救国の英雄ブライズ、あるいは剣聖ブライズ。
戦時中、独自の剣術で弟子を率いて国を救ったブライズは、剣聖としての記憶を持ったまま、国王キルプスの末子として転生する。
そんな彼も十歳になり、自由と剣術を求めて騎士学校の高等部へと飛び級で入学し
た……まではよかったのだが、なんとそこでは、大人の女性へと成長したかつての弟子リリ・イトゥカが教官を勤めていたのだった。
見た目は子供、中身は無敵のおっさんが、剣術と学園生活の両方を思いっきり満喫するぅ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 17:10:00
738925文字
会話率:40%
後世、日本で戦国の時代と呼ばれ始めるあたりの頃。
とある国のお姫様である御神野《みかみの》 緋凰《ひおう》は、刺繍や華道といった習い事が大好き。
おしとやか〜な大人の女性に憧れているのに、見出《みいだ》された天賦《てんぷ》の才は『武術』
だった。
嫌々ながらも、時代の流れで『武』によって強くならざるおえない緋凰の、日常や恋愛も交えながら成長してゆく様子を描きます。
(日本の戦国時代あたりをモデルにした架空の世界でのお話です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 13:06:03
519448文字
会話率:39%
最初は「可哀想な子なんだな」という認識だった。
彼女をいつから異性として意識し始めたのかは正直覚えていない。大人の女性に成長する彼女を見て、いつしか「これからも俺がずっと守っていこう」と、気がつけばそんな感情を抱いていた。
だからカゴを用意
した。彼女を保護するためのカゴだった。あとは彼女が俺を受け入れたら、ハッピーエンドになるはずだったのに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 22:57:34
4825文字
会話率:39%
スラム街出身の青年アダムは、卓越した優秀さををかわれ、エリート集団のルナシティ警察の刑事としてのキャリアをスタートさせた。だが、憧れていた未来都市には隠謀や虚栄が渦巻いていた。
連続殺人事件、豪邸での殺人事件、スラムの暴動など、アダムは
予想だにしなかった出来事に巻き込まれてゆく。常に傍にいてくれた幼馴染で最愛のジュリエットは命を落とし、アダムが保護した富豪の子どものイカルは、複数の人格を持つ多重人格者だった。
刑事としての身分が危うくなり、住居も失ったアダムは、イカルを連れてスラムに舞い戻る。そんな彼らの前に一台の自動運転の車が止まった。
「大丈夫です。家も食べ物も十分な用意ができます。その点ならお任せください。どうぞ、その車にお乗りください」
イカルの口から不意に出た大人の女性の声。Worker(ワーカー)と名乗るその人格はアダムにそう言った。
問い難い疑問を胸に抱きながらも、前に進もうとするアダムに救いはあるのか。
別で完結済みの『Reversal』『Night Call』『Dangerous Zone』に続く物語の最終章です。あらすじは前3作の分をまとめてみました。
『Reversal』
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『Night Call』
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『Dangerous Zone』
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 15:19:51
28493文字
会話率:28%
画家はなぜ絵を描くのか……
画家の「私」は、夢である女性と再会する。中学生時代、私に絵の手ほどきをしてくれたかつての少女は、色の白い大人の女性だった。
少女との出会いは、中学生の私の人生に大きな変化をもたらした。
思春期の出会いがも
たらした男の経験とその後の画家の人生を描いた問題作的恋愛小説。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 22:34:47
23538文字
会話率:2%
大学四回生になった幸一が、謎めいた大人の女性、志保と出会う。最初は志保の美しさに惹かれただけだが、何度か会っているうちに大人の魅力に取り込まれてしまう。彼女を取り巻く暗い影と次々に起こる殺人事件。やがて幸一は、いつの間にかその女性に利用され
ている自分に気づく。三浦幸一最後のラブストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 13:38:52
83910文字
会話率:52%
日本のどこか、おそらく本州の北側に『八岐大蛇』を信仰する限界集落『八畑村』があるという。その村には妖と戦い一族を率いる少女がいた。少女は成長しながら結婚や出産も経験し、やがて大人の女性となっていった。
少女だった頃はいつも一緒で、多く
の時間を共に過ごしてきた友人知人たちとの関係性も昔のままではなく、皆それぞれが大人として社会の中で生きている。それはごく当たり前で自然なことである。
そんな生活がウン十数年続いていたある日、大分歳を召したかつての少女たちが再開する機会がやって来た。連絡を取り合ううちに気の許せる関係であることに変わりはないと感じた少女たちは、過去を思い出し振り返りながら一堂に会することを楽しみに準備を進める。
