オルレアン侯爵令嬢のジャンヌは母の急逝を切っ掛けに、後妻を迎えた実の父に生家を追われ、売りに出された。
ジャンヌにとってのほんの少しの幸運は、最終的なジャンヌの買い手をジャンヌが候補者から選べたことだ。
ジャンヌが選んだジャンヌの買い
手、ボー准男爵は、王からの叙位で准男爵になった元商人で、ジャンヌを買った(求婚した)のにはある狙いがあり……。
その狙いを見抜いていたジャンヌは准男爵に「白い結婚」を提案する。しかし、この白い結婚が普通の「白い結婚」とは少し違って……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 10:32:43
33379文字
会話率:20%
『忘れられた森』の中に佇む古城には、異形の魔女が住んでいる。
かつて『雪の妖精』と讃えられた少女はたった一人で気の遠くなるほどの長い時間、愛する人を待ち続ける。
天と地との間には、一人の男の魂が彷徨っている。
かつて『軍神』と讃えら
れた青年は苦痛に苛まれながら、愛する人に再び出会うまで彷徨い続ける。
二人は自分の想いを優先するあまり罪を犯し呪いを受けた。
その罪が赦された時……。
***
またまた暗い話を書いてしまいました(テヘ。
私史上、最も愛が重いお話です。
幻想的だと感じていただけたらいいなあと希望を込めて「幻想的」とタグを入れさせていただきます!
※十三〜十四世紀の百年戦争の時代、フランスの片隅という設定ではありますが、細かいところはふんわりで(* > <)⁾⁾ペコリ ← 魔女とか呪いとか信じられていた時代なので「異世界」とさせてください(・∀・; ) もしくは違う世界線の「百年戦争」ということでご容赦を!
⭐︎用語解説
・百年戦争……イギリスとフランスの間であった王位継承などをめぐる戦争。黒死病や内乱などもあり、断続的に約百年続きました。末期にはジャンヌ・ダルクが登場(今作では触れません)。
・諸侯……「諸々の貴族」ではなく「封建領主」のことです。日本で言えば「征夷大将軍」でしょうか。小領主(騎士)に土地を与えて主従関係を結び、戦乱が起きれば戦います。グザヴィエやブロンシュの父はオルレアン公に仕える小領主です。
・トルバドゥール……いろんな吟遊詩人がいる中で、トルバドゥールは騎士とお姫さまの恋愛を歌う吟遊詩人です。貴族や騎士出身で宮廷や諸侯に仕えていたようです。……モテただろうな。なんかお話を書けないかな……。
・衣装……女性はコタルディという足を隠すほど長いドレス(ワンピース?)にエナンといベールを垂らしたとんがり帽子に髪の毛を隠します。白雪姫の魔女のようなイメージかなあ。ブロンシュはお姫さま育ちの一人暮らしw。なので自分で髪の毛をセットできず垂らしてます。
男性の衣装も「コタルディ」。丈の短いチュニックだと思ってください。
上流階級のコタルディには男女とも刺繍や毛皮をあしらってある豪華なものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-25 08:00:00
17293文字
会話率:36%
ラヴァル王国、王太子に婚約破棄されたアデリーナ。
さらに、大聖女として国のために瘴気を浄化してきたのに、見えない功績から偽りだと言われ、国外追放になる。
従者のオーウェンと一緒に隣国、オルレアンを目指すことになったアデリーナ。しかし途中でラ
ヴァルの騎士に追われる妊婦・ミアと出会う。
目の前の困っている人を放っておけないアデリーナは、ミアを連れて隣国へ逃げる。
そのまた途中でフェンリルの呼びかけにより、負傷したイケメン騎士を拾う。その騎士はなんと、隣国オルレアンの皇弟、エクトルで!?
素性を隠そうとしたらオーウェンはミアの夫、アデリーナはオーウェンの愛人、とおかしな状況に。
しかし聖女を求めるオルレアン皇帝の命令でアデリーナはエクトルと契約結婚をすることに。
未来を諦めていたエクトルは、アデリーナに助けられ、彼女との未来を望むようになる。幼い頃からアデリーナの側にいたオーウェンは、それが面白くないようで。
アデリーナの本当に大切なものは何なのか。
捨てられ聖女×拗らせ従者×訳アリ皇弟のトライアングルラブ!
※このお話は他サイトでも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 10:03:56
103294文字
会話率:46%
――じゃあ君は……何のために刀を振るうの?
