見えるのは人の「評価」だけ。――心が見えない世界で、凡庸王子は国と恋を動かせるか?
平凡な社畜だった俺が転生したのは、異世界の「お飾り王子」レオン。剣も魔法も平凡以下、廃嫡寸前の俺に与えられたのは、他者の「貢献度」だけが数値で見える謎スキ
ルだった。便利そうだが、見えるのは仕事の評価のような貢献意欲のみ。人の「好き」や「嫌い」、ましてや「悪意の理由」までは教えてくれない、なんとも歯がゆい力だ。
生き残りのため、俺はこのスキルを頼りに宮廷での立ち回りを始める。そんな俺の前に現れたのが、完璧な才媛にして氷のように無愛想な婚約者、公爵令嬢イザベラ。彼女の国への【貢献度】は驚異的な【+80】だが、俺個人への好意はゼロ評価。俺はまず、彼女の「評価」を上げることからサバイバルを開始する。
前世の知識(社畜スキルとも言う)で彼女の仕事を手伝い、貢献度を上げようと奮闘するうち、俺は彼女の完璧な仮面の下にある不器用な優しさや隠れた努力に気づき、次第に心惹かれていく。一方、イザベラも、頼りなかったはずの俺が見せる意外な発想力や、自分を理解し支えようとする姿に、戸惑いながらも心を動かされ始める。評価から始まった関係は、いつしか不器用な恋へと変わり始めていた。
しかし、二人の前には次々と国の危機が立ちはだかる。王位を狙う叔父の陰謀、大国との緊迫した外交戦、そして正体不明の敵が引き起こす不可解な災害――。俺は、限定的なスキルだけに頼るのではなく、知恵と現代知識、そして築き上げた仲間たちとの絆を武器に、絶望的な状況に立ち向かう。それは、凡庸な王子が国と愛する人を守る真のリーダーへと成長していく、静かなる「革命」の物語でもあった。
人の「評価」とは何か? 「信頼」とはどう築かれるのか? 異世界を舞台に、現代にも通じる問いを投げかけながら、知略と勇気で未来を切り拓く逆転劇。クールな天才ヒロインとの甘く切ない恋の行方と共に、爽快なカタルシスと深い感動をお届けします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 20:00:00
87288文字
会話率:33%
帝国歴515年。サナリア歴3年。
新国家サナリア王国は、超大国ガルナズン帝国の使者によって国家存亡の危機に陥る。
従属せよ。
このたったの一言により、サナリア王国は窮地に立つことになった。
これに従わないで、もし帝国と戦うとなれば全
滅覚悟の死の戦争をしなければならない。
それはアーリア大陸を二分している国家との全面戦争を意味しているからだ。
苦悩の末にサナリア王アハトは、従属することを決めるのだが。
当然それだけで交渉が終わることはなく。
従属したという証を示せとの命令が出される。
それは、二人の王子の内のどちらかを選べとの事。
更に苦悩することになったアハト王が最終的に決断したのは第一王子フュン・メイダルフィア。
彼を人質として差し出すことに決めたのだ。
フュンは弟に比べて能力が低く、武芸や勉学が出来ない。
彼の良さをあげるとしたら、ただ人に優しいだけ。
そんな人物では国を背負うことは出来ないだろうとして、彼は帝国の人質となってしまったのだ。
しかし、この事がきっかけで、長らく続いているアーリア大陸の戦乱の歴史が変わる。
西のイーナミア王国。東のガルナズン帝国。
アーリア大陸の歴史を支える二つの国家を揺るがす英雄が誕生することになるのだ。
のちに、アーリア大陸に現れることになる偉大なる英雄。
フュン・メイダルフィアの英雄譚が今始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 12:49:44
2646419文字
会話率:47%
平均的女子高生を自称する戸沢莉緒は、友人でもあり配信者でもある小野寺恵理子の誘いもあって、様々な斬新かつ王道な要素によりサービス開始からもうじき三周年を控えるVRMMO『Break World Online』のタイトルを【RIO】名義で配
信者としてプレイすると決断する。
配信者とはいえプロは目指さずアマチュア一貫として活動すると決めているが、プレイの動機を話すとするなら、現実世界では凡庸でしかない自分でもせめて仮想世界ではプレイヤー間のトップに立ちたいとの願望があったからだ。
しかし、紹介されて流れてきた恵理子のリスナー達は皆一様に驚愕する。
何故なら、ピーキーで使いづらい性能な上に人類と敵対関係にあたる種族《吸血鬼》に選ばれたのをいいことに、開幕から住民NPCを躊躇なく殺害しては眷属に変え、G(ジェノサイド)ルートを志し悪役ロールプレイとして突き進むだのと、誰がどう見ても配信なんかしていい代物ではない、平均的女子高生の発想からは常軌を逸したプレイスタイルだったのだ。
血を吸って強くなり、偽善にまみれた連中のディストピアを破壊する。
そんな悪役ロールプレイ配信譚によって、いつしかRIOの元には、このゲームの民度に心折れ引退に追いやられたかつてのプレイヤー達が視聴者として続々と集うのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 12:23:46
920577文字
会話率:41%
