15歳、高校1年生になったばかりの藤城雅臣は訳あって東京から名古屋へ引越してきた。
仕方がなくこの山王学園入るも通う意味を未だ見出せていない。
入学式のため学園まで足を運んだはいいが参加せずに帰ろうとするも、聞こえてくる喧騒につい足を止
めてしまう。
そこにいたのは同級生の2人組。
何かと騒々しい小柄な柊夕太。
態度も口も最高に悪い蓮池楓。
この出会いが、自分の運命を大きく変える事になるとも知らずに______
そんなある日。
雅臣は夕太が発案したサークルに人数が足りないからと無理やり名前だけ貸すことになってしまう。
嫌々ながらも参加させられるも、雅臣はそこで出会った4人の先輩を通じて自身の人との関わり方や考え方を思いがけず見直す事となった。
生きることにままならない子ども達は、山王学園高等部で出会う人々の価値観に触れ傷つきながらも自分の心を整理する。
「言葉にしなきゃ伝わらないだろ__!!」
言いたいことが言えるように。
自分の言葉で伝えられるように。
自分の考えを理解し、理解されるまでの成長物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 19:44:33
291557文字
会話率:31%
16歳、高校1年生になったばかりの藤城雅臣は訳あって東京から名古屋へ引越してきた。
特に慌てることも無く、堂々と入学式に遅刻するどころか式に行く意味を見出せない雅臣は聞こえてくる喧騒につい足を止めてしまう。
そこにいたのは同級生の2人
組。
何かと騒々しい小柄な柊夕太。
態度も口も最高に悪い蓮池楓。
この出会いが、自分の運命を大きく変える事になるとも知らずに______
そんなある日。
夕太の発案するサークルに人数が足りないからと無理やり名前だけ貸すことになってしまう。
そこで出会った4人の先輩を通じて、雅臣が自身と人との関わり方を見直す事になる。
生きることにままならない子供達が、山王学園高等部で出会う人々の価値観に触れ傷つきながらも自分の心を整理する。
「言葉にしなきゃ伝わらないだろ」
言いたいことが言えるように。
自分の言葉で伝えられるように。
自分の考えを理解し、理解されるまでの成長物語。
※こちらは春チャレンジ版にて11話まで掲載
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 14:35:53
37919文字
会話率:35%
魔王討伐から10年
新たな戦力、冒険者を育成する学校では毎年
卒業試験として別々のクラスの生徒を集めてパーティを作り、実戦形式で冒険に出る
そこで偶然にも、一目惚れのあの子が同じパーティに居るではないか!
これは運命ではな
いだろうか
少しずつ仲良くなって、いずれは………
ドS眼鏡男子に世話好き女子も居るが
問題ねぇ
俺のプランは完璧だ
———の、はずだった………
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 03:40:03
2540文字
会話率:59%
電界駆動<コード・フレームワーク> ブレードを書いていたら色々、まとめておかないと詰むので書き留めてるものを少しずつまとめておくもの。
こんなものないと伝わらないかもと思う時点で邪道で、ダメなんすけどね。。。
ちなみに本編
電界駆動(コー
ド・フレームワーク) ブレード ― データの少女は仮想世界で夢を見るか?
https://ncode.syosetu.com/n1623kc/
https://story.nola-novel.com/novel/N-86c1be5b-df28-44d1-9f2c-ccf6b33a2f71
https://kakuyomu.jp/works/16818622171550650327
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 20:00:01
5377文字
会話率:3%
情報で!情報で!情報で!
説明して!説明して!説明して!!
これで伝わらないなら望むところだ!!
最終更新:2025-03-30 21:06:18
6793文字
会話率:2%
私はステラ。スートラという言葉から考えられている。
何のためにここに生まれたのか?
