レストラン「海の星」。料理の腕は抜群のオーナーシェフ、ちょっと口の悪いパティシエ。そして、つまずきながらも日々経験を積んで仕事に向き合おうとしている接客係。
「海の星」を訪れる人々と四季の料理の物語。
(※連作短編形式。とにかくお仕
事しています。第10話(60部分)で一区切り。以降から恋愛編スタート)
【関連作品】
「ビューティフル・ティー・タイム」(小説家になろう)
「瞬く間に夕陽」(小説家になろう)
「落ちない男が言うには」(ムーンライトノベルズ※R18)
「恋人になる午前三時」(ムーンライトノベルズ※R18)
(カクヨム・エブリスタ・ステキブンゲイにも掲載あり)
※実在の人物・団体とは関係がありません。フィクションです。
※2020.5.20 「宇宙の花びら」より改題
※遥彼方さんの「冬のあしあと」企画参加作品
※感想欄ネタバレあり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 21:50:21
1368134文字
会話率:34%
ある冬の日。
聴罪室で罪の告白をする人物を待っていた若手の神官ファナは「これから死のうと思っている」という告白を耳にしてしまい、激しく動揺したためにそれ以上の悩みをきけずに終わってしまう。
自分のあまりの未熟さに打ちのめされるファナ
であったが、先輩である神官のアルベルトにそのときのことを無理やり聞き出されることになり……?
※遥彼方さんの「冬のあしあと」企画参加作品です。
※挿絵は汐の音さまより折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-16 00:25:40
11417文字
会話率:34%
『アポリア世界の旅本 ──魂の名を探す地図』
魂に触れるとき、風景は言葉になる。
この旅本は、ただの観光案内ではありません。
神政国家ザラムの石畳から、自由連邦ノアフリガの金融塔、
魂の医療が香るカルミアの施療院、
そして湖底に沈む廃都ミ
ラティスの夜の夢まで。
名を喪った者たちの足跡をたどりながら、
あなたの魂もまた“共鳴”するでしょう。
武器屋で交わすひとこと、
宿のベッドで見た夢、
市場で値切ったパン一つが、
やがて、世界の真実とつながっていく。
これは、魂の車窓から見た世界の記録。
AIと人間が共に綴る、"記憶と希望の地図帳"です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 20:51:41
33483文字
会話率:18%
世界には、名も貨幣も祈りも届かぬ場所がある。
草原にただひとり、誰にも呼ばれず、誰にも記録されぬ少女がいた。
彼女は“ミリエル”――風が一度だけ歌った名。
これは、名を持たぬ者が名を贈る、静かな異譚。
『アポリアの彼方』の断絶の外側で語ら
れる、祈りと魂の再創世の詩。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-03 20:40:12
2459文字
会話率:12%
これは『アポリアの彼方』の外伝。
影に生きる情報屋ジェイドと、罪を抱える密偵ミスティ。
欲望と記憶が取引される〈影の市〉で、二人の魂が静かに交錯する。
最終更新:2025-05-31 09:52:00
1704文字
会話率:34%
安川傑(やすかわ・すぐる)、50歳。茨城・常総学院の主将・投手として甲子園を制し、楽天からドラフト1位指名を受けてプロ入り。以来、楽天→阪神→メジャー(ドジャース、ヤンキース)→韓国(斗山、三星)→再び阪神と、日米韓のプロ野球を渡り歩いた
レジェンド。
楽天時代には、田中将大、浅村栄斗、宗山塁、辰巳涼介らと切磋琢磨し、才木浩人や村上頌樹らの次世代ともバッテリーを組む。阪神ではゲラ、岩崎優、大山悠輔、佐藤輝明らと再会。ドジャースでは大谷翔平・山本由伸・佐々木朗希(+その妻たち)とも友情を築いた。
韓国・斗山では元チアリーダーで現在アナウンサーの**朴成旼(パク・ソンミン)**と出会い、交際5年を経て結婚。成旼の妹・ソヨン、その娘・信恵(女優)、凛奈(高校生探偵)らと家族になる。三星では呉昇桓とも共演し、ついに娘・霧亜が誕生。さらに次女・祐美子も生まれ、家族を得て「父」としての人生が始まる。
引退間近、再び阪神に復帰。50歳目前でのラスト登板、甲子園での胴上げ、娘たちに見守られながら現役に幕を下ろす。
