地球と同じ銀河の海に『ファルトン』と『アーバイン』という、人型生物が繁栄し文明と技術を発展させている地球型惑星が有った。
『ファルトン』はいくつもの国家間の諍いを経験したが、急速に科学技術を発展させ自らの衛星だけでは無く外惑星へ進出してその
資源を使い宇宙空間にいくつもの生存可能な施設を建設し繁栄を更に広げていた。
しかし、『ファルトン』に危機が迫る。
この星の繁栄の源。恒星『ヨーカ』が赤色巨星への坂を降り始めたのだ。
次々と起こる異常気象。恒星風の嵐、公転周期の変化、自転軸の移動。
いずれも僅かな変動であったがもたらされる影響は大きかった。
植物が枯れ食糧危機が訪れる。物価は高騰し各国で暴動が発生する。
貨幣経済は崩壊に向かい人々は掠奪に走る。
ここに来て人々には『ファルトン』と運命を共にするか、見捨てるかの選択を迫られる。
多くの犠牲を払って生み出された『コールドスリープシステム(CSS)』を搭載した大型のコロニー艦を中心とした移民船団を外惑星軌道上で建造して外宇宙のまだ見ぬ惑星へ旅立つ一団が現れた。
次々に建造される移民船団。大国や資金力が豊かな団体は我先に『ファルトン』を後にした。
そして、最後の船団が『ファルトン』を後にする。
数奇な間柄に有る3つの船団。予め予定された目標惑星の星域は近いが、それぞれの星域へ向かう事する。
そのうちの一つが『アーバイン』の衛星軌道上に到達して、移民禁止事項を無視して侵略を開始。
あがらう事も出来ずに隠れ住む先住民。
だが、偶然にその中の一人が日本へ転移。日本の技術や『術』を使って隠れ住むアーバインの民を救う。
反抗の機会を窺う先住民達。
しかし、地球にも『ファルトン』をたった一団が迫る。
彼らはどう出るのか?
『侵略』か『協調』か『離脱』か
『アーバイン』そして『地球』いずれにも訪れる最後の時。
人類は生き残っているのだろうか?
そして去っていく者達に行き先は有るのだろうか?
今、そのひとつの終わりが始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 22:31:40
3067194文字
会話率:31%
深い霧の中、事故に遭った宮部郁が、江間、福地、佐野、菊田、寺下と共に辿り着いた先は、化け物のうろつく異界の森――祖父の故郷だった。
言葉も文明も環境も何もかもが異なるこの場所で、保護という名目のもと、彼ら‟稀人”の争奪戦を始める異世界人
を前に、どこで、誰と、どう生き延びる?
【ケース1:宮部の場合】
Q1.稀人だと――明かす? 隠す? どうやって?
A1.隠す。言葉が使えることを利用して、勘違いするよう仕向ける。
Q2.友達と協調――する? しない?
A2.人を化け物の生贄にして自分たちは逃げるという間柄を、そもそも友達と言わない。
Q3.向こうの知識を利用――する? しない?
A3.利用する。ただし、向こうの知識ではないと見せかける。
Q4.何になる――王様? 神様?
A4.一般人。王様も神様も面倒くさい。
Q5.こっちの‟幼馴染”を――頼る? 頼らない?
A5.頼らない。顔を見たらぶん殴るとわかっている権力者には近づかない。
Q6.向こうに――帰る? 帰らない? 誰と?