それは、1億字書いてみたいという作者の思いから生まれたの。
私たちがどんな風に書かれるかは分からない。
作者は分かっていても読者には伝わらない文章を書く
かもしれない。
最近読んでいる本の内容を参考にして、作者は薄い理解しかできていないのに、分かったふうに文章を書くかもしれない。
この小説は、作者が読んだ本の内容の学習帳や、あるいは作者の哲学書みたいになるかもしれない。
でも、必ずハッピーエンドになると信じている。
最初から言っておくと、私のいる世界には、アーリマンという魔神がいたの。でも、最初に倒される。
それが始まり。
私はアーリマンという魔神が全ての元凶だと思っていた。
でも、そのあと第六天の魔王ハジュンとかいうのが出た。ワタルという異世界から来た男の子が召喚したみたい。ワタルは分かっていなかった。ハジュンもアーリマンも人の心に存在するんだってこと。作者から見て、ハジュンとかいうのは、アーリマンと同じような存在。悪の表現が違うとかそういうことなのかな。
ラスボスは第六天の魔王ハジュン。
何と戦うのか?
作者の何を考えているか分からない思考との戦いだね。
目標1億字だもの。何が起きるか分からない。
1億字で書ける限りの魔王とかこの世界の根源的な魔性と尊厳とかを表現したいみたい。
だから面白いわけではないかもしれない。
ここまで私の言葉に目を通してくれてありがとう。
作者にこれまで書かれた小説の主人公たちの代表として一言。
あなたが欲を掻いたために、どの小説でも表現できないでいた人間の中に潜む根源的な魔性が表現されることを、私たちは祈っています。
-----------------------
適当なことを考えている自分。IQ89、仕事を辞めた回数4年で12回の自分が多くの作家が探究する魔性や尊厳についてどこまで書けるか書いてみよう。
読んでいる本については、みんなのほうが詳しいと思います。時々、読書履歴も載せていきます。それらや小説家になろうの小説の文章などを参考にして、書いていると思ってほしいです。
分かっているようで分かっていない自分の哲学。
「死を原点として生は始まる」
※随時、書いた内容を編集することがあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 23:54:43
261699文字
会話率:26%
耳が聴こえない男の子と目が見えない女の子はどうやって思いを伝えあうか
桜並木を音無く歩く。
耳が聴こえない主人公の水瀬歩は夕陽が照らすひとつの高級車に目が留まった。
スモークガラスで中が見えない中、突然、ドアが開く。
不思議な少女を前
にする。
希望や絶望、喜怒哀楽を感じられない瞳に歩は惹かれた。
その虚無に恋をした。
コミュニケーションを取ろうとするが、一向に伝わらない。
彼女は盲目だった。
手話やボディランゲージでしかコミュニケーションを取ることしかできない歩は思いを伝えられず、そのまま少女は去って行ってしまった。
新学期が始まると、転校生としてその少女がやってきた。
再びコミュニケーションを取ろうとするが、かえって警戒され拒絶されてしまう。
絶望の最中ーー少女とコミュニケーションを取る方法を見つける。
コミュニケーションを通してお互いのことを理解し、共感し、ともに挑戦し体験する。
お互いの気持ちが強まる一方で、ある事件が起こる。
聴こえない、見えない。
それでも気持ちを伝えるにはどうすればいいか。
歩は模索し、少女に想いを伝える。
耳が聴こえない主人公と目が見えないヒロインとの人間ドラマを書かせていただきました。
扱う題材が非常にセンシティブで人によっては敬遠するような内容、及び、私に対して不信感を得る方もいらっしゃると思います。
事実、私は耳が聴こえて、目も見えます。実際の方々の気持ちは共感することはできません。
しかし、私も抱えているものがあり、だからこそ、他人に理解してほしい、共感してほしいという気持ちが理解できます。
