レーヴェンス神聖国の次席聖女セシリアは、誰もが憧れる完璧な聖女だった。
容姿端麗で才色兼備。
誰にでも分け隔てなく優しく、慈愛に満ち、国内ではおよそ彼女を知らないものなどいないのではないかというほどに人気のある彼女には、とある秘密があった。
それは――仕事を頑張りすぎるあまりに、一度仕事を離れて自室に戻ると途端に無気力女子になること。
外では完璧な聖女を務めきるセシリアは、部屋に帰るとなんにもできないへろへろふわふわ女子になるのだった。
そうしてそれがある日、聖騎士団の副団長であるヴィクターにバレてしまう。
セシリアと双璧をなす、レーヴェンス神聖国の未来の星、ヴィクター・ドヴォルザーク。
ドヴォルザーク公爵家の跡取りでもあり、その柔らかい物腰と優しい笑顔、整った顔立ちで女性からの絶大な人気を得ている彼は。
セシリアの秘密を知り、そのギャップに萌えながら、自らも知らなかった新しい性癖の扉を開けることとなるのだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 18:00:00
109074文字
会話率:29%
大陸国家、トルサニサ。
科学力と軍事力で隆盛を誇るその国民は、結婚も人生の職業も個人の能力に依って国家が定める。
その場合の能力とは、瞬間移動や物体移動などのことをいい、トルサニサ軍は、その特化した能力を最大引き出す兵器を有し
、隣国との争いを続けて来た。
そのトルサニサ軍、未来のエース候補が揃う士官学校はエフェ島にあり、その島の対面にはシンクタンクもあるため、エフェ島はエリートの象徴の島となっている。
士官候補生のサヤは、そんな士官学校のなかで、万年二位の成績を収めることで有名。
それを、トップのナジェルをはじめ、フレイアたち同期に嘆かれるも、自身は特に気にすることもない日々。
訓練と学習の毎日のなかで、学生たちは自分と国の未来を見つめていく。
シンクタンクの人間、テスとの出会い、街のひとを巻き込んだ収穫祭。
そのなかで、サヤとナジェルは互いに惹かれていく。
隣国との争い、そしてその秘密。
ナジェルと双璧を成すアクティスの存在。
そうして迎える、トルサニサ最大の危機。
最後に、サヤが選ぶ道は。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 20:00:00
127742文字
会話率:55%
この作品はTRPGの「ダブルクロスThe3rdEdition」のリプレイです。
元々はpixivに投稿していたのですけど、小説家になろうに投稿するにあたり、幾つか加筆修正をしました。
わたしのPCは、ユエ。別所にて公開中の、わたしが書いたリ
プレイの、『K市歳末狂想曲』にも参加していたキャラクターです。
あとはこあらだまりさんが演じるPCの古森神楽さん。別所にて公開中の、『あくあ・ばとるふぃーるど』に参加されていたキャラクターです♪。
それにレティさんの演じるリプレイ初登場キャラ、藤咲みこさんを加えて、このリプレイは行われています。
GMはSGLさん。SGLさんのGMはこあらださんと並んで、双璧と言いたくなるくらい、上手です。
このリプレイ、絶対面白いに決まってます! ということで、TRPGに興味ある方も、ない方も、是非、読んでみてください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 21:53:34
50251文字
会話率:40%
迷い惑って運命線。
桜吹雪に踊る運命戦。
けして交わらぬ二重螺旋──
隣には非日常がいる。いつだって当たり前のような顔をして、あからさまに線を飛び越えた先に。
現代日本を舞台にした、人間や神様や妖怪や幽霊と関わっていくゆるやか日常コメデ
ィ。たまにシリアス。稀にバトル。全四章。
第一章:ヒトトセの夢《連載中》
桜が舞う四月。とある異能を持て余す大学生、高岡優は古くから家に伝わる遺言に従って一つの屋敷を譲り受けた。
築百年を超える屋敷は中庭を貫く巨大な桜の木と彼方此方に施された桜の意匠が息づいていた──故に、櫻屋敷。花咲き乱れる和洋が入り混じった、大学生が持つには重すぎる遺産。
