今回はじめて、俳句のポエジーに私たちの詩的想像力や詩的感受性や詩的言語感覚を活性化された最後に、大木実の詩を5篇読んでみることになります。
前にも言ったように、意味作用に満ち満ちたふつうの詩(短歌もそうですが)を読むときには、夢想だとか
イマージュだとか詩的想像力だとかをまったく意識しないで、なにも考えずに、詩の言葉の意味をたどるだけのほうが、しぜんと、俳句のポエジーが育成してくれた私たちの詩的なたましいがあらわになって、いやでも、純粋な詩情や詩的な喜びや慰めを感じとらせてくれるようです。
したがって、今回、この作品のなかで読むことになる40句の俳句を深く味わうことだけに集中して、私たちの詩的想像力や詩的感受性や詩的言語感覚、つまり、私たちの詩的なたましいが活性化されたその最後に、大木実の詩5篇を読んでみるのがいちばんだと考えます。
(少し大胆に言ってしまいますが)私の作品に触れる前には思いもしなかったような、詩を読むことの、深くて大きな喜びをご自分のものにすることができるなんて、なんて素敵な人生がはじまろうとしているのだろう!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 07:12:28
6957文字
会話率:22%
人類史上最高の幸福を実現してしまった(と私は信じている)バシュラールの、邦訳された2000ページ以上のなかからよりすぐった200くらいの言葉にみちびかれて、この本(にはまだなっていませんが)のなかの俳句のポエジーを味わっては、私たちだれも
が〈イマージュの存在論〉や〈想像力の現象学〉を身をもって生きてきたのだった。
そのことのくりかえしが私たちの詩的想像力や詩的感受性や詩的言語感覚を育成してくれないはずはないと思われるのだ。
今回とつぎのつぎには詩はでてきませんが、次回は私の大好きな大木実の詩を5篇、俳句のポエジーによって詩的想像力や詩的感受性や詩的言語感覚が活性化された言葉の流れの、その最後に読んでみることになります。リアルタイムでこれまでの掲載作をくりかえし読んでいただいてきた方にはもう確実なこととして約束されているようなものですが、大木実の5篇の詩でどれほどの詩情や詩的な喜びや慰めを感じとることができるか、楽しみにしていただけたらと思っております。
1200枚もある私の原稿を気軽に読める長さに小分けにしたものを連載というかたちで投稿してきましたが、作品を開いていただいたとき、タイトルの前にのっている「この連載作品は未完結のまま……」という言葉は気にしないでください。それなりに完結したひとつひとつの作品を連載というかたちで載せてもらっていて、あと8回で、終わりというもののない私の作品のいちおうの完結ということになりま
このサイトが終了してしまうと、サファリやヤフーやグーグルで検索できる私の全作品も消えてしまうらしいので、本になれば一生の宝物としていつでも、いつまでも利用していただけるのですが、連載が完結したあとも、自分で言うのもなんですが消滅してしまうなんてあまりにももったいないので、とりあえずは多少先を急いで、くりかえし何度でも読んで利用していただけたならと思っております。
ことにもパート3、4、5にも、俳句のポエジーをレベルアップさせる前例のない工夫がてんこ盛りなのに現時点(令和7年7月)ではあまり読まれていないようなので、消滅してしまうまえに、どこでもいい、気楽に、好きなように、くりかえし何度でも読んでいただけたならと、せつに希望いたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 09:07:23
6502文字
会話率:17%
知りあいの方からここ2か月ほど掲載作を十分読みこんだので、普通に詩だけを読んでみてもまったく無理そうだけれど、私の作品のなかで詩を読んで、どれほどの詩情を味わうことができるかはやく試してみたいというお話をいただいたので、大木実の詩はやさ
しすぎるほどだし、考えていたよりはやくおとどけすることにしました。
ちょっと胸をはって言っておきたいのですが、いまの段階では、私の作品のなかだけで、とりあえずはそれなりの詩情や詩的な喜びや慰めを感じとることができるのではないかと思っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 16:47:08
7597文字
会話率:19%
テーブルに忘れられた、一杯の水をみて感じたポエジーです。
最終更新:2024-04-05 19:55:51
207文字
会話率:0%
【もう二度と会うことはできないけど、君に歌うよ】
既発詩集の中から、自作曲の歌詞を兼ねた5篇を抜粋してまとめました。掲載楽曲の動画は映像なし/音声のみです(ボーカロイドによる歌唱付き)。なお、動画の収益化はしておりません。
◆恥晒しポエ
ジー或いはサイバー灯籠流し
https://ncode.syosetu.com/n8314hu/
※本稿は上記詩集からの抜粋です。「カクヨム」様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-09 12:18:26
4620文字
会話率:3%
【疎まれても、蔑まれても、この自分で生きていく】
二十年前、セラピーとしてノートに詩を書き綴っていた時期がありました(※)。その頃の感覚を思い出しながら、再びしたためた五篇の詩をここにまとめます。
※二十年前の詩はこちら↓です。
『晒し
ポエジー或いはサイバー灯籠流し』
https://ncode.syosetu.com/n8314hu/
※本稿は「カクヨム」掲載の再録詩集『恥晒しコンピレーション』から、書き下ろし部分を転載したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-27 07:00:00
1290文字
会話率:46%
【毎日更新】
かつて精神が参っていた時期、ノートになぐり書きした文章を詩集としてまとめたものです。全8冊、それぞれの表紙に記してあった題名を章タイトルとしています。
明らかな誤字を除いて内容を忠実にテキスト化しました。原文にない伏せ字は「■
」で表しています。
© 2022 真野魚尾
※本作は「カクヨム」様にも掲載しております。投稿文字数の関係で原文とは順番を前後させている箇所がございます。
ちゃんとした小説も書いています↓
◆マレビト来たりてヘヴィメタる!
