「ミオ・フィオーレ! お前との婚約を破棄する!!!」
「そう……ですか。では遠慮なく」
「えっ」
社交界の華やかな夜会の最中、あっさり了承された王太子エドワードは大きく動揺。
本来なら“悪役令嬢”のはずのミオが、誰よりも冷静に
婚約破棄を受け入れてしまったのだ。
――実はミオは“前世の記憶”を持ち、悪役ルートを回避するために自ら婚約破棄を仕掛けた公爵令嬢。
けれどその真の狙いは、「誰にも縛られずに自由気ままに魔術を極めたい!」という知的好奇心。
生来の論理的思考力を武器に、王宮魔術師ゼオンのもとで研究にのめり込み始める。
ところが、自由を満喫するはずの新しい人生は意外と気苦労が絶えない。
皇帝直下の“試金石”として暗躍する美貌の青年エラン・アルフィーノが、なぜかミオの行動を逐一チェックしてくるのだ。
性別を問わず惹きつけるエランの魅力に、世間は「宦官のような存在」とうわさしているが、どうやら彼には皇帝との重大な契約があるらしい。
しかもエランは、ミオが自分以外の助けを得ようとするだけで拗ねるという意外な“子どもっぽさ”を発揮してきて……?
そんな中、王家を巻き込む陰謀や古代魔術の手がかりが次々と浮上。
エドワード王太子や異母妹フィリス、そして厳格な騎士団長グレゴリーらが入り乱れる中、不可解な暗殺未遂や誘拐事件が頻発する。
どうやら王位継承争いだけでなく、封印された魔術の存在が大きく関わっているようで……。
「せっかく自由になったんだから、好きな研究を存分に楽しみたいのに!」
ミオは前世の知識や論理的な思考力を総動員しながら、事件の謎を解き明かしていく。
その一方で、“試金石”としてのエランの真意や、皇帝が隠し持つ秘密にも否応なく巻き込まれていき……。
果たして王宮をうごめく巨大な陰謀を暴き、悪役令嬢ルートを回避しつつ、ミオは自由な魔術師として生き抜くことができるのか?
クールな論理派令嬢と絶世の美青年の凸凹コンビが、波乱だらけの宮廷劇に挑む! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-21 01:02:24
296525文字
会話率:42%
婚約破棄された悪役令嬢に、取引を持ち掛けたのは、血塗られた玉座に君臨する王だった――。
「……君との婚約は破棄させてもらう! ここにいる男爵令嬢を君は深く傷つけた!」
第二皇子の声が頭に響く。頭痛がひどく、もう、耐えられない!
断罪を言
及されたその時、私の意識は……。次に目覚めると、美貌の青年から、ある取引を持ち掛けられる。その青年の正体は……恐ろしい異名を持つ若き国王だったが……。
前世知識と機転で、困難を乗り越える私だけど、恋心には鈍感です!?
溺愛したいのに、じれじれの両片想い。一途な想いは届くのか!?
◆模倣・盗用・転載・盗作禁止◆(C)一番星キラリ All Rights Reserved.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-20 22:00:01
131078文字
会話率:28%
目覚めると、金髪碧眼の貴族の青年と目が合った。
彼は一体誰……?
恥ずかしがり屋の主人公と
努力家で優秀なのに自己評価が低い美貌の青年。
夏の初め、二人の関係は――。
◆模倣・盗用・転載・盗作禁止◆
(C)一番星キラリ All Right
s Reserved.
