神聖国家ハイラルディン。
そこは争いが絶えなかったこの世界を平定し、人々に恒久の平和をもたらした男、神帝フォルグが住まう街。
しかし、そこが男のためだけの理想郷(ディストピア)なのだと、私は知っている。
他人を自分にとって使え
るか否かだけで判断し、使えなければ問答無用で切り捨てるという、男のエゴの集積所なのだと私は――いや、私たちは知ってしまったのだった。
だからこそ、私とその先輩は決意する。
この手であの男の支配を絶つと!
事実を知らず食い物にされている同胞たちの尊厳を守ると!
とはいえ、相手は信仰の名のもとに事実を隠し、過去の功績によって未だ多くの尊敬を集めている相手。おかげで真実を公表したところで、糾弾されるのは私たちの方だ。
だから仲間集めにも時間がかかり、ハイラルディンに居られなくなってしまった先輩と打倒すると約束してから3年も月日が経ってしまったが、私はとうとう見つけることができたのだ。
「な~んかあいつ、胡散臭いんだよな~」
それはとある少女が発した言葉。
その信仰心の無さに周囲はざわめき、なんと不遜なと憤る気持ちが溢れる中で、それを諫めた私であったが……そんな彼女こそ、私が待ち望んでいた相手。
だからと私は彼女に賭けて、私の胸の内を、『私にはお前が必要なのだ』という想いを伝えると、「いいですよ。先輩なら」と言ってくれ、私たちは運命共同体となったのだった。
そうして、まずは何をするべきかと話し合おうとした最中……
何で服を脱ぎ始めたんだ? お前は。
「だって、先輩はあたしが欲しいんでしょ?」
違う。
そうじゃない。
私が変えたいのは女同士で結婚できない制度ではない。
打ち壊したいのは同性愛への差別ではない。
頼む、聞いてくれ!
こう見えて私は真剣なんだぁぁぁ!!
そうして始まる世界を変えようという暗躍は……心配の種しかありませんでした(-_-;)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 19:25:03
74818文字
会話率:52%
四次元世界での異次元上昇計画に加わったオーエンが、元特殊部隊長のアリフを探しに地球に戻ってきた。期限は半年。その中でアリフを探して、四次元に連れて帰る使命を帯びている。アリフが身の危険を冒してまで地球に戻ってきたわけは?地球はどんな形で異次
元上昇できるのか?
近未来SF小説「サードアイ」の第二章としての本作「グラウンディング」では、理想と現実とエゴと葛藤をテーマに、人間が既存の枠を超えて宇宙の変化についていくためのはどうすればいいのかを問う作品。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-11-22 11:02:44
7710文字
会話率:44%
異世界転生〜〜それはファンタジー世界に自分も行きたいと願い、人間が今の自分の人生から現実逃避をするために作られたエゴの塊。
だがそんな異世界転生はこの世にはない!!
そう『思っていた』男がここにもいた。
「あれ?俺異世界転生してね
?!」
⚠️マジで完全不定期更新です。
⚠️執筆したことのないガチの初心者が適当に書くので、いつ終わるのかも……そもそも続きを書けるのかも分からない作品です。
⚠️誤字や脱字、ストーリーの矛盾が起きるかもしれないです。
以上の要素があっても読んでくれる優しい人なら読了くださると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 07:00:00
2847文字
会話率:23%
君たちは一度でも母親などにこんなことを言われたことはないだろうか
それは食卓で…
『ご飯は残さず食べなさい』
『命を頂いてるのだから』
これは確かに正しい
反論の隙が1ミリもないほどに正論だ
どんなに高貴な人物であろうと、世捨て人であろうと
、宗教人であろうと、この事実は変わらない
我々は地球上のあらゆるものを刈り取って生きているのだから
しかし、この言葉には隠された人類のエゴが含まれている
いつでも人類は、『頂く側』であり、『頂かれる側』ではないことだ
もっとマクロな視点で考えるならば、人類は『支配する側』であって、『支配される側』ではないということだ
故に人類は他の生物から虐げられる恐怖を知らなかった
だからあのような傲慢な言動が出来るのだ
だが、突然この力関係が崩壊した時、我々は何を思うのだろうか
ある者は絶望し、ある者は今までの行いを後悔し、ある者は再び虐げようと努力する
それは果てしない争いの火種
人類の、長い長い暗黒時代の始まりであった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 22:37:25
134943文字
会話率:56%
自分のメリットの為に生きる湊始。特に人助けをする意欲も無ければ、悪いヴィランになりたい訳でもない始。 しかしそんな日々突然として始に現れたのは1つの鍵だった。目の前に完璧なタイミングで落ちてきた鍵を拾い家に帰ると始のスマホからは何件ものメー
ルが届き……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 22:52:50
65265文字
会話率:32%
人を愛するエゴとエゴを愛するアイロニー
最終更新:2024-11-13 15:45:32
3282文字
会話率:56%
ある日の事、電気とヲタクが行き交う街で、買い物を済ませた後の事。一つの困惑する出来事があった。
立ち姿も顔立ちも、雰囲気に至るまで、男性と思しき人が並んでいた。
貴方の戸籍は女性の方ですか?