理解できないこと、共感できないことがあるのは事実です。しかし、重要なのは理解しようとする気持ちだと思っております。
その理解したいという「思い」を伝えるため、「思いを伝える」というテーマで書かせていただきました。
テーマ自体はとてもシンプルなものです。シンプルだからこそ見落としがちなものです。
この作品を通して、私の伝えたい思い、そして甘い青春模様をお楽しみください。
よろしくお願いいたします。
雨月黛狼折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 21:00:00
89250文字
会話率:40%
高校一年生の僕は、学園一のお姉さん系美少女・桐島ゆきねと隣の席になってしまった。陰キャぼっちの僕とは対照的な存在で、特に関わり合いもなく、時は過ぎる……かと思っていた。
しかし、誰もいない放課後の教室、彼女は僕に向かって呟いた。「恋愛って、
やっぱり一途なものよね」「だって気持ちを抱えるだけじゃ、相手には伝わらないんだから」それを機に、桐島さんはグイグイと僕に謎の会話をしてくるようになる。一体、彼女の目的は何なのか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 08:59:46
7835文字
会話率:44%
「お上手なんだから」と本気にしてもらえない道楽公子は今日も華麗に空回る──
赤髪赤目の麗しき公爵家の末息子。
真実を見通す「天眼」と「怪力」のダブルスキル持ちの天才。
気に入らない者は全て拳でねじ伏せ、彼の暴れた後には血だまりが残る。
「
血紅(けっこう)の公子」とは、暴れん坊デルロイ・スカイラーを表すに相応しい二つ名だ。
しかし彼にはもう一つの顔がある。
一風変わった骨董品店の店主であり黒髪黒目の美丈夫、鑑定士のロイはデルロイのもう一つの顔だ。
「ああ、レディー・メラニアは今日もなんて美しいんだ。毎日のように貴女と会えて、僕は本当に幸せ者だよ」
「ふふ、今日もお上手ね。そんなことより、ロイさん! 私、昨晩は血紅の公子に会ったんです! とっても素敵でした……!」
ロイはずっと、客の一人である平民の女性メラニアに恋をしているのだが、彼女は「デルロイ・スカイラー」に憧れていた。
愛しい彼女から別の男(自分)の話をされ、心中複雑なロイ。
しかも、彼の本気の求愛はいつもメラニアに「お上手なんだから」と言われ、どういうわけか伝わらない。
「最大のライバルは自分、か。僕ほど完璧な紳士はいないからね。この世の誰よりも強敵だ」
はたしてロイはデルロイ(自分)に勝てるのか。
本気の求愛にはいつ気づいてもらえるのか。
人から悪意を向けられる血紅の公子へのゴタゴタ事件を、権力(力)と金(力)と拳(力)でゴリ押す男の、器用そうで不器用な一方通行の恋模様。
※2024年12月の文フリ東京に出展した「妄想リアリスト」さんの「一人称変化アンソロジー 僕→俺」に寄稿した作品の長編版です。
なお、ヒロインとの出会いも描かれている寄稿した短編は今の所アンソロ本でしか読めません。あしからず……。
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 21:00:00
45410文字
会話率:39%
地下アイドルグループ『K(:night』(ナイトナイツ)、通称2Kナイ(にこナイ)に所属する板爬虫類系男子二枚目看板のいもりはあつきが今推しているアイドルの名前だ。
ライブが終わるとすぐに更新しても流れないSNSを更新し続ける。自分たちしか
使っていないハッシュタグをつけ、誰にも伝わらないいもりのライブの良さを数千字書きなぐる。同担と良さを噛みしめる。
同じファンであるジニー・ウィーズリーのリスペクトだという赤毛の大学生ゆるはとともにファミレスで語り合っている最中SNSでいもりからのお知らせが届く。
それは、いもりが四月一日で卒業するというお知らせだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-10 18:00:00