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-20 12:00:00
14868文字
会話率:20%
親を亡くし、伯父の家である八條伯爵家に引き取られた梔子は、珍しい銀色の髪を持つことから醜いと蔑まれ、虐げられてきた。何もかもに絶望していた梔子だったが、ある夜、美貌の青年に求婚される。
彼の名は篁紅月。
紅月は国中に名の知れた人気画家で、浮
世離れした美貌を持つことから帝都中の娘たちの憧れでもあった。
優しくいたわってくれる紅月のもとで、梔子は心の傷を癒し、まわりからも愛されていく。
しかしそんな二人に、梔子を妬んだ従姉の魔の手が迫り……
「必ず守るよ。もう二度と、貴女が何も恐れなくてすむように――」
ぼろぼろだった花嫁は溢れんばかりの愛を注がれ、本来の美しさを取り戻して幸せになっていく。
求婚から始まる溺愛シンデレラ浪漫。
*この作品はエブリスタ様にも同時投稿しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-20 18:10:00
311281文字
会話率:26%
無法の街、我鳴防波《がーみんぼうは》。
この街では『物』は『動く』。動く物は『キ物』と呼ばれる。
キ物を商うセレクトショップを営む美貌の青年、チェン。その養子のキ物から生まれた子、リャン。
怪奇を日常とする彼らは『物』を捕え、商い、刺激的
な隣人に揉まれ日々を過ごす。
さて、物が自律して動くなら『物』と『人』の境界は何処なのか?
死んで『物』となった『者』が動くなら、それは人なのか?
縦横無尽にビル積み重なる異形の街での『物』と『人』と、義理の親子の物語〜無法と理不尽を添えて〜折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 19:45:07
36542文字
会話率:37%
大陸南部に栄える強国、マドラプタ神聖帝国支配下の小さな港街、平楼京東都は『夜の街』として名が知れていた。
遊郭〈夜鷹〉の用心棒として主からこき使われる日々を送っていた少女ヒバナは、ひょんなことから、美貌の青年を拾い、何故か『旦那様』と慕われ
る。
美しく、嫋やかな黒髪赤目の『幸運の鬼』には秘密があって――。
「愛しい愛しい旦那様。貴女がわたくしを救ったように、今度は、わたくしは貴女の命を守りましょう?」
カクヨム様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 10:46:22
71471文字
会話率:31%
「王女を守るのが私の生きる価値だ」
麗しき銀髪の騎士アトレーユは、命を賭してロヴァンス王国の王女キャルメを守っていた。誰もが見惚れる美貌の青年騎士――しかしその真の姿はティアンナという一人の女性であった。彼女は男装の騎士としてキャルメ王
女とともに、隣国ラーデルスへと向かう。
王女の婚約者候補であるノルアード王太子と、彼を守る騎士団長ラスティグとの出会い。複雑に絡み合うラーデルスの王位争いに、アトレーユとキャルメは巻き込まれていく。
女性であることを隠しながら、騎士として王女を守り続けるアトレーユ。そして彼女に絶大な信頼を寄せるキャルメ王女。二人の親密な様子は、ノルアードとラスティグの目にはまるで恋人同士のように映って……
男装騎士がヒロインの硬派な騎士物語です。アクション好きな作者がガチで書いているので、戦闘シーンが多め。甘さ控えめですが、アクションや陰謀ものが好きな人は刺さるかも。どうぞ薔薇騎士物語の世界をお楽しみください。
※地道に自作の挿絵を挿入していってます(不要な方は非表示でお願いします)
※小説・挿絵のどちらについても無断転載は禁止いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 00:10:00
712377文字
会話率:30%
「驚くことなかれ、あなたはこの無敵要塞ガリアス・ギリの操者――つまり主となったのです!」
私、ジェネロ公爵家の一人娘であるシャーロット・マリー・ジェネロは、花も恥じらう十八歳。けれど、過去に罹った熱病のせいで、私の肉体は八歳の幼女のま
ま成長することをやめてしまった――。
肉体が幼女のままの婚約者なんて冗談じゃない、と、私の婚約者であったライル王子は呆気なく私を裏切った。婚約を破棄されたことに激怒した父によって私は公爵家の面汚しだと断罪され、ギリ・ルインと呼ばれる辺境の古城に追放される。
