豊穣の神が営むおむすび処のメニューは1つ。店主の思い出の味のみ――。
大学進学を機に田舎から都会に上京した伊勢山莉亜は、都会に馴染めず、居場所のなさを感じていた。
とある夕方、花見で立ち寄った公園で人のいない場所を探していると、キジ白の猫
である神使のハルに導かれて、名前を忘れた豊穣の神・蓬が営むおむすび処に辿り着く。
自分が使役する神使のハルが迷惑を掛けたお詫びとして、おむすび処の唯一のメニューである塩おにぎりをご馳走してくれる蓬。おにぎりを食べた莉亜は心を解きほぐされ、今まで溜めこんでいた感情を吐露して泣き出してしまうのだった。
店に通うようになった莉亜は、蓬が料理人として致命的なある物を失っていることを知ってしまう。そして、それを失っている蓬は近い内に消滅してしまうとも。
それでも蓬は自身が消える時までおにぎりを握り続け、店を開けるという。
そこにはおむすび処の唯一のメニューである塩おにぎりと、かつて蓬を信仰していた人間・セイとの間にあった優しい思い出と大切な借り物、そして蓬が犯した取り返しのつかない罪が深く関わっていたのだった。
「これも俺の運命だ。アイツが現れるまで、ここでアイツから借りたものを守り続けること。それが俺に出来る、唯一の贖罪だ」
蓬を助けるには、豊穣の神としての蓬の名前とセイとの思い出の味という塩おにぎりが必要だという。
莉亜は蓬とセイのために、蓬の名前とセイとの思い出の味を見つけると決意するがーー。
蓬がセイに犯した罪とは、そして蓬は名前と思い出の味を思い出せるのかーー。
※アルファポリスにも掲載しています(四片霞彩名義)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 14:30:00
35638文字
会話率:51%
超ハードコア大河RPG【羅刹の銀河】の冒頭でエイリアンにむしゃむしゃ食べられるキャラのレオに気がついたらなっていた。
しかも食べられる着前に。
だったら俺の屍を越えて行けとカッコイイ演説をして果てようと思ったら、なぜか英雄になってしまった!
?
これは何をやってもギャグにしかならない男による筋肉と戦いと無限増殖する黒歴史の記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 13:43:39
860393文字
会話率:29%
羅刹の銀河(そら) ~取り返しのつかないタイミングで冒頭で死ぬキャラになったので本当に好き放題したら英雄になった~
https://ncode.syosetu.com/n4325jd/
のバンダナコミック縦読みマンガ原作大賞応募用の脚本で
す折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-29 14:48:15
5588文字
会話率:44%
最初のほうで主人公にからんで破滅させられる悪役の『氷邑梅雪』として、和風R-18シミュレーションRPG『剣桜鬼譚』の世界に転生した。
目覚めた時は10歳。しかしまだ取り返しがつく段階だ。これから人に嫌われないようにつつましやかに、目立
たないように生きて行けば破滅ルートにはのらないはず。
と、思っていたのに……この体、煽り耐性がゼロ!
煽られるとすぐ煽り返す。挑発には必ず乗る。そのせいでつつましく生きられない!
これは煽り耐性ゼロのせいで無双するしかなくなってしまった悪役令息が、破滅ルートを回避しようとあがくお話。
※カクヨムで先行公開しております。
カクヨム版とは一部内容が異なります。
※ハーメルンでも同時連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 11:00:00
196006文字
会話率:19%
悲しい恋人たちの物語『Bonniy & Clyde』含め、リュカとローズのドタバタ時々しみじみな五つのエピソード。
【『Episode1 Bonniy&Clyde』のあらすじ、及び全体のあらすじ】
ある日二人は、巷を騒がせて
いる『悪魔の吐息』という違法ドラッグを、大量に組織から持ち逃げした賞金首クロウを追うことになる。
クロウは恋人レナと一緒に逃亡しており、偶然二人と遭遇したリュカは『悪魔の吐息』の威力にボコボコにされた。
高額賞金とボコボコにされた借りを返すべくクロウとレナを追ったリュカだが、クロウはすでに取り返しのつかないことになっていて――。
『――剣と薔薇の名の元に、我汚れた魂を浄め祓わん』
恋人の運命を、レナは選ぶことができるのか?
リュカが下したある決断とは?