一年前、三年間仕えていた主に言われた最後の言葉。
その言葉を抱えながら主人公――風見隼人は平凡な学園生活を送っていた。
そんな彼の元に届いた一通の手紙。
差し出し人は彼の元主である次
期大和城城主――御門紅葉。
辞めても尚彼女の命令に背けない隼人は友好国の留学生――アリシア=オルレアンとの親善試合に臨む。
一時的に返された矜持無き愛刀。
勝負の最中に他人を斬ることを躊躇い。
勝負を終わらせるために相手の武器を壊したことで親善試合は決着。
『金輪際関わることのない相手』
そう思いアリシアを武舞台に置き去りに。
これで幕引きかと思われたがその翌日彼の一人暮らしの家に現れたのは何と昨日負かしたアリシア本人。
「不束かものですがよろしくお願いします」
武器についていた王家の紋章が入った装飾品を壊したことでしきたりにより強制婚約?!
外堀を完璧に埋められたことで逃れられない隼人は渋々承諾することとなった。
自分の人生に意味を見い出せなかった少年が自分の人生を変えられないと思い込んだ少女を救う恋愛物語。
悩み、苦しみ、決断した想いが二人を強く結びつける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 14:20:59
46556文字
会話率:50%
大学2年生の前期セメスター最終日、夏休みの予定を立てるため講義室に残っていた主人公と友人の暢。
「君たちは隙間女の噂って知ってる?」
突然見知らぬ先輩に話しかけられる2人。先輩とその噂の手がかりを探すために廃ホテルに向かうこととなり、そこで
隙間女の噂の始まりを知る---折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-29 00:39:24
12303文字
会話率:38%
子爵家令嬢のシシーは、医師を目指す苦学生だ。領地や弟への愛を胸に、勉強とバイトに追われる生活で、恋や結婚への夢はまるでない。
ある日、倒れていたエドガー・オルレアン騎士団長を助けたところ、一目ぼれされる。
早速エドガーはアプローチを開始する
も、大苦戦。
それでも周囲を巻き込み、巻き込まれながら、エドガーが超鈍感なシシーに必死で求婚するお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 11:03:46
114485文字
会話率:46%
オルレアンという国にはある噂があった
『17歳になると迎えが来る』
それに加えてある秘密も…
最終更新:2024-04-24 04:00:00
60227文字
会話率:60%
全宇宙を統べる『世界さん』の力を宿す少女『きらり』。
彼女の願いは、大好きなけーくんの望みを叶えること。けれどもそれは彼女の身を危険に晒すことでもあった。
相反する二つの心を胸に秘めたまま、きらりは世界を思いのままに動かし、神への階段
を駆け上っていく。
光の部屋でけーくんが打ち明けた真実を知ったとき、最後にきらりの下した決断とは。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-06 15:00:00
568175文字
会話率:26%
社交界の華の令嬢ロエリア・ブルーウィング。
彼女の前世は婚活の女王と呼ばれる婚活アドバイザー
前世の知識から流行を産みだし、文化勲章をもらうほどのレディに成長した。
王の遺言で、結婚したものが王になる王位争奪戦が開かれ、
ロエリアは第一王
位継承者の皇太子デュークと結婚するものの不幸な毎日を送っていた
華美な国と都、それは無骨な騎士団長ウィンター・オルレアン公爵のおかげ
王位継承者の1人でありながら、結婚の『け』の字も浮かばない彼は王になることはできなかった。
ウィンターをただの手駒としか見ない王は、無駄な戦争を続け国は荒んでいき、王への不満が爆発した日
寝室で虐げられるロエリアの前で、王の首をとったウィンターはまるで神様だった。
ロエリアも王族の1人、あえなくウィンターに殺されてしまう。
だけど息絶えた次の瞬間、今度は王位争奪戦が発表された舞踏会に死に戻りしていた!
ロエリア「…待って。ウィンターが結婚できれば、最初から王になってたんじゃないの?」
二度と皇后なんかになりたくない…!皇子と結婚なんてまっぴらよ!
ウィンター・オルレアン…!アンタを利用させてもらうわよ!
アンタを結婚させて、三度目の人生こそ、私は平凡な人生を生きるんだから!
結婚する気のない…いえ全くモテないウィンターに恋愛スキルを伝授し私が王にさせ未来を回避する!