ゲーム以外にこれといった趣味が無い中年:春保大輔
いつも通りネットを徘徊し奇妙な人物とチャットを交わした後
意識が途切れてしまう
目覚め、眼前に広がる世界は見慣れぬ世界
凡庸、特徴のない中年が覚悟を決め。
己、他者、世界と覚悟を決め向き合お
うと足掻く物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 22:39:57
261641文字
会話率:64%
「ふぎゃ!(ヤギとくらすの!)」
大公爵の次女として生まれたルリアには前世の記憶があった。
前世でルリアは、王女であり精霊に愛されし聖女でありながら、父母を暗殺され、虐げられて死んだのだ。
しかも、なぜか前世の自分は人類を滅ぼしか
けた厄災の悪女として恐れられているらしい。
「ふぎゃぁ(ぜんせがばれたらころされる!)」
ルリアは前世を隠し、地味に目立たぬよう生きることにする。
「ふぬー(いなかで、もふもふたちとくらそう」
人間達からいじめ抜かれた前世。
だが、精霊と動物たちはとても優しかったのだ。
そんなルリアの元には、精霊たちや精霊を守護するモフモフな守護獣たちが集まってくる。
精霊を助け精霊王の手によって転生したルリアは、本人も気付かぬうちに、人でありながら、精霊でもある存在になっていたのだ!
これは半分精霊、半分人間の、完全無欠真の聖女幼女が、目立たないようにしつつ、もふもふと暮らすことを目指す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 11:50:00
371544文字
会話率:50%
人間界は、転移してきた大勢の異世界人たちで賑わっていた。
多種多様な異世界人の中には、魔術を使う凶悪犯もいる。それを制圧するのは「対魔術特殊部隊」という、警察官と異世界人がタッグを組む部隊。
今年度からそこへ配属される主人公の女の子「
伊織」にあてがわれた相棒は、エルフの少年だった。
が、そいつは伊織の部屋に転がり込むだけ転がり込んでおいて生活費は入れず、貸りた金はギャンブルや泡姫に全て注ぎ込み、仕事そっちのけでラーメン屋巡りに時間を費やす、怠惰で軽薄なヒモエルフと判明してしまう。
性格は合わないし、口を開けば喧嘩ばかり。
訓練で能力を試しても、凡庸にしか見えないし。
こんな奴、絶対当てにしない!
……と思っていたら、肝心なところで見せた魔術は最強クラスで。
役立たずだと思っていたエルフは、如何なる敵からも伊織を守り、伊織が大切にしようとする想いすらも叶えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-20 00:18:17
180678文字
会話率:29%
アルメタリア大陸の東の海に臨む小国『東海国』。この国に新たな王、東海国第三代国王クフ―リ・ド・ネールソンが誕生した。しかしこのクフ―リ王、幼き日より『普通、平凡、ありきたり』と噂される凡庸の人物だった。彼の兄である長兄ゼルスは屈強の剣士で次
兄ランスロットは知己にとんだ策士。そんな二人を差し置いて王の座に就いてしまった末っ子の普通の人クフ―リ。のちの世で『東海国の凡庸王』と呼ばれる事となるクフ―リ王の普通で平凡でありきたりな治世が今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-19 06:10:06
23579文字
会話率:30%
彼は異世界転生者だった。
勇者一行に加わり、魔王を倒す使命を受けてその世界に来たはずなのに、
彼には何の才能も無かった。
あったのは現代日本の知識と価値観、優れた知見だけ。
だが、その知識も知見も、剣と魔法のファンタジー世界では理解されず、
異端とされた。
けれど、それでも努力の末に勇者一行に加わるも、戦闘は凡庸、知見は理解されずで役に立てず、そのまま引退。
だが、彼は最高の宝物を得る。彼にとっての宝物、子供だ。
その宝物と一緒に、人口の少ない田舎の村はずれに隠居して、平和に生きる。
……つもりだったのだが、その子供が優秀過ぎて世界を巻き込む激動に飲み込まれていく……
※「カクヨム」にも同時掲載
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-18 22:20:00
342013文字
会話率:25%
脇役から主役へ。
(短いあらすじ)ある日記憶喪失になった親友は、どうやら政府の秘密機関でやばい仕事をしていたらしい。それに巻き込まれた俺が、わけがわからないながらも頑張る話。
(ちゃんとしたあらすじ)全ての人が超能力を有する時代。本人は極
めて凡庸な能力にしか恵まれなかった主人公。
保育園以来の幼馴染も、それは同じはずだった――が、ある日行方不明になった幼馴染は、ここ数年の記憶をごっそり落っことす記憶喪失。そして超能力のレベルは万人に一人のものに上昇していた。
当然ながら不安と混乱の坩堝に叩き落とされた幼馴染の面倒を見てやっていた主人公は、その日、幼馴染を標的にしただろう誘拐に巻き込まれる。
とはいえこの誘拐、様子がおかしい。
そして話を聞くに、どうやらこの幼馴染、政府の特務機関で働いていたらしい――?
