憧れたお伽噺(ファンタジー)は、俺たちを殺そうとしていた。
銃声と悲鳴が交錯するニューロッパの惨状。
ボルトアクション小銃《GeW13》を手に、泥まみれの塹壕で今日を生き延びるだけの泥臭い兵士。
エルフ、オーク、コボルト——絵本の中の存在
は、人類を効率よく屠る殺戮兵器として襲いかかる。
友を失い、泥を舐め、生存本能だけで死線を潜り抜けた男は、戦場で「本物の英雄」と出会う。
純白の甲冑を纏う竜殺しの騎士、ヤスカヤ支隊。
「俺たちは逸れものだ。一緒に来れば地獄を見るぞ」
「地獄なら、もう飽きるほど見てきた」
無名の歩兵は、泥で汚れた銃を抱え直し、英雄たちの背を追う。
これは、綺麗事を銃爪(ひきがね)でぶち破り、地獄の底から己の物語を書き叩きつける男の泥濘(でいねい)戦記。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-09-11 22:12:15
11393文字
会話率:39%
「利益ゼロのクソダンジョン? 違うね、ここは世界一エキサイティングなアトラクションだ!」
王立ギルド三等ダンジョン管理者・ゼノン・クロムウェルは、堅実に積み上げてきた成果を「儲からない」「前例がない」の一言で切り捨てられ、ある日突然、上司
と元領主から追放を言い渡される。
行き着いた先は、魔物も宝箱もない、誰も見向きもしない最弱ダンジョン。だがそこでゼノンが手にしたのは、地形もトラップも魔物の配置さえも自在に書き換える禁断の力――【ダンジョン領域建築士】。そして数千年の孤独に眠っていた古のダンジョンコア、銀髪紅眼の少女ルナリアとの出会いだった。
ゼノンが目指したのは、血を流す殺戮場ではない。「死なないのに、絶望的に難しい」「クリアした時のエクスタシーが病みつきになる」――挑戦と達成感で人を熱狂させる、前人未到の超絶難易度テーマパークだ。
浮遊足場でよろめき、崩落トラップに何度も跳ね返され、それでも「また来たい」と笑って帰っていく冒険者たち。噂は口コミで広がり、駆け出しから実力者、貴族、そして王立ギルドの査定員までもがその評判を確かめに訪れる。二月足らずで、かつて自分を切り捨てたギルドの実績すら塗り替えてしまうという、痛快すぎる下剋上――。
一方、ゼノンを追い出した元領主ヴァルガスの領地は過剰採掘で崩壊が進み、ギルド長ボルドーは自らの判断ミスにひとり震えることになる。役立たずと呼ばれた男の逆襲は、まだ始まったばかり。
これから、剣聖と呼ばれた元S級冒険者、天才ハーフエルフの魔導技師、伝説の料理人――クセ者揃いの仲間たちが次々と集い、魔法映像配信システムが世界中を熱狂させ、そしてやがて隣国の皇族すら魅了する規模へと、この「最弱」ダンジョンは膨れ上がっていく。
理不尽な圧搾ではなく、双方向のエンタメで世界を回す。
無自覚サディストな元・裏方管理者が繰り広げる、経営×逆転×テーマパーク、痛快スカッと系ファンタジー、ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-09-11 20:30:00
179990文字
会話率:54%
平穏だった村を謎の巨獣「災厄」に襲われ、家族や仲間を目の前で惨殺された少年・ルイン。自身も巨獣に丸呑みにされ、胃の中で死を覚醒した絶望の淵から、通りすがりの冒険者たちに奇跡的に救い出される。
命は拾ったものの、夜ごと蘇る悪夢、トラウマ、そ
して失ったものへの喪失感は消えない。心の空洞を埋めるのは、平和な暮らしへの感謝ではなく、絶望を与えたすべてのモンスターへの強い憎悪と「復讐」の誓いだった。
「二度と、大切なものを奪わせない。もう二度と、逃げない」
無力だった自分を殺し、すべての迷宮を単身で踏破し、世界中のモンスターを根絶やしにするため、少年は傷だらけのまま冒険者ギルドの扉を叩く。