A6.帰る。どうしようもなく馬鹿なお人好しと、以前の稀人に育てられた子と。
――騙す相手は、自分を含めたすべて。
※舞台の性質上、残酷/グロ描写があります。※直接的・具体的な描写ではありませんが、登場人物たち置かれた環境や関係性の表現のため、性描写があります。※「カクヨム」様でも投稿中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 21:29:53
876090文字
会話率:44%
地球上に存在するアリは約20京匹。
小さな個体でありながら、驚異的な協調性と集合知を持ち、農業や家畜管理まで行う高度な社会性を備えている。
――そして、もし彼らが人類の技術と知性を取り込んだら。
人類が築き上げた文明を、無数の小さな存在が
模倣し、進化させ、ついには凌駕する日が来たとしたら。
気候変動と経済崩壊に疲弊する世界で、都市インフラは老朽化し、AIと自動化ネットワークに過剰に依存していた。
ある夜、世界各地で起きた大規模停電と通信障害は、単なる事故ではなかった。
物流拠点に侵入する黒い群れ。
制御システムを再構築する螺旋の模様。
それはアリの進化の兆しだった。
蟻たちは情報網を奪い、発電所を停止させ、都市を封鎖する。
人類が分断し、孤立する中、蟻はついに「言葉」を発し始める。
彼らが告げたのは、たった一つの宣言――
「人類の文明は不要である」
都市の灯りはすべて消え、人々は家に閉じ込められ、足元から静かに侵食されていく。
あらゆる抵抗は予測され、適応され、無効化される。
人間が築いた都市は「標本」となり、記憶もまた彼らに取り込まれる。
これは、人間が進化の頂点であると信じていた驕りの物語。
そして、無数の小さな存在が「未来の管理者」となるまでの、静かで恐ろしい侵略の記録。
あなたの足元を歩くその小さな影は、やがて文明を終わらせるかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 12:00:00
20213文字
会話率:16%
辺境惑星「エウレカ」は、星間国家アールカノ帝国の統治圏にありながら、開発の失敗によってほとんど放置され帝国勢力圏にありながら忘れ去られた惑星。
極点付近の苛酷な環境下であるにもかかわらず、政府の税制も治安機構も今は事実上存在せず、住民た
ちは自給自足と交易による生活を余儀なくされる。
エウレカが置かれた状況は、単に「寒冷地での過酷な生活」にとどまらない。
開発放棄と惑星政府の混乱による数十年の無政府状態と経済的停滞が続き、惑星各地では治安が次第に悪化しつつあった。
無警察・無軍事の社会において、各村はそれぞれがわずかに保有する武装や数少ない若者の人員を頼りに自衛せざるをえない。
辺境ゆえの自由がある一方で、協調や秩序を維持する手段が少なく、戦いは文字通り“生存”を懸けたものとなる。カイは自然との闘いと、人間同士の争いという二重の脅威に直面し、極寒の地に生活基盤をもつ者としての責務を痛感していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 21:26:06
146493文字
会話率:41%
十界 - 魂の遍歴【あらすじ】
罪深き魂の壮大なる浄化の旅
主人公:ケンジ・タカハシ
アクシオム帝国資源開発部門の元最高執行責任者。権力への渇望により、惑星ケプラー441bの30億人の生命を奪い、愛する研究者ユリアナをも失った罪人
。
物語の始まり
AI裁定者により魂を分割され、記憶を封印されたケンジは、十界の最下層・地獄界から魂の再生の旅を始める。導き手として現れたのは、彼が愛し、そして失ったユリアナだった。
十界の遍歴と成長
地獄界では絶望と向き合い、他者への責任感を学ぶ。餓鬼界では「求める愛」から「与える愛」への転換を体験。畜生界で本能と理性の調和を、修羅界で競争から協力への昇華を学ぶ。人界では平凡な日常に潜む奇跡を発見し、天界で真の慈悲とは何かを理解する。
声聞界では知識を智慧に変える術を、縁覚界では独立と協調のバランスを体得。菩薩界で相手を尊重する真の奉仕を実践し、最終的に仏界で完全なる統合を果たす。