【全体のあらすじ】
『ゲヘナ開門』――惑星間の短時間移動を可能にする装置、コズミックゲート。その試験運転事故は、後にこう呼ばれた。
それから四十年余り、コズミックゲートから地球に侵入してきた未知の生命体は『悪魔』と呼ばれ、人々の生活を荒らし、世界には犯罪が急増した。
その膨大な犯罪を取り締まり早期解決するため、警察と軍が統合された組織「SAF」が誕生、悪魔や悪魔絡みの犯罪者、また普通犯罪者にも賞金を懸けたため、世界には『賞金稼ぎ』が存在するようになった。
また、『悪魔』を滅するには祓魔が必要で、よって世界中のあらゆる宗教が団結し、国際祓魔師協会を設立。
世界の平和のために『悪魔』を祓う『祓魔師』が存在するようになった。
SAF、賞金稼ぎ、祓魔師、フリー祓魔師(狩師)。それらの存在が当たり前になった世界で、人類は『聖戦』を経て、悪魔と共存する世界に順応していた。
そんな世界の片隅、極東の島国・日本の、東京シティ西ブロック武蔵野エリア。
ゴシック様式の古い教会。その名は『L&R祓魔事務所』。
フリー祓魔師リュカ・アルトワとその助手ローズが営む祓魔事務所だ。
これは、未知の生命体『悪魔』が侵入してきた世界で、凸凹コンビ・フリー祓魔師リュカとゴスロリ天才化学少女ローズが、賞金首を追ったり持ち込まれる事件に奮闘する、コメディでちょっぴりほろ苦い物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 23:00:00
109926文字
会話率:48%
時は25XX年、日本は電力に代わるエネルギー、魔力により資源大国となっていた。
しかし魔力はあくまでエネルギーであり2000年代前半の人間がイメージするそれとは、かけ離れている。
そんな日本の首都マキシム市のマキシム高校に通う堂本
ネオウには夢があった。
得意の発明で魔力を使って魔法を開発、そしてこの世界をファンタジーにすると。
そんな彼に、クラスメイト宮下マナは依頼を出した。
異世界人に盗まれた聖剣を取り返して欲しいと。
魔力を使う日本、いやファンタジーを目指すネオウにとっても、異世界や聖剣の存在は絵空事。
疑いつつも依頼を受ける事になったが、架空の種族と思われたエルフと出会い、彼の夢は加速する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 01:42:56
35772文字
会話率:44%
2年前に旦那を事故で亡くし、シングルマザーとなった私は、ある日息子とともに異世界に召喚された。
私達を召喚した人間達は、息子を勇者と呼び、復活した魔王と戦わせようとしていた。
まだ中学1年生の息子を魔物と戦わせるなんてとんでもない!と奮闘し
たところ、邪魔者扱いされた私は、たった一人で魔物の巣窟に置き去りにされる。
死を覚悟した何の力もない私を助けてくれたのは、人間の敵であるはずの魔物たち。
一緒に過ごしていくうちに情も芽生えたけれど、平和な日々は長くは続かない。
数々の試練に対抗できる自分の武器は、料理の腕と機転を利かせることだけ。
息子に会うまでは死ねない!と、日々奮闘しているうちに、いつしか私は魔王軍の幹部になってしまった。
そんな訳で、感動の親子の再会は、戦場で敵同士となる事に・・・
何でこんな事になった?責任者でてこい!大事な一人息子、絶対無事に取り返してみせます!
アラフォーおばさんの反撃が、今ここに始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 16:48:04
1250650文字
会話率:47%
彼は中学時代に思春期のおさえがたい衝動に身を任せ、取り返しのつかない罪を犯した。その後、彼は罪悪感を引きずりながら過ごしていた。
高校入学後、新たな気持ちで春を迎えたが、彼は思いがけずに中学時代の一件の当事者である少女と再び出会う。不思議な
少女とも新たに出会っていき大きく環境が変わる中、彼は過去と向き合いながら新たな一歩を踏み出そうとするがーーーその視線の先にあるのは、再び犯すかもしれない罪だった。
*少々性的・過激な描写がありますが、直接的かつ過度なものにはなりません。しかし、そうした描写に弱い方は気をつけて読んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 13:13:17
26215文字
会話率:24%
公爵令嬢アズールサは隣国の男爵令嬢による嘘のイジメ被害告発のせいで、婚約者の王太子から婚約破棄を告げられる。