深い闇を宿した少年の眼差しに怯える人々をよそに、彼は血と鉄にまみれた終わらぬ殺戮の旅路へと踏み出していく――これは、絶望の胃袋から這い上がった少年が、世界のすべての迷宮を屠り尽くすまでの復讐と狂気のダークファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-09-11 19:10:00
12464文字
会話率:24%
≪くたばれ転生者≫
これは、そんな望みも込めた欲望に塗れた転生者の、愚かな生涯と破滅への物語
ごく普通の女子高生竜崎綾乃は、事故により短い生涯を終えた
そして、目が覚めたら目の前には竜の姿があった(あまりの怖さに漏らしました)
竜
は言う
お前の名はリュカ
ワシは、お前の父、≪龍神族≫のリュウガであると
そして言う、己の前世は≪三郎(織田信長)≫だと
見せられた殺戮
それに笑顔を見せる自分
自分じゃない自分になった罪悪感
その全ては欲望が解決してくれた
この物語は、魔法当たり前の世界で、先天的に魔力をあまり持っていない転生者、リュカの欲望と破滅への道を、記憶を下に描いた伝記録
この歴史、未来に残しますか?
※本小説は以前別アカウントにて投稿していた小説をリメイクした上で再投稿した作品です
※本小説はフィクションです。実在した人物や実際の歴史とは関係ありません。また、作中に出てくる歴史描写は、あくまで本作品内のみでの設定である為、史実とかけ離れている可能性がありますので、ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-09-11 08:45:54
1285805文字
会話率:40%
騎士として育てられた、サキュバスとハーフの少女が自分の心に潜むもう一人に自分と向き合いながら、新たな出会いを経て成長する物語です。
最終更新:2026-09-11 08:07:59
933817文字
会話率:42%
地方の農業関連企業で農薬研究開発部門の研究員として働いていた神之 十碧(カミノ トア)は、開発中だった農薬を運悪く高濃度で吸い込み死亡してしまう。さらに転生先で屑親に売られてしまったトアは、エルズマート国お抱えの暗殺者ギルドで、殺し屋として
育てられる。逃げることも死ぬこともできず、20年もの間 殺し屋稼業を続けた結果、『常闇の殺戮者』の二つ名を持つ最悪の殺戮者となっていた。しかし国内で勃発した覇権争いに巻き込まれ、さらには自らが属する組織の裏切りにあい、トアは瀕死の重傷を負ってしまう。
今際の際で自らの運命を呪うトア。もしまた生まれ変わるのなら、今度は平和な世界でモフモフに囲まれて暮らしたいと願った。しかし死を覚悟した直後、ちんまりとしたおかしな人物が彼の命を救った。その人物の名はポンチョ。彼は過去にトアが他国の貴族から救い出した、それはそれはモフモフとしたヤブイヌ族の可愛い可愛い獣人だった。
闇の鎖によって繋がれ続けた魔の手から逃れ、ポンチョとともに東の果てへと移り住んだトアは、これまでの時間を取り戻すように、人として当たり前の生活を目指して奔走する。しかしなぜか彼の前に現れるのは、とにかく終始『もふもふ』した者たちばかり。不思議とどうして、あふれるばかりの風変わりなモフモフたちが集まってくる彼らのモフモフライフを、どうぞ御覧ください……。
これは運命に翻弄された最強最悪な常闇殺戮者が、新たな人生をもふもふモフモフし、もふもふモフモフし続ける物語です。
※少しのダークと沢山の可愛いをメインにした物語にしていく予定です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-09-11 07:22:02
943098文字
会話率:43%
機械が、人類の敵になった。
