とある男は反社会団体に所属しており、仕事に失敗して処刑されそうになった。
その処刑方法は一風変わっており・・・・・・・。
いでっち51号様の冬ホラーフェス2022年作品です。
最終更新:2022-12-31 22:00:00
3119文字
会話率:24%
【井蛙】
読み方:せいあ
意味:井戸の中にいるカエル。見識の狭いこと、また、その人のたとえ。つまりヒキニート。穀潰し。親不孝者。自宅警備員。床ドンマン。
類語【慣用句】:井の中の蛙、大海を知らず
最終更新:2022-12-31 21:00:00
2945文字
会話率:6%
>投稿者:坂本さん(仮名) 男性 大学生。
二十歳も過ぎてバイトで金が貯まり、そろそろ実家を出て、大学から電車一本で行けるアパートに引っ越して、一人暮しを満喫しようと楽しみにしてたんです。
引っ越した先は築30年くらいの3階建
て、住む部屋は3階。
3階の窓の真下を覗くとアパート1階の出入口、スチール性の柵門が構えてあって、海外の様式を真似てるのか鋭い槍が何本も並べられたような形の柵門なんです。
前のめりになって、うっかり3階から落ちたら串刺しになるのが頭に浮かんで、身震いしました。
まぁ、その柵門が不気味で……。
あれは12月の早朝でした。
頬に霜ができそうなくらい寒かったんですよね。
大学へ行く為、身支度を終えて部屋を出ました。
それで1階へ降りてスチール性の柵門を開いて道路へ出た後に門を閉じました。
アパートを背にして駅の方面へ歩き出した時なんです。
キィィ……っと蝶番が錆びて鉄同士が擦り合わさる音が聞こえてきました。
振り向くと鉄柵の扉が勝手に開いていました。
ちゃんと閉まってなかったようで、柵門に近寄り改めて閉めました。
それなのに、キィィ……と、耳を引っ掻くように物音が聞こえ振り向くと、柵の扉が開いていたんです。
瞬間の行動を思い返して「確かに扉をロックしたよな?」と自問しましたよ。
早朝で眠いのか混乱なのか思考が停まって、しばらく鉄柵の扉に目が釘付けになりました。
すると、
ガチャンっ!
と、勢いよく扉が閉まって思わず後退りしました。
それだけじゃないんです。
扉はゆっくり開いたり閉まったり、開いたり閉まったりを、一人でに繰り返して。
冷えこんでましたけど風なんて吹いていないんです。
なんだか、見えない誰かが扉を開け閉めしてるように繰り返し、開いたり閉じたりを繰り返すんです。
もう気味が悪くて
余計、不気味になってきて、たった数週間住んで引っ越しを考え始めたくらいです。
それから数日。
クリスマスも近くなり大学の友達とパーティーをやる話が持ち上がったんです。
一人暮らしで心細さもあったので、僕のアパートでやることになって、前夜に来てくれました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-25 15:14:41
4252文字
会話率:8%
【IDECCHI51さん主催、冬ホラーフェスへの参加作品です】
「我々は夢を見ているか、悪魔に騙されているのかもしれない」デカルト
§§§
真紅の赤が色の無い世界を満たして行く。
それは殺人鬼に無残にも殺害され亡骸だけが残る自分自身の
姿だった。
大学に通う理系女子のマリは起床して悪夢から目覚めると、現実の平穏な日常を再確認する。
春は脳科学研究所のバイト。
夏は彼氏とのデート。
秋は気分が落ち込み憂鬱な生活。
冬は――――凄惨な事件。
就寝すれぱ悪夢を見て目覚めれば現実に戻る。
リアルな悪夢は次第にマリの現実に侵食し、見た物、手で触れた物が消え失せ、殺人鬼がつきまとい、存在がありえないクリーチャーが彼女の日常を支配する。
ついには宇宙や神を巻き込んだ悪夢にまで広がっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-06 20:00:00
38802文字
会話率:24%
世間で人気のマスコットキャラクター“ミルミィ”の創作者、佐藤理奈の元に謎のPCが届く。その翌日、元夫の元にいる息子が行方不明にあり、さらにその後には元夫と因縁ある週刊誌記者も行方不明となる。警察からも徹底マークされる理奈だったが、クリスマス
イブの夜に謎のPC上に映ったのは2体のミルミィの着ぐるみ。そして口にガムテープを貼られ椅子に括り付けられた週刊誌記者の女だった――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-25 00:00:00
6391文字
会話率:51%
北海道の奥地にある針九里村で毎年の12月某日に「奇祭」が催されるという。しかしその実態は謎で誰も確認したことはない。千葉中央大学の民俗学懐疑をテーマにした研究を進める笠松教授はゼミ生である磯部が北海道の奥地出身で「針九里村に該当すると思わ
れる村がある」と話してきたことを機にゼミでの取材旅行を敢行することとした。ときを同じくして笠松ゼミの一員である野崎拓哉の彼女である高橋摩耶子も両親が「針九里村へいく」というメモを残して行方不明になった縁から旅行を共にすることとなる。
冬ホラーフェス2020参加作品。アリ・アスター監督が手掛けたホラー映画の金字塔「ミッドサマー」より着想を得て執筆に及びました。いわば「イデッチ版ミッドサマー」をとくとご覧あれ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-24 00:00:00
18586文字
会話率:61%
ハッピーでホラーな物語。せっかくの聖夜ですので両方詰め込んでお届け。
あなたにとってこれはハッピー? それともホラー?
夢の詰まったクリスマスプレゼント──、どうぞお楽しみください。
文字数は3000字ほど。
この作品は、いでっち51号さ
んの冬ホラーフェス2021企画参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-24 21:00:00
3138文字
会話率:41%
息子のためにクリスマスプレゼントを用意した父親は得体のしれない何かに出会う話。
最終更新:2021-12-24 21:00:00
6750文字
会話率:23%
その昔、とある村で多くの者が犠牲となったが、人々の記憶は時の流れと共に忘れ去られ、再び目を覚ました脅威を前に混乱するばかりだった。
※こちらはIDECCHI51様主催イベント「冬ホラーフェス」参加作品になります。
最終更新:2020-12-16 00:00:00
4002文字
会話率:41%