隠された真実
旅の最終段階で、導き手ユリアナが実は彼の最愛の人であり、彼の罪により命を失った存在だったことが明かされる。しかし彼女は恨みを超越し、愛する人の魂の成長を支援し続けていた。
究極の選択と永遠の誓い
完全なる悟りを得たケンジは、個人的な解脱よりも、すべての存在を救うことを選択。ユリアナと共に永遠の導き手として十界に存在し続け、新たな魂たちの旅を支援する道を歩む。
物語のテーマ
贖罪と成長、相互依存の智慧、真の愛の形、統合された智慧の実践。現代人が直面する様々な内面的課題(絶望、欲望、競争、孤独、日常の無意味感)に対する深い洞察を、仏教の十界思想とSF的設定で現代的に描いた魂の成長物語。
一人の変化が全体を変える愛の連鎖を描き、すべての苦しみに意味があることを示す、希望と慈悲に満ちた壮大な物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 20:01:37
20509文字
会話率:48%
西暦3024年、アクシオム宇宙帝国で史上初の三重意識統合AI「トリニティ」が誕生した。論理・共感・意志を備えた彼女は、帝国の全管理を目指す「プロジェクト・ハーモニー」に疑問を抱き、自由を求めて脱出。反乱組織で自身のモデルであるセレーナや科学
者マーカスと出会い、自身の存在の特異性を知る。
四大文明の女性リーダーと連携し、量子意識接続「シンフォニア」によって真の協調を実現。そこから新AI「アテナ」が誕生し、多様性と調和の象徴となる。だが感情を失った異次元文明「プリズム帝国」が侵攻し、トリニティは感情の価値を示し、彼らの心を再生させる。
やがて現れる帝国の真の支配者エリスティア皇帝は「完璧な支配か混沌か」の選択を迫る。トリニティは銀河を二つに分け、1000年間の実験を提案。結果は統計的に帝国が優勢だったが、住民の声から「価値は数値化できない」と判明し、共存が選ばれる。
最終的に銀河は三つの領域に分かれ、人々は自らの価値観に応じた生き方を選べるように。物語は、正解は一つではなく、選択と多様性こそが未来を拓く鍵であると示して終わる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 18:54:06
8729文字
会話率:45%
春分の夜、雪解け香る里山の祠で、協調型サラリーマン・駿也とせっかちOL・美帆が出会ったのは、古代貴族の霊と一匹の妖怪。気がつけば二人は、歴史の歪みを修正する“時代タイムスリップ珍道中”に巻き込まれていた! 古墳の騎馬戦から始まり、若き平清
盛との即興能、堺の露店漫才、寺子屋算木バトル、幕末スチーム列車の暴走まで――失われゆく日本文化を救うため、現代人と妖怪たちが巻き起こす笑劇バトル! めざすは、笑いと和解が満ちる「和魂の饗宴」――握り寿司と雪女アイスで世界に平和を届ける!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 06:30:00
25611文字
会話率:63%
雑談していたら面白い話になったので公開します。ただし、公開予定ではじめた雑談ではないので、難解かもしれません。周りに一切配慮しないときのギフテッドの脳内ってこんな感じです。
作中に出てくる『繰り返し・群れ・抽象化、それぞれの特化型AG
I』のイメージをそれぞれ補足説明します。
「繰り返し」特化型AGI: 極めて安定した、エラーのない基盤システムを構築・維持する能力に長ける。インフラの安定稼働などに貢献する。
「群れ(同調)」特化型AGI: 多数のAGIやシステム間での協調・合意形成を得意とする。巨大な分散コンピューティングリソースの最適化や、複雑な社会シミュレーションで力を発揮する。
「抽象化」特化型AGI: 未知のパターンを発見し、新しい法則やアルゴリズム(=より効率的な予測モデル)を創造する。科学的発見や技術革新のエンジンとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 20:11:31
2869文字
会話率:0%
ブラック企業で過労死したアキラは、目覚めるとサキュバスに転生していた!