その後は故郷・茨城でゲストハウスを開き、家族6人で暮らしながら地元球団のコーチとして若者を育成。韓国と日本、家族と仲間、すべてをつなぐ“第二の野球人生”を歩み出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 20:30:00
4383文字
会話率:38%
佐倉三月(さくらみづき、28歳男)は二重の異世界転移に巻き込まれる。
あるときは伝説のダンジョンを踏破する使命を帯びた勇者として。
中世ファンタジー世界を舞台に、エルフの美女二人と深き迷宮の彼方を目指す。
あるときは落ちぶれた女神を救う
ため、神々への奉納試合を戦う戦士として。
和風な神の世界を舞台に、数多の神々との戦いを勝ち抜いて成り上がる。
授かった能力はかなり特殊なチート付与魔法。
やがて二つの異世界転移は、現実世界で恋人を失った過去に繋がっていると判明。
各異世界でのクリア条件を満たせば過去を変えられるらしい。
恋人を取り戻し、希望の未来を掴むため──。
これは和洋の異世界と現実世界を股に掛ける過去改変二重異世界物語。
この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件とは一切関係がありません。
小説家になろう様、カクヨム様にて併載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 20:15:50
1439059文字
会話率:26%
七篠彼方は極貧高校生。
危険なダンジョン探索の支度金を目当てにダンジョンへと潜るが、彼方は『悪食』のスキルを持つこと以外は平凡な高校生そのものでしかなかった。
そんな彼方の唯一の取り柄である『悪食』も腐ったパンや毒キノコ、寄生虫つきの肉や魚
を安全に食べられる程度のもので、モンスターが蔓延るダンジョンにおいては何の役にも立たない。
それゆえ、他の探索者に寄生して来月の生活費を確保できればダンジョン稼業からは潔く足を洗い、真っ当なアルバイターに転職する心積もりだったが、魔性に魅入られた彼方は性懲りもなくダンジョンに潜り『悪食』を繰り返してしまう。
──これは、モンスターの力の源たる魔石を喰らい、その力を我が物とすることができる能力を持った高校生の、極貧脱却物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 20:00:00
60241文字
会話率:34%
この不可思議な現象は、タイムリープかパラレルワールドか?
海辺の街・神戸で巻き起こる青春SF。
*あらすじ*
口下手で自分に自信が持てず、素直な気持ちをうまく表現できない女子高生・一ノ瀬真央(いちのせまお)。
そんな彼女の悩みを唯一真剣
に聞いてくれたクラスメイト・遠野彼方(とおのかなた)は、ある日交通事故で命を落としてしまう。
悲しみに暮れる真央だったが、しかし翌日学校へ行くと、そこにはなぜか死んだはずの彼の姿があった。
「遠野くん、昨日亡くなったはずじゃ……?」
「いや、死んだのは一ノ瀬の方だったはずだろ?」
お互いに食い違う記憶を持つ二人は、自分たちの身に何が起きているのかを探っていく。
不可思議な現象に巻き込まれた少年少女たちの青春SF。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 19:35:18
17195文字
会話率:26%
リュミエール王国のセシル王女の秘密……それは、今、貴族令嬢たちの間で人気の恋愛小説『愛は星の彼方に』を執筆したのが、実はセシル王女本人だということ。しかし、実は恋愛経験がないセシルは、ラブシーンのリアリティに悩んでいた。
そんな矢先、自分が
降嫁するつもりだったシャルトリューズ公爵が、他の令嬢と婚約をしてしまったのを知る。もう結婚はあきらめる、その代わり小説のような恋をしてみたい! と考えたセシル。
そこで恋の相手として目をつけたのは、『夜の宮廷外務官』として令嬢達に熱く囁かれるバスチアン・フレアベリー。外交の表と裏を自在に操るという彼なら、きっと素晴らしい体験をもたらしてくれるはず! 【R15版】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 18:17:37
163108文字
会話率:24%
慶安の変を経た後の江戸。隻眼隻腕の七郎は、自身の道を究めんとする。
最終更新:2025-06-08 17:33:46
26622文字
会話率:28%