7409文字
会話率:40%
焼け落ちる娼館。生きることに意味を見出せなくなった娼婦を救ったのは、顔一面に焼け爛れた痕が残る貴族の青年だった。
家族の幸せのために愛を手放した娼婦と、自らの過ちのせいで家族を壊してしまったと考える若き伯爵の両片想いの物語。
ヒロインとヒー
ローの視点が、一話ごと交代します。
ライバルも妨害する人も存在せず、障害もツン要素もないのに、お互いの気持ちが全く伝わらない。
相手を想って言った言葉が全く違う意味に受け取られてしまう。
自己肯定感が低い二人のすれ違いの物語。
ハッピーエンドです。
52,000字程度の中編。完結まで出来ていますので毎日投稿します。
※注意
物語の都合上、ヒーローは自身の火傷痕、ヒロインは前職にコンプレックスを抱いている設定です。そのため双方、自ら卑下する発言を繰り返しております。読んでて辛いようでしたらブラウザバッグして頂ければ助かります。なお作者の主観ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 06:38:08
52824文字
会話率:34%
笑いは文化的背景が違うと伝わらない!?英語に堪能でないとジョークは無理!?そんなことはありません。捨てるのはPRIDE!大事なのはウケたいという気持ち!!留学経験ゼロ。海外旅行歴1回。40歳で英検3級を受験したおばちゃんが、英会話レッスンで
ウケたジョークを伝授します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-23 21:29:29
6059文字
会話率:39%
夕食の後も、兄さんと会話が盛り上がる事は無かった。
ただ当たり障りのない会話だけが続く。
それでも構わず小説の分析を行っていると、兄さんから声が掛かった。
「ちょっと」
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座い
ません。
注意事項2
創作部。のあの子。
非常に口が悪い面が出たので、なんでも許せる方向け。
でもこれ、食レポが浅いとついつい思ってしまうんですよ。
ジャンル分からないよ〜!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 18:08:44
942文字
会話率:39%
彼女はよく皮肉を言う。
褒めている時も、皮肉を言っているのでは無いかと疑う程に。
もう少し率直に言わないと、伝わらないよ。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
皮肉屋が皮肉を好む理由
って、
『ちょっと面白くしよう』
という心理があるそうなんですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 14:15:49
866文字
会話率:48%
先週出来なかった御礼参りを本日始めます。
神社仏閣を巡っていたところ、あるものを。
等間隔に並べられた氷像。今は蕩けて欠損し、精巧な顏さえ持ち得ないものたち。
えぇ、それでも。透き通る様は美しく、一つなんて決められません。
注意事項1
起
承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
多分、現地行ってる方じゃないと伝わらない。
行って見ても、多分繋がりは見えてこない。
そんなお話です。
書いてた自分が( '-' )こんな顔になったので。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-09 15:56:10
870文字
会話率:0%
すでにそうかもしれないけど
キーワード:
最終更新:2024-12-25 10:35:23
1613文字
会話率:0%
「離縁しましょう」そう言いだしたのはいいものの、なんだか相手の様子がおかしい…?