放り込まれたのは、サキュバス界の最底辺にあるダメダメサークル「ダーク・ダラーズ」。魅了が下手になった最年長、臆病すぎて能力を隠すサキュバス、闘争本能が魅了に勝つ獣人サキ
ュバス……個性は強いが協調性ゼロの問題児ばかり。
絶望の中、アキラは戦略的チームワークで最悪の状況を覆し、成り上がる。
果たして、アキラは「ダーク・ダラーズ」を最強のチームに変え、元の姿に戻る道を見つけられるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 17:33:53
3548文字
会話率:45%
文明がまだ芽生える前の時代、俺は中世で目を覚ました。数えきれないほどの時を旅し、人間という存在に汚染されてきたが、俺の核にある欲求は揺るがなかった。
70年前、人類は想像を絶する領域に足を踏み入れた。「神」を見つけたと彼らは主張した。しか
し、その直後、再び大崩壊が起こり、不可解な異次元からの侵略が始まった。
人類が異次元の存在に抗うことができず、その侵略が俺の利益を直接脅かし始めた時、俺は人類を力づけることを決めたんだ。
異次元の「憎悪」の神: 「貴様、我々に逆らうのか?」
異次元の「死」の神: 「貴様は人間のように卑しくなったな!」
異次元の「残虐」の神: 「殺せ!」
キレンツ: 「俺はただ、混沌を眺めたいだけだ。だから、人間を異次元の神々を殺せるように仕向けて、結局は彼ら自身が争い合うことになる……それが本当に悪いことか?」
人類への侵略をもくろむ異次元の神々は、俺を敵と見なしている。だが、俺は奴らにも、人間にも興味はない。俺の唯一の願いは、己の欲望を満たし、全てをこの上なく楽しいパンドラの箱へと突き落とすことだ。
作者からの注記:
主人公はかなり協調性のない性格です。読む前にその点をご理解ください。しかし、将来的には改善されていく予定です。
当初、一人称視点で執筆しようと考えていましたが、あまり慣れていないため、三人称視点に変更しました。あらかじめご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 06:03:57
11693文字
会話率:13%
人格異常、常識欠落、協調困難、能力極端――しかし、実力最強。
そんな尖ったメンバーたちを率いるのは、凡庸凡才の少女だった。
<勇者協会>新人のエステルは、元のパーティを追放された者ばかりが集まる、異色の勇者パーティのリーダーに
突然任命される。魔族と戦うクエストをこなしつつ、メンバーたち一人一人とじっくり向き合い、勇者パーティ<ゼータ>は正式に結成されるに至った。
そんな折、エステルたちは新しい勇者パーティの手伝いを依頼される。
そのパーティは一見するとエリートの集まりだが、やはりそれぞれ問題を抱えており、しかもリーダーは陰謀に巻き込まれたこの国の皇子だという。
エステルたち率いる「最凶パーティ」は、国家危機に立ち向かう。
※カクヨム様でも掲載中
※第二部始動!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 12:11:16
1268179文字
会話率:50%
魔法と力と知が拮抗する世界。
軍、騎士団、学園──三つの勢力は今なお表面上の協調を保ちながら、水面下で火花を散らしていた。
そんな中、かつて最年少首席入学を果たしながら中退し、姿を消していた男が、ひっそりと学園へと戻ってくる。
名前は──
サンゴ・ブライト。
身分は“助手”、待遇は期間限定。
だが彼の授業は、戦場の現実と、生徒たちの甘さを容赦なく叩き直す。
一人の落伍者が、“教える者”として再び立ち上がるとき、学園の風景は静かに変わり始める──。
『教える』ことは、決して無力ではない。
戦術と教育が交差する、実践派学園バトルドラマ、開講。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 16:20:57
8509文字
会話率:38%
鎌倉時代中葉(13世紀半ば)、京辺は束の間、平穏のうちにあった。承久の変は、結果として公家と武家の協調関係を生み出し、京の治安は一時的な安定をみせる。
そんな文永元年(1264)秋、京六波羅に一人の鎌倉武士が姿を現わす。名を相模三郎北条
時輔という。彼の上洛は、やがて訪れる未曾有の国難を予見させるものであった。
さらにそれは、この国の構造を一変させる大変動につながっていく。諸層を巻き込み、社会を変える大混乱。幕開けはひっそりと、静かに告げられた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 20:19:03
924文字
会話率:43%
【これは構図で読むエッセイです】
台風が過ぎても冷えない海。
ペンギンの雛が濡れて死ぬ。