これは少女たちがたどり着く一つの可能性、『もしも』の物語。
※『限界集落で暮らす女子中学生のお仕事はどうやらあやかし退治らしいのです』外伝となります。本編の登場人物や出来事を振り返る内容だとご承知おきください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 00:00:00
10817文字
会話率:66%
ちょっと大人の女の子がある出来事を台詞にして読み上げる。
最終更新:2024-02-29 10:00:00
1147文字
会話率:63%
ちょっと大人の女の子が悩み事を台詞にして読み上げる
最終更新:2023-07-01 11:38:45
305文字
会話率:20%
ちょっと大人の女子高生が当たり前のことを台詞にして読み上げる。
最終更新:2023-06-10 07:00:00
671文字
会話率:0%
付き合っていた女性は、外見も中身も大人の女性だった。
その人から女性の扱いを全て教わった。
そうして別れ際にこう言った。
『新しい彼女が出来たら幸せにしてあげてね』と。
今でも彼女が僕を形作る。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐
欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
好色な手 の二人だと思います。
付き合ってる彼女の前で、元カノ思い出すシーンがあります。地雷な方はご注意下さい。
元カノ、別れても良い師匠な気がします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-14 18:08:47
1074文字
会話率:39%
繰り返される毎日に、嫌気が差した訳では無い。
けれども食傷し、見知らぬ土地へと降り立ちたくなった。
降り立ったのは、数ヶ月に一度訪れる本の街。
日常に潜む酩酊と幻想。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いま
せん。
注意事項2
何度訪れても、いい街だと思いますよ。
主人公は渡ではありませんが、大人の女性をイメージしてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 14:09:44
1122文字
会話率:0%
やや幼い容姿と引っ込み思案な性格で友人も少ない子爵令嬢マチルダ。
彼女はある日、五歳年上の大好きな婚約者パトリックが自分のことを妹のように思い、恋愛対象として見ていないことを知る。妹としてではなく女性として愛されたいマチルダは姉の力を借り、
彼に相応しい大人の女性を目指して自分磨きや苦手な社交を積極的に行なった。
結果、自分に自信が持てるようになってきたマチルダは意を決してパトリックに尋ねる。
「パトリック様はわたくしのことをどう思っていますか?」と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 12:02:47
12882文字
会話率:36%
最近注目をあつめる「おひとりさま」のソロ活。楽しめるのは自立した大人の女性!?だけとは限らない。焼き肉、水族館、テーマパークetc.皆様はどこまで「おひとりさま」でいけますか?ぼっち生活が長いために達人レベルにまで達した筆者の泣き言です。
最終更新:2023-09-09 07:22:40
3543文字
会話率:29%
ギレネキア王国筆頭公爵家の一人娘クラウディア・フォン・シュタインベック公爵令嬢は優しい兄3人と王家の王子3人に囲まれて幸せに成長した。
その彼女が今日デビュタントを迎え大人の女性としての一歩を踏み出す。
立場上結婚は父の意向か場合によっ
ては国王の意向で決まると思っていたクラウディアは、恋愛は夢物語か書物の中だけの事と考えていた。
そんな彼女にとある人物が大人の男性としての顔を見せ始め・・・
アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 21:00:00
141715文字
会話率:51%
「香代子(かよこ)、す、好きだ! 俺と付き合ってくれ!」
中学一年生の夏休み前日。
俺は誰もいない校舎裏で、幼馴染の香代子に遂に告白した。
だが、香代子からの返事は――。
「……嬉しい。私も、隆二(りゅうじ)が好き!」
そう言
いながら香代子は、俺にギュッと抱きついてきたのである。
うおおおおおおおお!!!!
よっしゃあああああああ!!!!
「その代わり、一生私の側にいてね」
「ああ、もちろんだよ」
俺は誓いを立てるように、香代子を抱きしめ返した。
今日は人生最高の日だ――。
――だが、この幸せは長くは続かなかった。
ある日香代子と二人で横断歩道を渡っていると、居眠り運転のトラックに轢かれてしまった俺。
「い、いやあああ、隆二いいい!!!」
息ができない……。
目が霞む……。
俺、死ぬのか……。
その時だった。
眩いばかりの光が、俺の全身を包んでいった。
嗚呼、なんて心地いいんだろう……。
これが、天からの迎えってやつか……。
「おぎゃあ、おぎゃあ、おぎゃあっ」
…………ん?