「どうぞご自由に。私なら傲慢な殿下にも王太子妃の地位にも未練はございませんので」
しかし愛のない政略結婚でこれまで冷遇され
てきたアズールサは二つ返事で了承し、晴れて邪魔な婚約者を男爵令嬢に押し付けることに成功する。
「――ああそうそう、殿下が入れ込んでいるそちらの彼女って実は〇〇ですよ? まあ独り言ですが」
嘘つき男爵令嬢に騙された王太子は取り返しのつかない最期を迎えることになり……。
※他サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 12:02:30
14366文字
会話率:31%
郊外の製造工場で交代勤務をしている主人公は、
ある日、夜中の巡回中に“使われていないはずの仮設詰所”に明かりが灯っているのを目にする。
中にいたのは、見知らぬ作業員。
点呼表には“藤谷 崇”という名前――だが、そんな男は、三年前に夜勤中の
事故で亡くなっていたという。
「でも、点呼には返事があるんだよ」
交代勤務が日常を侵食していく。
そして気づいたときには、自分の名前が、どこにも存在しなくなっていた。
交代とは、何を引き継ぐことなのか。
“次”になることの、取り返しのつかなさを描く短編ホラー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 21:00:00
4223文字
会話率:22%
勇者が魔王を殺した。
大量の国民とともに。
最終更新:2025-05-07 01:15:19
5202文字
会話率:34%
かつてベトワールには、平和を愛する国王と二人の王子に恵まれた一輪の花、王妃マーガレットがいた。
だが七年前、王妃マーガレットが城下街のスラムでイグランの刺客に暗殺されたことをきっかけに、ベトワールとイグランは戦争状態となった。
そし
て、現在。大国イグランを相手にベトワールの戦線は窮地へと陥っていた。
そんな折、ベトワール参謀総長に連れられ現れた一人の少女が、落とされた戦線をいとも容易く取り返してしまった。
神の声を聞いたと言い、戦場で兵を導いた少女は、たちまちベトワールの聖女と言われ、希望の花となった。
だが、彼女には誰にも言えない秘密があった。
城下のスラムで生まれ育った彼女は、七年前マーガレット王妃が殺される瞬間を唯一その目で見ていたのだ。
そして、彼女は、息を引き取るマーガレットをこう呼んだ。
――お母さん……っ!
時に人を騙し、矢の雨さえ舞う様に避ける彼女は、聖女か、悪魔か。
今、復讐の物語が幕をあける――。
作品情報を編集する
※戦記もののため、人が死ぬ描写や一部残酷描写があります(生々しい表現や、グロ表現はありません)
※戦記もののため、念のためR15を設定しています。
※作品内に、主人公が宗教を否定する表現がありますが、現実の宗教を否定するものでは一切ありません。あくまでも、作品はフィクションであり、主人公の個人的意見です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 13:25:06
174514文字
会話率:60%
不運な事故により私は精霊として生まれ変わることになる。魔女から卵を購入した幼い公爵家の一人息子アルタイルは卵から孵化したのが精霊だと知り、とても喜んでくれる。そんな彼と新しい生活を始めたのだが、精霊コレクターだという隣国の王子がアルタイルと
同じ学院に留学に来たことで、運命の歯車が狂い始めてしまう。王道取り返しストーリーになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 21:36:13
110824文字
会話率:31%
キャナリィ・ウィスタリア侯爵令嬢とその婚約者のシアン・フロスティ公爵令息の前に、昨年までシアンが留学していた隣国での友人が現れた。
その友人はロベリーと名乗り、シアン不在の時を狙い、キャナリィに何かと声をかけてくる。
キャナリィの幼馴
染み兼親友のクラレット・メイズ伯爵令嬢の「必要以上にキャナリィに近付くな」と言う忠告も無視するロベリーと何故かロベリーを受け入れるキャナリィ。
キャナリィの不貞の噂が学園に流れる中開かれた新入生歓迎のガーデンパーティーで、ロベリーに心惹かれた令嬢によってそれは取り返しのつかない事態にまで発展してしまう。
「で、まずはあなたが私に嫌がらせをする理由をお聞かせいだいても宜しいかしら?──」
キャナリィに近付くロベリーの目的は?
不貞を疑われたキャナリィは無事にその場を収めることが出来るのだろうか?