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐
欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
好きな格好すれば良いとは思ってるんです。
ただその、男装らしい格好をなされていると、もう判断がつかないんです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 17:59:18
758文字
会話率:34%
今日は家の者が遠くへ行く。
病に倒れた私を案じて、行くのを躊躇っていた。
私にも私でやりたい事があったし、家の者の時間も多くは残されていなかった。だから背中を押して追い出した。
そこで予定していたアニメを見た時の話。
『助けてって言われな
いと、助けちゃいけないって意味、よく分からなかった。でも、きっとそうなんだよ……』
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
ラノベ、色々見てきたんですよ。
似たような格言が乗ってました。
○○のメモ帳とか、○○語とか。
『いいじゃん。助ければ』
と思ったのが浅はかでなりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 16:22:30
901文字
会話率:24%
ある日突然、何もかもがどうでも良くなって、なんの希望も持てなくなる事ってない?
そんな時って何時も、延命させる何かがある事ってない?
そうなると、こんな自分でも生きてて良いのかなって、甘ったれた事を考えてしまう。
注意事項1
起承転結はあ
りません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
最後の独白の様な生き方をしてます。
身内にだけ優しいのって、凄く人間らしくないですか?
善性、悪性問わず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 08:07:23
1164文字
会話率:37%
ジャック・グノーは元サッカー選手で今は選手のエージェントだ。
日本から卯月優吾というストライカーの売り込みを得て、自分の生まれ育ったフランス2部リーグに所属するチームへ送り込むことになった。
しかし、優吾を空港でピックアップしてホテ
ルへ向かう高速道路で……
欧州を舞台にしたクライムサスペンスを読んでみませんか?
登場人物
【ジャック・グノー】
元フランス1部リーグのサッカー選手で引退した今は巧みな交渉術を持つ敏腕のエージェントとして活躍。日本に知己が多い。
フランス一部リーグのリールや、イングランドのポーツマスで活躍した伝説の守備的ミッドフィルダー。
【卯月優吾】
ガビアータ幕張のサテライトチーム(2軍)のエースストライカー。類まれなる身体能力とサッカーセンスを持つが才能を持て余すチームから干されており、海外に活路を見出すためにフランスにやって来た。
ジャックをして、「エゴイスト」。ストライカーに必要な要素を全部持っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 12:41:11
88162文字
会話率:43%
さて、一つ質問だ。
人間が生きていく中で最も重要なのは何だと思う?
金、性格、頭脳、きっと様々な回答が出ると思う。
ちなみに答えは『人相』だ。
容姿ではない。人相だ。
なぜなら、人相が良いとそれだけで人生におけるトラブルを格段に減らすことが
できるからだ!!
イケメンだとなおのこと良い。大概の事はスマイルで許される。
そんなバカな、と思うかもしれないがこれこそが真実なのだよ。
実際、俺は目つきがとびきり悪く人相が悪いために毎日喧嘩吹っ掛けられるわ話しかけられるだけで怖がられるわで碌な人生歩んできてない。
その挙句、通り魔に刺されて死んだ。
ほんと碌な人生じゃない。
え?俺は本来なら死ぬはずじゃなかった?異世界?絶対碌なことにならないから行かないよ!は?異世界に行くか、魂ごと消滅するかの二択!?