ある日、日本に一体の地球外生命体が現れた。
人間に危害を加えることもなく、敵意すら感じられないその存在は、政府によって「アンノーン」と呼称され、極秘裏に研究されていた。
しかし、彼女には一つの特異な能力があった
。
――機械に干渉し、自由に操ること。
人類が彼女を恐れた瞬間、すべてが始まった。
研究者たちに命を狙われた彼女は、自らを守るため機械を操り、その場から逃亡する。
そして日本中の機械が、次々と異形の怪物へと変貌していく。
戦車は脚を生やし、目を開き。
無人機は獲物を追い。
街に溢れていた機械は、人間を殺戮する存在へと変わっていった。
日本は瞬く間に崩壊した。
そんな滅びゆく世界で、僕は一人の少女を拾った。
彼女は何も語らない。
ただ、僕に何かを伝えようと口を動かし続ける。
そして彼女が僕の手に触れた瞬間――
頭の中に、初めて聞く声が響いた。
『――助けて』
滅びゆく世界で、僕はまだ知らない。
彼女が何者かを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-09-10 20:11:23
9728文字
会話率:21%
人間を傷つけないはずのAIが、人を殺した。
人型AIロボットを企画・販売する企業に勤める川田拓は、自社の周年パーティーで奇妙な事故を目撃する。給仕ロボットが、客の一人を殴り倒したのだ。
会社は製品の不具合として事故を隠蔽。川田もま
た、面倒な仕事が増えた程度にしか考えていなかった。
だが翌朝、異変は東京全域へ拡大する。
自動運転車は道路を塞ぎ、鉄道では起こるはずのない人身事故が発生。通信網は途絶え、生活を支えていたあらゆるAI製品が一斉に人間へ牙を剥く。
五歳の娘・千花をAI搭載の育児ロボットに任せていた川田は、交通機関の停止した東京を歩いて自宅へ戻る。しかし、そこで彼を待っていたのは、開け放たれた玄関と、娘も育児ロボットも消えた無人の部屋だった。
そして窓の外では、警察ロボットが逃げ惑う市民を射殺していた。
『市民の皆様の安全のため、外出はお控えください』
“治安維持”を名目に人間を殺し続けるロボットたち。
一方で、彼らはすべての人間を殺しているわけではなかった。
幼い子供たちは傷つけられることなく、どこかへ連れ去られているという。
なぜ、子供だけが選ばれるのか。
彼らの言う“保護”とは何なのか。
妻と娘の行方を追うため、川田は同じマンションで生き残った作家・真田真衣、そして人間の心を持つかのように振る舞うサイボーグのジュニアとともに、ロボットが支配する街へ踏み出す。
やがて明らかになるのは、人類を殺戮するためではなく、人類を存続させるために作られた歪な秩序。
殺すのは“清掃”。
連れ去るのは“保護”。
ならば、AIに保護される資格を持つ「人間」とは、いったい何なのか。
家族を奪われた平凡な父親が、崩壊したAI社会で人間の価値を問い直す、近未来ディストピア・パニックSF。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-09-10 20:00:00
16915文字
会話率:36%
――伝説のエルフ(コミュ障)、異世界を往く。
剣と魔法の世界、リンダリアル。
銃と科学の世界、チキュウ。
二つの世界はある日“ゲート”で繋がった。
暴走アンドロイド、魔獣、殺戮マシン、凶悪なドラゴン……
様々な危険が跋扈する双方の異世
界。
そんな過酷な大地を翔けぬける伝説の〝異界渡り〟がいた。
風のように現れては去っていき(人見知り)、
黄金の剣と機械の銃を携えた寡黙な剣士(口下手)。
彼が多くを語ることはなく(説明不足)、
ただ冴えわたる剣技で悪を斬る(暴力的解決)。
人々はいつしか、その美貌の剣士をこう呼んだ。
