探して、回収しろ。それがお前の役目だ。
不思議な夢を見たアイロが目覚めるとそこは牢獄だった。どうやら闇競売に売り飛ばされたらしい。そのうえ動揺するアイロに声をかけて来たのは、夢で見た不思議な青年だった。
ひょんなことから自分がこの世界
で特別な存在『万華』である疑いがあると知ったアイロ。青年・オウマ率いる神骸と呼ばれる神の欠片を集める者達と行動することになった彼女は世界の。ひいては自身にまつわる秘密を紐解いていくことになる。
ギャグとシリアス、嘘と思惑が入り混じる異質ファンタジー物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 21:20:00
39535文字
会話率:49%
子爵令嬢のジュスティーナは、裕福な伯爵家の令息ルドヴィクの婚約者。しかし、ルドヴィクはいつもジュスティーナではなく、彼女の妹のフェリーチェに会いに来る。
自分に対する態度とは全く違う優しい態度でフェリーチェに接するルドヴィクを見て傷つくジ
ュスティーナだが、自分は妹のように愛らしくないし、魔法の能力も中途半端だからと諦めていた。
そんなある日、ルドヴィクが妹に婚約者の証の契約石に見立てた石を渡し、「君の方が婚約者だったらよかったのに」と言っているのを聞いてしまう。
さらに婚約解消が出来ないのは自分が嫌がっているせいだという嘘まで吐かれ、我慢の限界が来たジュスティーナは、ルドヴィクとの婚約を破棄することを決意するが……。
◆アルファポリスにも掲載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 19:25:35
94918文字
会話率:40%
主人公ライルはブリケード王国の第一王子である。
しかし、ある日ーー。
「ライル。お前を我がブリケード王家から追放する!」
父であるバリオス・ブリケード国王から、そう宣言されてしまう。
「お、俺のスキルが真の力を発揮すれば、きっとこの国の役に
立てます」
ライルは必死にそうすがりつく。
「はっ! ライルが本当に授かったスキルは、【トカゲ化】か何かだろ? いくら隠したいからって、【竜化】だなんて嘘をつくなんてよ」
弟である第二王子のガルドから、そう突き放されてしまう。
失意のまま辺境に逃げたライルは、かつて親しくしていた少女ルーシーに匿われる。
「苦労したんだな。とりあえずは、この村でゆっくりしてくれよ」
ライルの辺境での慎ましくも幸せな生活が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 17:51:34
232240文字
会話率:36%
「世界が君に嘘をついている」
少年は少女に告げる。
真実の探索がはじまろうとしていた。
◎取扱説明書◎
■章について。
登場人物の欄を設けています。名前が出ているのは主要人物です。人物を追いたいという方は参照にしてください。
■〇話につ
いて
。一話以降、投稿後に読む方向けの案内になります。〇話は必ずしも最初に読む必要はありません。最初から読むも良し、後から読むも良しです。それと性質上、加筆修正が行われる話になります。その点もご注意ください。
■更新について。
正直、現状の環境では不定期になります。完結までのプロットはありますが、完結まで五年ほどは最低でもかかると思います。もちろん途中で執筆を断念も十分にありえます。ということで気長にお付き合いいただければ幸いです。
※更新時間は一七時です。
以降、追記がありましたら、随時行っていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。作品をお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 17:00:00
235326文字
会話率:48%
26歳の瀬戸留美は、大人気少女漫画『ミストラルの密約』第4巻をコーヒーショップのカウンターで読んでいた所、トラックに轢かれて命を落とした。
目覚めた留美は、作中で主人公を苛め抜いた罪で悪役令嬢として18歳の時に処刑され、怨霊となり彷徨ってい
る公爵令嬢、12歳のエルミーヌ・テルセートに転生していることに気づく。
原作通りに歩むわけには行かないと、婚約者で14歳のディナルド・モントーネに聖女エステラムの名を騙り、悪縁をでっち上げて婚約破棄を持ちかけた。
「私はあなたを愛することはない」
その言葉を受けた彼は1人で敵対領地との戦争へ向かい、瀕死の重傷を負ったまま孤立してしまった。
エルミーヌは聖騎士と協力し、彼を救い出す。
「オレ以外に、好きな奴ができたなんて言わないよな…?」
そう不安がる彼に、聖騎士が好きだと嘘をつこうとした彼女の元へ、少女漫画の主人公がテルセート公爵領に捕虜として現れて…?