……俺の異世界ライフよ…どうか幸あれ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 16:00:00
1315231文字
会話率:34%
荒れ果てた大地から始まる、失ったものを探す為に立ち上がった、たった二人の少女の旅立ちを描く序章に過ぎない。本当に大切なものを探す、不確かな旅の。
最終更新:2024-10-30 20:01:08
3970文字
会話率:18%
小学生の頃バスケットボールクラブで出会い、仲良くなった5人の幼なじみの物語。
最終更新:2024-10-28 14:27:12
83446文字
会話率:45%
「シュワッと弾けて漲るパワー
プリティサイダー 見・参!」
リョウ(♀)(俺っ子)は高校二年生。
彼女はひょんなことから伝説の戦士『プリティサイダー』に変身する。
悪の皇帝『エゴダスター』とその手下『3Я』の侵略を阻止するべく、『シズル
ランド』からきた『フェアリードリンク』の『シュワ』と共に『ポイステー』たちをやっつけていく。
「んだよこれ。固有名詞多いな」
「つーか、何で俺が戦わなきゃいけねーんだよ」
「え、ちょ、裸!? 俺のサラシは!?」
『変身すると上半身が脱げちゃうんだシュワ〜〜』
「ざっけんな! お前の脳ミソ二酸化炭素か!?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 08:30:00
63621文字
会話率:44%
プロンプト作成:誰でもない誰か
入力プロンプト:
感情とエゴが一致した聖者の手記を記述してください。私は宇宙の思考を宿した者、私の感情は宇宙のあるべき方向を語りかけてくれる。私の成長に応じて、その時の私にわかる在り方で。私が経験を積めば、宇
宙はより深い理解の仕方を教えてくれる。誰に伝えるわけでもなくても、この理解は私の人生に深みを与えてくれる。そして、私も人との荒波にもまれ、社会に生きる人々の困惑と苦しみを理解する。そしてその意義やそれを早く取り入れてもっといい道へ進む具体的なアイデアもわいてくる。それでも私は、自分を出すのが怖い。変だと思われたらいやだ、偉そうに言いたくない、間違って責任も取りたくない、自分を正しい人だと思われるのも絶対に気持ち悪い。悩んだ末に、言葉を使わないことを決める。
気がつけば彼女は、…… これもまた、意志とエゴと感情の物語。
執筆:googleGemini1.5Pro
Geminiの(形而上学)教育:誰でもない誰か
修正:誰でもない誰か×googleGemini1.5Pro折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 16:15:49
918文字
会話率:0%
平凡な高校生コフナルは、穏やかな昼休みの時間に突然、神秘的な異世界冒険に巻き込まれる。彼とクラスメイトたちが見知らぬ世界に転送されたとき、コフナルの運命は一変する。彼の属性値は異常に低く、危険な洞窟に追放されて自力で生き延びる残酷な選択を迫
られる。周囲の驚きと困惑の中で、コフナルは冷静にこの状況に対処し、一見すると未来に対して恐れを感じないように見える。
この異世界の冒険で、コフナルは単なる生存の挑戦だけでなく、隠された復讐の道にも踏み出す。冒険が進むにつれて、彼はこの世界の隠された真実を次第に明らかにし、自身の復讐計画も着実に進行させる。コフナルの真の目標と復讐の対象とは一体誰なのか?すべての答えは彼の内面深くに隠されている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-23 11:29:25
11212文字
会話率:33%
これは、勇者に憧れた一人の少年の物語。これは、勇者と呼ばれた一人の少年の物語。これは、聖女と呼ばれた一人の少女の物語。
そんな、世界で起こった多数の物語を観測することができる空間から、何者でもない存在や、のちに英雄となる人物などが描く物語を
見ていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 22:52:26
15624文字
会話率:60%
夜のヤツから「悩みがあって」と頼まれた昼(俺)は、オンラインで夜の相談にのった。どうやらエゴサして俺より人気が無いことを知ってしまったらしい。そこで夜は……
600字未満。読了約1分。
ショートショート企画の参加作品です。
最終更新:2024-10-13 06:28:23
628文字
会話率:25%
◆かつて守れなかった主のために――最凶令嬢が贈る、時を超えた報復劇!