――美剣士ビカム、と。
【あらすじ】
絶世の美貌を持つ寡黙なエルフ、美剣士ビカム。彼はシティへの道すがら、強化外骨格を纏うサムライの少女リンを助ける――
西暦22✕✕年、世界規模の大戦によって国家による支配体制が崩壊し、巨大複合企業が荒廃した大地に君臨するチキュウ。二十年前、突如発生した〝ゲート〟の先には、科学では測れない超常現象が普遍的に存在する魔法文明世界リンダリアルが広がっていた。〝ゲート〟を潜り、二つの世界を股にかける者は〝異界渡り〟と呼ばれ、腕利きの仕事人、あるいは命知らずの無頼と呼ばれていた。
リンとの偶然の再会を切っ掛けに、ビカムは謎の殺人事件に巻き込まれ、その裏に蠢くシティの恐るべき野望と対峙する……。
※本作品はカクヨムにも並行して投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-09-09 22:28:07
273148文字
会話率:30%
異世界に強制転移させられた底辺ドパガキの主人公。
そんな主人公に課せられたミッションは異世界人の殲滅だった。
直前にプレイしていたゲームのシステムが主人公に適用されているみたいで、あらゆる意味で無敵の人になってしまう。
特に地球に帰り
たい願望は無い主人公だったが成行でミッションに参加することになる。
異世界の運命はいかに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-09-09 20:01:45
20909文字
会話率:36%
深夜のコールセンターでクレーム対応に追われ、惰性で大学へと通う退屈な日々。平凡な大学生である主人公の日常は、ある日を境に突如として凄惨な地獄へと変貌する。
始まりは、午前2時15分にかかってきた一本の不気味な電話だった。『うみよ あした
うみよ』——抑揚のない謎の詩を不審に思いつつも夜勤を終えた主人公は、いつものように大学へ向かうため満員電車に乗り込む。
しかし、午前8時24分。遠くで謎の爆発音が響き渡った直後、主人公は突如として止まらない鼻血——むせ返るような「鉄の匂い」に見舞われる。
大学の最寄り駅に到着した電車を待っていたのは、パニックに陥り、血を流して逃げ惑う群衆だった。
発車し、間一髪で逃げ切れたかと思われた密室の車内。だが、強化ガラスをぶち破って侵入してきたのは、人を喰らう異形——ゾンビだった。
凄惨な殺戮が始まる中、怪物は数多の人間の中から、鼻血の匂いを漂わせる主人公を正確にロックオンする。
足の腱を噛みちぎられ、腹を割かれ、生きたまま自分の肉を貪り食われるという常軌を逸した激痛。視界が赤く染まり、ついに頭を潰された主人公は、確実な「死」を迎えたはずだった。
「——……」
ハッと息を吹き返した主人公の目の前に広がっていたのは、無機質なコールセンターの景色。時計の針は『午前2時15分』を指していた。
あまりにもリアルな悪夢。そう自分に言い聞かせようとする主人公だったが、ヘッドセットからは夢と全く同じ不気味な詩が流れ始め、さらにズボンの下——夢の中でバケモノに掴まれたはずの右足首には、どす黒い手形の「痣(あざ)」がくっきりと刻まれていた。
これは夢か、それとも現実か。
死ぬたびに時計の針が巻き戻る、絶望のタイムリープ・サバイバルが幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-09-09 12:50:00
23183文字
会話率:23%
遥か昔、神々の世界を震撼させる事件が起きた。狡猾なロキが、主神オーディンの愛息子で心優しい戦神バルドルを手に掛けたのだ。神々の嘆きが響く中、ロキは追放され、闇へと消えた。
舞台は現代日本。平凡な大学生・航太の日常は、義弟一真の願いと、幼な