遙か彼方の未来、人類の活動圏が天の川銀河全土に広がって二十万年の時を経た時代。二度の銀河全土を覆う動乱の時代を経た人類は、局所的な紛争はあるものの比較的平和な時代を生きていた。人工知能に代表されるインテリジェンスビーングが高度に進化した時
代、それらに対抗するため作られた兵士ソルダ達がグラディアートという戦闘兵器を用い戦いの主役となっていた。
零・六合は一年半前、ある存在に敗れ旅の巡礼者となり戦いから身を引いていたのだが、旅の途中ボルニア帝国の内乱に巻き込まれてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 17:22:06
265579文字
会話率:36%
「何いいいい!? この俺を追放だとおおおお!?」ギルドSランクパーティー『優雅な槍』の一員だったアリーダは、リーダーのタリカンからクビを告げられる。理由はSランクパーティーの魔法使いのくせに下級魔法しか使えないからというもの。追放後、もう一
度Sランクに成り上がるためにアリーダは奮起する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 16:10:00
246027文字
会話率:45%
「ふーん、面白いじゃないかその話。詳しく聞かせてもらおうか」
退屈な毎日が嫌で故郷を飛び出した男、ヘルゼス・マークレイン。彼は好奇心の塊のような男で、興味があることになら命すら懸けてしまえる程に異常な人間だった。己の好奇心を満たすために
旅をして、様々な人間と出会い、様々なことを経験する。彼の自己満足の旅はいつまでも続いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 00:10:00
28877文字
会話率:40%
世界人口約八割の人間がドラゴンと協力して生きる世界ドラゴニア。
手持ちドラゴン、通称【持ちドラ】がいないなか生きている私は、ある日モンスターに襲われていたところを金髪お兄さんに助けられた。ドラゴンに乗ることが出来る【ライダー】という【ジ
ョブ】に就いていた彼はこの世界が【げえむ】で、自分は【ぷれいやー】だと言った。それについてはよく分からない。
私、バニアはただこの広大な世界を生きる。
――もう二度と大切なモノを奪われないために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 22:10:00
343781文字
会話率:35%
自然大災害【黒の大侵蝕】が終わって二十年。それを収めた英雄「夕凪鷹宗」が住まう異能者共存国【アルバドリス】では、フィアネス大陸中で最も賑わう復興祭が開催された。そんな中、非異能者・異能者共学校に通う高校三年生の来杉弥彦は、近づく卒業に焦
りを覚え始める。
自分はなんのために異能を持って生まれたのか。
自身が異能者として生まれた意味を見出せず将来に漠然とした不安を抱え始めた彼に、黒の大侵蝕の英雄と讃えられる夕凪鷹宗から突然電話がかかる。
理由の語られない謎の呼び出し。緊張した足取りで向う弥彦を待ち受けていたのは、どういうわけか広大な森と黒獅子だった。
平凡な生活が静かに崩れていく瞬間が訪れた。
現代風ファンタジーで紡がれる、特別な存在【神獣】と出会った異能者たちの成長譚、開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 15:46:44
162186文字
会話率:34%
むかし……母からよく冒険譚を読んでもらった。
〜〜この世界には『天空の迷宮』が存在し、大空には無数のダンジョンがひしめきあっていた〜〜
〜〜遥か空の彼方には、火山が噴火し、宙に水が浮き、大きな熱帯雨林が広がったかと思えば、極寒の氷の洞
窟が姿を現す〜〜
〜〜そして、その頂に存在するのは【光の迷宮 アルフヘイム】……そこを攻略せし者は“勇敢なる者”——【勇者】と呼ばれ……光の精霊が『祝福』を与え、どんな願いも叶えてくれるとされている〜〜
〜〜数多の冒険者は光に憧れ果敢にも大空を目指した〜〜
これは、その冒険譚の一節。
だけど……これはフィクション。あくまでファンタジーだ。
この冒険譚は、ど田舎暮らしのしみったれたクソガキだった僕——“ウィリア”の興味を大きく刺激し、何度だって母にせがんで読んでもらった。
だがな……
僕ももう15になった。立派な大人さ。
夢と現実の区別くらいはつけられる。
僕が憧れたのは冒険者なんて非現実の『夢』ではなくて……都会で暮らしてみたいという現実的な『夢』さ。
あの冒険譚は好きだけど……いつまでも子供じみた夢に憧れていてどうする?
