「あなたのような卑劣な手を使う者は、勇者さまのパーティにふさわしくありません」
魔王領に入る時、賢者と神官はそう言って盗賊を追い出した。
勇者の幼馴染である彼は、勇者と共に冒険し、ここまでやってきた。
「これをお持ちになって、さっさと消
えてください」
手切れ金として渡されたのは大量の金塊と宝石。
持ち運ぶのにも苦労する重量は、嫌がらせの他に無かった。
「あいつは何て言ってるんだ?」
「何も言ってません。それが何よりの答えです」
盗賊は一言、そうか、と答えて金塊を背負って勇者たちに背を向けた。
そして盗賊は故郷に帰ってくる。
遠いこの地で、培ってきたスキルを使って、ゼロから成り上がることにした。
孤児だった少女を弟子にむかえ、ほのぼの盗賊ライフをおくる日々。
その裏に、ちょっとした目的を隠しながら――。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 18:07:22
3732815文字
会話率:37%
【書籍版第4巻・コミカライズ第1巻好評発売中!】
少女フラムは、神の予言により、魔王討伐の旅の一員として選ばれることとなった。
全員が一流の力を持つ勇者一行。しかし、なぜかフラムだけは戦う力を持たず、ステータスも全て0。
肩身の狭い思いを
しながら、それでも彼女は勇者たちの役に立とうと努力を続ける。
だがある日、パーティのうちの1人から騙され「もうお前は必要ない」と奴隷商人に売り飛ばされてしまう。
奴隷として劣悪な環境の中で生きることを強いられたフラム。
しかし彼女は、そこで”呪いの剣”と出会い、最弱の能力”反転”の真価を知る。
戦う力を得た彼女は、正直もう魔王とかどうでもいいので、出会った奴隷の少女と共に冒険者として平穏に暮らすことを決めるのだった。
――これは一人の少女が、平穏な日常を取り戻すためにどん底から這い上がってゆく、戦いの物語である。
日間最高1位、週間最高1位、月間最高2位にランクインしました。みなさんの応援のおかげです、ありがとうございます!
カクヨムとノベルバにも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-08 17:00:00
2285612文字
会話率:35%
ありふれた勇者パーティ追放ものです。
最終更新:2024-04-23 01:22:08
13109文字
会話率:45%
私は勇者パーティに所属する元庶民の聖女。
伯爵家の養女になり高位貴族の婚約者もできた。
それなのに……
「君は今日限り勇者パーティをクビです。勇者より」
「私はここに貴女との婚約を破棄します。つまり婚約破棄です。元婚約者より」
「お前との
養子縁組を解消し、除籍処分とする。お前の元養父より」
レベル10で誰でも貰えるユニークスキルが金魚すくえるだけのはずれスキル『金魚すくい』と判明したとたん、勇者パーティ追放・婚約破棄・貴族除籍処分の3タテ喰らってしまった。
一体これからどう生きていけばいいの?
野垂れ死ぬか体を売って生きていく未来しか見えないわ……。
――そうだ、金魚すくえばいいじゃない!
この物語は私、スクープ・セーブが金魚すくってスローライフを獲得するまでのお話、になる予定です(フラグ)
※恋愛要素極薄ですみません><
※この作品は「なろうラジオ大賞5」の参加作品の為、合計1000文字しかありませんご了承ください。使用キーワード『金魚』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-16 10:14:26
1000文字
会話率:3%
『開幕バフしたら後は要らない子、それが最不遇職といわれるバッファーだ。』
―――――――
勇者パーティでバッファー(バフスキル専門の後衛職)をしていたケースケ=ホンダムはある夜、結婚を誓い合った幼馴染アンジュが勇者と全裸で結合している所
を見てしまった。
「ごめん、ケースケ。あなたのこと嫌いになったわけじゃないの、でもわたしは――」
勇者と乳繰り合うアンジュの姿を見てケースケの頭は真っ白に。
さらにお前はもうパーティには必要ないと言われたケースケは、心を病んで人間不信のヒキコモリになってしまった。
それから3年がたった。
ひきこもるための資金が尽きたケースケは、仕方なくもう一度冒険者に戻ることを決意する。
しかしケースケは、一人では何もできない不遇の後衛職。
ケースケのバフを受けて戦ってくれる仲間が必要だった。
そんなケースケの元に上がり症なエルフの魔法戦士がやってきて、一緒にパーティを組むことに――。
―――――――
カクヨム併載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 21:00:00
364849文字
会話率:49%
正統派勇者の物語。(この勇者は他人を馬鹿にしたり裏切ったりしません)
―――――――
勇者クロウは魔王を討伐した最強の勇者だった。
しかし魔王との戦いで限界まで身体を酷使したことで腰を痛め、それ以降、重度の【腰痛】に苦しむことになる。
そしてクロウは勇者パーティと王国から【追放】されてしまった。
腰痛で歩くこともままなず、ついには森の中で行き倒れたクロウ。
そんなクロウの前に近所で評判という凄腕美少女整体師エルフのアリスベルが現れて!?