欲望入り混じる王位争奪恋愛頭脳戦に挑む中、なぜかウィンターが私を口説き始めて…⁉
絶対に好きと言わせたいウィンター、絶対に好きと言いたくないロエリアの恋愛頭脳戦が幕を開ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 21:41:35
4489文字
会話率:24%
レティシア・オルレアンの前世はトラ転したアラサー社畜。
トラ転のきっかけは無鉄砲にも見知らぬ幼児を助けようとした事。
今世も無鉄砲さはそのまま、どデカい傷を負った傷モノ令嬢に。
流石に婚約破棄か…と思いきや、溺愛が始まりました!?
最終更新:2023-10-22 20:00:00
25760文字
会話率:59%
舞台は百年戦争中のフランス。
『オルレアンの乙女』と呼ばれたジャンヌ・ダルクの話です。
最終更新:2023-03-31 19:55:38
11296文字
会話率:10%
舞台は百年戦争中のフランス。
『オルレアンの乙女』と呼ばれたジャンヌ・ダルクの話です。
最終更新:2023-03-29 19:22:04
5275文字
会話率:9%
牛についてのショートショートです
カクヨムにも投稿しています。
最終更新:2022-11-07 07:14:20
1952文字
会話率:18%
星暦1928年、魔法と科学が共存する世界。ローマ連邦の港町、フェニーチェに暮らす孤児の少年、ダン・アマテは、魔獣攻撃隊JACの少女、シルフィ・オルレアンと出会う。彼女は、最新鋭の人型魔動機動兵器ハイペリオンを受け取るためにフェニーチェに来
ていたのだ。その矢先、フェニーチェの街は謎の敵が操る3機のRAに襲撃される。成り行きでハイペリオンのパイロットとなったダンは、大きな戦いへと巻き込まれていく。
※本作はカクヨムにて連載していた自創作を加筆修正したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-17 18:52:44
355205文字
会話率:59%
______戦乱によって困窮する民は、再びオルレアンの乙女に旗を託す。
英仏百年戦争の英雄ジャンヌ・ダルクは、燃え上がる火の中非業の死を遂げた。
死後の暗闇にて、生前彼女に語りかけてきた神の声が使命を課す。
見知らぬ家族の一員として暮らす
ことを強いられるジャンヌは、使命を無視して平穏な日々を謳歌する。
永遠に思えた幸せな日々は、アコウ帝国の王カンヨウの死によって崩壊した。
彼女は力強い眼差しと芯のある心を持ち、新時代の勇猛果敢な英雄たちと尋常に対峙する。
かくしてジャンヌ・ダルクは、戦士ではなく王として......乱れた世を正すべく激動の日々に身を投じることになるのであった。
※魔法、チート、最強系すべてありません
※FGOの二次創作ではありません
※戦闘がメイン要素ではありません
※完結に100万文字以上を要する可能性あります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-18 18:09:27
60428文字
会話率:28%
かつて光の聖女と呼ばれた母。異世界から召喚された彼女は勇者と共にこの世界を救ったのだった。
そして。
その娘であるあたしは……。
人と違う髪色。鼻ぺちゃな顔。
決して美人な部類にはみられないそんなコンプレックスの塊。
だったので。。
あたし、ルリア・フローレンシア。
王子様を夢見る少女、な訳なくて。
あたしみたいな人とは違う普通じゃない容姿の人間にまともに恋愛なんかできっこない、そう卑下して生きてもう十五年。
学校でも隅っこで勉強だけ頑張ってるそんなひっそり目立たずがモットーで。
でも。
やっぱり泣いちゃうこともあるんだよね。
そんな時現れた王子様。
第一王子、ジルベール・ド・オルレアン。
王弟、アーサー・ユーノ・オルレアン。
二人の王子様に翻弄されながらすごすうちに少しづつ自分に自信ももててきて。
それに。
この世界にもまだ秘密があるみたい。
あたしのチカラも人とはなんだか違ってて。。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-28 14:13:44
45714文字
会話率:23%
〜婚約破棄され記憶が喪失した公爵令嬢のあたしですが、薔薇の王子様に溺愛され幸せです〜
「この私、マクシミリアン・ド・オルレアンの名に於いて、君、マリアンヌ・ヴァリエラントとの婚約を解消する!」
いきなりの婚約破棄の声が響き渡ったその時
。
あたしの記憶はそこで断絶していた。
いままでどうしていたのかも。
自分が誰なのかも。
