある玉の杖、高僧の金剛菩提子など。ある時、マニ教(明教)のお墓で、一つの夜明珠(いったん光にあたると闇のなかで何日間も神秘的な光を放ち続けることから、永遠の生命とパワーを祈願する王族の埋葬時にも使われた。)を手に入れた。
もちろん、墓泥棒は極めて危険な職業である。私は水銀の毒にあたったことがあるし、見えない所に矢が仕込まれた宝箱に出会った事もあった。そして一番命拾いした体験は、大きなお墓の中でのことである。そこには十数個の棺桶が安置してあり、主な棺桶の材質は極めて珍しい楠木だった。棺桶の中には、明かりを手に持つ男の子の彫刻があった。男の子の腕はお墓のからくり仕掛けを起動させるスイッチだったのだが、私はそんなこととは知らずに、ナイフで彫刻像の腕を切り取ってしまった!
では、作者はどうやってこの危険を回避する事が出来たのか?お墓の中にはどんな驚くべきお宝があったのか?そもそもお墓の持ち主は誰なのか?ぜひこの本をお読みになって、あまり知られていない古墳文化を味わっていただきたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-20 18:03:38
8438文字
会話率:45%
東方の地シバの小領主メジトは、息子のサシャを大国ガイアへ人質に出す代わりに、自国の領土保全を図っていた。
西方では、カリスマ的指導者オグマのもと、新興国家ガラリヤが力をつけ、東方への進出を狙う。
「へそ」と呼ばれる中央は古来より戦略
的緩衝地帯とされ、世界はへその存在によりパワーバランスを保っていた。彼の地の占有は、世界に大厄災アヴァリスを引き起こすという。
そんな中、ひとつの金貨の存在が、へその地下に眠る古代文明エルドラドの金塊を示唆する。
エルドラドの金塊を巡って各国が緊張を走らせる中、メジトはサシャを使って、大国ガイアへの諜報活動を開始する。
メジトの目的は、金塊を巡る戦争にガイアを参戦させることであり、その隙をみてクーデターを実行し、ガイアを乗っ取ることであった。サシャは、メジトから「大義のためにすべてを欺くのだ」と命じられる。
ガイアの国王シグルドは、サシャと新人諜報官メロウに、エルドラドの金塊調査を命じる。
だが、シグルドは金塊の存在など鼻から信じておらず、サシャの事故死を装うことで、後継を失ったシバ地方併合の口実を得ようと目論むのだった。
はたしてエルドラドの金塊は、存在するのか。
この世界の覇権は誰が手にするのか。
世界が不穏な空気に包まれる中、金塊を巡るサシャの冒険が始まろうとしていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-26 11:26:30
2047文字
会話率:24%
金塊に戻ってしまった女を取り戻そうと、あれこれ奮闘する
最終更新:2021-09-15 11:43:54
4165文字
会話率:35%
金塊が女体に変貌したという話
最終更新:2021-06-11 17:46:24
3735文字
会話率:23%
密かにニキビ肌が気になる売れないお笑い芸人、再会 芳雄(さいかい よしお)は運良くニキビを治せるほどの金塊を見つけたが、川で溺れてしまう。気がつくと…
最終更新:2021-06-06 19:36:20
3801文字
会話率:60%
貴族界では空前のクソ妹ブーム! クソ妹のおねだりボイスを聞かせ続けたマンドラゴラが、霊薬エリクサーの原料となることが判明したのだ! さあ、君も妹を甘やかし、クソ妹に育てよう!! 「お姉さま、ずるいですわ! 私も金塊5000トン欲しい!!!」
最終更新:2021-03-24 21:11:13
1303文字
会話率:27%