ゴキボキゴキッボキャァッ!
「あぎゃぎゃががぎゃぐわぃおうえっ!? いきなりなにするんだ!」
「どう、もう立てるでしょ?」
全ての腰痛持ちに送る新感覚「腰痛系異世界ファンタジー」!
腰痛もちのあなたは、治してもらった主人公の感謝の深さにきっと共感できるはず!
(注:腰痛じゃない人も楽しめる仕様です)
弱きを助け、世界を救う――そんな昔ながらの本物の勇者が、腰痛が原因で追放されるところから始まる2度目の世界救済譚。
最近流行りの「悪い勇者」要素は一切無し、正しき勇者の物語が開幕です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-11 22:04:59
203066文字
会話率:46%
【NBC兵器魔法使い】のファインは、至極もっともな理由で勇者パーティから追放された。
しかし勇者アレスは、放逐した存在がどんなものか、もう一度よく考えるべきであった。
勇者パーティを追放されたファインは「せっかくだから、スローライフでもし
ようっと」と思いたち、【自分の技能を生かして】スローライフを開始する。
果たして世界は何時までその姿を保って居られるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-17 21:26:56
38032文字
会話率:31%
男性向けのなろう系は作品はオワコンっぽいですね。
最終更新:2022-09-18 21:00:24
799文字
会話率:0%
クラス丸ごと異世界転移した俺、野寺間曇(のでらま くもる)は神から与えられたハズレスキルによりザコ認定されてしまい異世界転移初日からぼっちになった。だがハズレスキルだと思われていた俺のスキルの正体は万能の最強スキルだった。国家の陰謀により
追放された俺は何とか生き延びて理解した最強スキルの力で無双は別にしなくて良いからこの世界で出会った好きな女の子とスローライフがしたいだけなのに、なぜか周りが放っておいてくれない。世界を救う勇者なハズのクラスメイト達まで頼ってくるけど、追放したのはそっちだろ?今更もどって来いとか言われても遅いのでざまぁです。がんばってね。
これは雰囲気だけで無双する男の英雄譚!!
※この小説は主人公最強なので安心して読めます。
※主人公最強、ざまぁ、毎日更新の欲張りセットでお送りします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-28 17:02:34
80175文字
会話率:29%
聖女が生まれる村で産まれ。
聖女に「弟」と認識され、勇者パーティに連れてこられてしまった、一派人クライスのお話。
「今日こそ勇者パーティ追放してください!!」
最終更新:2021-10-27 21:50:54
7017文字
会話率:27%
勇者パーティの荷物持ち、ザーマが追放される話
最終更新:2021-06-01 18:24:35
2450文字
会話率:42%
【荒筋】
表題通り……、ではさみしいのでそれっぽく。
勇者、剣聖、聖女、魔女に混じって「鑑定」しかない僕が幼馴染で婚約者の剣聖の女の子を勇者に寝取られ荷物持ちとしてこき使われ、最後は身ぐるみ剥がれて追い出されたそののちに世界を救うまでの物
語。
え? いまさら戻ってこい? 意味が分かって言っているんですか?