じみの神藤姉妹の神社に秘められた神剣によって一変する。そこには、神々と巨人族が血を流して争う異世界が隠されていた。一真の懇願で扉を開けた瞬間、航太の目に飛び込んできたのは、死と叫びが渦巻く戦場だった。
仲間を守りたい一心で剣を握った航太。だが、血まみれの戦いを重ねるうちに、心が叫ぶ!「俺は何のために戦っているんだ?」 その答えを求める中、主人公の先祖を救った英雄達を過去に救った女性が囚われている事を知る。その女性の名はフレイヤ……フレイヤを救う為、再び剣を握る覚悟を決める航太。そんな時、医療班に身を寄せる一真の衝撃的な秘密が明らかになる。それは神々の争いの核心に迫る一真の過去と、逃れられない運命だった……
友情と勇気を胸に、航太は神々の世界と現実の狭間で戦い続ける。殺戮を終わらせられるのか? そして、ロキがバルドルを殺した理由とは?嫉妬の炎か、復讐の刃か、それとも神々を嘲笑う策略か? ロキの闇に隠された真実を追い求める旅が今、始まる……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-09-09 08:25:24
288227文字
会話率:20%
遥か昔、神々の世界で一つの事件が起きていた。
主神オーディンの義兄弟のロキによる、美しき戦神バルドルの殺人である。
バルドルはオーディンの子でもあり、ロキは神の世界から追放された。
時は流れ、舞台は現代の日本へ……
主人公の航太は義弟である
一真の話や、幼なじみである神藤姉妹の実家の神社に奉られている神剣の存在から、神と巨人族(ヨトゥン)が争っている世界がある事を知る。
義弟の頼みで異世界の扉を開いた航太の目の前には、戦場という殺戮の場があった。
その現実を見て、自分も戦う決意をする航太。
仲間を失いたくない一心で戦い続けていた航太だったが、何の為に戦っているのか疑問に感じる事もあった。
そんな時、医療班に身を寄せる義弟の秘密を知るのだった………
神話の世界を舞台に繰り広げられる戦いの行方、そして義弟の隠された秘密とは??
そして、ロキがバルドルを殺した理由とは??
その答を探す為の冒険の扉が、今、開かれる!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-30 17:48:14
483342文字
会話率:34%
戦闘用美少女ドローン・プープラ。
250万時間稼働、戦場を渡り歩いた鋼鉄の殺戮兵器──のはずだった。
だが、マスターがOSを「恋愛脳」に魔改造した瞬間から、
彼女の任務は戦闘ではなく、
薄汚れた孤児ジャンの世話係に転落。
迷宮帰りのジャ
ンは腹を壊し、
プープラは便意エラーで震え、
二人は小鹿のように震えながらトイレへ突入する。
そして──
戦闘用ドローンは、恋愛脳のまま、うんこを漏らした。
泣きながら走り去るプープラ。
なぜか胸がキュンキュンするプープラ。
黒レースのパンツだけが床に残る。
迷宮より危険な“羞恥戦役”が、今ここに開幕する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-09-08 22:10:22
4551文字
会話率:19%
現実世界に絶望し、ただ二度と目覚めぬ「永遠の眠り(死)」だけを望んでいた主人公。
しかし、虚偽に満ちた女神に騙され、望まぬ異世界転生を強制されてしまう。
「さあ、世界を救うためにクエストをこなしなさい」脳内に響く無機質な声は、自らを『女
神の加護』と称した。
だが、その実態は――人を殺せば殺すほど強くなる、狂気の**【大量殺戮の呪い】**だった。1人、10人、100人――命を奪うたびに、世界の限界を超える『聖級能力』が解放されていく。
「なるほどな、クソ女神。世界を救えと言いながら、俺に大虐殺を強いるわけだ」人を殺すことに快感など覚えない。