特務機関の英雄は、何があってその記憶を失ったのか。
※この作品は「カクヨム」にも掲載予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 01:10:00
134311文字
会話率:29%
ヘルマン・ヘッセの「シッダールタ」に登場するゴーヴィンダは、シッダールタと別れた後も悟りを求めて旅を続ける。しかし、シッダールタのような悟りを開くことができず、自身の凡庸さに苦悩する。
彼はガンジス川のほとりを歩き、森の奥で瞑想し、修行僧た
ちと語り合うなど、様々な場所を旅し、瞑想や修行に励む。しかし、心の奥底に沈む重たい鉛のような苦しみから解放されることはない。
ある時、彼は自己憐憫の甘美さに溺れそうになるが、やがてそれに気づき、苦しみから目を背けずに受け入れることを決意する。
托鉢の鉢を割ってしまうなどの失敗や挫折を経験しながらも、ゴーヴィンダは心の探求を続け、やがて心の静けさを取り戻す。そして、悟りとは特別なものではなく、ありのままの自分を受け入れることだと悟る。
物語の最後で、ゴーヴィンダは若い修行者に悟りを説き、シッダールタのような穏やかな微笑みを浮かべる。それは、シッダールタとはまた違った、彼自身の内面から溢れ出る静寂に満ちた微笑みである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-13 19:15:11
2231文字
会話率:12%
目覚めた北川秀は、バブル崩壊直後の東京にタイムスリップしていた。
この時代の日本は経済は低迷し、人々は路頭に迷う中、唯一の心の支えであるべき文学までもが断絶されたかのようだった。夏目漱石も川端康成も、村上春樹すら存在しない――代わりに文壇
を牛耳るのは、北川が聞いたこともない凡庸な作家たちばかり。
ペンを握った彼は、生計を立てるため、そしてこの混沌とした時代に新たな人生を切り開くため、掌編小説『風の歌を聴け』を書き始めた。
こうして人々は気付いた。バブルという狂気の時代に相応しい、真の文豪が遂に現れたのだと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-09 18:31:15
7542文字
会話率:32%
少女は出会う。己の夢を叶える力と。少女は出会う。己の力を賭すべき夢と。
異能力が全人類に備わっている『世界』。凡庸さに悩む「紗芽」は、自分だけの個性を見つけるため、持ち前の正義感を活かすために「帝国直属地方治安維持組織」へと入団する。そこ
で出会ったのはとっても不思議な少女だった。何者かに命を狙われる2人。「本」を携える少年。『特異点』。互いを求め合う2人は『世界』を大きく動かす陰謀の渦へと呑まれていく。ガールミーツガール異能力バトル物語。
(カクヨムにも投稿しています。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 09:58:02
79936文字
会話率:56%
人格異常、常識欠落、協調困難、能力極端――しかし、実力最強。
そんな尖ったメンバーたちを率いるのは、凡庸凡才の少女だった。
<勇者協会>新人のエステルは、元のパーティを追放された者ばかりが集まる、異色の勇者パーティのリーダーに
突然任命される。魔族と戦うクエストをこなしつつ、メンバーたち一人一人とじっくり向き合い、勇者パーティ<ゼータ>は正式に結成されるに至った。
そんな折、エステルたちは新しい勇者パーティの手伝いを依頼される。
そのパーティは一見するとエリートの集まりだが、やはりそれぞれ問題を抱えており、しかもリーダーは陰謀に巻き込まれたこの国の皇子だという。
エステルたち率いる「最凶パーティ」は、国家危機に立ち向かう。
※カクヨム様でも掲載中
※第二部始動!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 12:16:03
1217841文字
会話率:50%
建国百年を祝う夜会は、あろうことか王族による婚約破棄宣言から始まった。よくある話から始まる、とある凡庸な王太子の物語。
最終更新:2025-02-25 17:03:45
3747文字
会話率:29%
「魔法科管理学園」は、国家が管理するエリート養成機関。
ここでは「生まれつきの才能こそがすべて」とされ、魔法適性の高い者だけが特権を持つ。
魔法適性は一切の努力で覆せない天賦の才。
そのため、生まれつき魔法適性の低い者は、どれだけ努
力しても”下層”に甘んじるしかない。
この学園では、魔法適性の数値がそのまま個人の地位となる。
・Sクラス──国家の未来を担う天才たち
・Aクラス──将来の魔法管理機関を支える優等生
・Bクラス──凡庸な者たち
・Cクラス──才能なき「失敗作」
