霧の濃い海上で血まみれの老人がひとり乗せた小舟が発見された。一月に渡る懸命な治療の結果、その傷は癒え、その老人は自分はカヴィンの国の国王であると語った。ふたりの息子に反乱を起こされ、祖国を追放されたのだという。純朴な漁師は彼の言葉を信じて
、霧に包まれた森を抜けてマルタという小さな町に向かうように進言をするが……。二話で完結する短編です。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-06 04:00:00
4217文字
会話率:44%
『ビリー・バンバン』の、深く、味わいのある珠玉の名曲をお楽しみ下さい。 m(_ _)m
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最終更新:2023-05-03 20:54:44
917文字
会話率:36%
『俺の隣の席はいつも空いている。』
俺、九重大地の左隣の席は本格的に夏休みが始まる今日この日まで埋まることは無かった。
しかしある日、授業中に居眠りして目を覚ますと隣の席に女の子が座っていた。
「私、、オバケだもん!」
出会って直ぐ
にそんなことを言っている彼女の勢いに乗せられて友達となってしまった俺の夏休みは色濃いものとなっていく。
信じること、友達の大切さ、昔の事で出来なかったことが彼女の影響で出来るようになるのか。
ちょっぴり早い夏の思い出を一緒に作っていく。
この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-01 00:00:00
39148文字
会話率:46%
ツネルガットの栄光は勤勉により成る。
現ツネルガット伯であるガイゼル・ツネルガットはそのことを身に染みて知っていた。というのも、ガイゼル自身が勤勉さによって立身出世し、逆を言えばそれ以外の才覚を発揮することがなかったためだ。
生真面目で努力
家だが融通が利かない。特にツネルガットの特徴色濃い息子には、才覚に優れ名より実を取る賢さのある女性を。取りまとめた婚約にガイゼルは満足していた。
そしてその婚約を息子が破棄してきた。
「できるわけがないだろう撤回だ!なかったことにせよ!」
「何故です!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-26 06:23:07
2561文字
会話率:44%
名ばかり貴族の貧乏男爵令嬢クリスティーナは、裕福ではないけれど、愛情深い家族と幸せに暮らしている。
ある日、クリスティーナに縁もゆかりもない大貴族の嫡男との見合いの申し込みが届く。男爵家一同は困惑するが断れるはずもなく、クリスティーナは
ユリウス・アーダルベルト・バレンシュテットと見合いをすることになる。
ユリウスは濃い栗色の髪に『水の精霊』の加護を持つ水色の瞳の貴公子。平凡な容姿、しかも男爵令嬢のクリスティーナがなぜ選ばれたのかまったくわからない。顔合わせの席でユリウスは、自分には特別な事情があり、そのため高位貴族とは婚姻したくないと言う。
クリスティーナは、ユリウスの事情が片づくまでの仮の婚約者「候補」だと考えて、ユリウスと交流を重ねる。クリスティーナは美しく優しいユリウスに惹かれながらも、仮初であると自分に言い聞かせて過ごしていたが、とうとう正式に婚約を結び、バレンシュテット辺境伯の領地で婚約者としてお披露目されることになる。
ユリウスの事情は、クリスティーナの想像以上に複雑で、難しいものだった。
※アンティリア王国の話ですが、単独で読めます。R15は、人の亡くなる描写があるためです。時系列は『一目惚れからはじまる恋のあれこれ』の一年後、『虹色の霧の国』の約五十年前になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-13 02:00:00
77552文字
会話率:44%
「青の森」と呼ばれる、精霊の力が濃い人の近づかない森に暮らす変わり者の男は、ある日死にかけの子どもを拾う。男よりも強い魔力を持つ子どもは何者なのか。
最終更新:2022-10-17 11:06:40
6505文字
会話率:36%
とある王国の貴族学校。今日は、交流パーティーが開かれている。
生徒たちの話題の中心は、第一王子レグスとその側近候補たち、そして彼らに急接近する男爵令嬢のスフレについてだ。
彼らに関する数々の噂話が飛び交う会場に、レグスの声が響く。
「ど
こにいる、セシリア!」
呼び出されたのは、レグスの婚約者である侯爵令嬢のセシリア。
「お前のような邪悪な女など愛することはできない! 貴様との婚約を破棄し、この愛するスフレと、新たに婚約を結ぶ!」
唐突に始まった騒動にざわめく生徒たち。
男爵令嬢スフレを巡り、レグスとセシリアが言い争う中、渦中のスフレが謎の宣言をする。
「ただいまをもって、内偵調査及び試験を終了します」
スフレが明かす真実とは?