赤ちゃんの泣き声?
「おめでとうございます。元気な女の子ですよ」
「ああ、可愛い……! ふふ、まだこんなにちっちゃいんですね」
っ!?
見知らぬ美女に抱かれている俺。
誰!?!?
「おぎゃあ、おんっぎゃあ」
「ふふ、生まれたばかりなのに、本当に元気ね」
あっ、この泣き声、俺が出してるんだ……。
……どうやら俺は、今流行りの転生というものをしてしまったらしい。
――しかも女の子として。
――そして十五年の月日が流れた。
「……ハァ」
雛元真美(ひなもとまみ)としての二度目の人生。
俺は今、高校の入学式を終え、教室で担任教師の到着を待っていた。
前世では送れなかった高校生活が今日から始まるかと思うと、感慨深いものがある一方で、どうしても香代子のことを考えてしまう。
「入学おめでとうございます、みなさん」
「――!!」
その時だった。
担任教師と思われるスーツ姿の女性が、颯爽と教室に入って来た。
その顔を見た瞬間、俺は絶句した――。
「私が今日からみなさんの担任になる、沼田(ぬまた)香代子です」
それは大人の女に成長した、香代子その人だった。
えーーー!?!?!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 21:08:17
6201文字
会話率:36%
「ウェーイ唐瀬(からせ)ぇ! 差し入れ持ってきてやったぞー!」
「ゲッ」
俺が一人暮らししている安アパートに、今日も菅木(すがき)先輩が合鍵で勝手に入って来た。
「……先輩、いつも言ってるじゃないですか。来る時は事前に連絡くらいくださ
いよ」
「キャハハ、ごめんごめ~ん。そうだよなぁ、唐瀬も健全な男の子だもんなぁ。自分磨きに勤しんでるところをアタシに目撃されたら、恥ずかしくて泣いちゃうよなぁ」
「またそういうことを……」
先輩が下卑た笑みを浮かべながら、俺の股間を見下ろしてくる。
「先輩も一応は大人の女性なんですから、もっと慎みを持ってくださいよ。まあ、見た目は小学生ですけど」
「ウォイ唐瀬テメェ!? 見た目の話はすんなっていつも言ってんだろうがオラァ! 握り潰すぞ!」
「何をですか」
菅木先輩は大学の一個上の先輩で、21歳のれっきとした大人なのだが、身長140センチほどのロリ体型なので、俺と並んで歩いていたら傍から見たら完全に事案である。
2人で街中を歩いている時も、何度周りから白い目で見られたことか……。
そんな先輩からの誘いで、格ゲーで負けたほうが罰ゲームとして、勝ったほうの言うことを何でも聞くということになり……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-24 21:14:51
5399文字
会話率:54%
「お兄ちゃん」
「ん? ――!」
おもむろに俺の部屋に入って来た祐実(ゆみ)を見て、思わず息を吞んだ。
祐実は青を基調にした花柄の振袖を着ており、普段は下ろしている髪をアップにしていたのだ。
艶めかしいうなじが覗き、得も言われぬ背徳
感がよぎる。
「どうしたんだよその格好」
「……お兄ちゃんと、初詣に行きたくて」
「……ああ、初詣か」
確かに今日は大晦日。
子どもの頃はよく二人で初詣に行ったものだが、祐実が高校に入ってからは、祐実は友達と初詣に行くようになり、去年も一昨年も大晦日は別々に過ごしていた。
「今年は友達とは行かないのか?」
「……うん、今年はお兄ちゃんと行くって言ったから」
「そ、そっか」
何故今年に限って俺と行きたいなんて言い出したのかは見当もつかないが、別に断る理由もないしな。
「じゃあ、久しぶりに二人で行くか」
「……うん!」
「――!」
普段は無表情な祐実が不意にヒマワリみたいな笑みを浮かべたので、俺の心臓がドキリと一つ跳ねた。
イ、イカンイカン、妹に対して、何をドキドキしているんだ俺は。
今から約10年前、俺が9歳、祐実が8歳の時に親が再婚して義理の兄妹になった俺たち。
この10年、俺は祐実のことを兄としてずっと守ってきたんだ。
最近はめっきり大人の女に成長しつつある祐実を見て、煩悩に頭が支配されそうになることが増えたが、いい機会だ、除夜の鐘を聴いて煩悩を退散させよう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-30 21:06:53
4236文字
会話率:50%
思い出の中の大切な人に夢で逢えたら……。
出会うタイミングが合わなかった二人が、違う人生を歩みながらも、心はその時の気持ちを覚えている。
好きだった人の夢を見ると、一日中嬉しい気持ちが続き「ああ、もしこうだったらなぁ」とか、思わず違う人
生を想う事ってありませんか?