──天宮 玲奈(あまみや れいな)は、Cクラスに振り分けられた。
しかし、彼女は知っている。
この国の「才能至上主義」は、嘘だと。
なぜなら彼女自身が、人工的に作られた「才能」の証明だから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 22:38:07
7309文字
会話率:24%
ただ不満を書き散らしたものだ。こんな事をしているようでは俺も人間として至らないということだろう。だが俺はいつだって不完全燃焼で、路頭に迷っている。いつだってどうすればいいかわからない事ばかりなんだ…。
最終更新:2025-02-15 23:06:19
1149文字
会話率:0%
力こそ全て。
< 第一部 >
世界最強のスモーレスラーを目指す男たちの前に現れた謎のスモーレスラー、その名も「天辺竜(ペンドラゴン)」が率いる完全無欠の戦闘力を持ったスモーレスラーたちを擁する「暴龍(アバロン)部屋」の猛者たち
。
これは凡庸なスモーレスラーが神に挑むきっかけとなった事件を綴る物語である。正気の人は読まないで(要注意)。
< 第二部 >
臆病、弱虫、全敗の駄目力士の海星光太郎。優秀な兄、翔平の失踪をきっかけに運命の歯車が今、動き出す!!生涯の師、ハワイ力士の羽合庵!!額に星条旗のマークが輝く最大のライバルにして親友のテキサス山!!愛するライバルとの戦いの日々が、光太郎を強くする!!読めば読むほど強くなる激熱相撲英雄伝第二章、開幕!!
読む時はくれぐれも精神状態に気をつけてね?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-02 18:42:20
614793文字
会話率:16%
学歴普通、能力普通、性格普通の凡庸なサラリーマン「福勢達也」はラッキーで大企業に滑り込んだが、その凡庸さから周りに便利屋扱いされ地味に小ばかにされこき使われる毎日。そんな日常がトラックに轢かれたその日から大きく動き出す。魔法と権力の地「フル
ゲンス」に飛ばされ、過酷な農奴生活を送る母のもとに「フータツ」として転生。スキル「怪力無双」を授かるも、生後半年のフータツは喃語しか喋れず、全く使えない。そこに年貢を徴収するため超絶嫌味な貴族の遣いがあらわれ――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 17:16:53
5721文字
会話率:40%
『「お金を払ったらセックスさせてあげる」って妹に言われたんだが、どうすればいい?』の続編。
妹から「性欲の権化」と呼ばれるほどの無尽蔵の性欲を誇るひきこもりで無職の兄の夢は女の子の腟内を自分の精液で溢れさること。
妹や美少女たちとセックス
をするたびに、ひきこもりの生命線である預金残高は大幅に削られていく。
じわじわと破滅への道を歩む凡庸な兄に、明るい未来が訪れる日は来るのだろうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 16:31:17
53479文字
会話率:59%
クリスマス・イヴにかわいい妹が真っ赤なミニスカサンタのコスチュームで凡庸な兄の部屋にやってきた。
かわいい妹と凡庸な兄のクリスマス・ストーリー。
最終更新:2024-12-24 06:10:00
2818文字
会話率:39%
「その光があれば、闇に落ちることなどなかったのに」
白鬼という白い鬼が跋扈する世界。
呪術師の鬼を殺す呪の力を、武器に反映させて人は白鬼と戦っていた。
子供の頃に負った大怪我のため、人よりも体力が劣り才能も何もない凡庸な青年は、一人の
青い武者を師として共に成長していく。
呪術師であり優秀な姉の力になりたいと、自身の内にある狂気を糧として、狂戦士へと変える『強襲装甲機兵』の兵士として、青年は白鬼との戦いに身を投じていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 18:06:41
25792文字
会話率:23%
勇者パーティー。
それは最強と目される勇者と、その勇者を支えるために国内から選りすぐった優秀な若者たちによる最強のパーティーである。
だが、その最強のメンバーの中に一人、明らかに実力の劣る凡庸な男が何故か交じっていた。
「お前は、今この場で
パーティーを抜けてもらう。」
戦闘で役に立たず、足手まといになっていた男はついにパーティーから追放された。
そして、足手まといを追放した勇者パーティーの快進撃が始まった。
それから数年後。
語られたのは、勇者パーティーのその後。
そして、足手まといにしかならなかった男がパーティーにいた理由だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 12:00:00
6033文字
会話率:17%