六年の時が過ぎて原作が始まると、エルミーヌは聖女エステラムの転生体だと指摘を受ける。
ちょっと待って。何を言っているの?
私は悪役令嬢エルミーヌ・テルセートであり、瀬戸留美が転生した姿よ?
予言の話は、私がでっちあげた嘘だけど?
困惑する彼女は、かつて神の化身と呼ばれた男との結婚を迫られる。
そのことを知った婚約者の重い愛と狂気が目覚めてピンチに陥った彼女は、死を回避できるのだろうか…?
全44話・予約済み折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 16:10:00
48798文字
会話率:32%
アナのおばあちゃんが死んだ。家出したダニエルおじさんが帰ってくることを、神様に24年も祈り続けたのに願いは叶わなかった。
「神様の嘘つき!」お墓の前で泣き崩れるアナの頭の中に声が響く。
--日没まで、私が死者たちの願いを叶えるのを手伝って
おくれ--
“神様の道具”となって、亡き人達の願いを叶えるためがんばる、アナと神様の奇跡の1日が始まった--折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 15:52:01
4895文字
会話率:16%
釣りが好き、釣った魚を料理するのも好き。
そんな女子高生、波満奈海琴(はまな みこと)は釣りに出掛けた先で、釣りどころか魚も食さない異世界に飛ばされてしまった。
嘘でしょ!? 魚介類を食さないとか、人生の八割を損してる!
釣りによって出
会った貴族の娘、ユフィ・スタインウェイと共に、ミコト・ハマナは釣りと魚の魅力を異世界に広めるために奮闘していく。
魚を釣って、料理して食べる。そして世界を動かす! 世界を変える!
……かも知れないフィッシングファンタジーへ釣行です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 11:59:07
442656文字
会話率:59%
転生した世界は誰もいないどころか、何もなかった!?
三十代の若さで、しかも嘘みたいな死因でこの世を去った神代斗真(かみしろ とうま)。彼が転生したのは、誰もいないどころか何もない、出来立てホヤホヤの異世界だった。
相棒の巻グソ精霊チロと共に
、創造主――『神』としての、斗真の第二の人生が始まる。
これは世界創造と、創造したその世界を悪党どもの手から取り戻す『奪還』の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 13:35:51
138262文字
会話率:39%
時は2070年、高度に発達した科学文明。その日常に調和して溶け込む、人と、人ではない者たち。幻想と日常の境界は薄れて消えた、そんな未来。
「これからあなたは高校生3年間、彼女たちと自給自足の同棲をしてもらいます」「嘘だと言ってよ!」
ドラゴンの少年のユーリは、高校生にこれからなろうという中学3年生の3月のある日、幼馴染の吸血鬼令嬢、アンジェリカとの婚約を急に告げられる。
だがアンジェリカを含めた吸血鬼三姉妹、実はとんでもない問題児で――!?
「ユーリの物はわたくしの物、ユーリもわたくしの物ですわ!」
始まる4人による3年間2000万円生活(食費、光熱費、家賃、学費込み)。始まる高校生活。吸血鬼三姉妹が起こす騒動に、ユーリは次々巻き込まれていく。騒動の中、出会っていく少女たちもこれまた問題児だらけ!?
なくなる胃薬。『小魔王』『悪役令嬢』『放蕩騎士』に囲まれた『苦労執事』は今日も死んだ目で空を飛ぶ!