人生の終わりを覚悟した私だったけれど、そのとき偶然にもギリ・ルインにかけられた封印を解いてしまい、そこでこの古城に眠っていた美貌の青年・ガリアスに出会う。実は私が追放されたこの古城は、かつて魔王が世界の中心として建設していた無敵魔導要塞ガリアス・ギリだったのだ。
なんやかんやの成り行き上、無敵要塞ガリアス・ギリの主になってしまった私は、同時に無敵要塞の入り口で骨になっていたかつての勇者・シェヘラザートと出会い、彼女が庇護していた《僭主の指輪》と呼ばれる宝物を託される。この《僭主の指輪》はそれを持つ者を地上の支配者にすると伝えられる宝物で、五百年前に起こった魔王戦争はこれを魔王の手から奪い取るために人間が仕掛けた侵略戦争だったことが判明する。
無敵要塞、そして《僭主の指輪》――二つの主となった私は、自分を裏切った婚約者のライル王子、そして父であるジェネロ公爵への復讐のため、そして《僭主の指輪》を欲深い人類から守るため、独りぼっちで五百年前の魔王戦争を再開することを決意する。《僭主の指輪》を求めて次々と無敵要塞を攻撃する人間たち。けれど同時に、私の下には、人間に虐げられ、抑圧されている魔族たちが保護を求めて続々と集まってきて――。
肉体年齢八歳の幼妻令嬢が、縁あって無敵要塞の主となり、全世界相手に戦争を仕掛けてゆくタワーディフェンスコメディファンタジー。カクヨムにて先行公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 07:00:24
68145文字
会話率:38%
全ての記憶を失って目覚めた青年、斑猫(はんみょう)。荒廃した世界で、親友を名乗る美貌の青年・錦と共に<インセクター>と呼ばれる新人類の争いへ巻き込まれていく。
最終更新:2024-10-30 21:19:26
38825文字
会話率:19%
蒸気機関の発達した平行異世界、19世紀末。
日本生まれの泥棒ピーペは、生き抜くチャンスを掴もうと世界第一の蒸機都市ロンドンへ到着するも、いきなり人間離れした殺人鬼と出くわす。
連続殺人『切り裂きジャック』事件の始まりだった。
ところが、現
場に居合わせた怪しい貴族の青年デスは「遺体はフェイク、今のところ犠牲者はゼロ」だと言う……?
「ではこのまま。『ジャック』を出し抜き、誰も殺させないで捕まえましょう。そして、手柄も宝もいただきです」
「すごい無茶言ってるの分かってる?!」
天才(奇人)発明家で美貌の青年貴族デスと、人たらし中年怪盗ピーペが、解析機関で情報を割り出し、スチーム動力マシンを駆って凶行の裏を掻く。
蒸機ロマンと悪意渦巻くスチームパンク・シティの闇に挑むミステリー冒険活劇!
珍妙バディの活躍を、お見逃しなく!
※「Nolaノベル」、「pixiv」にも同じ内容で投稿しています(文字数調整や推敲・修正などによる少しの差異はあります)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 19:00:00
583098文字
会話率:46%
「またお前かーー!!」
「そうです俺でーーーーーーす!!」
俺の未洗濯のパンツとパンツとパンツと稽古着(臭い)を抱え込んでいる美貌の青年に、俺はいつも通りブチ切れた。俺には明日履くパンツもないのだ。
「返せ!この盗人め!」
「運命の番に対し
て酷い!」
傷ついた顔を見せるが、盗人猛々しいとはこのことだ。
「運命なんて、俺は認めてねぇえええ!!」
(アルファポリス等にも掲載しますが、年齢制限にご注意ください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-14 20:20:00
17306文字
会話率:62%
弱いながらも聖女のちからを持っているせいで、悪評高い領主に求婚されたレオナ。
自分より年上の孫が何人もいるような高齢ジジイの嫁なんて、冗談じゃない。逃げるが勝ち。
捨て子の自分を育ててくれた教会に迷惑がかからないよう、書き置きを残して夜逃
げするつもりで逃走経路の下見に町を訪れた際、うっかり手紙を落としてしまう。
それを拾ってくれたのは、田舎ではちょっと見ないぐらいの美貌を持つ青年だった。
前向きなヒロインとお金持ちらしい謎の美青年による、会話中心の短編です。