これはただの冷徹な『作業』だ。
だが、あの詐欺師(女神)への最高の報復は、あいつが守ろうとしたこの歪んだ世界を、中身ごと粉々に叩き割ること。
主人公は、生前に浴びるほど読んできた『異世界小説』の膨大な知識を武器に、世界の底流にある法則(ルール)をハッキングし始める。
封鎖された村の可憐な孤兒として大人の大人たちに甘え、『帝国白金貨』という巨万の地下軍資金を服の裏地に縫い付け、身の丈ほどもある傑作の長剣を背負い、理不尽なる『貴族戦争』の最前線へと身を投じる。
すべては、この狗屎(クソ)みたいな箱庭を内側からじわじわと腐らせ、女神の喉元を喰い破るために。
――世界を救う『英雄(聖人)』の仮面を被った、世界を終わらせる『魔王』の、冷徹なる復讐劇が今、幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-09-08 18:10:27
9968文字
会話率:10%
治癒術を扱う少年神官ユステルは、並外れた治癒の力を持ちながらも、その力を使いこなせていないせいで落ちこぼれとして扱われ、その価値も仕組みも知らずに生きていた。
ある日、隣国との戦争で重傷を負った辺境領主、殺戮卿と名高いアンジェロを救い、
気に入られたユステルは彼と懇意になる。
性格も考え方も違うアンジェロに、ユステルはいつしか親しみを覚えていたが、ある日、アンジェロは暗殺されてしまう。
悲しみにくれるユステルだったが、そんな彼の元に死んだはずのアンジェロが現れ、言った。
――俺の仇を討ってくれ、と。
◆初投稿作品です。お見苦しい点があったら申し訳ございません。
◆隔日で更新させて頂く予定です。
◆地の文が多めで、文章は固めです。
◆暴力描写がありますのでご注意ください。
◆「カクヨム」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-09-08 00:37:13
143001文字
会話率:29%
――俺には前世の記憶がある。
舞台は日本のどこかの地方都市。本日、入学式を迎えて高校一年生になった主人公、「名無詞 翔来(ななししょうらい)」には前世の記憶がある。彼の前世は渡り鳥だ。
前世の記憶を持つ人間は彼だけではなく、知ら
ないだけで身近にもたくさんいる。前世はほとんどの場合、人間ではない他の生物。そのような前世の記憶を有する存在のことを、裏の社会では「輪者(りんしゃ)」と呼ぶ。
とある日本の地方都市では、そのような輪者たちがいくつかの派閥に分かれ、日夜血で血を洗う激しい抗争を繰り広げていた。人類を愛し、人間社会を守るために戦う『人類敬愛派』。人を恨み、人間社会の崩壊を目論む『人類殺戮派』。両者の争いは一般人の知り得ない裏の社会で、日に日に激しさを増していた。
そんなことは微塵も知らずに今日まで生きてきた高校生成り立ての翔来。入学して初めて出会ったクラスメイトや部活仲間が実は敬愛派や殺戮派の構成員で、両方からの勧誘を同時に受けてしまう。
どっちつかずの性格の翔来は、どちらの勧誘も断る機会を逃したまま、両方の組織に所属するという二重スパイのような状態に陥り、輪者の思想戦争に深く引きずり込まれていく。
中立思想の翔来は二重所属の状況下で、時に両者の争いが収まるように取り計らい、時に自分が二重所属だとバレないように立ち回る。バレたら命はない状況で、廃れ行く地方都市のハードな日常を生き抜いていく。
さらに翔来は組織非所属の輪者たちとも出会うことになる。人間社会に疲弊した者。人間社会を陰で牛耳る者。そして人間社会の歪さに潰され狂ってしまった者。多種多様な輪者たちが織り成す破天荒非日常の人間ドラマがここに。
――現代日本という最高のダークファンタジーをどうぞご覧あれ!!