https://ncode.syosetu.com/n8874hq/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-12 13:15:12
94554文字
会話率:51%
僕は僕のまま 明日をサバイブするしかないのだ
最終更新:2022-07-20 02:27:33
295文字
会話率:0%
ポエジーとは何か? ということについて
最終更新:2022-05-20 19:56:18
1681文字
会話率:2%
種々の情報を集めた結果の、実用性を志向したポエムです。詮索無用。概略は後述。
ポエジーに満ちたポエムを目指しますが、文才に乏しく苦悩が多いです。
最終更新:2017-01-25 03:08:02
83392文字
会話率:4%
私は歩道橋で他人を見ると、妄想を広げてしまう。
サラリーマンを見てポエジーな一面を勝手に作る。
自分の部屋にある家具が何者かによって毎月変えられる。
しかし、私はそんな状況を楽しんでしまう。六ヶ月間の家具の変移を振り返る。
音楽や詩作、紙版
画、芝生を水玉模様に刈り取ったランドアートなどの趣味に取り組んだが、いずれの趣味も三ヶ月で飽きてしまう。
最初に妄想を始めて歩道橋以外の場所では発想が浮かばないことを知る。
次の日、トライアングルを持つ女子高生から困昏チキという、奇抜なペーパークラフトを作る少女を想像する。ある日、チキは母の作品を割り、翌朝謝る。するとフメ代はトライアングルを持ってくるように言い、鳴らすと、許してくれた。
美男美女なカップルから、シュールな妄想を広げる。男はフォウ太、女は杖里という名前で、互いに正反対の性別の格好をしている。凍った白い池の上に落ちていたスプーンを取り、掬って食べる。
妄想をやめ、人形と小箱を買う。その後路地裏で身体が丸く、紙のように薄い奇怪な生き物に出会う。
激安の公衆浴場へ向かう。吹き矢で入る風呂が決まる。市松人形が浮いた風呂に入る羽目になる。風呂から上がり、女番台とバレリーナの靴を変えるゲームをし、私は負けて幻聴が聞こえる木の実を食べる。幻聴に反応し、街行く人に不審がられてしまう。
人形に合わせて部屋が変わる。混沌としたジオラマ。砂漠に昭和の街並み、氷山の上のコンビニなど。さらに変な見本ばかり置かれている。開けない本、駒が動かせないオセロ、メガネがぎっしり入ったメガネ入れなどである。
あいかわらず妄想をする。スターフルーツの迷路を通り、光が溢れ全く視界が見えない状態で橋を渡る。その先にはゴーストタウンがあり、男が建物を団子のようなものに変えてしまう。
ジオラマにある巨大な水晶玉を調べる。底には謎の女性の鉛筆画。後日、鉛筆画の女性に酷似した人を発見。彼女から富士山の精霊シェリ子を思いつく。シェリ子は物を自在に出現させる能力を持つ。望みの品物とはかけ離れたものばかり出してしまう。困り果て、富士山に福助人形を埋めるなどして、自己流のけんかつぎをする。
能力を使ううち、三メートルを越してしまう。アラサーやアラフォーらしき女性の家に行く。能力を使い、信玄餅が出てくる魔法の口紅を出して渡す。それらの年代の人々を救う。能力を使いきり山になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-29 09:37:29
37020文字
会話率:26%
冬という季節を寒く、嫌がる人が居るでしょう。
こちらは短編です。
少しだけでも読んでいただければとてもうれしいです。
冬が、炬燵や、毛布を用いずとも暖かいという、そんな認識を少しでも知っていただきたいと思い、書きました。
最終更新:2014-12-01 23:00:00
1006文字
会話率:0%
『心』をテーマにした詩集です。それ以外にもありますが…。ダーク系な詩が多いかもしれませんが、暗闇の中で光を求める、というような詩を目指したいと思っております。
最終更新:2009-08-06 23:09:53
2059文字
会話率:0%
仕事帰りの人。肉体的に、精神的にすっかり疲れてしまっている彼の望み
最終更新:2007-04-07 13:16:45
501文字
会話率:0%
詩です。不思議な感覚にとらわれる詩、と作者は勝手に想像しています。せみ――とあるせみの一生のお話やさしい大地に抱かれて死になさい――この奇抜な題の一文、それが持つメッセージ
最終更新:2007-04-01 23:55:44
504文字
会話率:0%