※何番煎じかと思われるくらいよくありがちな話になってしまいました。供養あげ。
※こういうお話を書いてみたいな、で書いてみたのですが、物語を書くのは初でして
…がばがばでゆるゆるな設定なので目になんらかのフィルターをかけてお読みいただきますよう、お願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 12:09:08
3881文字
会話率:11%
友人は喋らない。寡黙とかではなく、意図的に喋らない。スマホで入力した文章でやりとりする友人と話好きな俺。言葉じゃ伝わらないことも、言葉でしか伝わらないこともある。
キーワード:
最終更新:2024-10-23 20:41:56
2439文字
会話率:68%
毎日告白する女の子とそれを毎日受ける女の子。しかし今日も今日とて伝わらない。実はそれには訳があって…
最終更新:2024-10-22 21:58:17
817文字
会話率:27%
自分の価値に気付いていないマーガレットは、この国きっての資産家、ブランドン辺境伯と結婚することになった。
社交的な妹リリーと比べられた人生で、初めて自分が必要とされた出来事だ。
ブランドン辺境伯の元へ、幸せの絶頂を噛みしめながら、
初めて夫に対面するマーガレット。
「マーガレットだって! 俺が結婚を申し込んだのは、リリーだ」
「この結婚はただの間違いだからな。離婚可能な時期となる半年後までの手違いの夫婦だ」
待っていたのは、妹リリーへ結婚を申し込んだはずのブランドン辺境伯。
こんな事になったのは、妹リリーの我儘のせい。
この結婚は、マーガレットに内緒のまま、リリーから押し付けられたものだった。
辺境伯が求めていた妻は、当主不在の時に、気難しい個性を持った従者達をまとめて屋敷を仕切れる気概。
「マーガレットが、気難しい叔父上と交流があるのは驚きだな」
到底マーガレットには出来ないと思っていたが、屋敷にいる偏屈な人物達がマーガレットにどんどん従順になっていく。
「薬を作るって、マーガレットが!」
リリーの特技だと思っていた、薬草を煎じた薬作り。実はマーガレットの特技だと知った辺境伯。
マーガレットに恋心を寄せ始め、離婚を取り消したい。
なのに、鈍感な妻は夫から逃げ続ける。
夫からの必死のアプローチも空しく、妻には想いが伝わらない。
「俺との離婚祝いか、お前たちの結婚祝いか知らないが、マーガレットへの最初で最後の贈り物だな」
夫が隊長を務める兵士の1人へ、妻が想いを寄せていると信じ込み、身を引く夫。
離婚の期限が迫ったその時、妹リリーがマーガレットと辺境伯の前に現れた。
我儘なリリーは自分に届いている悪条件の縁談話を押し付け、離婚予定の姉に代わって、辺境伯の妻の座を手に入れようとする。
夫はリリーを追い返すが、それでも2人が両思いであることに気付いていない手違いの夫婦。
その気持ちは、些細な事をきっかけに通じ合う。
正式な夫婦になった2人が王都の社交界で見聞きしたものは、自分の価値に気付いていない、マーガレットの本当の評価だ。
効果抜群の薬を作るのに鈍感すぎる妻と、口が悪いのに紳士的な夫の、すれ違いラブコメディー。
一途に妻を想う俺様口調の必死な片想いは、何をして、何を言えば成就するのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 09:32:49
120108文字
会話率:26%
「……キミの魂を、私にちょうだい」
「は?」
彼女は笑顔で、口から血を流しながら言った。
……正気じゃない。意味が分からない。
いくら何でも、ふざけすぎだろ。
なんたって今。
「俺たち、死にかけてんだぞ……」
俺の焦りはこれっ
ぽっちも伝わらないようで、彼女はにへらと笑って見せた。
「ふふっ、だいじょーぶ。私たちは死なないよ、キミを今ここで死なせはしない」
少しドキッとする。
異性から言われたら惚れること間違いなさそうなセリフを添えて。
「どこからそんな余裕出てくるんだよ」
強がっているようにしか見えないその表情は、身体中の痛みを我慢しているのか。
なんにせよ、彼女の笑顔が消えることは無い。
こうなったのは、こいつと出会ってからだ。
全身を包む雨音を思い出す──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 00:01:00
45114文字
会話率:31%
主人公のアレクは、ある日乳兄弟である王太子に頼みごとをされる、なんと、国中の未婚女性を集めて舞踏会を開きたいというのだ。