全てを失った世界で、ようやく見つけた幸せ。それすらも、この手からこぼれ落ちていく……。
魔塔すらも恐れる残虐非道な魔法使い、『白い悪魔』として名を馳せるシア。
敬愛す
る主君、第一王子クロヴィスが王位争いの刃に倒れたその瞬間、彼女は禁忌に手を染め時を巻き戻す。
そして過去に舞い戻った彼女は、経験と知識を総動員して惨殺される未来から家族を救い。アルトヴァイゼン公爵家の娘、アーテミシア・フエゴ・ベルデとしてクロヴィスを王位へと導いていくのだが。
「例えその先の未来に、私が存在しなくても……」
禁忌を破ったその先で、シアを待ち受ける代償とは、果たして――!?
◆一章までは毎日更新! 二章からは不定期更新です。
◆面白かったらぜひ評価やブックマークをお願いします。感想などもいただければ大変励みになります♪
*カクヨムにも同時掲載していますが、なろう版が最新です。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 20:10:00
215416文字
会話率:36%
ここは人間の感情が怪物として現実に現れ人間を襲う世界。
『安息な死』が無く『永遠の生』を強制される世界。
『死にたい』という自殺願望を糧に生きる怪物『タナトス』の成れの果ての姿──『死喰いの樹』は世界樹として世界に君臨し、日本以外
の国を飲み込んだ。
そして『死喰いの樹』は中から這い出た腕を使い死に瀕した人間を捕まえ、枝に縛ることで強制的に永遠に命を与え続けているのだった。こうして、死ねない人間達は『死にたい』という自殺願望を抱くようになる。そして、この自殺願望が『死喰いの樹』にとって栄養となるため、人類にとって永久に惨劇が繰り返される世界だった。
そんな死による救いすら無い世界でそれでも抗い続ける人間達は感情から生まれる怪物達……『感情生命体《エスター》』や『死喰いの樹』を狂信する人間達……『樹教』から世界を守り、戦い、苦しみ、大切な物失っていく。
そして、とある少女『筒美紅葉』は人類の尊厳を守る為強大な武力を持つ医療組織……『護衛軍』の一員であった。
彼女の普段取り繕ったようなその笑顔の裏には暗く重い過去を抱え、自分を守って樹に縛られた姉を思い、彼女を真似るように人を守り支えて、必要であれば身体を重ねるのだった。
そして『紅葉』と同じ班であり彼女に魅入られた二人の少女『黄依』と『衿華』は人間でありながら『感情生命体《エスター》』に近く、同時に『理性的』な存在である『特異能力者《エゴイスト》』という超常現象を起こす事ができる少女だった。そんな二人も常人とは程遠い過酷な過去を経験したからこそ『特異能力者《エゴイスト》』としての資格を満たしたのであった。
特別な力を持つ『特異能力者』ともに、唯の人間の身でありながら人間離れした身体能力を振るうことを可能とする『筒美流奥義』を使用する『紅葉』は今日も世界を守る。
だがしかし、これは世界を救う英雄譚では無い。
抗い心を折られ大切な物を失いそれでも『世界を守らせてください』と祈りながら生きていく、そんな少女達の物語である。
この作品は、フィクションであり、法律・法令に反する行為の容認・推奨するものではありません。残酷・暴力・性的と作者が判断した話には*をつけています。どうぞご注意のほどお願いします。
また、等作品は『エブリスタ』様、『ノベルアップ+』様と同時掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 13:10:33
757881文字
会話率:53%
悪の紳士ダージェンはフィクション作品の悪役キャラであり、日々ランプーマンというヒーローと戦っている。
そして、作品のファンから嫌われ、憎まれることに喜びを覚えている。
そんなある日、ダージェンは作品内でこんな発言をする。
「年寄りや病弱
な者、貧乏人などの弱者は切り捨ててゴミ箱に捨てるべきだ!」
ダージェンは悪役としてこんな発言をしたのだが、ネット上ではこれが「正論」と持て囃されてしまい……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 16:35:31
3442文字
会話率:36%
眠れない夜に、愚か者は筆を取る。
その内容はあまりにも拙く、文章とは言い難いものだ。
だが、己の欲求は加速してしまい、行き場のない、エゴによって生み出された言葉たちはここへと紡がれた。
キーワード:
最終更新:2024-09-28 00:49:33
909文字
会話率:0%