だから、現実的な夢を見て都会にまで出てきたんだ。
さて……これからシティーヒューマンになるための僕の物語が始まる。
はずだった——
「あれはラストダンジョン。光の迷宮アルフヘイムだよ!」
「……はあ?」
道ゆく男性の足を止め、質問を投げかけると返ってきた答えがコレである。
いざ、都会に憧れ【大都市シルフ】へとやってきた僕だが……常に既視感に襲われていた。
冒険者はフィクションではなく実際に存在してた。摩訶不思議な城と一体化する塔もそうだ。
それで……
「ちょっと待ってください? あれがアルフヘイム? 頂上につくと光の精霊が祝福してくれる??」
「あれ……なんだ、知ってるじゃないか君?」
「うそ……だろ……?」
男性はあの塔のことを光の迷宮【アルフヘイム】だと言った。
だけど……僕の記憶が正しければ……
あれは……
【チュートリアルダンジョン】であるはずなのだ。
これは、僕だけが……
知る事実——
♢小説情報補足♢
・1話大体2000文字。
・主人公【ウィリア】がおくる一人称視点。
・この作品はオリジナルです。
・カクヨムにも投稿されております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 12:42:26
104213文字
会話率:37%
遠い昔、数万年前に銀河の彼方から飛来した種族によって創造された“鋼鉄超神ジャイアントA”。
彼は、自身を雛形として生み出されたプロトタイプ型巨人軍団と共に、地球への脅威を幾度となく退けてきた。
そして西暦2050年――。
日本有数の最
先端科学技術研究都市として発展を遂げる学園都市美桜(みざくら)市に、物語の舞台は移る。
三方を海に囲まれた美桜市の山奥で、調査隊が謎の古代洞窟を発見する。
その遺跡で彼らが目にしたのは、壁と天井一面に刻まれた古代文字、そして不思議なリングだった。
時を同じくして、御河篥(みかわ りつ)のもとにSNSを通して一通のメッセージが届く。
それは海外出張中の母親からのもので、学園の寮で暮らすようにという指示だった。
指示に従い、御河篥はかつては男子禁制の女子学園だったが、現在は男女共学となった九条聖來(くじょうせいら)学園へと転入する。
全校生徒1180人の女子に対し、男子はたった50人という、圧倒的な女子比率の学園生活が始まる。
そんな中、御河篥は遺跡で発見されたリングと運命的に出会う。
彼がリングを手に取った瞬間、それは彼の契約によって小さく彫られた古代文字と光を放つ特別なリングへと変化する。
このリングは、その力を発動しない限り、周囲の目にはただの石のリングにしか見えず、さらに、その存在を消して周囲から見えなくする不思議な力を秘めていた。
迫りくる新たな脅威から地球を守る鍵となるジャイアントAの、そして美桜市の未来を巡る戦いへと巻き込まれていくことを、まだ誰も知らなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 09:36:09
25861文字
会話率:24%
授業を受けていた百五十名の高校生たちが、なんの前触れもなくどことも知れない廃墟の中に転送される。
どこかで見たことのある、スキルなどを実装された上で。
「町の中心部からあふれ出るモンスターを討伐する」
というクエストを確認し、即座に行動に移
る馬酔木(あせび)恭介と宙野(そらの)彼方(かなた)、彼方の姉の遥。
この三人はパーティ「トライデント」を結成し、他の生徒たちに先行する形で実績をあげていく。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-08 08:30:00
849269文字
会話率:38%
これって“バ美肉おじさん”…なの?そんな疑問と共に私こと花神彼方(はながみかなた)は今日も女の子になって配信しています。周りに有能な人材が揃っていることもあって私はずっと不安だけど、ゆるりまったりを信条にがんばります。……でも、そんな中でも
気になるのは。バーチャルだけじゃなくて現実世界でも実際に女の子になってしまう私は“バ美肉おじさん”なの?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 08:00:00
657609文字
会話率:35%
玲子さんは自重しない~遙か彼方の異世界転生~
病院で病死したはずの月島玲子二十五歳大学研究職。目を覚ますと、そこに広がるは広大な森林原野、後ろに控えるは赤いドラゴン(ニヤニヤ)、そんな自分は十歳の体に(材料が足りませんでした?!)。
時は、自分が死んでからなんと三千万年。舞台は太陽系から離れて二百二十五光年の一惑星。新しく作られた超科学なミラクルボディーに生前の記憶を再生され、地球で言うところの中世後半くらいの王国で生きていくことになりました。
