「桃太郎、お前をこの鬼退治パーティから追放するわん!」
桃太郎は3匹のお供たちからパーティ追放を宣告されてしまう。イヌたちが言うには、桃太郎だけが異質であり、仲間としてふさわしくないのだという。一体、その理由とは。そして、桃太郎の命運にやい
かに?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 11:27:24
1918文字
会話率:53%
異世界を巡る魔法使いの仲間に、侍の国からやってきた武士がいた。
名を、トラマルという。
トラマルは魔法使いによって、ある異世界へと送られる。
そこの世界にいたのは、魔剣を極めた魔王だった。
名を魔剣王。真の闘争を求め、真の強敵を欲する者。
これは刀を使う武士としては、願ってもいない相手。
トラマルは、魔剣王を前にして刀を抜く。そんな姿を見た魔剣王は一つたずねた。
「お前、ニンジャ……いやサムライか?」
勝つのは、刀使いのサムライか。それとも剣を極めた魔王か。両者の対決がここに始まる。
(同タイトル複数ありますが、基本一話完結です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-08 08:14:46
12381文字
会話率:55%
時は天正十年六月二日、本能寺で起こった歴史に残る裏切りの陰に一人の少年の存在があった。
信長が全幅の信頼を置いていた森蘭丸と双璧を成した小姓――篠塚左一は主君の命を救うべく降り注ぐ矢の中を駆け、敵兵を斬り捨て、炎の中へと飛び込んだっ
。
そこで目にしたのは自らの死期を悟り、覚悟を決めた織田信長の姿だった。
「ふっ。是非もなし、とはまさにこのことよな」
それでも助けたいと手を伸ばした左一だったが、運悪く床板を踏み抜いて奈落の底に落ちてしまう……。
気がつくと、そこはどことも知れない森の中だった。
そして、金髪の修道女――ステラとの出会いが左一の運命を大きく変えていく。
一体何の因果か、はたまた何者かによる陰謀か。
これは〝異世界〟に転移した信長の小姓が元居た世界に帰還すべく悪しき竜を討滅し、運命を〝斬り〟開く物語。
彼は実在したかもしれないし、あるいはそうではなかったのかもしれない。
ただ一つ言えることは、ここに〝篠塚左一〟という一人の小姓が異世界を駆け抜けた記録があるということだけ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-31 22:10:21
137889文字
会話率:40%