そんな彼女は、何者なのか?
・皆様、はじめまして。清水イズミと申します。初投稿です。
・三万字弱の短編です。お暇つぶしにどうぞ。※執筆済み、完結保証
・本作は、婚約破棄モノの皮を被ったコメディです。
・登場人物たちは、基本的に驚きっぱなしです。
・ざまぁ成分は濃いめ、恋愛成分は薄めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-10 19:11:43
26638文字
会話率:41%
7000PV達成ありがとうございます。
「才能も、 生身の肉体もない。 というかまず圧倒的に目立てない。 でも僕は主人公になりたいんだ。」
あらゆる分野において圧倒的才能を備えている主人公のような父を持つ凡才、有人。
父のようになりたく
て不器用ながらも、からくり人形のように自己鍛錬に励んでいたら本当にからくり兵士と呼ばれる人形アルに転生してしまう。
オムニバス形式でストーリーが語られて、王子様、ドラゴン、魔導王、最強兵士、別のからくり兵士、辺境のお嬢様などと言った濃いメンツが我が物顔でストーリーを語るため、転生してもまったく目立てない上に別の主人公っぽい奴がいて結局目立てないけどそれでもアルは主人公を目指していく。
過去と現在が交錯し、転生してある程度時間が経った現在では作中最強クラスの力を持っているようだが、「しゃべれない」「心が壊れている」などの設定も加わりある程度キャラは立ってきているが結局それって主人公としてはどうなんでしょう状態。
早くまともな主人公になりたい。
※この作品はカクヨムでも掲載しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-10 08:01:02
203464文字
会話率:19%
普段なら触れ合うことのない悲哀
最終更新:2023-04-08 18:24:01
539文字
会話率:0%
ぼくは無性だ。それがぼくの普通だが、性愛や性欲がないのは一般社会から弾かれる。だからいつも、酒に飲まれて周囲の目を飲んだくれに上塗りして、性が濃い町に遊びに行く。それがぼくの日常。
最終更新:2023-03-24 08:36:25
3264文字
会話率:74%
もう執筆や読書を好きになって自分なりに継続し始めてから早30年以上になります。
例え同級生の年収の半分に届かなくても、悔いのないように生きて来ました。
昔読んだ本に、「作家を目指すということは、フグの養殖を成功させるよりも困難な道のりであ
る」と、書かれていました。
また、大好きな漫画家の兄が「どうせ倒れるのなら前のめりに・・・」とも言っていました。
人生100年時代。再び書くのなら、どこまで行けるか試してみたい。そんな野心もあります。
その為には、より密度の濃い読書や、実際に継続的に書くことが重要です。
基本から学びなおして前進するために、ややハードルの低い文章としてこれを著します。
再見の方も、初見の方もよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-24 04:00:35
66688文字
会話率:2%
いつからか、ずっと追われている。
灼けついた純白の砂浜を歩き続けている。
赤いやつと青いやつが、太い鉄棒で自分を殴るためにあとをつけてくるのだ。
逃げ場はない。
森の中は茂みが濃いし、波打ちぎわにはウミヘビがいるからだ。
全裸なので体も足裏
もヤケドを負っているが、逃げ続けねばならない。
絶望的な状況だが、はたしてこれからどうなるのか、まったくわからない。
なぜ、こんなことになっているかも、わからない。
いったいなぜなんだ?