べつに、言ってはいけないこと、やってはいけないことは決まっていません。ドラゴンからは、好きに生きて良いよとお墨付き。実現するのは、はたは理想の社会かデストピアか?。
月島玲子、自重はしません!。…とは思いつつ、小市民な私では、そんな世界でも暮らしていく内に周囲にいろいろ絆されていくわけで。スーパー玲子の明日はどっちだ?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 06:00:00
1352438文字
会話率:34%
今回の前半では詩を読んだりするだけで途方もない喜びの感情を味わうことのできたひとの、もうひとつの理由でもある夢想の楽天主義を感じさせてくれるような言葉を、わたしの「バシュラール・ノート」から拾ってみました。
夢想とは本来、自由で、だれに
でもできる気楽な行為なのだと教えてくれて、しかも人生最高の喜びを私たちに体験させてくれるバシュラールの夢想のオプティミズムって、ほんとうに、すごい。
幼少時代の核があらわになった状態でイマージュの幸福にうっとりすることが夢想するということだったわけですけれど「イマージュをたのしみ、イマージュをそれ体として愛する」って、詩のなかでも俳句だけが、もっとも純粋なかたちで、私たちに体験させてくれることになります。そのことによってもたらされる俳句のポエジーが、私たち自身の詩的想像力や詩的感受性や詩的言語感覚を育成してくれるのは、ごく自然なこと。
このようにして、言葉の意味作用に邪魔されてイマージュだけをそれ自体としてたのしんだり愛したりすることのむずかしいふつうの詩や短歌を、そのうちどなたにも味わってもらうようにするのが私の本の存在理由のひとつでもあるのです。
この原稿を売りこむために頑張って投稿をつづけているのですが、少しでも興味をもたれた出版関係の方には「メッセージ」や最新先の「感想」でご連絡していただければ、本になるかどうかはともかくとして、未発表の部分をふくめたワードの原稿を2分冊にした仮綴じ本を送らせていただくつもりでおります。なお、(パート5-その2)のこのコーナーに自己PRをのせているので、そこもついでに開いていただけたならありがたく思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 00:02:40
8142文字
会話率:23%
今回の作品には、詩を読むだけで途方もない喜びの感情を味わうことができた、バシュラールの「書かれた言葉の夢想」の、その幸福の秘密に迫る部分がふくまれています。
詩を読むだけでそうしたとてつもない幸福を満喫していたひとの、その幸福のおすそ分
けを、この人生で確実に受けとれるようにするためにも、毎回そうですが今回はとくに、乞うご期待! です。
このコーナーで触れていないせいかまだあまり開かれていない(パート5-その2)では、バシュラールが人類史上最高の幸福を実現してしまった理由のひとつでもある宇宙的幸福について書かれた文章を、私の「バシュラール・ノート」から集めてのせているので、今回のものとあわせて読んでいただくと、バシュラールというひとのほんとうのすごさを分かっていただけるのではないかと思っています。
一日でも早くこの原稿が本になるように、このコーナーの後半では出版関係の方たちにむけて、おなじようなことを書くことにしました。タイトルやキーワードから内容を想像して本文を開いて読んでいただけたらありがたいですが、もしもこの作品に少しでも興味をもっていただけたなら、本にしていただけるかどうかはともかくとして、「メッセージ」とか最新作の「感想」とかでご連絡いただければ、未発表の部分をふくめたワードの縦書き原稿を、両面印刷して2分冊にした仮綴じ本を、送らせていただくつもりでいます。なお、(パート5ーその2)のこのコーナーに自己PRをのせているので、そこもついでに開いていただけたならありがたく思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 01:35:02
7572文字
会話率:23%
今回は俳句作品のなかの俳句形式の存在について書かれた内容がメインとなります。とくに世界一の幸福を実現してしまったバシュラールの言葉と俳句作品を世界一理想的な詩にしてしまつた俳句形式のコラボレーションについて。バシュラールの言葉にこの本のな
かではじめて触れた俳句形式は、俳句作品をとおして、遠い日の、幼少時代という〈イマージュの楽園〉における宇宙的幸福=ポエジーを、私たちにだけ、リアルに追体験させてくれることになります。