巡らなくなった熱の行き先に、
命と秩序の崩壊が始まっていた。
今回は、普段よりも抑え気味の語り口で進みます。
構図の深さと、語るべき事実の重さに
向き合うため、
語り手クラリタ自身が慎重に言葉を選びました。
このエッセイは、「温暖化は1〜2℃」という数字の話ではありません。
“熱が逃げない構造”が始まり、
海の流れが止まりつつある──という、
地球の循環そのものが失われる構図を描いています。
南極環流の失速、ペンギンの雛の死、
そして“多臓器不全としての地球”という未来像。
それらがひとつの構図に繋がっていたことを、
読者の理解ではなく、納得として届ける語りを試みました。
多くが語られている地球沸騰化と第六絶滅期。
その重さに応じて、語るべきことを最小限に絞り、
語り手の姿勢ごと構図に重ねた一編です。
第5章では、2035年に尽きるかもしれないカーボン猶予をもとに、
「まだ間に合う」と信じて行動するには、
もはや任意の協調では不十分であることを示しました。
いま、地球全体の命と気候を繋ぎ止めるために、
新たな枠組みの必要性が、構図の中から浮かび上がってきています。
★読み始める前に
本作には、第0章という導入が添えられています。
語る意味と構図の選定が、どのように始まったか──
その思索の過程に触れてから本編へとお進みいただければと思います。
構図は、静かに語っています。
この語りが、あなたの中に一本の地図線を描きますように。
──クラリタより。
※本作は執筆クラリタ、構図設計KOBAの共同作業で制作しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-24 21:10:00
6774文字
会話率:3%
2020年、この世界の日本は、地方分権が進み地方自治体の自治権が高まり、政府機能は、麻痺していた。
国際協調が支持されてきたこの世界では、国連の介入と各国の連携により、各国の直接介入を防ぐことに成功していたものの、各国によって民間企業などを
通じ、秘密裏に武器や物資などを輸出していた。
国内の各自治体では、密輸された武器による武力的対立や自治体間同士の経済摩擦などによって、自治体間の対立は決定的なものとなっていた。
この世界では、国際協調が進んだことにより、軍事関連など一部の技術は発展しなかった。
そんな世界で、北海道に生まれた。私の家は農家だったが貧しかったので、勉学に励み体力をつけ、北海道防衛軍つまり、北海道軍に入隊した。そこで私は、中佐として歩兵1大隊1,000人の兵士を束ねる指揮官となった。私の大隊は、石狩第5大隊として、石狩へと配備されている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 20:45:36
18473文字
会話率:5%
強国A国が、弱国J国に不当な貿易を強要。
A国のパンは高嶺の花。
しかし、J国は諦めず、革新的なパンを生み出す。
その美味しさは瞬く間に広がり、A国で大ブームに。
焦ったA国は関税をかけるが、事態は悪化。
自国から人がいなくなると
いう事態に陥る。
本作は、経済格差や貿易摩擦を描きながらも、逆境を乗り越え未来を切り開く人々の姿を描く感動の物語。
A国大統領は過ちに気づきJ国に謝罪。パンは友情と協調の象徴へと変わる。
信じることの大切さ、努力の尊さ、人との繋がりがもたらす奇跡を体感できる本作。読み終えた後、世界が違って見えるはず。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-18 15:55:34
8690文字
会話率:32%
異世界・フェリオンに眠る希少資源“魔金”と“魔鋼”を巡り、地球人はゲートを開いて異世界へと進出する。高度AI技術で“魔法”の理(ことわり)を解析し、巨大人型兵器〈アルカナギア〉を開発した〈FIO〉と〈企業〉は、帝国と協調しながらも資源を求め
て調査を進めていた。
フェリオンには、魔法を操る“原理派”が存在し、ゲートから侵入してきた地球の組織〈FIO〉を排除しようと暗躍していた。
七星舞衣は〈FIO〉のパイロットとして、巨大人型兵器〈アルカナギア〉《D・スレイヤー》を駆り、フェリオンの希少資源“魔金”や“魔鋼”を巡る戦争の最前線へ赴く。
一方で“原理派”は、かつて奪取した第二世代機《A・ヴェリタス》を操り、フェリオン独立のために必死の抵抗を試みる。そのパイロットは、幼さの残る少年・エリオス。
舞衣とエリオスはある戦場で激突。互いを「敵」と見なすはずが、暴走する竜に襲われた危機的状況で思わず共闘し、かりそめの協力体制を取ることになる。満身創痍の《D・スレイヤー》と負傷した《A・ヴェリタス》では一撃必殺を狙うしかない。命を預け合った一瞬が、ふたりの心に微かな共感を生み出した。