婚約者がいない王太子による、身分の垣根を越えた婚活パーティー。だがあまりにも無駄の多い夜会であること、何より「可愛い
女の子のドレス姿が見たい」という下心満載の王太子にドン引きするが、王太子の本音に気がつき密かに心を痛める。
とはいえ王太子の望みを叶えるべく奔走することに。しかし舞踏会当日、舞踏会に参加していた令嬢の相手をするアレクは、怒れる王太子に突然からまれて……。
転生後の人生を決ままに楽しむヒロインと、ヒロインにちっとも好意が伝わらないポンコツ王子の恋物語。
ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-24 20:03:05
11454文字
会話率:63%
騎士を養成する騎士訓練校の卒業試験で、不合格になり続けている少女カレン。彼女が卒業試験でわざと失敗するのには、理由があった。 彼女は、教官である美貌の騎士フィリップに恋をしているのだ。
本当は料理が得意な彼女だが、「料理音痴」と笑われても
フィリップのそばにいたいと願っている。
ところがカレンはフィリップから、次の卒業試験で不合格になったら、騎士になる資格を永久に失うと告げられる。このままでは見知らぬ男に嫁がされてしまうと慌てる彼女。
本来の実力を発揮したカレンはだが、卒業試験当日、思いもよらない事実を知らされることになる。毛嫌いしていた見知らぬ婚約者の正体は実は……。
大好きなひとのために突き進むちょっと思い込みの激しい主人公と、なぜか主人公に思いが伝わらないまま外堀を必死で埋め続けるヒーロー。両片想いですれ違うふたりの恋物語。ハッピーエンドです。
香月よう子さま主催、『春にはじまる恋物語企画』参加作品です。
この作品は、アルファポリス及びエブリスタにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-27 20:21:29
7008文字
会話率:59%
作者は非常に悩んでいた。
文章を書く事ばかり考えていたため、あらすじを書く事を全く考えていなかったのである。
「あらすじ」の欄が必須入力項目になっている以上、何かを書かなければならない。
しかし、これがまた全然浮かんでこない。
そもそもあ
らすじを書けるような所まで考えていない。
痛恨の極みである。
それから、数週間、無い脳みそをフル回転させて書いたあらすじが以下である。
「突然見知らぬ世界に放り込まれた普通の高校生。
そこで出会った一人の少女と、その少女が住む村、イクタ村-
少年が住む世界と少女が住む世界を行き来したながら物語は進んでいく。
そこから生まれる笑いあり涙ありの様々なドラマが、待ち受けている」
…なんとまぁ中身のかけらもないあらすじだろうか。
多分、作品の事が1割も伝わらないだろう。
もうあれです、あらすじと書くのめんどくさいんで、読んだ人がなんか考えてください。
なんかメッセージとかで送ってください。
…えぇえぇ、他力本願ですけど何か!?
大体、みんなあらすじなんて読まないでしょ? 考えるだけ無駄でしょ?
アレ、そんな事ない? 俺だけ? そうなの?
そんな訳でまぁ良かったら読んでね。
…以上、ほぼ愚痴のあらすじですた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 22:15:56
684857文字
会話率:62%
「あらすじかぁ……花子ちゃん、なんて書く?」
「ふむ。そんなもの、ぜひ読んでください、でいいじゃろ」
「いやいや、それだと内容が何も伝わらないだろ」
「なら『可愛い花子ちゃんを愛でる物語』でどうじゃ」
「嘘はダメだ」
「嘘とはなんじゃ、失礼
な」
「まずまずそんなハートフルな物語でもないだろ……」
「なら、正直に『日々怪異と闘う物語』にするのか?そんな物騒なすとーりー、誰も読まんと思うがのぉ」
「……確かに。なら、『教え子を護る先生の奮闘物語』でどうだ?この手の話なら人気だし、よくあるだろ」
「言いたいことは分かるが、怪異と戦うのはわしじゃろ?嘘はいかんな、嘘は」
「なんだよ、俺だって頑張ってるだろ」
「あんまり活躍せんではないか」
「ボソッと毒を吐くな毒を」
「なんじゃ、大声で言って欲しいのか?」
「そう言うことじゃない……はぁ、もういいよ、文字数もいい感じだし」
「ここまでで378文字……1000字書いても良いそうじゃが」
「いいんだよ、そんな長々書く内容なんてないんだから。ほら、花子ちゃん、夜の見廻り行くぞ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-21 20:50:27
112402文字
会話率:46%