ただ、殴られないように前に進み続けるしかないのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-18 10:00:00
11169文字
会話率:20%
私はモブAである。モブの代表者だ。
家はなんか凄いらしいが、しかし私はモブである。
前世の記憶は無いし、不思議な力は使えないし、ここは現代でスマホはあるが魔法は無いし、神も仏も私に冷たい。
そんな私だが、前の席の子は、さながら女神だ。
可愛いし、綺麗だし、賢いし。後、抱擁力が半端ない。この子を神とした宗教があったっておかしくない。
しかし、そんな彼女に、私は苦言を呈したいことが1つだけある。
あなたの侍らせてる女神のせいで、黒板見えないんだけど!!??
これは、最高にモブな私と最高に女神な彼女と最高に邪魔な女神。そして、沢山の色濃い仲間たち(投げやり)が送る、ハートフル☆ドッタンバッタン青春ストーリーである!!
※主人公たちの通う学校は女子校です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-04 18:11:51
8376文字
会話率:20%
何処にでもいそう………でいない高校生「公塚 蓮」《きみづか れん》
家族を亡くし、唯一の肉親のお爺ちゃんに育てられた私は、ある日突然剣と魔法が支配する異世界
【エルシェーダ】に飛ばされる。
そこで出会った少女に何とプロポーズされ!?
しかも
レベル?ステータス?………だけど私はレベル・ステータスALLゼロ《システムエラー》!?
前途多難な旅立ちの私に、濃いめのキャラをした女の子達が集まって………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-04 08:25:21
710068文字
会話率:28%
魔道具屋の錬金術師とその店のお得意様の竜人騎士が旅に出る話。旅の日常に時々シリアスを交えながらゆったり送ります。友人以上、恋人未満の関係。濃い友情です。BLではありませんが、それっぽい描写が含まれるので、苦手な方はお控えください。
最終更新:2023-03-01 16:19:25
5067文字
会話率:43%
「ねぇ、ボクのお友達になってよ」
エリカは、世界中のみんなとお友達だった。みんな彼女の頼み事を聞いてくれる。幸せだった彼女のもとに混沌の神と名乗る者が現れ、町ごと転移されてしまう。元々いた世界よりも魔力濃度の濃い上位世界だった。
そ
こで彼女は新しいお友達を作ることを決意する。下位世界での天才は上位世界に通用するのか!?
狂気に目を瞑ればただの交友物語! 今、ここにて開幕する。
是非コメントをしてください! より良い作品にしたい為、誤字報告やアドバイスも大歓迎です!
出来るだけ毎日更新します。
カクヨムにも投稿しています
https://kakuyomu.jp/works/16817330653378034396/episodes/16817330653579949006折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-23 09:15:00
24099文字
会話率:35%
大学受験に向けた勉強に疲れてしまった高校三年生の女の子が小麦粉を飲んで異世界転移するとそこは辺り一面雪景色。避難する途中で雪山の猛獣に襲われピンチだったところを救ってくれたのは元勇者だという男の娘だった!?
そんな元勇者の元に多くの手紙が
迷い込む。それらは全てが魔王の復活による厄災についてが書かれていた。
『魔王が復活し、今度こそ世界中に災いを降りかかせようとしております。勇者様である貴方しか魔王を倒せる人は居ません。再び立ち上がり、我々を救っては頂けないでしょうか』
そんな悲痛な声を聞いた元勇者はこう言ったのだ。
「世界を救う……? 嫌だけど?」
美少女(年下&まな板派)をこよなく愛する主人公と勇者の旅を嫌がる無気力元凄腕勇者が逃亡した先に出会うのは元勇者の仲間で大賢者の息子の自称名探偵、無期禁錮を言い渡された五年後に脱獄してしまった元魔王の幹部の爆弾魔の獣人少年、縁談を断りまくって十八年の第一王国の箱入り自由人な王子様という誰も本気で世界を救おうと思っていないが実力は申し分無し、協力性はポンコツ、悲しきかな女の子はいない! そんな濃いメンツでなんだかんだ言いくるめられて重い腰を上げ、渋々渋々魔王再退治に行かせられてしまう。
魔力値が彼らと比較すると月とスッポン以下な主人公は果たして彼らと過ごしていく中で本当にただのヒモとなってしまうのかそれとも結束バンドぐらいは役に立つのか……?