彼女の未来やいかに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 20:11:46
13213文字
会話率:51%
「君の弟を殺したのは私だ。」
そう告白した男は、ルネの手に美しい短剣を握らせてこう続けた。
「だから君には、私に復讐する正当な権利がある。」
ルネは非常に困っていた。なぜなら彼が殺したという少年は実は生き延びていて、平和な国でのうのうと暮
らしている――ルネその人だったからである。
かつて少年魔術師として従軍していた少女は、自分の死を偽装して戦地から逃亡し、今や平穏な日々を謳歌していた。
ルネに断罪されることを望んでいる、この美貌の青年が現れるまでは――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 22:00:00
59059文字
会話率:19%
森の中の寂れた一軒家にひとりで住む十六歳の少女ルルはある日、玄関先で倒れていた冒険者らしき美貌の青年を拾った。
ユートと名乗った彼は何やら訳ありの様子で、行くところも帰る場所もないという。そんなユートを放っておけないルルは、これも何かの縁だ
と彼を自宅に住まわせることに。
一方、はじめは無気力だったユートも次第にルルに対して心を開いていき――
「ルル、何か困ったら俺に必ず相談して。君を傷つける奴は全部俺が始末するから」
「いやそういうの大丈夫だからね!? 物騒なこと考えないでね!?」
訳ありハイスぺ執着ヤンデレ青年×生活力高めなお人好し少女の溺愛ファンタジーラブコメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 17:45:02
99744文字
会話率:44%
神牌と呼ばれる奇跡の札とともに生きる五星国の片隅で、はぐれ創牌師として生きる少女、宝珠。彼女はある日突然、覇王と呼ばれる皇帝、夜昊によって、彼の後宮に放り込まれることに。
夜昊の「妃全員を後宮から追い出してほしい」という命令、もとい願いを叶
え、無事に後宮を退職するために、宝珠は彼の専属女官兼創牌師となることに。
実はチートな器用貧乏キズモノ少女と、孤独な美貌の皇帝の、絶対に負けられない『賭け』が、ここに始まる。
※なんちゃって中華風ラブファンタジーです。“なんちゃって”です。軽いお気持ちでお読みください。
※毎日19時に更新予定。
【詳細】
森羅万象に息づく精霊を封じ込めた奇跡の札、神牌。その神牌とともに発展する五星国にて重宝されるのが、神牌の修繕と制作を担う、創牌師である。
はぐれ創牌師である少女、宝珠は、顔に大きく走る傷痕を嘲笑われながらも、市井にて安価で神牌を提供することで、細々と生計を立てていた。
そんなある日、彼女は創牌師を狙う牌狩りの一味に襲われてしまう。なんとか撃退したものの、その手助けをしてくれた美貌の青年によって、あろうことか五星国を治める皇帝の居城、その後宮に放り込まれることに!
諸悪の根源たる青年――その名を夜昊という五星国最強の覇王と謳われる皇帝は、とある賭けを宝珠に持ち掛ける。
『後宮の妃、全員を追い出してほしい』と笑う美貌の最高権力者を前に、頼れるは自らの絵筆のみ。
後宮円満退職を目指し、少女は今日も絵筆を握る。
※あくまでもなんちゃって中華風ラブファンタジーです。あくまでもそういう雰囲気で軽くお読みいただけましたら幸いでございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 19:00:00
220698文字
会話率:40%
誉れ高き『金の魔女』の弟子でありながら、その不出来さゆえに『鍋運び』と呼ばれる娘、ジジ。師とその孫との平和な暮らしは、ある日現れた美貌の青年によって崩されることになる。青年に拉致され作れもしない性転換の薬を作らされる羽目になった『鍋運び』と
、巨大闇ギルドの首領になるために男から女に性転換したい美青年の、当人達は大真面目の似非シリアスファンタジー。そこにラブはいずれ生まれるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-02 10:27:57
126316文字
会話率:37%
リオ・アンダーソン侯爵令嬢には王家の命による婚約者がいる。チャーリー・オールストン公爵子息。リオとチャーリーと王子のヘンリーは幼馴染でもある。が、ヘンリー王子が留学という名目で隣国に行くことになり、学友であるチャーリーも同道する。以降、二十