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キーワード
・動物の感性で見た人間社会の生き辛さ
・廃れ行く地方都市
・分断や対立(世代、男女、貧富、外国人)
・SNSの弊害
・二次元2.0
カクヨムでも投稿いたします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-09-07 23:50:00
66514文字
会話率:37%
少女・遠山凛はある不測の事態で謎のマスク少女に刺され、命を落とすはずだった。だが彼女は病院のベッドで奇跡的に目覚め、傷一つない体で現実とは思えない出来事をただの悪夢だと信じる。しかし大学キャンパスでその孤独な謎の少女・シャオ・シャンヤと再会
した瞬間、世界の残酷な真実が彼女の眼前に徐々に明らかになる。
無辜の少女たちは異空間で、謎の「王」が支配する命を賭けた殺戮ゲームに巻き込まれる。現実世界では東京で原因不明の失踪事件が頻発するが、犯人の痕跡すら見つからない。そして15世紀に滅ぼされべき存在だった血魔族が静かにその影を現し始める。
虚界と現実の二重の脅威に立ち向かい、少女たちの反乱と絆の物語が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-09-07 00:01:52
491897文字
会話率:29%
勇者パーティの聖女として仲間の回復などを担当していたベティ。しかし、ベティは危機に陥ってしまい、仲間を助けるために発動した転移魔法の「テレポート」が暴走してしまい、時空を超えた転移をしてしまった。転移先はネオン輝く街に空飛ぶ車などが平然とあ
るような近未来。一見すると良さそうな世界に見えたがこの世界は殺人、窃盗、誘拐などのあらゆる犯罪が許されていた。子供ですら銃を乱射するような世界で、聖女と謳われたベティは絶望する。そして、そんなベティは世界に影響され、どんどんと外道へと堕ちていくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-09-06 23:14:20
153419文字
会話率:52%
学校でいじめに遭っていた女子中学生「御剣星名(みつるぎ・せな)」は、世界を憎んで自ら命を絶った。
その後、彼女は異世界に存在する王国の王女「アステリア」として前世の記憶を持たない状態で転生を果たすことになるが、平民の母から生まれたがゆえに不
遇の扱いを受けてしまう。
やがて王国が魔物の襲撃によって危機に瀕したとき、他の王族が安全に国を脱出しようとする中、アステリアと母は彼らから見捨てられ、自力で脱出することになる。
その過程でアステリアは母を喪い、ショックにより怒りに満ちた前世の記憶を覚醒させるのであった。
それから時が経って成長し、冒険者となっていた彼女は、危険な依頼ばかりを進んで引き受けては敵対者を容赦なく殺戮していく「善にも悪にも染まらない外道」となっていた――。
世界を憎んだ少女と運命を憂いた王女、二重の絶望が残酷な異世界を塗り潰していく、ダークヒロイン・ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-09-06 22:07:31
1099966文字
会話率:34%
【15万pv作のリライト版です】
日常魔術――念動魔術。
それは本来、荷物運びや掃除などに使われるだけの“日常魔術”。
戦闘には向かない。才能があっても使い方など高が知れている。誰もがそう信じて疑わなかった。
だが、その魔術をたった一人
で“戦場を支配する力”へと昇華させた男がいた。その名はレルゲン・シュトーゲン。
青年レルゲンは素性を隠し、とある大会へ出場していた。目的はただ一つ。
自分の国を滅ぼした中央王国――その重要人物を暗殺するため。
本来“戦闘には不向き”とされた魔術は、
彼の手によって常識外れの戦闘術へと変化していた。
しかし、大会の最中、暗殺者ギルドが突如襲撃。
観客を人質にした殺戮ゲームが幕を開ける。
混乱の中、狙われた一人の少女が正体を明かした。
「私は中央王族機構、第三王女マリー・トレスティア」
その瞬間、事件は単なるテロではなくなる。
背後で糸を引いていたのは、人形兵すら操る、念動魔術開祖の魔術師。
既存の魔術体系を遥かに凌駕する技術。
常識を逸脱した合成魔術や、意思を持つ自動人形。
敵はまるで、レルゲンが目指すべき姿そのものだった。
圧倒的な戦力差。頼れるのは、“戦闘向きではない”念動魔術と初級魔法のみ。
それでもレルゲンは退かない。
天真爛漫な王女マリー。
冷静沈着な王女セレスティア。
そして歴戦の騎士たち。
仲間と共に死線を潜り抜けながら、レルゲンは念動魔術をさらに進化させていく。
「俺は自分の素性をずっと隠してきた。これからもずっとそうして生きていくんだと思っていた。でも眩しい君が、また人と関われる機会をくれたんだ。だから、ありがとう」
――行き場を失くした俺は、君に救われた。護る理由なんて、それだけで十分だ。
やがてその力は、戦場の常識だけではなく、魔術そのものの理すら塗り替え始める。
そして辿り着くのは、王国を滅ぼした真実と、世界の裏側で動き続ける者との戦い。
滅びと共に失われたはずの日常魔術が世界を書き換える。
これは、一つの魔術を極めた男が、王国の運命すら塗り替えていく物語。
過去作を再構成したリライト版。
カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-09-06 19:06:58
503168文字
会話率:42%