そんなお話。
※R15、残酷な描写、ボーイズラブ、ガールズラブは念の為入れている程度なのでこれらの直接的な描写は恐らくありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-09 10:00:00
42032文字
会話率:50%
女性が前線で戦い、または高い地位にいるのが普通であり常識である世界における日本は、余りにも不当なハル・ノートを拒絶し、遂に欧米と戦争状態に突入した。既に大陸で戦線を抱えていた日本であるが初戦における作戦計画と精強なる海軍力を持ってアジアから
欧米の勢力圏を排除しつつあった。しかし、アメリカ軍は奇抜な策によって日本本土の爆撃を成功させる。珊瑚海海戦における躓きを経験し焦る日本海軍は、大胆にもアメリカの太平洋における一大拠点、ハワイへの足掛かりとしてミッドウェーを目指した。濃い霧の中を進む空母赤城の甲板に一人の少年が現れたのを切っ掛けに、二度目の世界大戦は大きく進路を変えて行くことになる.......。
※こちらは過去に執筆していた『俺と彼女らの戦闘記』をベースに大幅にシナリオ変更をした修正作品です。未熟であった事も重なり、現在投稿されている分を持って上記の作品は打ち切りとさせて頂きます。ご容赦ください。
※素人作品になりますので、ある程度のナーフ、作中における所謂ご都合主義、計画や試作で終わった兵器(震電等)も登場予定です。苦手な方はどうかご了承お願い致します。
※登場兵器はなるべく史実に忠実とさせて頂きますが、当方の判断により若干の変更を加えたりします。
※単位は日本で日常的に使われる物としますが、船舶に限定してノットを採用させて頂きます。また、単位は全てカタカナ(メートル、キロ、ノット)表記とし、紛らわしい物は全て時速や距離と表記致します。また、米軍が用いていたインチ、ポンド等も使用させて頂きます。キロ換算等は作中で記載する予定です。
※毎週水、木曜のどちらかを目安に投稿しますが、いずれも投稿がなかった場合は次週までお待ちいただけると幸いです。遅筆の為ご理解下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-08 22:00:00
144414文字
会話率:28%
僕は荒谷修也(あらたにしゅうや)。もうすぐ高三になる二年生。
でもって、今は2月のはじめ頃……となればバレンタインデーが気になるのは健全な男子高校生としては当然。
高校になった頃から想いを寄せてる幼馴染の木屋雅美(きやまさみ)から義理
チョコくらいはもらえるだろう。
しかし、本命チョコがもらえるかというと希望薄だ。なんせ、僕は結構なヘビーゲーマーで、雅美ちゃんは
ちょっとはゲームもするけど、品行方正な子で僕がやってる濃いゲームなんぞ知られたら引かれるだろう。
そう思っていたのだけど、ひょんなことから雅美ちゃんもまた廃ゲーマーらしいことが発覚。
「私と修也だけの秘密だからね?」
彼女の秘密を共有できた気がして、ちょっと嬉しい僕だった。
しかし、急に距離を縮めて来て「ひょっとして……」と思えば、バレンタインデーには
チョコを渡してすぐ逃げられる始末。
彼女曰く、プレゼントした新作PCゲーをプレイすれば全てがわかるということだけど。
一体どういうつもりやら。
ともあれ、プレゼントされた脱出ゲーの謎解きを進めて行くと、
『修也』
『幼馴染』
『一緒の高校』
明らかに僕たちに関係するキーワードが見つかる始末。まさかだけど……。
これは、素直じゃない面倒くさい廃ゲーマーの少女がバレンタインデーに込めた想いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 17:50:16
8179文字
会話率:42%
とある不幸な事故により命を落とした主人公。
だと言うのに転生して更に不幸な見た目にっ!
それでも主人公はポジティブに前へ進んで行くっ!
そんな主人公の物語…。
最終更新:2023-01-28 14:06:28
364540文字
会話率:47%
あいはとそたはれおほあははおへおは
最終更新:2023-01-27 01:14:05
633文字
会話率:35%