そんな、大切な人との想いを紡ぐ大人の恋の物語。
※他サイトと重複投稿をしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 12:38:47
6286文字
会話率:15%
宿り木カフェ」は実際のカフェではなく、悩みを抱え話す相手のいない女性のお客様と、そのお客様にふさわしい男性スタッフとがネット通話でコーヒーでも飲みながら、ゆったりとお話しをする場所となっております。
但し、このサイトを利用するには様々な規
約がございます。
どうぞ全ての規約に目を通し、同意頂ける方のみご登録下さい。
もちろん守秘義務は厳守致しますし、お客様の本名や特定出来る情報などは不要です。
そしてここはあくまで一時の心の避難場所。
悩みを解決する場所でもなければ、カウンセラーが対応する訳でもございません。
この宿り木カフェでどうかお客様の心が、一息つけますことを。
宿り木カフェ運営者 セイヤ
*******************
ここでは色々な悩みを持つ、年齢も様々な女性が主人公のオムニバス形式の小説となっております。
家族を亡くし孤独となった女性から、思春期の子を持つ主婦、不倫をしている会社員まで様々な人物が登場します。
そこに、その女性達が希望した人に近い男性スタッフが話し相手となり、お話しは進んでいきます。
色々な思いを抱きながら、最後はその女性達が何かを感じ、前向きに進んでいく、そんな内容になっています。
あなたなら、どのスタッフと話しがしてみたいですか?
(※case3では性描写を思わせる文章が一部あります。念のためご注意下さい)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-24 12:00:00
106646文字
会話率:37%
約十年程前に公募に応募(かすりもせず落選)し、数年前に別のペンネ―ムで掲載していた短歌集を推敲しなおし、今のペンネームである『生永祥』名義で再掲載させて頂きました。
過去作になりますが、自身初の短歌集です。
テーマは『幾年の春を迎
えたあと、少女は子供から大人の女性へと変化する』です。
50首連作の恋の短歌集となります。
皆様、何卒宜しくお願い致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 23:30:45
1307文字
会話率:0%
未亡人のララ(38歳)は強盗に襲われた。再び目が覚めた時、見知らぬ場所で男爵令嬢に姿を変えていた。ノア・ブルー(20歳)だ。
家族は兄のみ。しかも貴族とは名ばかりの困窮っぷりだ。もちろんきれいなドレスなど、一枚もない。
「働かなくちゃ」
ラ
ラは元々がやり手の食堂経営者だった。兄が研究員を務める大学のカフェテリアで仕事を得た。
不安も感じるが、ノアの生活を楽しみ出してもいた。
外見は可憐な貴族令嬢。中身はしっかり者で活動的な大人の女性だ。しばらくする内に、彼女は店の看板娘になっていた。
そして、大学内でアシュレイに出会う。彼は二十七歳の教授で、侯爵だ。端正で貴公子然とした彼は、ノアに対して挙動不審だった。目を合わせない。合ってもそらす。狼狽える…。
「わたしに何か言いたいのかしら?」
しかし、アシュレイは紳士的で親切だ。ひょんなことから、仕事帰りの彼女を邸に送り届けることを申し出てくれた。しかも絶対に譲らない。ノアには迷惑だったが、次第にそれらにも慣れた。
「住む世界の違う人」
そう意識しながら、彼との時間をちょっと楽しむ自分にも気づく。
ある時、彼女が暴行に遭ってしまう。直後、迎えに来たアシュレイにそのことを知られてしまった。
当たり前に彼女へ上着を着せ掛けてくれる彼へ、抗った。
「汚れるから止めて」
「見くびらないでくれ」
彼は彼女を腕に抱き上げ、いつものように送り届けてくれた。
見られたくない場面を見られた。それがとても恥ずかしくて辛くて惨めで…。気丈なノアも取り乱してしまう。
暗い気持ちの彼女の元へ、毎日彼から大きな花束が届く。それは深く傷ついたノアを優しく励ましてくれた。
一方、アシュレイはノアが痛々しくてならない。彼女を傷つけた相手を許せずにいて——————。
