蠍座の赤い一等星の名前を知っているか?
最終更新:2024-02-17 07:00:00
245文字
会話率:0%
幼い頃に母親が失踪した彩。
母・七瀬の再婚相手・鐡 紫信は無愛想な男だった。
普通の親子として共に暮らして十年。
彩の秘密が事件を引き寄せる。
複雑な関係の父と娘が事件をきっかけに急接近。
しかしそれは二人の関係を激変させる大事件の序章
に過ぎなかった。
七瀬の失踪と彩の出生に隠された謎が解き明かされ、紫信に決断の時が迫る。
決して離れることの出来ない運命に翻弄される二人の物語。
※物語は【彩視点】【紫信視点】で交互に書かれています。
※こちらの作品はエブリスタ、ノベルアップ+、pixivでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 18:00:00
52883文字
会話率:44%
開け閉め可能なこの箱に。
ありったけ入れてしまった。
最終更新:2023-05-31 19:16:24
236文字
会話率:0%
>投稿者:坂本さん(仮名) 男性 大学生。
二十歳も過ぎてバイトで金が貯まり、そろそろ実家を出て、大学から電車一本で行けるアパートに引っ越して、一人暮しを満喫しようと楽しみにしてたんです。
引っ越した先は築30年くらいの3階建
て、住む部屋は3階。
3階の窓の真下を覗くとアパート1階の出入口、スチール性の柵門が構えてあって、海外の様式を真似てるのか鋭い槍が何本も並べられたような形の柵門なんです。
前のめりになって、うっかり3階から落ちたら串刺しになるのが頭に浮かんで、身震いしました。
まぁ、その柵門が不気味で……。
あれは12月の早朝でした。
頬に霜ができそうなくらい寒かったんですよね。
大学へ行く為、身支度を終えて部屋を出ました。
それで1階へ降りてスチール性の柵門を開いて道路へ出た後に門を閉じました。
アパートを背にして駅の方面へ歩き出した時なんです。
キィィ……っと蝶番が錆びて鉄同士が擦り合わさる音が聞こえてきました。
振り向くと鉄柵の扉が勝手に開いていました。
ちゃんと閉まってなかったようで、柵門に近寄り改めて閉めました。
それなのに、キィィ……と、耳を引っ掻くように物音が聞こえ振り向くと、柵の扉が開いていたんです。
瞬間の行動を思い返して「確かに扉をロックしたよな?」と自問しましたよ。
早朝で眠いのか混乱なのか思考が停まって、しばらく鉄柵の扉に目が釘付けになりました。
すると、
ガチャンっ!
と、勢いよく扉が閉まって思わず後退りしました。
それだけじゃないんです。
扉はゆっくり開いたり閉まったり、開いたり閉まったりを、一人でに繰り返して。
冷えこんでましたけど風なんて吹いていないんです。
なんだか、見えない誰かが扉を開け閉めしてるように繰り返し、開いたり閉じたりを繰り返すんです。
もう気味が悪くて
余計、不気味になってきて、たった数週間住んで引っ越しを考え始めたくらいです。
それから数日。
クリスマスも近くなり大学の友達とパーティーをやる話が持ち上がったんです。
一人暮らしで心細さもあったので、僕のアパートでやることになって、前夜に来てくれました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-25 15:14:41
4252文字
会話率:8%
国民の誰からも愛され、慕われた一人の聖女。
清く正しく、美しかった彼女は……ある日、神殿の自室にて殺された。
しかも腹をグチャグチャに裂かれ、その中身をまるごと床にぶちまけた凄惨に過ぎる姿で。
窓の蝶番が壊され、現場からは代々聖女に受け
継がれてきた杖が紛失していたために、この事件は物盗りの犯行だろうと一応の決着を見せることになる。
しかし聖女を想う国王は世界最高峰の探偵と呼ばれる人物を呼び寄せ、改めて事件の調査を依頼する。
国王の依頼はただ一つの謎を解き明かすことにあった。
「誰が聖女を殺したか?」
※全部で14話(+番外編)となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-21 00:17:40
36404文字
会話率:30%
ベルシス・ロガ、潤滑油、蝶番役と揶揄される帝国八大将軍の一人。
ベルシスの仕事を評価しない皇帝が、こともあろうに魔王との戦いを終結させた勇者一行にも難癖付けたので
義憤と保身からマジギレしたら、帝国を追放される。
だが、幼い頃は『シャーチク
』なる労役者として生活する妄想を抱えていたベルシスは、ブラック環境を嫌い、他者と誠実に接してきたので、何だかんだと助けられ
勇者一行にも懐かれて、魔王すら盟友となり、いつの間にやら大陸の覇者に成り上がる。
シリアスだけど何処か抜けてる戦記物の始まり。
9/2完結
カクヨム、ノベルアップでも投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-02 08:19:14