……こんな感じ?うわーそれっぽい。
【注意】
とにかく作者の望む限りの「ざまあ」をする為だけの物語です。
そして、ざまあ自体がバカのすることだと思います。なのでバカっぽく推敲せずに書きなぐる感じでいきたいと思います。
【一言】
あれ? ざまあを書いたつもりが、なんか違うのが出来たぞ……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-19 03:00:00
73913文字
会話率:20%
「イマーク、お前を俺たちのSランク勇者パーティ、【神々の剣】から追放する。」
幼馴染からそんな言葉と僅かなお金を投げつけられて追い出された僕は酒場で酔いつぶれていた。
夢も希望も仲間も恋人も、人生の全てを失い、失意の中にいた。
そんな僕に
、怪しい背広姿の男が近づいてきて言う。
「失礼します、勇者パーティ追放系幼馴染寝取られタイプのイマーク様でお間違いないでしょうか?今の貴方にうってつけの商品があるのですが…」
困惑する僕を他所に、彼は懐から取り出した商品とやらを見せるのであった。
追放系主人公にしては珍しく特別な力を持っていない人のお話です。
終始周りの人間に振り回されていますが、死ぬほど(文字通り)修行します。
最近は追い出される人が多いようなので、こういう仕事の人が増えるような気がします。
仕事と言いつつ対価を受け取っていないような気もしますが気にしないでください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-11 15:45:19
8356文字
会話率:53%
『剣聖』クラウは、自らの光を見いだせないままでいた。
やがて、クラウは、勇者たちの手により剣聖のクラスをはく奪されてしまう。
全てを失ったクラウは、廃棄地区の一角に謹慎を命じられる。
「これで、私の人生も終わり・・・」と、朽ち果てようと
する建物のドアを開けたときから、
クラウの人生が変わった。
「クラウ。ようやく見つけた。もう、放さない」
「ええ?」
恩着せがましくやかましい、同居人との日々が、クラウの心を変えていく。
『剣聖』となり切れなかったクラウは何を求めるのか。
初投稿で、不定期投稿です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-29 17:19:51
199642文字
会話率:46%
風属性魔法しか使えないのにそれすら酷いという魔術師としては全くの無能である少年がいた。
彼は「凪の魔術師」と呼ばれるようになる。風がない状態を凪というが、その呼び名は唯一使える風属性をも皮肉にした蔑称であった。
勇者マーク・ガルシアに見出さ
れて、2カ月間勇者パーティの臨時メンバーとして活動するが、突然暴言を吐かれて、追放される。
学院の魔術科でも「まおうが魔王を倒そうとするなんて面白い」と小馬鹿にされる彼はあるとき超覚醒を果たす。彼はどんなことを為すのだろうか。
「やーだね。今更頼まれても、もう遅い」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-18 22:13:29
20178文字
会話率:63%
色々犯りすぎた勇者パーティの戦士は追放を言い渡される。しかしこのままおめおめと泣き寝入りするつもりもなく、野球で決着をつけることに……!
最終更新:2020-11-17 16:04:41
3125文字
会話率:48%
人類が魔王によって脅威に晒されていた時代。
圧倒的な強さを誇る魔王軍との戦力差に人々が絶望する中、聖剣に選ばれた勇者が立ち上がった。
勇者は屈強な幼馴染み達を連れて、魔王討伐の旅に出る。
そんな勇者に率いられるパーティの一員だったフ
ストは、他の幼馴染みと比べると遥かに弱かった。フストには他の皆のような才能が一切なかったのだ。
魔王軍との戦闘にもついていけず、足を引っ張ってばかり。ついにはパーティから出ていくように、勇者自身から言われてしまう。
前々からパーティを抜けるか悩んでいたフストは、勇者の言葉を素直に受け入れた。
そうして無事に勇者パーティを追放されたフストは、小さい頃から密かに憧れていた占い師として生きていくことを決める。
大変だった旅から解放されて、夢と希望あふれる占い師生活に目を輝かせるフスト。
しかしフストは忘れていた。占い師としての知識など独自の偏見以外に持っておらず、そもそもやり方を全く知らないということを。
これは元勇者パーティの自称天才占い師が、世界最高の占い師を目指していろんな壁にぶち当たりながら気軽に頑張っていくお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-04 00:00:00
88750文字
会話率:32%
勇者パーティのタンクのマーゾは
ダメージを受けるたびに防御力が上昇していく
特殊なスキルを保持し、影ながらパーティーの役に立っていたが
ダメージを喰らうたびに 悦に入る のが気持ち悪い、
ただそれだけの 理不尽な理由で パーティ
を追放されたのだった。
だが勇者たちは気づかなかった、
マーゾがいかに勇者のパーティーの躍進に役立っていたかを
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-16 19:24:31
1387文字
会話率:30%
勇者パーティから追放された転生悪役令嬢が別行動で魔王を倒す話です。
最終更新:2020-05-18 00:16:01
2974文字
会話率:32%
超の着くどブラコンであるキルヴィスは勇者の弟に気を使って落ちこぼれを演じていたがついに勇者パーティ追放、婚約破棄、勘当のトリプルコンボを受けたので、そろそろ弟も影から守らなくてもいいほど強くなったし、隣国へ行って自由に生きることにした
最終更新:2020-01-01 22:00:00
4825文字
会話率:17%
勇者様に誘われて喜び勇んで勇者パーティに入ってみたものの何か違和感を覚えるジョニー、果たして彼は勇者パーティでやっていけるのか?追放された奴の代わりは務まるのか?
追放ものの逆張りです。追放された奴の代わりの奴視点の作品は見たことなかった
ので書きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-27 20:00:00
2145文字
会話率:29%