年以上ふたりは隣国ですごすことになる。その長い期間、リオとチャーリーは文通で愛を育んでいく。そして、いよいよチャーリーとヘンリー王子が帰国することに。しかし、義姉がリオの身代わりとなり、婚約者として振舞うと言い出した。その義姉の前に現れたのは、書物に出てくる「白豚子息」そのものだった。が、「白豚子息」チャーリーは美貌の青年を連れていて、義姉はあからさまにチャーリーをバカにし、美貌の青年に媚びを売り始める。リオは、だましていることを気に病みつつ、あいかわらず家族に虐げられ、そっとチャーリーたちを見守る。そんなリオに絡んでくる美貌の青年。しばしの交際を経て、いよいよチャーリーが義姉にプロポーズを試みたが……。
※ハッピーエンド。ドアマットヒロインとざまぁの王道の物語。ご都合主義のゆるゆる設定はご容赦願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-18 20:09:31
9924文字
会話率:23%
ウイルクス帝国の「大聖母」ラン・ウインザーは、慣例に従い皇太子ブラッドフォード・ウエールズの婚約者でもある。物心ついたころより、皇族の為、帝国の為にすべてをガマンし、あきらめ、耐え、尽くし、「祈りの間」で祈り続けてきた。その日、建国の式典の
パーティーで、皇太子は理不尽かつ愚かな振る舞いをした。ランにいわれなき誹謗中傷を浴びせた上に婚約破棄、さらには皇都追放を言い渡したのだ。ランはキレた。文字通り、彼女の中ですべてがぶちぎれた。彼女は誓う。「『大聖母』として、良き人としてすべてを犠牲にしてきたけれど、結果はこれなの? バカバカしい。だったら、いっそ悪女になって思うままに生きよう」と。そう決心したとき、彼女の目の前にキラキラ輝く美貌の青年チャールズ(チャーリー)・ラザフォードが現れた。彼はたった一言告げる。「契約結婚しませんか?」そのように。その一言に興味を抱いたランに待ち受けているものは、契約結婚とは名ばかりの溺愛だった。が、ランはそれに気がつくどころかチャールズには愛する人がいると勘違いする。そして、さらに誓う。「どうせ悪女になるのだからおおいに悪ぶってチャーリーの愛する人が良く見えるようにしよう」、と。そして、王宮のレディたちの陰湿な虐めや嫌がらせの場に身を投じ、奮闘を開始する。
※全三十六話。ハッピーエンド確約。微ざまぁあり。婚約破棄からの巻き返し。ちょっと勘違い系のヒロインと一途なヒーローの物語です。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 19:07:15
54781文字
会話率:25%
※家族に虐げられたヒロインが嫁いだ将軍の協力で立派な悪女になり、家族にざまぁするストーリー
ミキ・ヴェルレーヌは、侯爵家の次女ながら両親や姉や使用人たちに蔑まれ、使用人以下の生活を送っている。そんなある日、「悪女」で有名な姉と両親から身代わ
りで敵国に等しい隣国の将軍に嫁ぐよう命じられる。「野獣将軍」と呼ばれ、悪い噂ばかりの将軍の身代わりを強要されても、ミキに拒否する選択肢はない。バレることはわかっている。それを出来るだけ引き延ばさないと、国家間レベルの問題に発展する。ミキは覚悟を決めて嫁いだ。が、そこで待っていたのは、美貌の青年だった。家族から虐げられ、どん底だったミキは、嫁いだ将軍の協力を得て悪女になり、自分を虐げ続けた家族にざまぁを仕掛けることにする。
※全十九話。ハッピーエンド確約です。ゆるゆる設定。ご容赦願います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 20:10:31
31742文字
会話率:20%
――儚さを 他には言わじ 桜花 瞬きの間に 散りぬ 我が身も……
高校一年の春休み――佐久良 櫻子は母親が狂乱の果てに起こした火事に巻き込まれた。
次に目覚めると、目の前にいたのは桜のような髪と緋色の瞳を持った、この世のものとは思えな
い美貌の青年。
「僕と結婚して、子を生んで頂けないでしょうか?」
「……断る」
自称 神を名乗るカグツチからの申し出を、櫻子はバッサリと断った。
しかし、帰る当てのない櫻子はカグツチの邸に滞在することに……。
なぜか櫻子を襲おうとする異形のものもいて、混乱する櫻子。