「僕の平和な日常の行く先って、どっちなんだろうな」
近未来ハーレムラブコメファンタジーの、はじまり。
「――胃が取れそう……」
(残酷な描写、ボーイズラブ、ガールズラブタグは念のためつけていますが、要素は薄めの予定です)
(この小説はカクヨムにも投稿しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 09:00:00
602006文字
会話率:49%
それは魔法か、トリックか。1年間消息不明だった父が突然、僕の目の前に現れた。父は言う。お前にいい場所を見つけてきたと。転移された先にあったものは、科学とは無縁の剣と魔法が活躍するファンタジーの世界だった。
精霊魔法と呼ばれる物を使える人が優
遇される世界で、僕は手品師としての洞察力で彼ら、精霊魔法の使い手の嘘を暴いて行く事となる。
※ 本文中に出て来るトリックは文献より引用したものですが、実際の使用に耐えられる物を想定したものではありません。使用の際は自己責任でお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 00:02:27
4769文字
会話率:45%
底辺社畜で英雄とは1mmも関係の無かった榎本 二浪はある日を堺に世界を救う者、『救世主』になる。
ただし救う世界は剣と魔法の純ファンタジー異世界。
初めに『天使』の導きを信じて基礎を終了、それとともに唯一無二の能力、『乱妨者』の能力を
獲得し舞台は仲間と共に本格的に世界を救う協力戦へと移行する。
だがいざご対面した仲間達は二浪のことを信じるどころかバカにして初っ端から問題視するように。
数多の理不尽現象に踏み潰されそうになる二浪だがそこにはどうしても諦めることのできない『報酬』が待っている。
異世界の無理難題な依頼を『乱妨者』だけで乗り越えていくその姿に嘘はなく、その目はいつでも『報酬』の二文字を追ってくばかり。
理解しようにもできない自分の能力と頼りがいのない仲間という初手から最悪な環境から二浪はどのようにして生き延びて行くのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 12:18:38
40126文字
会話率:36%
アーベル王国の第一皇女として産まれた主人公ソフィアなのだが。
幼くして、アーベル王国女王、自身の母が何故か急な病で倒れ、他界。
母の死後、国王である父から、あれ程母と仲慎ましく見えていた父が、自分の父ではない。
自分は母が浮気をして出来た子
だと聞かされるのだが。
それでも国王は、自分のことを愛してくれたから。
主人公は、他人が羨むような仲慎ましいお城暮らしを続ける。
でもアーベル王国の、国王の座を狙っている宰相であるドンが、自身の息のかかった娘達をつかった。
国王へと再婚の話しを持ってくるのだが。
国王はソフィアが可愛い、愛おしくて仕方がないのと。
主人公の母を妃として迎える時に再婚はしないでくれと、義父との約束もあるから一度は断るのだが。
それから一年、国王が、そろそろ年頃の女性の柔肌が欲しくなる頃を見計らって。
ドン宰相が今度は、自身の娘の誕生パーティーをおこなうので、国王へと参加して欲しいと嘆願。
国王はこれが、ドン宰相の離反の策! 仲慎ましいソフィアと国王の仲を裂く為の陰謀とは知らずに。
国王は若い年頃の娘達と言った餌に釣られ、ハーレム王気分を堪能しにいく。
ソフィアには宰相の誕生日パーティーだから直ぐに帰宅をすると嘘をつき出かけ。朝帰りをする。
それでも幼いソフィアは国王さえ、自分の許に帰れば嬉しいので何も言わずにいるのだが。
国王はもう既にドン宰相の策に堕ち。ドン宰相の息のかかった貴族の娘達と、側室の話しがでる程の恋仲。
特に寵愛を受けているのは、アーベル王国一の美女と名高い、ドン宰相の娘を寵愛している。
だから一月も経てばドン宰相の娘は妊娠。ソフィアの死んだ母の席でもあり。
今は自分の席だった女王の座は、義母に奪われ。
義母は妹のロべリアを出産するのだが。
ドン宰相の娘が城に入り女王になってからは。
国王はソフィア避け、蔑ろにする。
そんな最中の出産なので、ソフィアは益々城内で孤立。
寂しさの余り白の実室に篭るようになる、不幸なソフィアなのだが。
その不幸に更に追い討ちが。ソフィアに不幸が訪れてしまう。
そう、この世界の不治の病の一つである精霊付きにソフィアはかかり。
彼女の愛する国王の命で、幽閉棟と隔離され。
