「先輩、言いましたよね……わすれさせて、くれるって」
好きな女の子は幼馴染の男の子がいて。
その子と結ばれると思っていたから、自分は気持ちを秘めて応援しようと思っていたのに。
好きな子が選んだのは、たまたま私より先に彼女に告白した
女の子だった。
私でいいじゃん。なんで、私じゃなかったの?
そんな思いが膨れ上がり、それでも嫌われるのが怖くて何も言えずに物分かりの良いフリを続ける私に先輩は言う。
「忘れさせて、あげようか」
その言葉に甘えて、縋って、溺れていく。
下記の作品の、もうひとつの恋のお話です。
【キスひとつで、目覚める恋】
https://ncode.syosetu.com/n1739gj/
※主人公と先輩は女の子同士で、百合要素が含まれます。苦手な方はご注意ください。
※アルファポリス様、カクヨム様にも掲載させていただいています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-08 09:11:57
6870文字
会話率:46%
新天地は極楽浄土。
何もかもが恵まれ過ぎていて離れ難い。
それでも失ったものある。
向上心と引き換えに得た、命の灯火は、果たして何時まで持つのだろう?
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事
項2
これから先、何度も出てくる神様の価値観。
絶対に分かり合う事は出来ないと思うんですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-21 18:07:04
935文字
会話率:20%
当たり前に言えに帰れて、当たり前にご飯が食べれて、当たり前に布団で寝れる。
これ、全部当たり前じゃないんだ。
何時如何なる時でも、天災は全てを奪い尽くす。
そう思うと、怖くて、怖くて、塞ぎ込んでしまう。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
震災でお亡くなりになられた方々、ご冥福をお祈り致します。
何があっても後悔が無いように生きようと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-28 20:44:28
1226文字
会話率:50%
繰り返される毎日に、嫌気が差した訳では無い。
けれども食傷し、見知らぬ土地へと降り立ちたくなった。
降り立ったのは、数ヶ月に一度訪れる本の街。
日常に潜む酩酊と幻想。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いま
せん。
注意事項2
何度訪れても、いい街だと思いますよ。
主人公は渡ではありませんが、大人の女性をイメージしてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 14:09:44
1122文字
会話率:0%
――最初は、ほんの興味半分だった。
一人の少女は知的好奇心から、不老不死の薬を作り出してしまう。
口にしてしまった少女――アリスは、その日を境に老いることも死ぬこともなくなった。それ故に周囲の人々から恐れられ、疎まれるようになる。五
百年の時を経て、互いの溝はいっそう深くなっていった。
そんなある日、彼女のもとを一人の青年が訪れる。
彼は言った。
自分と一緒にこないか、と。
それでも故郷を離れ難いアリスは、首を縦に振らず。
その夜に、事件は起こるのだった……。
※アルファポリスさんにも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-01 08:00:00
5861文字
会話率:33%
『——オ、オマエ、すごいな。オレ、あんなの初めてだぞっ』
全く経験したことのない心地よさに、幼い龍は目を丸くして、上機嫌に喉を鳴らしていた。王城の如き巨大な姿だった龍は、今は無邪気な子犬のよう。伝説と畏れられる邪龍は若返っていた。そして、
この龍を虜にしたのは、羊飼いの少年ラース。彼の『施術』という技術が龍を蕩けさせ、龍にとって少年を離れ難い存在にしていた。
▼▼▼
自らの村を救うために、この龍の生贄になるはずだったラースは、こうして思いがけず生き残った。
しかし、これは始まりにすぎなかった。魔獣が、龍が。みな少年の『施術』に溺れ、満たされてゆく。
森の魔獣。龍を求める冒険者。隙をうかがう他の龍。邪龍を中心に動き始める者達と関わるうちに、少年の存在は、最上位の龍たちをも動かし、世界の流れを変える。
やがて、かつての平穏を求めた少年は、安らぎの中で幸せに包まれる——
▼▼▼はじめに▼▼▼一、二話目は序盤とは関連が薄いです。三話目からが本編ですので、そこから読んでもいいかもしれません。途中辛い場面が結構あります。それを乗り越えてこその結末になるように頑張りますので、どうぞ最後までお付き合いください。しばらくは連日投稿します。▼▼▼感想いただけると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-11 22:19:54
425370文字
会話率:52%