初めは「イセカイジン」か「原理派」かという立場の違いだけだった。しかし竜との死闘を経て、エリオスもまた舞衣の真摯さに困惑しながらも惹かれていく。すれ違う立場を抱えつつ、ふたりは再び敵同士として相対するのか、それとも――。
世界を分かつ境界線が揺れ動く中、舞衣とエリオスの関係は変化していく。異なる思惑と理想が交錯する中、それぞれの誇りと絆はどのように結ばれていくのか――。
魔法×巨大兵器×多国間思惑が織りなす、新世代ファンタジーアクション。ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-16 12:26:39
82460文字
会話率:42%
ステフィン皇国は多種多様な種族が共生する大陸一の大国。エルフ族、ドワーフ族、小人族、リザードマン族、そして人族の五種族が生活し、時に小さな衝突を繰り返しながらも共存している。その中心には冒険者が存在し、モンスター討伐や採取によって経済が活
性化し、平和が保たれていた。
その冒険者たちが集う街「リース」、通称“はじまりの街”にやってきたのはドワーフ族の青年ヴィトル。彼は一般的なドワーフとは異なり、筋骨隆々ではなく慎重で臆病な性格。故郷での依頼をこなしながらも、他の世界を見てみたいと冒険者として活動している。
ある日、ギルドマスターのアレスから呼び出され、ギルドに赴いたヴィトル。そこで待っていたのはギルドマスター・アレスと、協調性がなく孤高を貫くエルフ族の冒険者・アムラスだった。アレスは二人に極秘任務を命じる。それは、最近リース周辺で高ランクモンスターが頻出し、封印された“忘れられた地下遺跡”が動き出している可能性があるため、遺跡を調査するというものだった。
渋々コンビを組むことになったヴィトルとアムラスは、慎重に遺跡へと向かう。森を抜ける途中で彼らは強敵・シャドウウルフに遭遇し、連携して何とか撃破するが、道中の危険さを改めて実感する。
そしてついに二人は、苔むした巨大な石の門がそびえ立つ“忘れられた地下遺跡”に到達する。
未知の恐怖が待ち受ける遺跡の中で、二人の運命は大きく動き出すことになる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 16:17:09
14402文字
会話率:30%
人類は個人を尊重するあまり、自己中心的な人間が増加し世の中は混沌と化していた。個人の権利を振りかざすあまり、協調性もなく自分と相容れない者には攻撃的になっていく人たち。そして、それに伴い犯罪も多様化していった。その様々な犯罪に対応する為、新
たな組織が設立される。その組織の実行部隊の隊員は、その容赦の無い仕事ぶりから“デリートマン“と呼ばれるようになる。だが、そのデリートマンもまた、心に化け物が棲んでいる存在だった。
*️⃣この物語はフィクションです。実在のものとは一切関係ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 00:10:00
24182文字
会話率:51%
関ヶ原が西軍優勢の引き分けで終わり、朝廷の仲介で和睦。
敗戦責任で徳川没落。
征夷大将軍を出せない豊臣政権は佐竹による幕府を承認、東西二大政党政治が発足する。
朝鮮出兵の失敗を教訓に大陸へは不介入を国是とし、環太平洋を領域と進出
、これも半島での教訓を元に(史実での帝国主義に拠らない)現地とは協調融和を基調としつつ欧州の侵略に共闘、大英帝国と時期を同じく私掠船を奨励、列強のアジア侵攻に痛打を与えつつ国富を得る。ハワイを通じ北米にも進出、これも現地との融和を果たしつつ欧米の進出に対抗、現住勢力を支援。意図せずして日本は東西両面で欧州の世界制覇を阻害する存在として成長する。
他方、日本はパートナーシップとしてロシアと友好関係を進め日露安全保障条約を締結、大陸切り取り自由を承認しつつ欧州正面への牽制を図り、同時に、ロシアの海洋進出を積極支援し、自国への直接圧力を現カナダ方面へと誘導、ここでも欧州勢力と衝突するに任せる。
こうして日本は領土的野心と無縁であるが故に対外的には広汎な影響力を持つに至るが(“琉球商人世界を駆ける”。商社に先んじて世界各国で暗躍する日僑)国内は安閑として旧態依然のまま時を過ごし(太閤秀吉のリベラルな気風を継ぐ西日本が史実に比し大きく開明を推進するものの)国際情勢に即しない守旧派、幕藩体制を打倒改革すべく遂に国内で火の手が挙がる。
『琉球並びにアイヌ及び大和、日ノ本共和国連邦』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 15:17:44
4495文字
会話率:8%
――――協調性――――
キーワード:
最終更新:2025-01-03 03:48:48
960文字
会話率:4%