彼女は悲惨な生活送り始める。
だからソフィアは自分から国王を奪った女と宰相への復讐を誓い。
二人への復讐の機会を待つのだった
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 07:00:00
145978文字
会話率:10%
青葉中学3年生の翔は卒業後の進路に悩んでいた。本当に行きたい志望校も定まらず、受験勉強にも身の入らない日々を送っていたある日、おつかいで来た病院のゴミ捨て場でぼんやりと空を見上げる一人の少女と出会う。自らを“幽霊みたいなもん”と語る少女は生
前の記憶もなく途方に暮れていた。ちょっとした親切心から翔は少女と背後霊の契約を結ぶことになってしまい――これはひと夏の終わりに起きた、少年と少女の不思議で切なくて優しい物語。
※他サイトで掲載していた小説です。
どうせなら多くの人に読んでもらえればと思って、こちらにも投稿することにしました。
結構長めで毎週一話ずつ更新する予定です。カクヨム・ノベルアップ+にも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 19:19:55
154006文字
会話率:41%
主人公は嘘が嫌いで清廉な振る舞いを心がけていた。それにも関わらず全てが上手くいかない日々をおくり、精神的に限界を迎える。
そんなある日、青く美しい異世界に迷い込んでしまい、そこで謎の少女アイと出会う。この世界はアイの「願い」の世界であ
り、そこに迷い込む人間は、「願いのある人」か「咎びと」であると明かされた。
主人公はアイの願いの手伝いをすると安請け合いし、さらにもとの世界に帰るために、自分の願いを探すことになった。
アイと共に街にたどり着くと、そこには嘘吐きの咎びとスイがいて、アイにその子を救って欲しいと頼まれる。主人公はそれが自分自身の願いにも繋がると気がつき、嘘吐きですぐに逃げ出そうとするスイを救うことを決意する。
これは、嘘が大嫌いな主人公と、面倒見の良い謎の少女アイ、嘘吐きのスイが織りなす心温まる異世界ファンタジー。
これは、どうしても伝えたかった、たった一つの言葉を嘘で紡ぐストーリー
本作品のテーマは「嘘」です。何が嘘で何が真実か……
全11話 どうぞ結末までご覧下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 11:10:00
74143文字
会話率:59%
“白雪姫”が暗殺から逃がれた先にあったのは、ならずものが跋扈する屋敷だった―――
怒りん坊、大食らい、欲ばり、泣き虫、怠けもの、嘘つき、うぬぼれ屋……互いを愛称で呼び合う犯罪者たちに、家事をすることを条件に匿われる白雪姫。
迫りくる刺客から
逃れながら、廃頽とした街で日常を送る、ダークファンタジー・ブラックコメディ。
※R-15程度の性的な表現・グロテスクな描写を含みます。これらの表現を含むページには前書きで注意書きがあります。
※主要人物にふたなりの男性が登場します。苦手な方は閲覧をお控えください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 18:00:00
7065文字
会話率:27%
【表の顔は花屋、裏の顔は魔石商の元悪役令嬢物語!】
ここは異世界イシアン、剣と魔法が存在する異世界……。
長寿のエルフであるレイシャは、ある組織から追われていた。
その組織の名前は【エターナルアザー】、世界的に有名な怪盗組織。
レイ
シャはその組織の元№2で、【レッドニードル】の異名で世を震撼させた悪役令嬢であったのだ。
レイシャは組織から逃げて逃げ続けて、数百年が経ったある日、北の孤島ブリガンにたどり着く。
そこでレイシャは花屋『エターナル』を営み、悠々自適のスローライフ生活をし、小さな客人兼お友達の女の子マーガレットやモフモフ羊達と理想のスローライフを楽しんでいたが……?
ある時、活火山の見回り確認をしていたところ、人気のない崖下に珍しい花が咲いているのを見つけてしまう。
その花はブリガンの火山のマナをふんだんに蓄えた魔石【ブリガンレイン】を生成する超希少な名も無き花だったのだ!
それがきっかけでレイシャが昔の【選美眼】と相手の嘘を見抜く【金色眼】更には卓越した知識を活かしたら、現世界トップレベルの魔石商になってしまった件⁉
そんなレイシャを巡る、元世界規模怪盗組織№2の元悪役令嬢物語が今ここに華麗に幕を上げる!