かつてこの屋敷を所有していた先代が離れて約八十年。手入れもされることなく放置され続けたはずの、しかし美しさを保ち続ける屋敷に足を踏み入れた優を待っていたのは「管理人」と名乗る美しい青年と彼が双璧と呼ぶどこか浮世離れした男女だった──
「お帰りをお待ちしておりました、お嬢様」
「管理人」は語る。優がここの主人になることは運命だったのだと。
運命は語る。穏やかに、緩やかに微睡みから過去を揺り起こしながら。
微睡みは囁く。その血が織りなす螺旋の果てを。
──夢から覚めるように、私は覚醒(めざめ)させられたのだ。
+++
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-02 00:00:00
8191文字
会話率:47%
1989年に発覚した『女子高生コンクリ詰め殺人』と双璧をなす悪名の高さで、令和の現代にいたっても語り継がれる凶悪未成年犯罪である『名古屋アベック殺人事件』。
その極悪さはそれまで日本社会に漠然とあった少年少女が犯すであろう犯罪の凶悪さの閾値
を大きく振り切るものであり、未成年の犯罪がすでに成人が犯すもの凶悪さの点で変わらず、何より彼らが少年法により大した罪に問われないと高をくくって犯罪を犯していることを日本中に知らしめた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 16:07:15
3505文字
会話率:28%
高校二年生の曙流華は中学一年生のときに、火事で家族を失った。それ以来叔父一家の元で暮らしてきた。
そんな彼は、ある朝交通事故で命を落としてしまう。
そうして、かれは異世界に転生することとなった。目が覚めた彼の傍には、少女の姿が。
最終更新:2024-01-31 23:57:26
9252文字
会話率:8%
ふたりの語り手(歌い手)による、ツインヴォーカル詩集です。
1シーズン12本で、シーズンごとに語り手(歌い手)の組み合わせを変える予定。
最終更新:2023-06-16 12:00:00
938文字
会話率:0%
冬の風物詩である中華まん。
そのセンターをはるのは、常に肉まんだが。
いわゆる飛車角。カレーまんと双璧をなすその存在を忘れてはなるまい。
帰りに、コンビニへ買いに寄ろうかな。
最終更新:2021-12-05 02:33:10
237文字
会話率:0%
18歳の誕生日の翌朝、目を覚ますと、ドラゴンの卵とシンプルな父の手紙が残されていた。そんな目にあった少年が、親友と一緒に両親を追って異世界に帰還するお話。
最終更新:2023-01-31 20:29:47
4473文字
会話率:43%
訳あって港街・錦濤で育った十歳の姫宮が新東宮として京の都に上る。護衛の女武人・翠令も同行するが、途中で盗賊の白狼に襲われる。そこに近衛大将・佳卓が助けに来た…のだが…。
才色兼備で身分も高いがアクも強い上官・佳卓のもと、傲岸不遜な白狼ととも
に宮仕えに馴染んでいく翠令。しかし、佳卓と双璧と称される文官随一の能力者・円偉の影がちらつくようになる。
京の都を追われた元野盗の白狼が、やんごとない悲劇の姫君につきつけた要求とは?
円偉が愛しているのは、男か女か、それともそれを問うても無駄なのか?
そして、そして、追い詰められた皆を救うため佳卓が講じた奇策とは?
平安時代を舞台に、恋と友情と主従愛、そして政争とがダイナミックにからむファンタジー。人間ドラマをお楽しみください!
完結済みの草稿があり、定期的に推敲の上で投稿しています。完結するのは確かですので、その点についてはご安心下さい。
「カクヨム」「pixiv」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-24 20:00:00
435772文字
会話率:51%
口裂け女、それは数多ある都市伝説の怪異の一つ。彼女ははてけてけと双璧をなす、怪異のマドンナ的存在だった。
そんな彼女がどうやら異世界転移してしまったようですよ?