思い出せないでいた。
記憶喪失から始まる恋愛ストーリーです。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-19 16:27:19
3493文字
会話率:23%
実母を亡くしサークライス伯爵家に引き取られたエリシアは、愛妾の子として義母や義妹に疎まれる日々を送りながらも王都で穏やかに暮らしていた。そんなある日、伯爵家の姉妹宛てに結婚の申し込みが届けられる。相手は、冷徹で社交界嫌いと噂に名高い人物、
オルレアン公爵だった。
裕福な公爵家からの申し込みに、破産寸前であった実父の伯爵は大乗り気。実母の遺言を守り誰とも結婚するつもりなんてなかった姉のエリシアだが、義妹からは拒否され、実父の命令に逆らえるはずもなく、北方のオルレアン公爵領に向かうことに。……そこで目にしたのは、竜を生み出す幻想的な土地と竜の印を持つ美麗な青年だった。
ー◇・◇・◇ー
女性嫌い!?の青年公爵と、しっかり者だが諦めが早い令嬢との王道ラブファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-16 00:00:00
21980文字
会話率:34%
――もし勝利の女神がいるとしたら、この甲冑の乙女以外の誰だというのだ。
「勝利王」シャルル七世の目を通した「救国の乙女」ジャンヌ・ダルク。
*複数のサイトとの重複投稿です。
最終更新:2021-08-09 05:37:26
10330文字
会話率:18%
西暦202X年。
突如中東にて出現した"超テロ組織"が世界帝国を建国することを宣言し、全世界に宣戦を布告すた。
ニューヨーク、シカゴ、ロンドン、パリ、ドルトムント、ローマ、モスクワ、デリー………そして上海。
世界各国の主
要都市で新型爆弾や細菌兵器が炸裂する中、中国で新型爆弾が使用され上海は焼け野原と化した。
遂に隣国にまでテロ組織が迫って来ている事に恐怖した日本国政府は、自国に被害を出す前に国外にてテロ組織を撃退することを決定、半ば強引に憲法9条を改正した。
世界はようやく反撃の狼煙を上げ始めた。
アメリカを始めとした多国籍軍がエジプト、シナイ半島へと集結する中、憲法改正に伴って国外戦闘が可能になった自衛隊もテロ組織撲滅のための「狼牙の蜘蛛作戦」に参戦するために、元特殊作戦群の『阿賀田 正己』を隊長として新たに編成した『第39戦車中隊』を中東へと向かわせた。
しかし、インド洋にて突然発生した巨大ハリケーンに行く手を阻まれてしまう。
阿賀田は出兵を中止し、なんとか全輸送艦を引き返そうとするが、最後尾に付けた己の乗る艦はハリケーンに飲み込まれてしまい、輸送艦は横転する。
阿賀田は無念の中意識を手放す………
しかし、阿賀田と巻き込まれた隊員32名が目を覚ました場所は中東でも、インドでも、アフリカでもオーストラリアでもなかった。
目が覚めるとそこはなんと、あの百年戦争末期の1428年4月30日、オルレアンの森の中だったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-06 21:36:53
2075文字
会話率:83%
オルレアン公爵令嬢カトリーヌは卒業式の夜会の最中、婚約者の王太子シャルルに婚約を解消し、男爵家の令嬢アンヌと結婚すると宣言される。私、ルイーズは突然勃発した修羅場を野次馬根性丸出しで見物していたのだが、アンヌと王太子及びその取り巻きの中に婚
約者ヴィクトールがいるのを発見した。あれ、これ私もがっつり関わってる? ※想定より長くなったため連載に切り替えました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-22 18:50:33
20344文字
会話率:37%
正義とは何か?
歴史上の一人の人物の目を通して、ずっと見つめて行く作品。
歴史の逸話を元に人間臭いドラマが繰り広げられます。
最終更新:2020-01-20 15:00:00
21029文字
会話率:53%
オルレアンの乙女 -正義を求めし者-
この作品を作った時に、どうしても理解できない話があった。
ピエール・コーション と イザボー・ド・バヴィエール、この2人の経歴だ。
歴史のIFで裁判官がこの2人の関係を暴こうと挑戦した物語。
2人の物語
なのに、なぜこんなに複雑なのか?
一体、その裏には何が隠されているのか?
裁判官は悩みながらも、推理を進めている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-18 18:35:01
1146文字
会話率:0%