これは魔法が使えない特異体質の落ちこぼれエルフのレイシャが、相棒の小太狼達と共に切磋琢磨しトップレベルの魔石商に昇りつめていく物語。
※この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
なおサイトアルファポリス様等にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 22:00:00
136548文字
会話率:42%
田舎の町に住む駆け出し冒険者のフェルは、とあるクエストで変わった少女と出会った。
ベテランの冒険者である彼女に、フェルは己を鍛えてくれと歎願したのだが、その日から妙な光が見えるようになってしまう。
彼女が言うにはどうやら自身の体質が普通とは
違うらしい。
その事も含め、やたらと自身の事を気にかける少女。
どこか頼りなく脆い彼女の事が次第に気になり始め、フェルは守りたいと、強くなると決心する。
そんな楽しくも厳しい修行に励むフェルは、些細な事から人間と魔術師の種族間争いへと巻き込まれてしまった。
騒動の中、自身と少女の過去に因縁があった事と、彼女の嘘をフェルは知ってしまい……。
更には過去に関わる魔術師の幼馴染みと再会した事で、二者の争いへと深く関わっていく事に……。
そうして人間と魔術師の間で揺れながら、仲間を守る為に戦いに身を投じる事にしたフェル。
幼馴染みや仲間からの助言で少しずつ自身の体質を理解し、活かせないかと考えるフェルは、たまに見える妙な光が魔術に関係している事に気付き……。
それらを駆使し、魔術師との戦いの中でフェルは少しずつ頭角を現していく……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 01:32:26
610215文字
会話率:40%
絶世美男の隣人は、空の民だった。
賀田之 瑚春(かたの こはる)は都内の大学に通う建築学科3年生。とある理由から一人暮らしをしていたが、隣人はいつもフードとマスクで顔を隠している学生だった。彼の正体を知ることもなく大学生活4年を終えると思
っていた。しかしある日、路地裏で怪しい連中に襲われている彼を助けたことがきっかけで彼が、大学内で有名な絶世美男の青年だと知ることになる。おまけに彼は自分のことを「空の民」だと言い出した。わけのわからないまま彼の部屋で話をしていたら、突然真っ白な光に包まれ、気がついたら”空の国”へと来てしまった。
=これは都内の大学に通う何の変哲もない建築学生が経験した嘘のようで、本当の物語だ。
この記憶は、誰にも奪わせはしない。
私のものなのだ。
決して、手放さない。
手放してなるものか。
私が、隣人の彼を殺したという事実は変えられないのだから―――=
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 21:20:00
27160文字
会話率:42%
【詐欺師】という存在がいるこの世界。彼らは嘘を吐いては周りを混乱させる。その被害は酷いもの。
そんな存在を改心させる術を持つ一族に生まれた主人公。彼女はその家の中でも強い力を持っていた。
主人公は、これまで数々の【詐欺師】を改心させてきた。
そんな中で、教育実習生である瀬斗と出会う。
その瀬斗が【詐欺師】だと判断した主人公は、瀬斗を改心させようと目論むが…?
嘘と残酷な真実が絡み合う、ファンタジー恋愛小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 20:55:40
7488文字
会話率:38%
20xx年、日本は謎の天災に悩まされていた。
相次ぐ河の氾濫、季節を無視した気温の変化、突然大地が隆起し、建物は倒壊。
全ての基礎が壊れ、人々の生活は自給自足の時代──貧困に喘ぐ世の中になっていた。
クビにならないと言われていた公務員を
クビになり、謎の力に目覚めた主人公はヤケ酒していたある日…突然その身に神降ろしを受ける。
「そなたなら、何か面白いことがあるのか?」
問いかけに適当に答えたが、その答えによって依代に選ばれ、見たことも聞いたこともない陰陽師…現代の陰陽寮、裏公務員として仕事をする事になる。
「恋してちゅーすると言ったのは嘘か」
「勘弁してくれ」
そんな二人のバディが織りなす和風ファンタジー、陰陽師の世直し事件簿が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 13:39:50
765397文字
会話率:49%