三十八歳。しっかり者のシングルマザー。若い貴族令嬢に転生してしまう。
過去に起因し、彼女を前に挙動不審丸出しの侯爵、二十七歳。
奇跡的に出会った二人が惹かれ合う。じれじれラブストーリーです。ハッピーエンドです。
※途中、ヒロインの暴行シーンがあります。不快な方はご自衛下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-24 20:40:25
119765文字
会話率:38%
水属性の魔法師メイールは幼げな可愛らしい外見だが、立派な大人の女性だ。属性通りおおらか…いや、大変に大雑把な面倒くさがりな性格だ。のんびり街中を見廻れる仕事を愛し、穏やかに暮らしている。
ある時多数対1人の喧嘩を見かけ、危ないところで間に割ってはいった事で、美貌の青年と知り合う。その青年はちょくちょくメイールの前に現れるようになって…。
「【なろう版】婚約破棄されて、そのまま新しい婚約者と既成事実を作らされる為に軟禁されました」の婚約破棄した我儘傲慢顔だけ皇子とその新しい婚約者の話です。リクエストを頂き、書き上げました。ハッピーエンド主義の為、色々考えたら思ってもなかった結末になりました。上記作品を読まないとちょっと分かりづらいかな?と思います。 こういう話があってもいいかなーって思っていただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-12 23:27:20
8518文字
会話率:52%
大人の女と男の恋愛小説
真実の愛と偽の愛を交差し、愛について考えてゆく。
男は女の知的で美しい容貌に惹かれ、女は愛を知らず身を任せて男と一緒にいる。
愛とはなんなのか。
最終更新:2023-05-03 18:22:07
1075文字
会話率:3%
塾講師だった肇(はじめ)は、五人の教え子たちと久方ぶりに再会することになった。彼らは大学受験も就職活動も難なくこなし、その後の社会生活も多少の愚痴をこぼしながらも適応能力の高さを見せつける。
彼らが高校を卒業してから七年が過ぎていた。当
時から、とても仲良しだった五人。だが、彼らにはもう一人仲間がいた。倉持さよりである。
彼女の父親(善(よし)幸(ゆき))は、彼女が受験モードに入ろうとした時期に交通事故で亡くなった。大学を受験しなかったさより……。その理由と、その後どうしていたのか、今回の飲み会まで、その経緯を彼らから明かされることはなかった。
肇は当時、親分肌だった優史と歯に衣着せぬ性格のさよりが、傍から羨ましがられるほどの両想いだったことは知っていた。
今回の飲み会で、優史が仲間の一人である純子と付き合っていたことを明かされる。肇は、あの頃の挫折感が漂うさよりの姿を想い起こすと、いたたまれぬ思いを抱きながら、彼らの話を聞いていた。
今日、彼らからこの飲み会に誘われた主な理由は、文子の同棲相手である勝彦との悩み事の相談だった。深刻な悩み事のようなので、肇は、文子と別な店へ移動し話を聞くことにした。
そこは、ウエイターが粋な計らいをしてくれるバーだった。
文子は、序盤、さよりと優史が何故別れたのか、その経緯を具に語り始めた――。そこには、仲間同士の強い絆で結ばれた二組の関係が存在していた。肇は意外な話の展開に愕かされる。
この後、文子は漸く勝彦とのこれまでの同棲生活を話しはじめた。
淡々と語る文子の姿……。が、ある出来事を話しはじめると、彼女の形相が一変した。グラスを握り締めている手が震えはじめ、涙が止まらない。居た堪れぬ思いが伝搬してきた。肇は憶測をめぐらす――。
二人はバーを出る。と、小雨が降っていた。しっとりと濡れていく文子の髪……。何かが吹っ切れたようだ。大人の女になっていた文子は、順次謀(はかりごと)を肇へ仕掛けていく。それは、肇にとって思いも寄らぬ挙動。
文子は、自由奔放な振る舞いを更にエスカレートさせ肇を混乱させると、強引に無秩序な空間へと引きずり込んでいった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-26 00:00:00
617267文字
会話率:41%