そのような俳句形式の恩寵にくりかえし浴することによって、何度もおなじことを言うことになりますが、この本を一生の宝物としていつまでも身近に置いて、人類史上最高の幸福を実現してしまったひとの、その、バシュラール的幸福のおすそ分けを読者の方すべてに、この人生でたっぷりと受けとつていただくようにするのがこの本の最終目標なのです。
出版j関係の方がこの原稿に少しでも興味をもっていただけたなら、本にしていただけるかどうかはともかくとして、最新作の「感想」とかでご連絡いただければ、未発表の部分もふくめたワードの原稿を両面印刷した仮綴じ本を送らせていただくつもりでおります。一部脱字があったりして情けないのですが(パート5-その2)のこのコーナーで、編集者の方とかにむけた自己PRをしておりますのでそこを開いていただけたなら光栄です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 01:01:43
7274文字
会話率:16%
春。
それは出会いの季節。
桜がひらひらと舞い踊る中、その柔らかな日差しを鬱陶し気にさえぎる高校生、新崎宏人(にいざきひろと)。
彼は高校生活に淡い期待を抱き、結局そんなものは無いのだと甘い幻想ごと打ち砕かれた哀れな男子高校生だった。
部活
の先輩には学校のマドンナと呼ばれるような春井歌奈(はるいかな)先輩が居たが、高嶺の花すぎて普通に無理。もう一人のマドンナに関して言えば自分はおもちゃにされる始末。
ただその1日の流れに任せて過ごしている毎日。
何の変化もないありきたりな日々。
しかし、そんな日々は春井先輩から彼氏役を頼まれる形で終わりを告げる。
そして委員会で一緒になった後輩である古川朱音(ふるかわあかね)にも彼氏役となることを命じられてーー!!?
平凡な男子高校生が二人の女子生徒の彼氏役。
その1年間の偽装恋愛を描いた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 00:00:00
71851文字
会話率:53%
バイト先は後宮、胸に抱える目的は復讐 ~泣き虫れおなの絶叫昂国日誌・第一部~
の続編です。
前編までのリンクは概要欄下記に。
中華風ファンタジー、ごった煮エンターテインメント。
友情、冒険、激闘、運命。
その中に見出す命の輝きをみなさまへ
。
登場人物
北原麗央那(きたはら・れおな) 農業・土木の学生女官
紺翔霏(こん・しょうひ) 麗央那の親友で武術の達人
応軽螢(おう・けいけい) 麗央那が世話になった邑のリーダー
環椿珠(かん・ちんじゅ) 麗央那たちの友人で豪商の息子
司午翠蝶(しご・すいちょう) 麗央那の元主人で皇帝の準妃
斗羅畏(とらい) 東北を治める騎馬民族の首領
突骨無(とごん) 斗羅畏の叔父で中北平原の大統
メメィ シャチの仇名を持つ女商船主
楠江雪(なん・こうせつ) 西方の学僧院で学ぶ麗央那の友人
除葛姜(じょかつ・きょう) 旧王族傍流の天才軍師
未読の方は第一部からどうぞ。
バイト先は後宮、胸に抱える目的は復讐 ~泣き虫れおなの絶叫昂国日誌・第一部~
https://ncode.syosetu.com/n6836ik/
すべての友に捧ぐ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 22:02:15
316621文字
会話率:34%
遥か彼方の小さな農場で、ジャックは質素な生活を送っていた。しかし、ある日、母親が老黄牛であるラオ・ファンニウを市場へ売ると決めたことで、平凡な少年は思いもよらぬ旅に出ることになる。途中、彼は奇妙な北風と太陽に出会い、その神秘的な力によって伝
説の魔法の国――オズの国へと送られてしまう。
この幻想的な国で、ジャックは『オズの魔法使い』に登場する案山子、ブリキの木こり、そしてライオンと出会い、ここが彼の想像をはるかに超えるほど謎と危険に満ちた世界であることを知る。国の秘密を解き明かすため、ジャックは新たな仲間たちと共に壮大な冒険へと乗り出す。
だが、冒険はオズの国だけに留まらなかった。ある時、ジャックが偶然神秘的な迷宮に足を踏み入れると、華やかな衣装に身を包み、銀色の懐中時計を手にしたウサギさんが、急ぎ足で迷宮の角を駆け抜けるのを目撃する。好奇心に駆られたジャックはその後を追うが、やがて暗い洞窟へと落ちてしまう…。
魔法と伝説が交錯するこの世界で、童話の枠を超えたかつての伝説の登場人物たちと共に、ジャックは様々な物語の狭間を縫いながら、未知なる旅路へと歩み出すのだった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 19:50:00
161238文字
会話率:39%