158470文字
会話率:28%
『この作品は『小説家になろう』(http://syosetu.com/ )に2017/03/04に投稿を開始した小説です。著作権は昼寝する亡霊(https://mypage.syosetu.com/428528/)に属します』
世界規模の
VRMMOFPSゲーム『第四次世界大戦5』をプレイ中に、どこかの異世界の炭鉱に転移し、気が付いたら見張りの兵士に思い切り殴られ、気絶させられて牢屋に入れられた主人公。
牢屋の中で気が付いた時に、ゲーム中に使える装備は前腕にあるタブレット風の端末で変えられると知り、ゲーム内で使っていたドクロのバイザー付き強化外骨格と謎成分満載の防弾硝子風の透明な盾、お気に入りの自動拳銃を装備し、背中には対戦車ロケット弾。とりあえずはこの装備で脱出を試みる。
見た目がアバターそっくりになってるから、とりあえず見た目の性格に合ったロールプレイ気味に振舞う事にしました……。だってアバターが、海外の悪役みたいなごっつい見た目のおっさんだし……。
そして装備になくても、ストーリーモードで使える物も色々使える事を知り、蝶番を爆破して牢屋を脱出し、勢いに任せて炭鉱脱出時に盛大に対戦車ロケット弾をぶっ放して逃げ出す事に成功するが、街中兵士だらけ。とりあえず一般人に見える装備に戻して街から脱出を試みた。
とりあえず最初の目標は、指名手配になってるこの国からの脱出だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-26 00:00:00
399809文字
会話率:54%
事故にあって死んだ。
パラレルワールドの神様に転生の機会を与えられる。チート能力は時空転生(死んだ時点の体の状態に戻ることができる)。
戦国時代にはびこる魔物を殲滅してほしいといわれ、これまたチート武器「神刀 魔斬り」をその手に戦国時代に戦
国最強の武士として降り立つことになった。
だが、気が付くと主人公は魔界に立っていた。そこは魔物が際限なく生まれる空間。時空転生のために、死ぬことを許されず、死んでも、死んでも戦い続けるうちに彼の人間としての体は変化していった。
時代は飛び、2040年。突如として現れた魔界の門から大量の魔物が現代の東京を襲った。
自衛隊や、警察が倒そうとするも、魔物たちは止まることを知らない。
渋谷の街は一日にして死の街へと変貌した。
ある女の子は逃げていた。大量の魔物から。彼女は死にたくないと走り続け、とある飲食店の床下にある倉庫に隠れていた。
しかし、爆音とともに目を覚まし、倉庫の扉を開けると、そこには廃墟ののみが立ち並び、大量の人間を魔物たちが咀嚼していた。
気が付かれたのか、魔物たちが倉庫に迫る。急いで戻ろうとするも、倉庫の蝶番は壊れており、そこに隠れても死ぬ可能性しかなかった。
「いやあああああああああああああああああ」
徐々に近づく魔物たちに市の絶望を上げたとき、渋谷の中心に、再び門が開いた。
その門からはとある男が出てきたのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-30 21:38:53
20737文字
会話率:61%
自身を悪い意味で普通と考える少年・留守勝一郎(とどもりしょういちろう)はある日突然見たこともない森の中で目を覚ます。わけもわからぬまま森をさまよう勝一郎は、さまよった先で出会った少女に襲われたその拍子に開くはずのない扉を開いてしまい……。
手にした力で引きこもりを計る勝一郎だが、厳しい異世界は勝一郎にそれを許さない。
はたして彼は危険な生き物が跋扈する異世界で無事に生き延びることができるのか!?
扉が切り開く異界冒険譚、連載開扉!!
(この作品は小説家になろう、Arcadia、カクヨムの三サイトに投稿しています)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-22 20:08:50
408872文字
会話率:34%
かつて世界は蛇だった。
過去から未来に至るまで、蛇の輪の中で世界が回っていた。
しかし、
───何の理由があってか、蛇と人間が世界を二つに分かつ時代が 訪れた。
蛇は新たなる覇者である人間を恐れ、人間は世界だった蛇を恐れた 。
両
者とも譲らぬ攻防の末、ようやく停戦協定が結ばれ、安寧の世が 始まる。
だが、その裏では人間による蛇駆逐、蛇による人間駆逐の計画が進 んでおり、不穏な空気が流れ続けていた。
これは、人間と共存する道を選びたかった蛇の話。 これは、蛇を消し去るためだけに生きていた人間の話。
そして、どちらでもない怪物になってしまったものの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-24 13:53:52
5124文字
会話率:40%