そんな中で、カグツチの深い愛情に、次第に警戒を解いていく。
だが、ある日を境に、カグツチの態度は一変して……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-05 23:14:15
9184文字
会話率:33%
水属性の魔法師メイールは幼げな可愛らしい外見だが、立派な大人の女性だ。属性通りおおらか…いや、大変に大雑把な面倒くさがりな性格だ。のんびり街中を見廻れる仕事を愛し、穏やかに暮らしている。
ある時多数対1人の喧嘩を見かけ、危ないところで間に割ってはいった事で、美貌の青年と知り合う。その青年はちょくちょくメイールの前に現れるようになって…。
「【なろう版】婚約破棄されて、そのまま新しい婚約者と既成事実を作らされる為に軟禁されました」の婚約破棄した我儘傲慢顔だけ皇子とその新しい婚約者の話です。リクエストを頂き、書き上げました。ハッピーエンド主義の為、色々考えたら思ってもなかった結末になりました。上記作品を読まないとちょっと分かりづらいかな?と思います。 こういう話があってもいいかなーって思っていただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-12 23:27:20
8518文字
会話率:52%
「わたし」には、何もない。
今はラフィスと名乗る19歳の「わたし」。
容姿は平凡、身分は平民。資産も、頼れる親族も、友人もない。
様々な種類の術を行使する能力、《才》も。
たったひとりの家族だった母は、あらゆるものの名を称(よ)
んで支配するわざ「称名」の遣い手――称名師だったのに。
7年前、正体不明の称名師に追われて母と離れ、住む場所も、名前も変え、素性を偽ってひとりで生きてきた。
周りに嘘をつき続けることにも疲れたある日、アルーダと名乗る美貌の青年が訪ねてくる。
警戒するラフィスに、自信過剰の称名師アルーダは言う――
「どうか、俺の妻になってくれ」
《才》目当ての求婚だと、堂々と告げて。
「わたし」には、何もないのに。
**********
自己肯定感底辺のくせに意外としたたかな主人公と、優秀なのに時々アホっぽくなる残念美男子のハイファンタジー恋愛ものです。
雰囲気はシリアス寄り、バトルあり。転生、転移、チートは(ほとんど)ありません。
シリアスではありますが、前作(「鋼の翼はゆりかごに孵る」)よりもだいぶ死亡率低めです。
お気軽にお楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-06 07:00:00
52530文字
会話率:22%
「きみの呼吸を奪いたい」
それはボクが許される、最大級の愛の言葉。
女でありながら自国の誰よりも屈強な武士であった桜海は、都の宝石とまで呼ばれる美貌の青年雪愛と出会い、身分違いの愛をひっそり紡いでいた。しかし彼の美しさに目が眩んだ神の嫉妬
から、ふたりはある呪いにかけられてしまう。
女にも男にもなってしまう「愛されない呪い」と、愛しいものに想いを伝えようとすると呼吸が止まってしまう「愛せない呪い」が、彼女たちを苦しめる。
朝起きると変わる性別、それに伴う思考の変化、好きなのに伝えられない、触れられない。それでも、あなたがいい。
呪いを解くため、ふたりは自由の海へと飛び出し、海賊として世界を駆け回る。
!女性優位のカップリングです(女船長、高身長、男前、紳士)
!メイン2人が性転換するため、日によってはGLもしくはBLのように見えますが、心はNLです
!女装キャラクター有
!獣耳有折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-23 18:16:30
85354文字
会話率:53%
むかしむかしあるところに。
そんな言葉から始まる昔話に出てくる、妖怪や物怪といわれるモノたちが普通に暮らす現代日本に似た世界。
ごく普通の女子高生ひなたは誰かからの視線に悩まされる日々を送っていた。そしてある日気づいてしまった。ストーカー
?が同じ学校のカリスマ、環様と呼ばれる美貌の青年だったことに。
「この泥棒猫がっ」
「僕のことはタマって呼んで?」
ストーカー(疑い)の環の正体は?
初投稿です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-11 18:03:10
6156文字
会話率:42%