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覗いて頂いてありがとうございます。
全17話予約投稿済みで、7時19時更新です。
★「で、私がその方に嫌がらせをする理由をお聞かせいただいても?」の次年度のお話になっていますので、よろしければそちらもよろしくお願いします(๑•̀ㅂ•́)و✧折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 19:00:00
35043文字
会話率:23%
高校生の夏、重い吃音から逃れるように訪れた離島・汐凪島で、相葉海斗は従妹の凪、転校生のユイと出会う。しかし、美しい島の夏は、古くから伝わる因習と閉鎖的な狂気に蝕まれていた。海斗は、凪を守るという歪んだ決意から、取り返しのつかない罪を犯し、
二人は秘密を共有する「共犯者」となる。
それから五年。海斗と凪は、島で息苦しい共生を続けていた。表面上は平穏に見える日々。しかし、互いを監視し、依存し合う歪んだ関係性は、見えない檻のように二人を縛り付けていた。そんな中、島にリゾート開発計画が持ち上がり、本土から執拗なフリージャーナリスト・佐伯が現れる。佐伯は、五年前の「事故死」として処理された島の長老・シズの死に不審を抱き、真相を追っていた。
佐伯の調査は、海斗と凪が必死で守ってきた秘密の壁を少しずつ崩していく。さらに、あの夏、全てを目撃して島を去ったユイが、記者となり、過去と向き合うために再び島を訪れる。ユイの出現は、海斗と凪の共犯関係を根底から揺さぶる。
封印していたはずのフィルムカメラの存在。蘇る罪悪感と、僅かな解放への期待。凪の深まる執着と、静かな狂気。そして、佐伯によって徐々に明らかにされる、五年前の断崖での衝撃的な真実。
過去の呪縛から逃れることはできるのか。共犯者の檻から抜け出す道はあるのか。それぞれの選択が交錯し、物語は再びあの夏の断崖へと収束していく。これは、罪と罰、愛と依存、そして記憶の重さを描く、痛切な青春サスペンスの第二章である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 07:00:00
32188文字
会話率:36%
重度の吃音に悩み、劣等感を抱える高校二年生の相葉海斗。彼は夏休みを過ごすため、母の故郷である離島「汐凪島」へ帰省する。そこで再会したのは、先天性の心臓病を抱える儚げな従妹・潮見凪。そして、本土から来た快活な転校生・日高ユイとも出会う。
吃
音から解放される凪との静かな時間、劣等感を忘れさせてくれるユイとの眩しい交流。海斗は祖父の形見である古いフィルムカメラを手に、きらめく夏の風景と二人の少女の姿を記録し始める。弾ける「初恋サイダー」の泡のように、淡く切ない想いが芽生えかけた夏だった。
しかし、美しい自然とは裏腹に、島には古くからの因習が色濃く残っていた。「凪ぎ巫女」と呼ばれる特別な役割を担う凪の家系、厄災除けの禁忌の儀式、そして島民たちの凪に対する異様な視線。凪の病弱さ、孤独、運命への諦めと反発が、海斗への純粋な想いを歪んだ独占欲へと変質させていく。一方、ユイは島の異質さと、海斗と凪の共依存的な関係に気づき、正義感と無力感の間で激しく葛藤する。
やがて、島の不漁や凪の病状悪化を理由に、島の長老・シズを中心とした島民たちは、凪を生贄とする古の儀式を強行しようと動き出す。外部への助けも届かず、島の中で孤立していく海斗たち。
夏休みの終わり、儀式が執り行われる運命の夜。狂気に満ちた島民たちを前に、凪を守りたいという歪んだ庇護欲に突き動かされた海斗は、取り返しのつかない自らの選択をする。それは、凪と共に「共犯」という名の逃れられない檻へ足を踏み入れる決断だった。
煤けたフィルムは罪を写し、甘かったサイダーは二度と戻らない純粋さの苦い後味を残す。これは、純粋さが狂気に変貌し、初恋が破滅へと向かう、ある夏の忘れられない記録。閉鎖された島で、少年と少女が選び取った、切なくも残酷な運命の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-26 12:00:00
24849文字
会話率:30%
静かな住宅街に暮らす三島隼人の平凡な日常は、幼馴染・相沢翔太の突然の死をきっかけに崩れ始める。警察は単なる事故死と結論づけたが、死の直前に翔太が語った「地下に何かいる」という言葉が隼人の胸に深い疑念を残していた。
その後、街では奇妙な出来
事が次々と起こる。夜中に響く不規則な足音、誰も近づかない神社での不可解な痕跡、そして家々の裏庭に残された謎の図形。これらの現象に隠された真実を探ろうとする隼人は、自宅の倉庫で見つけた古びた扉を開く決意をする。
扉の先には現実とは異なる歪んだ世界が広がり、隼人はその先に隠された「地下の真実」へと足を踏み入れることになる。だが、それは彼の人生を取り返しのつかないものへと導く始まりでもあった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-23 10:40:56
12370文字
会話率:23%