最終更新:2022-11-30 20:00:00
12202文字
会話率:65%
童話の外伝といえば、シンデレラと桃太郎が双璧で、なろうを連日飾っている。私もシンデレラは先日、手掛け始めたので、ここでは桃太郎をサラッとやり玉に挙げる。
最終更新:2022-05-14 01:06:19
628文字
会話率:0%
『カレー味のう〇こ、う〇こ味のカレー』と双璧を成す『顔100点体0点、顔0点体100円』問題。青春真っ盛りの佐藤君は、チュパカブラとクレオパトラでこの問題に挑むのであった。
最終更新:2022-04-29 00:00:00
2199文字
会話率:59%
血統によって能力が決まる世界。最強の職業【勇者】の血を濃く受け継ぐアモンは、しかしパーティ追放の危機に瀕していた。理由は勇者が最強たる理由の固有能力《勇者魔法》が使えないため。結局幼馴染であるサリアという勇者にパーティを追われてしまったアモ
ンは、母からの暴露で自分の出生の秘密を知る。なんと、母が浮気をしていた為、彼に勇者の血は流れていないというのだ。失意に沈むアモンだったが、実は彼には勇者と双璧を成す最強職【魔王】の血が流れていて…… これは、パーティから追放されてしまった勇者が、なんだかんだあって最強の魔王として楽しくソロ(時々仲間と)冒険者生活を楽しむ物語である。【毎日更新予定です】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-04 20:10:05
13039文字
会話率:45%
永崎紗英は動揺していた。
それもそのはず!
目の前に乙女ゲ-ム、″揺られる心は揺り動く心のままに″の推しがいるのだから。
推しこと、ジェイク・ファーメル・クラウディアは、銀髪に碧の瞳、甘いマスクでヒロインを守る騎士ーナイトー。
ヒロインの公
式な相手となる王子と双璧をなす人気なキャラだった!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-28 00:00:00
12022文字
会話率:38%
師範・谷上彦市が次期道場主たる伊草鉦巻の凶刃に倒れた。
国を出ると言った弟、鉦巻を止める為に道場の双璧――彼の兄たる忠邦が、仇を討つべく夕闇を駆け抜ける。
待ち受ける鉦巻――駆け付ける忠邦。
椿の大輪が落ち始めた凍てつく寒空の下。
果たして
一刀の閃きは、どちらに勝利をもたらすのか――
純剣術短編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-25 04:00:00
25153文字
会話率:13%
西暦2127年。アフリカ大陸は灼熱の地獄と化し、人々は他大陸に移り住むことをよぎなくされた。世界中に移民問題がもちあがり、そのためにテロ行為が活発化する。分散していたテロ組織はしだいに結集をはじめ、住人のいなくなったアフリカ大陸で『世界解放
同盟WTA』──通称《混沌の巨石》が産声をあげた。そして、さらに時は流れ、西暦2138年。スラムと化したニューヨークで、世界的軍需企業タカモリコーポレーションの御曹司である鷹森由志は、父親への反発から、会社に敵対する襲撃者となっていた。ミンクという略奪グループもからむ三つ巴の混乱のなか、対テロ部隊の英雄カイン・チェンバースと出会う。そのころ日本では、タカモリと双璧をなす巨大企業・沖田重工の時期社長候補である沖田誠四郎によって、新部隊の構想が進められていた。紛争の解決のみを行動理念におく公正な戦闘部隊だ。カインの誘いで由志もその部隊に参加し、最初の作戦の地トルコへ向かった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-22 02:16:41
186057文字
会話率:42%
時は天正十年六月二日、本能寺で起こった歴史に残る裏切りの陰に一人の少年の存在があった。
信長が全幅の信頼を置いていた森蘭丸と双璧を成した小姓――篠塚左一は主君の命を救うべく降り注ぐ矢の中を駆け、敵兵を斬り捨て、炎の中へと飛び込んだっ
。
そこで目にしたのは自らの死期を悟り、覚悟を決めた織田信長の姿だった。
「ふっ。是非もなし、とはまさにこのことよな」
それでも助けたいと手を伸ばした左一だったが、運悪く床板を踏み抜いて奈落の底に落ちてしまう……。
気がつくと、そこはどことも知れない森の中だった。
そして、金髪の修道女――ステラとの出会いが左一の運命を大きく変えていく。
一体何の因果か、はたまた何者かによる陰謀か。
これは〝異世界〟に転移した信長の小姓が元居た世界に帰還すべく悪しき竜を討滅し、運命を〝斬り〟開く物語。
彼は実在したかもしれないし、あるいはそうではなかったのかもしれない。
ただ一つ言えることは、ここに〝篠塚左一〟という一人の小姓が異世界を駆け抜けた記録があるということだけ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-31 22:10:21
137889文字
会話率:40%
剣と魔法の世界ピグマリオンにサザーンランという巨大王国があった。当時北のノースラン帝国と南のサザーンラン王国はピグマリオンでは双璧をなす強大国だった。
その国のワミール村という原始林近くの辺境の村から出て来た訛りの強い少女ミレーヌがこの
物語の主人公である。彼女は傭兵経験のある老婆からさまざまな武器を持たされ幼少時から森に置き去りにされるという死と隣り合わせの訓練を受けていた。
そして十代半ばにして村を去り都市部に出て来たのだ。だが傭兵や冒険者になりたくない彼女は、商業ギルドに行って無難な働き口を求めるのだった。
さて物語はここから始まる。後で彼女は自分が転生者であることを思い出すのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-30 17:29:39
371755文字
会話率:29%
素手喧嘩《ステゴロ》なら関東最強と呼ばれた男。
木嶋 龍「きじま りゅう」
彼の率いる暴走族「大蛇《オロチ》」は「最強の名」を欲しいままにしていた。
だか、そんな集団に恨みを持つ者は少なくはない……
他の暴走族集団との「終わり
のない抗争」に虚しさを感じた木嶋は、高校卒業と同時に「総長の座」を自ら降りた。
それから3年後……
平凡な暮らしをしていた木嶋の元に連絡が入る。
それは大蛇《オロチ》と双璧をなす暴走族、十拳《トツカ》を率いる狂気の男……「神田 仁」からの呼び出しだった。
木嶋と神田……かつての宿敵同士が再び会う時
異世界への扉が開かれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-24 17:20:01
30492文字
会話率:36%
「水晶の魔女」シリーズ第15弾。「詩歌の魔女」マリ門下の双璧・エリカとアヤの所へ、アフガニスタンで活動している「医療の魔女」アユミが、装備更新のためにやって来る。ついに動きはじめた曹文宣の「十七国計画」から、血統呪術の因縁についてあれやこれ
や。
今までのシリーズを読んでいないと、何が何だか分からない不親切設計。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-18 23:06:14
14037文字
会話率:35%
「水晶の魔女」シリーズ第6弾。「詩歌の魔女」マリ門下の「末弟」リオ。インドで出会った友ソーマに刺激を受け、「律動の魔女」からのランクアップを目指す彼に、天才姉弟子アヤとすぐ上の姉弟子サヤが、文系・理系の両面からの手助けを約束してくれる。
アヤと門下の「双璧」をなす、謎の天才魔女・エリカ、ついに登場! 桁外れの才能で周囲を振り回した、現・引きこもり魔女の「番の石」は、オーストラリア産の貝オパール! 「番なし」の天才・アヤと、「番あり」の天才・エリカの、大規模魔法・魔術とは?
いよいよ魔法使いみたいな話が出てきますが、その領域に到達しないリオの修行は、やっぱり地味なのです……ええ、安定の地味魔法物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-18 23:03:55
17213文字
会話率:21%