実はすごいパワーを秘めた桜山しのぶだが、普段はおっとりおまぬけ普通以下の女子高生。
入学したのは名門戦国学園だが、そこで出会った不思議な優等生、服部君に恋してしまう。
勇気を振り絞って渡そうとしたラブレターを、変な忍者に奪われてしまい、乱闘
に。取り返したと思ったら、奪い取ったのはラブレターではなくて、おかしな巻物だった。
「わたしは一体、なに者に恋してしまったの」
ハイテンションシュール初恋ものがたり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-21 12:00:00
80627文字
会話率:18%
彼は誰かの背中を見た。それが誰だったのか、どこで見たのか、なぜ追いかけたのか──わからない。でも気づけば、もう“元の場所”には戻れなくなっていた。
霧の底に落ちた渓谷。知らない少女。名を呼ばない犬。
消えた道。動かない風。少しずつ変わってい
く“自分”。
この世界では、
名前はひとつしか許されない。
ここにいるのは、間違った誰か。
そしてそれに気づいてしまった“俺”。
世界が歪んでいるのか、
俺が、歪んでいるのか。
これは、「正しさ」を選んだ先に、“取り返しのつかない選択肢”が待っている物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-11 14:00:00
3635文字
会話率:20%
旅人は片割れを取り返しており、非常食も一緒に次の世界に行く、そんなハッピーご都合世界の話
最終更新:2025-04-08 00:37:06
5398文字
会話率:23%
――記憶を失うたびに膨らむ空白と、他人の感情を読み取りすぎて自分の心が消えていく恐怖。
普通の学園生活を望む彼らに訪れるのは、研究施設の陰謀と、迫り来る強制的な“実験”の影。
それでも二人は、仲間と手を取り合いながら必死に抗う。念動力と読心
力――それぞれが抱える代償は、あまりに大きい。けれど、何度忘れても大切な人を好きになりたい。どれほど感情が薄れても、守りたい人がいるから。
言葉が擦れ違い、涙を零しても、彼らは諦めない。何度だって自己紹介すればいい。何度だって「好き」を伝え直せばいい。
記憶と心を取り戻すために、もう一度、学園の日常を紡ぎ出す。ビターな苦しみを抱えながらも、ゼロから始まる“再生”の物語――。
果たして彼らは、奪われたものを取り返し、再び笑い合える未来を築けるのか?
これは、忘却と喪失に抗う、二人と仲間の奮闘が交錯する学園ファンタジー。短い青春の最中、絶望に呑まれぬよう、ひたむきに前を向く姿を見届けてほしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-07 19:00:00
94432文字
会話率:28%
三人の女が寝取られて、自ら進んで凌辱されまくりボロボロになった後、魅了のスキルで女達を好き放題した勇者が、反王政派の活動家に曖昧宿で刺され、あっけなく死にます。
正気に還ったドロシー、ステラ、エリスの三人は、自分達の犯した罪の深さと、
愛した幼馴染の想い人を筆舌に尽くし難い方法で裏切り、取り返しのつかない穢れにまみれてしまった自分達に気が付き、蒼白となります。
錯乱した挙句、もう、心も身体も廃人レベル確定です。輪を掛けるようにして、勇者亡き後の“剣帝”、”賢者”、”聖女”の地位を剥奪され、王宮を追放されます。
頭、脳天パーだった勇者チームの女達は、初めて人民から深く疎まれていたことを知りますが、国中から総スカンを喰らっていた彼女らは、居場所を追われ、石を投げられて彷徨います。
国中を逃げ惑い、絶望の淵に死ぬことも試みますが、ただの意気地なしの彼女達には、ためらい傷が増えていくばかりでした……
ときには這松も生えない高山を超えて、足をくじき、ときには水場が無い熱砂の砂漠に、脱水症状で幻覚を見る。街の裏通りに隠れひそめば痰壷の中身を掛けられ、犬の糞を投げ付けられる。
従者としてのスキルを全て失ったドロシーは解離性記憶障害と原因不明の疥癬に悩まされ、ステラは重度のアルコール依存症に、エリスはショックのあまり失語症になった後、幼児退行を起こしてしまいます。
絵に描いたような不幸のドン底状態。もう、これ以下は無いというところまで追い詰められ、後は襤褸布のように擦り切れていくだけになります。
ハードがボイルドで、ヒロイン無双するはずが、どうもスピード感と爽快感が出ません。血沸き肉躍りません。
ご都合主義オンリーでやってるのに、なかなか殺戮しないし、メソメソしてばかりです。自分で読みたい物語を作ろうと始めてはみたものの、なかなか盛り上げるのは難しいですね。
自分は、小説の作法など、これっぱかりも学んでませんので、くどい表現も多く、スマートフォーンで読まれる方とかには不向きかもしれません。
運営様にガイドライン抵触の注意を頂き、改稿しました。少なからず性描写が御座いますので、苦手な方はパスされてください。これを機会にタイトル、少し長くしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 08:51:37
1604374文字
会話率:25%